スタイル(DMC)

登録日:2010/11/03(水) 10:40:24
更新日:2023/01/20 Fri 09:38:30
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Devil May Cry3から導入された主人公ダンテの戦闘システム。
○ボタンとR1ボタン、左スティックで様々な「スタイルアクション」が発動する。

なおネロには無い。


経験値に応じてレベルアップする成長型スタイルと、DTゲージを消費して発動する消費型スタイルの2種類がある。
スタイル変更はミッション開始時か、ミッション中は各地に配された時空神像でのみ変更可能。
そのため各ミッション、ボスに合わせたスタイルを判断し選択する必要がある。


消費型スタイルが撤廃され、新たに「リアルタイムスタイルチェンジ」が採用された。
時空神像を介さず十字キー4方向+αでリアルタイムでスタイルが移行可能になり、戦闘の幅が広がった。
各スタイルの能力は基本的には3と同じ。
5つのスタイルをフルに活用するには要練習であり、プレイヤーに求められるテクニックは高くなっているが、シナジー効果は凄まじく攻撃、機動、防御全て兼ね備えている。


DMC4から引き続き「リアルタイムスタイルチェンジ」が採用されている。十字キー4方向でリアルタイムにスタイルチェンジできる。だが、DMC4で使用できたダークスレイヤーは使うことができない。


【成長型スタイル】
3では敵を倒すことで、4ではプラウドソウルを消費して、5ではレッドオーブを消費してレベルアップする。
いずれもレベルアップすればアクションの幅が広がる。


  • トリックスター
移動、回避に特化したスタイル。
殆どのアクションに無敵時間があり、敵の猛攻も難なく掻い潜られる。
初心者にも扱いやすいスタイルだが、上手く扱うにはそれなりの操作技術を要する。
エアハイク、エネミーステップなどと組み合わせると脅威的な機動力を発揮する。
スタイル固有の攻撃手段はないが、隙なく回避したり、吹き飛ばした相手にエアトリックで急接近したりできるので能動的にかつ断続的に攻撃可能。



  • ガンスリンガー
遠距離攻撃に特化したスタイル。
銃器に固有のアクションが用意されており、技も多い。
総じて攻撃範囲が広く、ショットガンをヌンチャクのように振り回したり、ビームを発射したりかなり派手。
3ではソードマスターと比べると攻撃力的に死に技が結構あり魅せる技が多かったが、4ではパンドラの登場で攻撃力は大幅に上がった。
余談だが、レインストームやファイアワークス、トゥーサムタイムは2から登場していた。


<代表的な技>
○ファイアーワークス
ショットガンをヌンチャクのように振り回して四方八方に撃つ。
3では見た目は派手だが使いどころが今ひとつだったが、4ではメフィスト、ファウストの霧剥がしに多いに役立つ。

○トゥーサムタイム
エボアボを別々の方向にむけて二体の敵を同時に攻撃する。
2ではロックオン中で射撃しているときに別の敵にスティックを倒して発動。
吹き飛びはするものの単発しか撃てないため使い勝手が悪い。
3ではスタイルアクションとなり○ボタンでの射撃中に別の敵の方向へスティックを倒すことで発動。
2と違って吹き飛びはしないものの、普通の射撃と同程度の連射が可能で、撃つ方向の切り替えもスムーズに行える。

○アーギュメント
パンドラの技。
災厄ゲージを消費してミサイル発射。圧倒的な殲滅力でガンスリンガーの攻撃力を飛躍的に上昇させた。

◯メガカスカード
ダブルカリーナアンの技。
前方に強力なレーザーを発射する。ボス相手にも大ダメージを与えることができる。

  • ソードマスター
近接攻撃に特化したスタイル。
花形スタイルといえるスタイルで、技が一番多い。
ダンスマカブルやリアルインパクトを始め総じてタイマン向きで攻撃力が非常に高い。
技の豊富さから手数が多くなり、スタイリッシュランクも上げやすい。
反面、隙が大きい技が多く、威力が高い技ほどその傾向が強い。

完全に使いこなすにはテクニックが必要。
雑魚戦には滅法強くスタイリッシュランクも上げやすい一方で、隙の少ないボスには有効打を当てにくい欠点がある(3では特にこの傾向が強い)。


<代表的な技>
○ダンスマカブル
リベリオンの技。圧倒的な手数でスタイリッシュランク上げまくり、敵を倒す。
決めきるには時間がかかり隙も大きい。集団より単体かつ怯みやすい雑魚悪魔を相手にする技。
4ではフィニッシュの後に斬撃を飛ばすオーバードライブで追い討ちでき、決めきると「ハイ!」な気分になれる。

○リアルインパクト
真・昇龍拳。篭手であるベオウルフやギルガメス、バルログで発動できる。
魔人化解除で多段ヒットさせればDMDだろうと殆んどの敵を一撃、ボスでも数発で落とせる。
隙がかなり大きく扱いには注意が必要。フロップやハイタイムで打ち上げ、無力化した後に放つと安定する。
バルログでは「イグニッション」というモードに入らなければ使用できない制限がかけられた。そのためボスなどが隙を見せた時に使うことが難しくなっている。殆どはライトブロウを10発当ててから「イグニッション」を発動させて使用する。
また、バルログではDMC4でできた多段ヒットをさせることはできないが、それでも凄まじいダメージを与えることが可能。



  • ロイヤルガード
防御、カウンターに特化したスタイル。
敵の攻撃をガードしダメージを軽減させ、エネルギーを溜める「ブロック&チャージ」
溜めたエネルギーを放出させる「リリース」が基本アクション。
攻撃にドンピシャで合わせると発動する「ジャストガード」と「ジャストリリース」が真骨頂。
前者は通常のガードでは防御不能攻撃も含むあらゆる攻撃をノーダメージで防ぐことができ、溜まるエネルギーも多い。
後者は大ダメージを与えることが出来る。
特にエネルギー最大、魔人化、ベオウルフ装備のジャストリリースは3で最高威力を叩き出せ、DMDのバージルでさえも数発で沈ませることが出来る。
攻守が一体化していてバランスが取れているスタイルで前述の通り火力も申し分ない。特に敵の攻撃が激化する高難易度で真価を発揮する。

とは言え、このスタイルをマスターするには敵の攻撃パターンと非っっっっ常にシビアなタイミングを見切る経験と慣れが必要。
玄人向けのスタイルと言えるが、こっちの隙をなくし、敵の隙を瞬時に突けるため雑魚にもボスにも非常に有効で汎用性があり、極まってくると最強のスタイルになる。

4以降や、Nintendo Switch版のリアルタイムスタイルチェンジによりトリックスターで距離を詰め敵の攻撃を読みロイヤルガードに変えジャストガードないし当身を当てながら戦う戦い方を極めればまるで気分はゲキリュウニミヲマカセドウカスル世紀末の如き立ち回りが可能になる



  • ダークスレイヤー
バージル専用のスタイル。
ターゲットの前方、上方へ瞬時に移動して距離を詰めることが出来、さらに高速後退、空中からの下降も可能。
遠距離攻撃に乏しいバージルの弱点をカバーできるスタイルで、トリックスターをより攻撃に傾倒したようなもの。
ダンテのエアトリックとは違い一気に距離を詰められる分、使い勝手は良い。

4では完全に仕様変更。
閻魔刀を用いたスタイルで3のバージルの攻撃を模したアクションが出来る。
閻魔刀を入手した状態で現在のスタイルにチェンジしようとするとチェンジする(要は十字キー2回)。
攻撃力は高めでスラッシュディメンションによる広範囲攻撃も出来る万能武器として活躍するが、技の数は他のスタイルに比べると非常に少ない。



【消費型スタイル】
3のみ登場。ボスを倒すことで獲得出来る。
DTゲージを消費して発動出来る。
固有アクションは一つのみ。


  • クイックシルバー
時を操るスタイル。
自分以外の全てがスローモーションになり、画面全体が白くなる。
一方的に攻撃出来るチート性能だが、DTゲージを大量に消費する。
魔人化と併用すればそれこそ一瞬でなくなる。攻撃出来る機会の少ないムカデや蝙蝠女などに有効。

1の隠しアイテム「時の腕輪」が元ネタだが、かなり弱体化している。
だが「時の腕輪」とは違い、発動のモーションが小さく、ボスにも使えるので実戦向きになった。


  • ドッペルゲンガー
ダンテと同じ行動をする分身を作り出すスタイル。
単純に攻撃力が2倍になるのでコツを掴めば強力なものになる。
ちなみに装備武器は発動した時の物に固定で自分が武器変化をしても変わらない。
こちらも大量にDTゲージを消費するが、魔人化はできない。
ちなみに影は2Pで操作できるが視点は1Pなのでやり辛いし、スーパーダンテでないと楽しむことはできないだろう。




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最終更新:2023年01月20日 09:38