合体ポケモン

登録日:2012/07/05 Thu 22:01:27
更新日:2024/01/05 Fri 20:36:16
所要時間:約 7 分で読めます








出典:ポケットモンスター XY&Z、37話『決勝戦!サトシ対アラン!!』、
2015年10月29日~2016年11月10日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

N「まさかポケモンが合体だなんて、そんな数式あるものか……」

ギギギアル「えっ!?」



合体ポケモンとは……、

ポケットモンスター』において、設定上複数のポケモンが合体して一匹のポケモンの体を形成しているものである。

ポケモンの画像を切り貼りしてキメラを作る遊び・サイトとは別物。
この項目では公式作品に登場した物を紹介する。



◆合体ポケモン一覧

三つ子のディクダがくっついた。

双子のドガースがくっついた。

  • レアコイル
コイル3匹がくっついた。
ポケモンスナップでは実際にコイル3匹を誘導するとレアコイルになる。
特殊な磁場の影響により、レアコイルの分子構造が変異して完全合体した姿。その見た目はまるでUFO。


  • ギアル
似たような二枚の歯車がくっついているポケモン。
あれでよく片方が落ちたりしないもんだ……。
  • ギギアル
上記のギアルの背後に大きめの歯車がつき、片方の顔はそっちに移った。
名前と同じく至ってシンプル。
ギギアルの下に輪っかとギアルサイズの歯車がついただけ。
おどりゃデザイナー仕事しろ(特に名前)
第六世代ではメガギギギアルYなんてコラ画像が出回った。ちなみに当の製作者はなんかダイパで見たような気がするメガレックウザなんてのも作ってたりする。


ヤドンの尻尾にシェルダーが噛み付いたことで進化。
アニメやポケモンスナップではシェルダーがヤドンの尻尾に噛みつくシーンが見られるが、この時にシェルダーが二枚貝から巻貝に変化している。
ヤドラン的には噛まれた痛みもないとか。
  • メガヤドラン
ORASにてメガシンカを獲得……したのだが。
なぜか尻尾に噛みついていたシェルダーにエネルギーが集まった。
結果、頭と両腕、尾の先以外の胴体部分がシェルダーに飲み込まれとるやぁん……な状態に。
これにはさすがのヤドランも危機感を覚えたのか、とぼけた顔が真顔になった。

ヤドランのリージョンフォームであるこの姿は、原種なら尻尾に噛み付くはずのシェルダーがヤドン(ガラルのすがた)の左腕に噛み付いている。
その刺激でヤドンが取り込んでいたスパイスが化学反応を起こし、ヤドランはどくタイプのポケモンへと変化した。
なお、シェルダーの方は毒でやられたのか白目をむいており、ヤドランがベロを引っ張るのに反応してからの先端から毒液を発射する持ち物と化している。

ヤドランとは違い、シェルダーが頭部に噛み付いたことで進化、そのショックで天才的な頭脳を得たものの、シェルダーが外れると全部忘れてしまう
王者の印があるとシェルダーが頭に噛みつきやすくなるらしい。

ヤドラン同様どくタイプになるリージョンフォーム。
原種同様頭部に噛みつくが、頭に乗っかる程度でシェルダーが白目を向くあちらとは対照的に、こちらはシェルダーがヤドンの目元を覆う形になり、シェルダーが意識を乗っ取ってしまった。某ジャンプ漫画を連想しないように


メガシンカやリージョンフォームの充実により、ヤドン系統は実に尻尾、頭頂部、胴体、左腕、頭部にてシェルダーと合体したこととなる。驚きのバリエーション!
今後また増えることはあるのだろうか……。

なお、ヤドンの進化について、空想科学読本でおなじみの柳田理科雄先生は『ヤドキングが天才的頭脳を手に入れたことよりも二枚貝のシェルダーが巻き貝になる方が興味深い』と語っている。
なお、金銀の没案には『ターバン』という別ポケモンとしてこの巻貝が登場するというものがあったことから、どうやらスタッフも薄々おかしいとは感じてたらしい。


タマンタにテッポウオが貼り付いて進化。
貼り付くギミックが謎だが、コバンザメのように吸盤でも付いているのだろうか?
また、ポケスペではテッポウオ20匹がくっついているが更に謎。
そして人の頭上をジェット噴射で飛ぶな。


  • メタング
メタング2匹がファイナルフュージョン!
BWまでの図鑑では「スーパーコンピュータ以上!」とか言われていたがBWで「スーパーコンピュータ並」となっている。退化(?)*1
しかしBW2では再びスーパーコンピュータ以上となっている。
ちなみに数の数え方で、1グロス=12ダースである。よってグロス1匹でサンダース4匹分、つまりダンバル=サンダース……あるぇ?
  • メガメタグロス
ORASにてメガシンカを獲得。
さらにダンバル2匹とメタング1匹と合体したことで冷徹な戦闘マシーンになってしまった。
地獄で会おうぜ、ベイビー


カブルモがチョボマキの外殻と合体!
通信による特殊な電気的な刺激が必要らしい。


キュレムがゼクロムを「いでんしのくさび」を用いて吸収合体。
吸収合体の元祖。
驚異の700族ポケモンで攻撃種族値170
何か色々おかしい。
……ただし技と能力がどうも噛み合ってないので、言うほど壊れてもいない。

こちらはキュレムがレシラムを吸収合体。
驚愕の700族ポケモンで特攻種族値が170
ブラックキュレムと違ってこちらは技と能力が見事にかみ合い、もはやチート。

ちなみにキュレムとレシ・ゼクは「いでんしのくさび」を使う事で分離可能。
主人公が自由に合体・分離可能な合体ポケモンは彼らが初めて。

そして3体融合した姿(元に戻った姿)も見てみたいという声もある。
ちなみに項目冒頭のNの台詞はまさにこいつらに対しての台詞。


吸収合体2例目。
ネクロズマがソルガレオを取り込んだ姿。日食ネクロズマとも。
主人公が「ネクロプラスソル」を使うことで自由に合体/分離可能。
シルエットこそアーマーを纏ったソルガレオだが、肉体は粒子化し、ネクロズマに光のエネルギーを与えるだけの状態となっている。

ネクロズマがルナアーラを取り込んだ姿。月食ネクロズマとも。
主人公が「ネクロプラスルナ」を使うことで自由に合体/分離可能。
シルエットこそアーマーを纏ったルナアーラだが、肉体は粒子(ry
なお、キュレムの合体と違い、合計種族値は吸収したソル・ルナと同じ680である。


パッチラゴンパッチルドンウオノラゴンウオチルドンの4種の総称。
「ポケモン同士の合体」というか「カセキとカセキのがっちゃんこ」により物議を醸す新時代のポケモンが誕生した。
詳細は個別項目にて。


吸収合体3例目。
「冠の雪原」で追加された伝説のポケモン。愛馬と合体……というか乗る。乗っただけ融合
バドレックスが「キズナのタヅナ」を通じて力を送り込むことで荒ぶる愛馬を抑え、2匹を一体化させた能力を発揮することができる。
種族値・タイプ・特性も2種の愛馬ごとの性質が反映されたものとなる。


類似例にロトムもいる。
厳密には合体ポケモンではないが、家電と融合して姿を変化させることができる。
こちらも自由に着脱可能。

また、多くのゴーストタイプはその出自が(人間の)魂+容れ物or他の魂という、
特殊な合体から成り立っているといえる(ジュペッタミカルゲヒトツキなど)。


◆漫画・アニメ

ポケスペで登場。
カントーのジムバッジを使って三鳥が合体!
それぞれの頭が阿修羅像のように並び、翼の向きも一見歪なすごい姿をしている。
非常に豪華なドードリオである
フリーザーの"ふぶき"、サンダーの"かみなり"、ファイヤーの"ほのおのうず"の3タイプ合体技は凄まじい威力を持つ。Zトライアタックではないし、ほのおのうずだけなんか微妙なのは内緒
3倍パワーの"ゴッドバード"も強力。

  • フシギックス
アニメ版で登場。
ゴースが変化したフシギバナカメックスが合体!
見た目は花が生えた亀(カメックス)だが、名前にはカメもハナも入っていない。
ちなみに合体シーンは某漫画のフュージョンを彷彿とさせる。


預かりシステムの管理人。ポケモン同士の合体より人間とポケモンの合体例。
原作ではピッピみたいなもの、ある作品ではコラッタある作品ではニドランニューハーフ(ニド♂ニド♀)になった男。
サン・ムーンではこの経験はある理由から重宝されるようになった。

  • ミュウスリー
ポケットモンスター(穴久保版)で登場。
ミュウツーの遺伝子を奪いパワーアップ? したピッピだっピ!
なお、この次の登場ではピッピの遺伝子を無理矢理流され、ミュウツー自身はおまぬけポケモンになってしまった。
なお、第六世代以降は名前を六文字入れられるようになったため、ほんとにピッピにミュウスリーと名付ける事が可能になってしまった。


  • 名称不明(アニメDPにて登場)
ムウマージレックウザと一体化した姿。
夢の中なら簡単になれる。
見てくれはムウマージカラーで飾りがついたレックウザ。

  • メタグロス・パーフェクトフォルム
XYZ編37話のCパートにおける妄想で登場したメタグロスの完全体。
人型ロボットのような姿をしており、頭部をダンバル・両腕をメタング×2・胴体をメタグロス・下半身をメガメタグロスで構成されている。
つまりダンバル17匹分。

  • BURST戦士
多分合体。
唯一、人間とポケモンが一体化している。
スピリット・エボリューション!


これらのポケモンに特殊な進化条件が設定されたのは大体ダイパ以降のため、
それ以前の合体ポケモンはレベルを上げるとどこからともなく相方が現れてくっついて進化している。
それ以降にもどこからともなくくっつくものがたまに出ているが、ニダンギルやガメノデス等ポケモンが分裂していると図鑑に明記されているものも目立つ。

タマゴもそうだが、ポケモンの発生にはまだまだ謎が多い。
とはいえ、ポケモンの謎がすべて解明されてしまったら、ポケモンはポケモンという生き物でなくなってしまうのかもしれないが。


追記・修正は、キュレムの完全体、ネクロズマの全盛期の姿、昔の馬上のバドレックスを見た人がお願いします

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最終更新:2024年01月05日 20:36

*1 ほぼジョークだが「コンピュータの方の性能が上がったせい」という仮説もある。