デビルトリガー(DMC)

登録日:2012/06/20(水) 23:35:57
更新日:2022/12/21 Wed 00:19:30
所要時間:約 4 分で読めます





デビルトリガーとは、ゲーム「Devil May Cry」のシステムの一つで略表記はDT


◆概要
初代から登場しているシステムの一つでL1を押すと発動し、使用キャラが魔人化する。
発動中はハイパーアーマーが付く・攻撃力が上がる・HPが徐々に回復などの効果がある。
発動には一定量のDTゲージが必要で、デビルスター等のアイテム使用、挑発、ダメージを与える、ダメージを受けるなどの方法で溜められる。

その攻防両面の爆発力から攻略の切り札となるのは勿論のこと、
変身ヒーロー然とした外見&戦闘スタイルの劇的な変化はロマンに満ちており実にスタイリッシュ。
シリーズでも人気のある要素の一つである。

なお、最高難易度のDMDプレイ時は雑魚も含む全ての敵悪魔がDTを使って(変身はしないが)大幅パワーアップしてくるようになる。

◆各作品でのDT
初登場作品。
ダンテがアラストルを入手した後に使用出来る。
アラストル装備時は紫電を纏った有翼の魔人、
イフリート装備時は業火に身を包んだ筋骨逞しい魔人に変身。
ラストバトル専用のスパーダ装備時のDTは赤黒いオーラを放つ父・魔剣士スパーダと瓜二つの容姿となる。
ゲーム上としては続編と比べ、通常時とは比較にならないほど攻撃力が上がり、更にHARD限定でボスのダメージカットも無視できる。
ゲージもそこそこ溜まりやすく、ミッションごとに頻繁に使うことになる。


本作では最初から使用可能。ダンテの他にもヒロインのルシアが魔人化できる。
ダンテは赤と黒を基調とした悪魔然とした姿、ルシアはダーツのように射出できる純白の羽毛に身を包んだ姿が特徴。

今回は通常の魔人化だけではなくHPが残り僅かの時に発動出来る「真・魔人化」というものがあり、
通常の魔人化を超えた異常な強さを発揮、外見も変化しダンテは二種類の強力な隠し技も使用可能となる。
ぶっちゃけた話、初心者救済措置である。その分ゲージは溜まりにくい。

今回はステージ中に手に入るアミュレットにより、魔人化そのものにもさまざまな能力が得られる。


シリーズ3作目だが時系列的にはダンテが最初に魔人化をした作品である。
ちなみに使用可能になるのはMission7後。

悪魔絵師こと金子一馬氏がデザインを手がけ、幾何学的なラインや
衣服と肉体が融合したかのような造形はシリーズでも一際異彩を放っておりファンからは賛否両論。
また、装備する魔具によって細部のデザインが変化する。

ダンテだけでは無く、本作では兄バージルも魔人化している。こちらは弟と比べてやや角張ったシルエットが特徴的。
装備している魔具によって、性能が変わるが、主に攻撃速度や防御力の上昇と言った補助的な部分の強化がされる。
そのため他シリーズと比べ魔人化による恩恵は溜めてゲージを余分に消費し、変身と同時に周りに大ダメージを与えるトリガーバーストに集中している。

新主人公ネロが、閻魔刀を入手後に使用可能になる。

ネロのDTはダンテ達とは異なり、DTを発動させるとネロの背後に幽波紋魔人が出現して一緒に攻撃を行ってくれる。
その関係上ハイパーアーマーがなくなっているが、地上でDTを引くと約1秒間の無敵時間があり、トリガーバーストで周りを打ち上げる。
高火力の技の中には魔人化中にしか発動出来ないものもある。

ダンテは最初から使用可能。こちらではトリガーバーストがないがハイパーアーマーがある。
一部の技が魔人化中だと大幅に強化される(リベリオンだと、DTゲージを消費してスティンガーが多段ヒットするように)。



  • ネロ
本編以前に悪魔の右腕と閻魔刀を奪われ魔力もほとんど失ってしまったため
プレイヤーキャラ3人の中で唯一デビルトリガーが使えない。
本作のOPテーマとネロの戦闘BGMのタイトルは「Devil trigger」なのに・・・
+ ...
最終ミッションにて本来の右腕が(悪魔の姿にあらず)再生。
それと同時に4のようなスタンドではなくネロ自身の魔人化が開放される。
自動回復だけでなく、2体同時のスナッチや3段ジャンプ、追加の腕による追撃など攻守と機動力全てが強化される。
4で猛威をふるったチャージショットも解禁。

  • ダンテ
当然最初から使用可能。
本作では金子一馬デザインではなく1、2のころのデ〇ルマンのような見た目に戻っている。
バイタルスターなど回復アイテムが廃止されたため唯一の安定した回復手段。
そのためか過去作に比べてもDTゲージが溜まりやすく魔人化状態での回復量が多めになっている。
魔剣ダンテ装備時にはスタイルに応じた魔力の剣による支援が自動で行われる。
+ さらに
見た目は若干異なるが2以来の真魔人化が復活。
今作では体力を減らさずともSDTゲージと呼ばれる専用のゲージを消費することで任意のタイミングで真魔人になれる。
SDTゲージはDTゲージを変換、またはダメージを受けると溜まる。

その性能は圧倒的の一言。
攻撃ボタン連打の通常のコンボからして通常時の数倍の威力を誇り、
真インフェルノ等の高性能な技の数々により並み居る悪魔どもを容易く粉砕する。
ただし一度変身するとゲージを使い切るまで解除できず、さらに解除時に大きな隙ができる。
また防御力こそガッツリ上がるが通常の魔人化のような体力回復がないため、特にボス戦などでは通常の魔人化のほうが安全な場合もある。
更にはSDTゲージを全消費して足元に巨大な魔法陣を展開、全力を開放した魔剣ダンテで全方位を切り刻む乱舞を繰り出し、トドメに極限まで魔剣に込めた魔力を一気に解き放ち何もかもを薙ぎ払うという真魔人の名に相応しい大技もある。

ただし、スタイリッシュランクSSSの間に発動してから少しの間だけ、SDTゲージが減らず変身を途中で切り上げることができる超上級者向けスキル「クアドラプルS」がある。
これにより、通常は不可能な真魔人をコンボに組み込む高等テクニックが使えるようになり、一方的に敵を制圧することも可能になる。

  • V
魔人化はできないが、代わりに無敵の従者ナイトメアを召喚することができる。
動きは鈍いが圧倒的なパワーと攻撃範囲で敵を薙ぎ払える。
またナイトメア召喚中はグリフォンとシャドウの体力が超高速で回復し続け、実質的にその2体も無敵状態となる
(ワンパンされるとさすがにダウンするがすぐ回復する)

スキルを習得することでナイトメアに乗って制御できるようになる。乗っている間に被弾すると、ダメージを受けない代わりにDTゲージをさらに消費する。
ナイトメアのパワーを任意の相手に集中させられるため、特に高難易度に挑む場合には慣れておきたい。


設定がパラレル設定の本作では、名前は同じだが変身がない。

DTの効果も大きく変わり、周りの動きを遅くして敵を空中に浮かし、名倉ダンテ自体は常時空中浮遊が出来るようになる。
過去以上にやりたい放題できるためDTゲージはかなり重たい。

DTを発動した際の姿は、従来のダンテカラーの銀髪&赤いコートに色が変わり、肌が白くなる。


最終回のクライマックスで発動させた。

ちなみにダンテの串刺しや決め台詞の「JACK POT!」も最終回終盤でおこなっている。




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最終更新:2022年12月21日 00:19