真ゲッターロボ

登録日 :2009/06/16(火) 23:13:34
更新日 : 2017/08/21 Mon 20:06:09
所要時間 :約 9 分で読めます




三体のゲットマシンが合体して完成する巨大ロボット。
スーパーロボット大戦など数多くの作品に出演し、初代に負けず劣らずの知名度を持っている。

漫画、アニメ、OVAによって細かい設定が異なるが、ここでは漫画版について説明する。


以下、ちらほらとネタバレを含みます。










漫画版では、「ゲッターロボ號」と、その前日談である「真ゲッターロボ」に登場。

早乙女博士が作り上げた『本当の』ゲッターロボ。
開発系統としては、戦闘用ゲッターロボの祖であるゲッターロボG(機体)の後継機で、所謂、三代目に当たる。旧とGのいいとこ取りなデザインと性能を持つ。
宇宙から降り注ぐゲッター線を無限に増幅させ、自分のエネルギーに変えることができるのだが、
そもそも自然に降り注ぐゲッター線が微量である為、真ゲッターを満たすには到底間に合わない。
そこで、現役を退いたゲッタードラゴンをエネルギー炉として改造した増幅装置を用いてゲッター線を供給するのだが、
ゲッタードラゴンが暴発する寸前まで増幅させても50%に到達するのがやっとというとんでもないエネルギーゲインを誇る。

その力は旧来のゲッターロボより遥かに強大で、初代ゲッターロボゲッターロボGの2体掛かりで圧倒され、
倒せなかった敵を、出力5分の1の状態で圧倒する程。復活したブライがこのとき真ゲッターと戦っていたが、
この異常なパワーを見て、「「核」以上の悲劇になる」と危惧していた。

また、大量のゲッター線をその身に宿しているためか、ちょくちょくパイロットを不思議な事に巻き込んだりする。
(遥か未来のゲッターエンペラーの姿を夢に見せたり、パイロットを(おそらく擬似的に)未来の世界に飛ばしたり)
なお、「ゲッターロボ號」での真ゲッターは自己進化したためか、とんでもなく精神力の強い者しか乗れず、生半可な人間が乗れば脳死したり、心身喪失状態に陥る。
というか、合体自体あんなむちゃくちゃなことするんだから、作中、そのストレスが元で一人リタイアしている。
「真ゲッターロボ」ではそこまでの域に至っていないので、骨折中の弁慶に代わる予備パイロットが乗っても心神喪失状態になったりしなかった。
(このころはまだ常識的なゲッターロボであったため)

ゲッタードラゴンのメルトダウン、早乙女研究所の崩壊などの事件の後、崩壊した早乙女研究所の奥深くに封印されることになる。(おそらく、上記のような経験を経てゲッター線に危険を感じ始めた竜馬の提案か)

しかし、その15年後。漫画「ゲッターロボ號」にて、迫りくる脅威に対抗する最後の手段として、その封印を解かれる。
最初こそ今まで通りの性能だったが、後々化け物じみた性能を発揮するようになる。(飛んできた核ミサイルを腹で受け止め、そのまま吸収したり、日本からシベリアまでの距離を数秒で移動する。などなど)

この頃には、パイロットの感情をもエネルギーにする事で、そのパワーを建造時のスペック以上に上げ、更に上限を無視可能。そのため、気力が高ければ無類の強さを発揮する。

ゲッターチェンジの方法も建造時のそれと変化しており、オープンゲット→再合体の通常の手順を踏まずとも、合体した状態からそのまま別の形態へモーフィング変形する事も可能になっている。フルパワーの真ゲッターはラストの台詞や描写から察するに、宇宙にあって宇宙の中で創られたものは全て真ゲッターを媒体として一つの空間に戻すことが出来る領域に達しており、もはや神の領域に踏み込んでいた。つまり宇宙の中で戦う限り真ゲッターはありとあらゆる物を吸収して無効化できる。

核もごらんの通り

ウォォ、ゲッターが敵を食っちまってる〜〜っ!

最後は恐竜帝国の最終兵器、デビラ・ムウ等を吸収して巨大化し、生命の種を広めるために火星へと飛び立っていった。
(この時、火星のテラフォーミングを一瞬でやってのけてる)

その後は不明だが、おそらくはゲッターロボG(機体)が二度の進化を遂げた姿である、ゲッター聖ドラゴンが火星に現れた後に、両機が融合して、ゲッターエンペラーへの進化に至ると思われる。



各形態の説明

『真ゲッター1』


上から真イーグル号、真ジャガー号、真ベアー号の順番で合体した姿。
真ゲッターロボの基本形態である。
主に地上、空中での戦闘を得意とする。
初代ゲッター1を現在風に洗練したようなデザインで、真っ赤なボディと尖った耳(角?)、巨大なウイングが特徴。身の丈を越すトマホークをひっさげて戦場を飛翔する姿は完全に悪魔。初代ゲッターの特徴が色濃いが、武装はゲッターG色が濃いなど、両機の血統を程よく受け継いでいる。

ストナーサンシャインを始めとする、超強力な武装を有し、パワーはトップクラス。おまけにその気になれば超音速で動けるのでスピードも申し分ない。
…ぶっちゃけこいつだけいれば他の形態いらなくね?って感じもするが、そこは言わないお約束。要はロマンの問題なのだ。

メインパイロットは流竜馬一文字號


主な武装
  • ゲッタートマホーク
基本的には機体全長を越す大きさの長柄・両刃の斧。
(ただし、ゲッター線の出力によって形状は変化する。出力が一定以下だと片刃・短柄となり、高出力だと長柄・両刃となる)

ここまでいくと、もはやトマホークってサイズじゃない!どっちかと言うとハルバードである。
でもトマホーク。トマホークったらトマホーク!
とはいうものの、やっぱりハルバードなせいか、トマホークブーメランはゲーム出演時しか披露していない。

…その所為か後のOVAで「トマホーク・ランサー」なる名称が付いたりしているという武器

残念ながら、ブーメランをしてくれなかった。
OVAでは鎌(ゲッターサイト)、槍(ゲッタ―ランサー)にもなった。
さらには真ドラゴンからエネルギーを集中させて放つ究極のゲッタートマホーク「ファイナルゲッタートマホーク」も存在する。
その凄さたるや、木星の衛星ごとコーウェン&スティンガーを両断してしまうほど。
更にはゲッターロボ大決戦!のアンソロジーコミックでは、ゲッターエンペラーから射出されたエネルギーのトマホークで両断する「エンペラートマホーク」も披露した。

  • ゲッターウイング
飛行時に展開される、コウモリの羽のような黒い翼。
ゲッター線の出力によって形状が変化する部位の一つで、マント状になったりした事もあった。
ゲッターバトルウイングとして敵を切り裂くことも可能。

  • ゲッタービーム
真ゲッター1の腹部からドワォっと発射される必殺ビーム。
基本的な性能は初代と同じだが、威力は段違いで、3分の2以下の出力で山が消し飛ぶ程。
OVAでは、ゲッターロボG同様に額からも撃てる。

  • ゲッターレザー
初代ゲッターから復活した両腕の刃。
原作では未使用だが、主に突撃や肉弾戦に使われる。

  • ゲッターブラストキャノン
原作版で装備していたレーザー銃。威力のほどは不明だが、
原作版名義のスパロボ参戦時には射撃兵装として常備している。
最近はOVA名義での参戦が多くなったため、出番がない。

  • ストナーサンシャイン
第一級ドワォ兵器。
エネルギーを両手に集めて光球を作りだし、それを相手にぶつける真ゲッターロボの必殺技。
くらった相手はゲッターエネルギーの大爆発に飲まれて、かけらも残らず消滅する。(正確にはゲッター線に吸収されているらしい)
感情を高めることによって威力が増す。実はボタン一つでポンポン撃てるというトンデモ兵器である。
ただし、チェンゲでは異常なほど役に立たない。真対ネオゲでは設定上のみの武器である(小説版やスパロボなどでは使用できる)など、どうにも映像作品では本領を見せられない兵器である。
近年は真シャインスパークに最強技の立場を奪われがちだが、それでも真ゲッターの代表的必殺技であることには間違いはない。


『真ゲッター2』


上から真ジャガー号、真ベアー号、真イーグル号の順番で合体した姿。
主に地上、地中で活躍する。
こちらも初代ゲッター2を洗練したようなデザインをしているが、ドリルの位置は左手から右手に変更されている。
漫画版では明記されなかったが、真ゲッター1がマッハ以上で動けるんだから、こいつはそれ以上の速さで動けるはず
むしろそうであると信じたい。
なお、『ゲッターロボ號』では上半身だけしか登場しない上にそれが真ゲッター1の腹からでてくるなんてトンデモなもんだから、
最早早く動けるかどうかすらわからない状態である。(なので、下半身の初出は『第4次スーパーロボット大戦』)

メインパイロットは神隼人、メシア・タイール。


主な武装
  • ゲッタードリル
もはや定番、男のロマン。
今回はしっかり地面にもぐれる。
OVAやゲームでは例によってミサイルのように飛ばしている他、竜巻出したりプラズマ出したりビーム出したりとやりたい放題である。



『真ゲッター3』


上から真ベアー号、真イーグル号、真ジャガー号の順番で合体した姿。
地上、水中戦がメイン。
初代ゲッター3を洗練したような渋いデザインで、非常にかっこいい。
色は当初は水色だったが、OVA以降は黄土色で落ち着いた模様。

今回もやっぱり出番は少ないが、ポセイドンやゲッター凱に比べれば多い方なので何も問題はない。問題ないったら問題ない。
『ゲッターロボ號』には登場していないのはここだけの話である(なのでこの形態の初出も『第4次スーパーロボット大戦』)

メインパイロットは車弁慶、伊賀利三佐、流竜馬。
実は竜馬の最終搭乗機というある意味重要な立ち位置である。まぁ、だからこそ変形しなかったのかもしれないが。

主な武装
  • ゲッターミサイル
真ゲッター3の肩から発射されるミサイル
遠距離兵器というよりは、敵の戦艦等の中で直接ぶっ放す事が多い。

  • ミサイルストーム
OVA「世界最後の日」より追記された武装で、脚部の上部が開きそこから大量のミサイルを発射する。

  • 大雪山おろし二段返し
正確には必殺技だが、大雪山おろしで空中に上げた敵をミサイルストームで追撃する。


※その他

  • 真シャインスパーク

近年に於ける真ゲッターロボの最強必殺技。
名称はゲームオリジナル(ダイナミックプロ全面監修)だが、技の内容自体は原作漫画のゲッター線と同化しての突入を元にした物。
ストナーサンシャインと並ぶドワォ兵器で、位置付けが上下していたが現在では上位に置かれている。
ゲッタードラゴンのようにペダルを踏むタイミングを合わせる必要があるかどうかは不明。
(一部のスパロボではリョウが『ペダルを踏むタイミングを合わせるんだ!』と発言している)

尚、真ゲッター1形態で無ければ放てないのはお約束。
そして第3次スパロボαからは演出としてゲッターエンペラーのカットインが入るようになり、東映アニメ版ゲッターチームとの共演が実現した。

ちなみにこの技のカットインで搭乗員全員が映るのだが、みんなの必死そうな表情の中で竜馬だけ笑ってる。

この技は真ゲッター1のみの技というわけではなく、ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』では、ゲッターロボGが進化した真ゲッタードラゴン(ゲッターロボ大決戦版)が使用している。このゲームでは、真ゲッターロボには真シャインスパークは実装されていない。このことから本来は真ゲッタードラゴンの武器と想定されていたようだ。

  • 神ゲッターロボ
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボに登場した真ゲッター強化形態。
名前はTCGダイナミッククルセイドなどで登場。


このように極めて強力ということで名前が知られているため、ネット上などでは「とんでもなく強いもの」を表すのに使われることもある。
※使用例
今まで一年戦争のモビルスーツで戦ってたのにいきなり真ゲッターが出てきた。
ボールで真ゲッターに挑むようなもの。
モップ持ったマルチと真ゲッターくらいの戦力差。


ゲッター線はこの項がより良く進化する様、加筆・修正を求めています

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