アニヲタWiki(仮)
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マネーラ

登録日：2011/04/04 Mon 10:42:26
更新日：2023/10/09 Mon 17:27:18
所要時間：約 5 分で読めます



「言ったでしょ?　アタシは伯爵さまほどやさしくないのよ」


マネーラとは、『スーパーペーパーマリオ』の登場キャラクター。
ペーパーマリオシリーズでは恒例の変身能力をもったキャラクターでもある。
敵組織ザ・伯爵ズの一員。通称「モノマネし マネーラ」。
英語版での名前はMimi（由来はMimic＝物まね）。


【概要】

勇者マリオたちの最大の敵「ザ・伯爵ズ」のメンバーの少女。
何にでも変身する能力を持つ「モノマネ師」。他者と寸分違わぬ姿に化けることができるため仲間であっても騙されるほど。
名前の由来は「真似」と「マネー」のダブルミーニングだろう。変身時の掛け声は「まね～ら・ちぇ～んじ！」。
ネタバレ防止のためか、説明書ではシルエット姿で載っていた。
普段は正方形を組み合わせたようなツインテールの可愛らしい姿をしているが、実際のところは決まった姿を持たないらしい。
おしゃれなのか服装は登場するごとに変わり、かなりのバリエーションがある。同じ服は二度と着ない主義。

  • メイド服とヘッドドレス（ステージ2-2、2-3序盤）
  • 銀行員の制服（2-3）
  • 黄色に白い水玉模様のワンピース（2-4、公式絵もこれ）
  • 緑のスカートにテンガロンハット（ステージ3クリア後）
  • ピンクのドレスにパールの髪飾り（ステージ4クリア後）
  • 青いワンピースにピンクのネクタイ（ステージ5クリア後）
  • 白地のミニ浴衣（6-2）
  • オレンジのスカートに赤いリボン（ステージ7クリア後）
  • 赤い水玉模様のチューブトップにサングラス（8-2、8-4、エピローグ）
  • 紫色のロングドレス（本編クリア後）

一人称は「アタシ」だが、ノワール伯爵の前では「マネーラ」になる。
性格は気が強くワガママ、ややヒステリック。口調も普段は高飛車だが、やはり伯爵の前ではブリッコ風。
口癖は「マネマネマネ～！」。
好きなものはお金とかっこいいオトコ。夢は「イケメンハーレムでリッチでウハウハな世界をつくること」。何という…
伯爵の部下になったのも「伯爵がかっこよかったから」。しかし、伯爵に対する忠誠心は本物である。
とあるモブの台詞によるとニンジンとピーマンがキライな上、暗所恐怖症らしい。
ちなみに恐怖度は暗所＞ニンジンやピーマン。
テーマ曲は「モノマネ師 マネーラ」。

テレポート時、出てくる際に「ﾁｬﾘ-ﾝ」と音が鳴る。

初登場はステージ1突入前の伯爵ズの作戦会議シーンだが、このときはドドンタス→伯爵→ピーチ姫→クッパに化けており、姿は明かされなかった。
本格的な登場はステージ2-2「サンデールの館」。「マーネ」という偽名を使ってメイドになりすましていた。
サンデールの居場所を教えるふりをして落とし穴や吊り天井などのワナがある部屋に誘導し、マリオたちを抹殺しようとする。
しかし、サンデールの凶暴なペットのダイバンケンに追いかけまわされひとまず退散。

続いてステージ2-3にも登場するが、このときはマリオたちに無茶苦茶な因縁をつけて100万マネーの借金を背負わせ、タコ部屋に閉じ込め強制労働させる。
このときはガラの悪い関西弁で怒鳴り散らす。
館には他にも借金を背負わされた人々が働かされている。
館の天井裏には彼女の金庫が隠されているが、そこに「41262816（よいフロにはいろー）」というパスワードを入力すると中の100万マネーをごっそりいただくことができる。
情報屋によるとマネーラはこのパスワードを寝言で言っていたらしい。アホの子だ。
なお、100万マネーは自力で稼ぐことも可能。「99万9999マネーでカンスト」はデマなので注意。まあフェアリンを仲間にしなければゴールブロックの前の鉄格子を突破出来ないので無駄だが…

2-4ではサンデールに化けてマリオたちを騙そうとする。このとき本物のサンデールと見極めるためにシリーズ恒例のクイズ大会が開かれることに。マリストの第64回・ペパマリRPGの第65回の次なのでご丁寧も第66回となっている。
そこで彼女に質問することで、いろいろなプロフィールを明かしてくれる。それによると、

  • 誕生日は5月5日
  • 好きな食べ物はミカン
  • 好きな動物は小さな悪魔
  • 血液型はAB型
  • チャームポイントは本人曰く「性格がいいところ」
  • 幼少期のあだ名は「ゲジゲジ☆マンボ」
  • 趣味はドラマ「ドスコイの国から」を見ること
  • 一番欲しいものは新しい恋人
  • お風呂に入って最初に洗うのはお風呂場

…とのこと。ただし、これらはサンデールに化けているときの発言なのでフェイクの可能性も高い。
なお、本物のサンデールにはハエがたかっており（トイレに隠れていたため）、マネーラが化けた偽物には何もたかっていないため見分けるのは容易。
見破られると「まね～ら・ちぇ～んじ！」と言い戦闘形態になるが、その様が異常に怖い。
メキメキ音を立てながら虚ろな目の顔が縦回転をはじめ、180度回ったところで「ﾁｬﾘ-ﾝ!ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ…」と鳴ったかと思えば突然頭から蜘蛛のような足が6本生え、もともとの体はだらんとぶら下がっているだけになる。
このおぞましい姿で追いかけまわしてくるため、2-4はスペマリの屈指のトラウマポイント。
しかもこの時はノワール伯爵のコントンの力で「ムテキまもりのチカラ」が与えられており、ダメージが通じない。
このバリアは本物のサンデールを探し出すと解除してくれる。
なお、次元ワザを使うと頭の中で歯車がいくつも回転しているのが分かる。人工生物なのだろうか?
敗北すると負け惜しみを吐いて逃走。伯爵には「しくじっちゃった、チョーゴメン！」とだけ伝えていた。

2回目の登場は6-2「モノノフ王国」。
もともと出撃許可は与えられていなかったが、ディメーンにそそのかされてやって来る。
モノノフ王国の滅亡まで秒読みだったが、マリオたちの邪魔をするため立ち塞がる。この時は少女の姿のまま戦うが、その攻守共に長けた戦闘スタイルは「蜘蛛形態より強いのでは？」と思わせる（ただし体力は低い）。

本拠地のステージ8-2「暗黒城」ではノワール伯爵のもとに向かうマリオ達をさまざまな手で妨害する。
まずはマリオたちが信頼する人物、デアールに化けて落とし穴に落とす。
次は再びサンデールに化けてマリオたちの苦手なものを3つ聞き出し、それを用意して待ち受ける。
…と、明らかに正体バレバレの怪しすぎる手段を取る。苦手なものを聞かれたら逆に欲しいものを答えてやるといい。最後の質問にしっぱいりょうりかカメレゴンを選んではいけない。むしろ大幅な足止めを喰らう事になる。
また、戦闘前にはピーチに対し「男どもに守られているだけのくせに口だけ達者なオバサン」と罵り、それに激怒したピーチと女の意地をかけたガチンコバトルになる。
戦いの後はピーチと共に地震に巻き込まれ、崖から落ちそうになる。
このときあわや落ちそうだったところをピーチに手を差し伸べられており、彼女への見方が少し変わったようだ。

ラスボス戦前にはすべてを諦めかけたノワール伯爵のもとにドドンタスと共に駆けつける。
「たとえ騙されてたとしても、アタシたちが仕えるのは伯爵さまだけ」という台詞からも彼女の忠誠心の強さがうかがえる。
この時、彼女とドドンタスの思いがピュアハートにチカラを与え、それがラスボス戦に一役買っている。

エピローグでは伯爵がいなくなってしまったことに泣き崩れるナスタシアを精一杯励ます様子が見られる。
そしてクリア後はサンデールと和解したのか、館の住み込みの管理人になった。サンデールがウラハザマタウンに出張しているのをいいことに屋敷を私物化している。
今度はこの屋敷を拠点に自らの夢である「イケメンハーレム計画」を実行しようとしている。まずはイケメンゲームとイケメンカフェを作って資金調達するつもりなのだとか…。


【戦闘】

一度目の戦闘は2-4。ここでは蜘蛛形態で戦う。
赤い宝石「マネー」を投げつけたり、マネーの波状攻撃「マネーウェーブ」で攻撃してくる。
一度踏みつけるか飛ばしてくるマネーをぶつけるとひるむので、そこを再び攻撃すると足が一本外れる。それを6回繰り返し全ての足を取っ払うと勝つことができる。
このときの戦闘曲は「マネーラ バトル」。

二度目の戦闘は6-2。蜘蛛形態にはならない。
HPは30程度。いくつものマネーでバリアを張っており、次元ワザで2Dと3Dを行き来する。
地上付近に降りてきたところをボムドッカんでマネーごと吹き飛ばしてやるといい。マネーを次々と飛ばしてくるのでピーチのカサガードも役に立つ。
このときの戦闘曲は「アタシ やさしくないの」。三度目も同じ。

三度目の戦闘は8-2。蜘蛛形態で戦う。
基本的に2-4と同じ動きだが、スピードがかなり速くなっている。また、頭部に4つのマネーを生やして突進してくる新技も持っている。
ここでは使えるキャラがピーチ固定だが、フェアリンは自由に使えるので攻撃さえガードしていれば強い相手ではない。


【考察】

ウラハザマタウンにあるドリンクバーのマスターからザ・伯爵ズの過去話を聞くことができるが、マネーラは具体的な正体が描かれていない。
彼女の正体は古代の大魔導師（錬金術師説あり）が複数の魂を集めて造った万能フェアリンの失敗作（このような設定から彼女はホムンクルスという可能性もある）という説も有るとのこと。
生まれた時代から、その時代からいたと思われる、ザ・伯爵ズのディメーンとのつながりもあるのではないか？
勿論確証はなく、同時にドリンクバーのマスターはマネーラの正体は魔女が姿を変える薬を研究していたが材料を間違えた事で生まれた魔法生物という説も有ると語っている。

【漫画版】

コロコロコミックに連載されているスーパーマリオくんでも、スーパーペーパーマリオ編で登場し、ゲーム版同様にサンデールに化けて登場した。
ゲーム版ではサンデールはマネーラから逃れるためにトイレにいたが、こちらではマネーラに閉じ込められたことになっている。
サンデールを閉じ込める時はマリオに成りすましたつもりで現れたが、変身能力を持っているにもかかわらず、自分の顔にMやヒゲを描くなどのお粗末な変装だった。
マリオとの戦闘で蜘蛛形態になる際はゲーム版と違い、頭が2つに割れ、そこから蜘蛛形態が出てきた。
また、攻撃には「マネー」ではなくコインをつかうなど、ザ・伯爵ズのキャラの中では一番設定の変更が多い。
最期はマリオが呼び出したおたすけドット達に体を拘束された所をマリオのパンチをくらってバラバラになった。
この後の再登場はなかった。


くぉら、ワレ！　ワシの項目　バランバランやんけ　どないしてけつかるんじゃ～！
こら、追記・修正してもらわなアカンな…。

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最終更新：2023年10月09日 17:27