ディメーン

登録日 :2011/04/09(土) 01:19:17
更新日 : 2017/10/01 Sun 21:48:22
所要時間 :約 10 分で読めます




「それじゃあいくよぉ~~!! イッツァ、ショ~タ~~イム!」


ディメーンとはスーパーペーパーマリオに登場するキャラクター。
敵組織ザ・伯爵ズの一員で、通称「みわくのどうけし ディメーン」。
名前の由来は「Dimension(次元)」。英語版の名前は「Dimentio」。
その独特の喋り方や性格、設定で、スペマリの登場人物の中でも人気が高い。


【概要】
勇者マリオたちの最大の敵「ザ・伯爵ズ」の一員で、自らを「華麗なる魅惑の道化師」と呼ぶ。
紫&黄色というサイケデリックな色の衣装が特徴的。顔はカメーンに似ているが、常に笑顔である。
一人称は「ボク」で、笑い方は「んっふっふ♪」。
「ボンジュ~ル」「ボン・ボヤ~ジュ」など、フランス語交じりの怪しさ満点な口調で話す。

また、他人を独特のあだ名で呼ぶのも特徴。
ドドンタス→ドドンタくん
ミスターL→エリリン
マリオ→ヒゲヒゲくん、ムッシュ・ヒゲヒ~ゲ
ルイージ→ルイルイくん
ピーチ→マドモアゼル・ピーチ
クッパ→トゲトゲくん
※ただし終盤は「マリオ」「ルイージ」と呼び捨てにしていた

テーマ曲は「みわくのどうけし ディメーン」。
とらえどころがなく何を考えているのかよく分からない人物だが、その実力は本物で、ノワール伯爵に次ぐ魔法の使い手。
次元魔法を得意としており、まさに名は体を表す。ザ・伯爵ズの中でも彼のワープのエフェクトが一番カッコいい。

初登場はステージ1突入前のザ・伯爵ズの会議シーン。出撃命令は出なかったものの、「ちょっと出かけてこようかな」と言いその場を去る。
マリオたちと初めて顔を合わせたのはステージ1-4「コダーイいせき」最深部。ただしここでは戦わない。
「このままあっさり終わっちゃったらつまらないだろ?」と言い、道を譲ろうとしてくれたズンババの角を攻撃して破壊。
おかげでズンババは狂ってマリオに襲い掛かり、倒さなければいけなくなってしまった。

彼と初めて戦うのは3-3「タイルタイルツリー」の頂上付近。
サイコーのおもてなしと称して戦いをけしかけてくる。具体的な戦い方は後述。
なおクッパは「ディメーンだと…何ともふざけたヤツだ!」とコメント。
戦闘後マリオたちが去ったことを確認すると「彼らにはもう少しパワーアップしてもらう」と、 裏切りフラグビンビンの 怪しい台詞を吐いて去っていく。

次に登場するのはステージ5-2「ストンストンバレー」。ただしここでは戦闘にならない。
マリオたちに敗北したドドンタスの前に現れ、「試したいものがある」と彼を強引にどこかへ連れて行く。
5-4「ハナーンのどうくつ」で再び現れるが、このときはドドンタスの頭に植物の芽を植え付けて操っている。
操られてラリったドドンタスには「ミドリのドドンタくん」という名前を付けてやった。
この芽は「知り合い」から分けてもらったものらしい。その知り合いとはキング・ハナーンのことだろうか。
なお、このステージでもマリオたちが去った後に「ボクが長年探していたのは彼らかもしれない」とこれまた怪しい台詞を吐く。
また、伯爵から出撃停止命令が出ているにも関わらずマネーラとミスターLをそそのかし出撃させた。
このあたりから彼が敵なのか味方なのか分からない描写が増えていく。

続いて崩壊したステージ6「モノノフ王国」。
マリオたちに惨敗しヤケクソになっているミスターLの前に現れる。

ミスターL「このままじゃボク…。い、いや、オレは伯爵にあわせるカオがないぜ…」

ディメーン「んっふっふ、そうなんだ? ちょうどよかった~♪」

(突如ミスターLを攻撃する)

ミスターL「な…!? なにをするっ!? あぶねえだろっ!!!」

ディメーン「あわせるカオがないんだろ?  ならあの世へ行っちゃいなよ~♪

ミスターL「ふざけるな…ジョーダンはカオだけにしておけ!」

何が何だか分からず焦るミスターLを結界に閉じ込め笑顔で爆殺。
更にはハザマタウンにまで現れ、壊れたピュアハートを手に途方に暮れているマリオたちをも手にかける。
このあたりから彼がこの作品におけるどういうポジションなのか薄々気付いた人もいるだろう。

実は爆殺されたと思われていたマリオ一行とミスターLだが、アンダーランドという世界に飛ばされただけであった。
結果、壊れたピュアハートは輝きを取り戻し、更に四人の勇者が揃ってしまうことになったが、彼の行動の目的とは一体…?

そして本拠地、8-3「暗黒城エリア3」。
現れたマリオたちをからかうように時空の隙間へ逃げ込み、「鬼ごっこ」と称してこれまで訪れた各世界を逃げ回る。
ルイージには「ふざけてないで戦え」と言われるが、ここで彼はマリオたちに提案をする。
それは、「伯爵を倒すために協力してほしい」というもの。
曰く、伯爵は「平和な新世界を創る」と部下たちに言っていたが、実はそれは真っ赤な嘘で本当は世界を完全に消し去ってしまうのが目的なのだという。
ディメーンはそんな伯爵の腹の内を最初から知っており、伯爵を倒すことができる協力者を探していたらしい。

ここでディメーンから「伯爵を倒すために戦おう」と言われ、引き受けることも可能。
当然アンナにきつく止められるも、ディメーンは自作小説 「ボンジュ~ル世界征服」 にサインをつけてプレゼントするだの、スーパースペシャルカードをあげるだの物で釣ろうとしてくる。
アンナの静止を振り切ってディメーンに協力することを選ぶと、頭に芽を生やされてゲームオーバーになるので要注意。
ここはもちろん断るのが正解。
途端に「そうかいそうかい、時間のムダだったね…。 じゃあさっさと死んでくれるかい? 」と態度をガラリと変える。
更にルイージを「弱っちくて目障り」と煽ったためキレたルイージはディメーンとタイマン勝負をすることに。

敗北するとルイージのチカラを認めたような台詞を吐き、「だからこそ伯爵のもとに行かせるわけにはいかない」と、自分とともに魔法の結界に閉じ込める。
ここでの迷言、

「フフフ…キミはボクだけのものだ…ルイージ! だから一緒に…」

は色々な意味で危なすぎる。

そしてルイージと運命を共にし、その命を散らした。


【戦闘】
ストーリー中の出番は多いものの、ディメーン本人と戦うのは2回しかない。
ちなみに、どちらもアンナが同行していないため戦闘中にディメーンを調べることは不可能。
3-2で戦うときは「ディメ~ン空間」という不思議な空間を作り出し、そこで戦うことになる。
この空間に入った者は普段の256倍のパワーを発揮できるとのことだが、自分も相手も256倍にパワーアップしてしまうためあまり意味がない。
このことをマリオたちに突っ込まれたときは「……あ」と、戸惑っていた(本気で勘違いしていたかどうかは不明)。

伯爵に次ぐ魔法使いというだけあって攻撃方法は多彩。
キラキラとした魔法弾を投げつけてくるが、2~3人ほどに分身して撃ってくるため避けにくい。
分身と本物を見分ける方法はないため、あてずっぽうで攻撃するしかない。
ちなみに、ステージ8-3にはこのディメーンの分身がうじゃうじゃと大量に浮遊している部屋がある。正直かなり不気味。
また、魔法の結界に閉じ込めて爆発を起こす攻撃方法を持つ。ミスターLを爆殺したのはこの技である。
3-3、8-3とも攻撃手段はさほど変わらないが、8-3ではルイージとタイマン勝負(フェアリンも使用できない)である。

どちらとも戦闘曲は「イッツァ ショータ~~イム!」。


ふっふっふ…言っておくけど ボクの項目を治さないと この先へすすむことはできないよ~♪
さあ、楽しい追記・修正の始まり始まり~♪


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では、すべてが明らかになったところで
キミたち全員を ここで始末してやろう!



以下、ネタバレ







実は彼は死んでおらず、ルイージを気絶させたところに例の思考回路を操る芽を仕込んでいた。
ノワール伯爵が四人の勇者によって敗れたところに再び現れ、自らの計画を明かす。
彼の目的は、伯爵からコントンのラブパワーを奪い、その力で 新世界の王 になることであった。
誰かさんと盛大に被っている気がするが

これまで彼がマリオたちに協力していた行動、
  • 暗黒城でナスタシアに追い詰められたピーチ姫をハザマタウンに飛ばしてやる
  • ミスターLの洗脳を解いてルイージに戻し、マリオと再会させてやる
  • マリオをアンダーランドに送ってやることで壊れたピュアハートを修理してもらう
これらは全て、「四人の勇者と八つのピュアハートを揃えることで、伯爵のコントンの守りを打ち砕く」ための計画であった。

ルイージを芽の力で操り、伯爵から奪ったコントンのラブパワーと融合させ自らも合体し、異形へと進化する。
これが本作のラスボス、「スーパーディメーン」である。
頭部はルイージ、身体はディメーン、手足は鎖でできた巨大な操り人形のような姿。 すっげぇキモいデザインだな!
最初はノワール伯爵同様コントンの力に守られておりダメージが通らない。
しかしドドンタス・マネーラの伯爵への忠誠心の強さがピュアハートにチカラを与え、バリアを打ち砕く。
HPは200、バリアを打ち砕かれてもなお下半身にはダメージが通らない。
更に足場に怪しげな顔が浮かび、マリオたちを狙って弾を撃ってくるようになる。常に動き回ることで回避可能。
ルイージらしく威力6のスーパージャンプを得意とするほか、多彩な攻撃方法を持つ。
しかしデカすぎる図体が災いして攻撃を当てやすく、ノッテこーorヘびードンとクッパのコンボで戦えば割と簡単に撃破できる。
ラスボスなのに…。
だが戦闘曲「サイコーのショー」はスペマリでも屈指の人気BGMであり、必聴。

敗北後は身体が吹っ飛び、頭だけという惨めな姿になってしまう。
それでもなお黒のヨゲンを絶対視しており、予言が覆されたことが信じらない様子だった。

ピーチ「ヨゲンなんてもの、存在そのものが間違っていた。……そういうことじゃないかしら」

クッパ「うむ。お前はヨゲンを信じたが、ワガハイはワガハイたちを信じた。それがお前の敗れた理由だ」

更にアンナに「アナタが敗れたことは、あとでヨゲンに書き加えておいてあげる」と最大級の皮肉を言われてしまう。
しかし、それでも「お前たちはヨゲンから抜け出せなどしない」と不敵に笑い、最後の力を振り絞ってコントンのラブパワーにチカラを与え消えてゆく。
ちなみに融合していたルイージは最後にちゃんと吐き出したのでご安心を。

彼の残したコントンのラブパワーで、世界は今度こそ破滅の危機を迎えてしまう。
果たして、世界を救う手立てはあるのか?
そして物語はエピローグへ続いてゆく…。


【考察】
ウラハザマタウンのドリンクバーではザ・伯爵ズの過去話を聞くことができるが、ディメーンはひたすら謎に包まれている。
何でも、彼は自分からノワール伯爵の部下になりたいと申し出たのだとか。
伯爵は最初は怪しみ申し出を突っぱねるも、「黒のヨゲン書」に彼らしき人物について書かれていたため仲間になることを承諾。
彼がなぜヨゲン書に書かれていたかは、本作のラスボスであることを考えれば納得であるが…。

また、ドリンクバーでは古代の民の話や、古代の民が創造したフェアリンの物語を聞くこともできる。
最初にフェアリンを創ったのは古代の民の大魔法使いである。
彼は自分の娘の魂を使って「クイーンフェアリン」というフェアリンたちの女王を創ったという説が出ている。
大魔法使いには娘のほか、事故で亡くしたという妻と息子がいたというのだが、その「息子」が実は生きていて、それがディメーンではないかと考察ができる。
それが本当だとすると、彼は少なくとも3000歳以上ということになるが…。

あくまで憶測の域をでないが、彼がコントンのラブパワーを用いて世界を創り直そうとしたのは、
父親が制作した人の魂を使っているフェアリンを使っている世界などではなく、そんな歪んだチカラのない自由な世界を創りたかったのかもしれない…。


【漫画版】
スーパーマリオくんでもスペマリ編に登場。ドドンタス、ナスタシアと比べあまりキャラは変わっていない。
ズンババを破壊したり(魔法ではなく手動で)、ルイージを取り込んでラスボスになったりと原作通りの活躍をする。
ただし、エセフランス語は使わなかった。
スーパーディメーンに変身した後は伯爵を踏み殺し、マリオたちを蹂躙するも、復活したピュアハートの力でマリオたちが無敵化。
わずか1コマほどで消し飛ばされてしまった…。
もっとも、これに限らずギャラクシーの連載が迫っていたこともあってスペマリ編の終盤は凄まじい駆け足展開なのだが。



ふ…ふふふ…。これで書き終わったつもりか? まだなにも終わっていない…。
キミたちは追記・修正から抜け出せなど…しない。逆らえは…しないん…だ。
とっておきの項目をキミたちに残しておいてあげよう!
ふはははは! さらば…だ…。
ボーン…ボヤーーージュ!

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