究極完全態・グレート・モス(遊戯王OCG)

登録日:2012/05/11(金) 14:27:44
更新日:2023/12/22 Fri 10:35:03
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特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」が装備され、自分のターンで数えて6ターン以上が経過した「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。


【概要】

遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ〜封印されし記憶〜』に登場。ただその時は名前が「完全究極態グレートモス」になっていた。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記付属カードで登場した地属性・昆虫族の特殊召喚モンスター。

攻撃力3500、守備力3000と言うあの青眼の白龍を超える高いステータスを誇り、
これは現在に至るまでメインデッキに入る昆虫族モンスター最高の数値である(ちなみに守備力は「地縛神 Uru」などが並んでいる)。

召喚出来ればその圧倒的な攻撃力を以ってフィールドを制圧し、使用者を大いに満足させてくれるだろう。




追記・修正はプチモスから究極完全態グレートモスに進化させながらお願いします。












   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *



そう、召喚さえ出来れば、な……



●目次


召喚難易度とそのリターン

テキストをもう一度よく見てみよう。

このカードは通常召喚できない。

これはまあいい。
強力なモンスターに召喚制限がかかって然るべきなのはボチヤミサンタイボチニライロヨンシュルイが証明している。


問題は次の一文である。

「進化の繭」が装備され、自分のターンで数えて6ターン以上が経過した 「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。

>自分のターンで数えて6ターン以上が経過した

>自分のターンで数えて6ターン以上

>6ターン



アポリア「決闘者、これが絶望だ……」



そう、このカードは自分のターンで数えて6ターン以上経たないと召喚出来ないのだ。
これを聞いて、「自分のターンで6ターン? そこまで厳しく無いんじゃない?」と思えるのは、遊戯王を知らない人だけだろう。

光の護封剣を使った・使われた人なら分かるだろうが、「相手/自分のターンのみを数える」と言うのは思った以上に長い
序盤から相手ターンにもカードの応酬が繰り広げられる遊戯王なら尚更である。
終焉のカウントダウンで言えば勝利条件の必要ターン数の半分強が過ぎている。

このような特殊召喚の条件が指定されている「特殊召喚モンスター」はルール上、一度正規の方法での特殊召喚を行ってからでないと、例えば死者蘇生で墓地から呼び出すような他の方法での特殊召喚も行えないため、嫌でもこのターン経過を経ないと召喚はできない。
そのためゲート・ガーディアン眠れる巨人 ズシンと共に「遊戯王史上最も正規召喚するのが難しいカード」として有名。


また、もし仮に召喚出来たとしても上に書いたように都合よく活躍出来るとは限らない。
召喚後のこのカードに待ち受けるのは除去カードのラッシュであり、何の耐性も無いコイツでは1ターン生き残るのも難しい。

特殊召喚を狙っていることがバレバレであるため、奈落の落とし穴などの除去は確実に温存されてしまう。
そもそもの話として、プチモスや進化の繭が破壊されてしまう可能性も非常に高い。

更に除去されるだけなら未だしも、死者蘇生なんかで奪われた日にゃ……。
ただそれは自分も死者蘇生で、ウハウハ…てか満足することもできることを意味するのだが。

……そもそも冷静に考えれば、3枚の特定カードを揃え2枚もディスアドバンテージを負って、
高々攻撃力3500と言うのは明らかに弱すぎると言う根本的な問題も存在するが。

攻撃力に着目してもカード数枚あれば攻撃力3500のモンスターを場に立たせる術は無数に存在するし、
「時間をかけて何かする」なら前述の終焉のカウントダウンバーンカードを使う方がリターンが大きい。
「時間をかけて強くなる」ことだけに限定してもレジェンド・デビルなんかは、ある程度の戦闘力を持ちつつ3ターンで攻撃力3600に達する。

同じく召喚難易度の高いモンスターでも、文字通り出したもん勝ちのホルアクティや攻撃力が1万になるアーミタイルと比べれば遥かに見劣りしてしまう。
いくら重くても揃える物を揃えてしまえば一瞬で出せるそれらと比べるとこのカードは揃えた所でターン数という大きな壁が待ち受ける。

モンスターの召喚条件を無視できる魔法カード「青天の霹靂」による特殊召喚をすれば、ターン数に関係なく呼び出すことができる。
しかし、そのターンは相手に戦闘ダメージを与えられず、他のモンスターを召喚できない上に、エンドフェイズにはデッキに戻ってしまう。
リビングデッドの呼び声等を使って相手ターンにG・B・ハンターを召喚すればバウンスを無効にできるが、いずれにせよ非常に手間が掛かる。
そもそも青天の霹靂はレベル10以下の特殊召喚モンスター全てに使えるので、コイツを優先する理由も全くない。


そのほかの使い方

上記の通り特殊召喚が難しいモンスターのため、特殊召喚を狙う以外にも使い道はある。

レベル8なのでトレード・インのコストにしたり、高い攻撃力をいかしてアームド・ドラゴンLv7の効果発動に使ったり。

名推理やモンスター・ゲートを使う際に特殊召喚するのではなく墓地に送ることができる昆虫族として使う手もなくはない。
同じ用途で使える昆虫族に比べると、N・アクア・ドルフィンの効果で破壊されづらい分、ほんの少しだけ優位。

もっとも特殊召喚モンスターは手札で腐りやすいのであまりおすすめできないが、選択肢にはなるだろう。


そして……

デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-ではグレート・モスがまさかの超強化
召喚条件を無視して昆虫族を特殊召喚できる「寄生虫パライド」と「進化の繭」というサポートカードが登場した。

前者は自分または相手ターンに手札から相手モンスターに装備して昆虫族に変更でき、
その状態から墓地に送られると手札からレベル7以上の昆虫族を、召喚条件を無視して特殊召喚できる。
種族変更効果は単体にのみ作用するので「トゲトゲ神の殺虫剤」「虫除けバリアー」とのコンボには向かないが、
下記の「超進化の繭」の発動条件を1枚で満たせる。

後者は装備カードを装備した自分か相手の昆虫族をリリースすることでデッキから昆虫族1体を特殊召喚できる速攻魔法。
手札消費が3枚となるので使いづらそうだが、墓地のこのカードを除外して1ドローできる上、
「超進化の繭」を装備した相手モンスターを利用すれば実質1:1交換となる。

どちらも元となったカードの役割を引き継いだ上で効果の発動条件が大幅緩和、
1ターンで効果が発動可能、さらにメリット効果追加と格段に強化されている。
この強化には使い手である羽蛾、その他カオス・ソーサラーやユースチームの子も喜んでいることだろう。

パラノイドは同パックに収録された「究極変異態・インセクト女王」、超進化の繭は甲虫装機とも相性が良い。
これらのモンスターとグレート・モスを併用するのも良いだろう。
特に前者はグレート・モス自身にも強力な耐性を付与してくれるため、高いステータスを存分に活かすことができる。

究極完全態・グレート・モス自体が入手しづらいのが問題点だったが、デュエリストパック レジェンドデュエリスト編2への再録が決定した。
ただしレアリティはノーマルなので高レアリティの究極完全態・グレート・モスは依然として貴重である。

そして2022年…

  • 《完全態・グレート・インセクト》
融合・効果モンスター
星9/地属性/昆虫族/攻3000/守2600
昆虫族・レベル8モンスター+昆虫族・レベル7モンスター
自分は「完全態・グレート・インセクト」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●装備カードを装備した自分の守備力2000以上の昆虫族モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、自分・相手のバトルフェイズに1度、発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

なんとグレート・モス本体が融合モンスターとしてリメイク。
究極完全態の様な翅を生やし、インセクト女王を模した鎧を身に纏ったグレート・モスの様な姿をしており、融合素材も昆虫族レベル8+昆虫族レベル7とそれぞれを意識した指定となっている。
更に融合召喚以外の召喚方法として、装備カードを装備した自分の守備力2000以上の昆虫族モンスター1体をリリースする事でも出せる。つまり、プチモスに進化の繭を装備させて即リリースする事で呼び出せるのである。
甲虫装機でギガウィービルを装備してもOK
よりスムーズに出せると言うことで出しやすくなりグレート・モスファン歓喜である

効果はフィールド魔法が存在する時のバトルフェイズに相手モンスターを全破壊と、王国編のルールとグレート・モスの全体攻撃技「モス・ハリケーン」を意識した様な効果を持つ。
加えて戦闘破壊耐性を持つため戦闘には滅法強い。G・ボールパークと組ませれば戦闘ダメージも0に出来るため更に隙がなくなる。
手間はかかるが究極変異態の方の女王様と並べれば対象耐性に効果破壊耐性もつくのでより盤石な耐性を得られる。

名前の“完全態”は不完全態のグレート・モスの強化形態ではあるが“究極完全態”には至っていないと言う事だろうか。ステータス以外はとっくに超えてるだろとか言った奴は殺虫ゾロの刑な
もしくは原作で羽蛾が“究極完全態・グレート・モス”を完全態・グレート・モス”と呼び間違えた(名称の混乱に関しては後述)事が由来の可能性もある。
また、同名カードの融合素材に使わせないための処置であろうが“完全態”なのに“究極完全態”よりも高いレベルに設定されていたりする。

登場当時の話

実の所このカード、登場した当時はハズレア扱いなどされておらず、むしろトップレア扱いされていた
その理由は第一期当時はまだルールが完全に整備されておらず、「蘇生制限というルールがなかった」からである。

どういう事かというと、ゲール・ドグラなどの効果で正規の召喚手順を踏まず墓地に落とした融合モンスターは、現在では蘇生制限というルールがあるため、死者蘇生などで特殊召喚出来ない。
だが当時はその蘇生制限のルールが出来る前。
このカードは死者への手向けなどのコストで墓地に送り込み、蘇生させるのが主な使い方だったのだ。
当時のヴァリアブルブックでも当たり扱いされており、強力なカードだったのである。
ただ、後述するがこのカードはものすごく流通数が少なかったので当時この使い方をできた人は少ないかもしれない。

尚、このカードは初収録時のテキストはまだしも何度か再録されてもテキストが非常に曖昧だったため*1、蘇生制限が制定された後も暫くは間違った出し方をしている少年達もいたようである。


【漫画・アニメでの活躍】


原作(デュエリストキングダム編)


原作・アニメ共にインセクター羽蛾の切り札として登場。
ただし厳密に言うと原作では登場していない。
此方は「ラーバモスからスタート」「相手のターンも数える」「繭の破壊手段が少ない」「失敗しても不完全態のグレート・モスが召喚される」とOCGより扱いやすいが、それでも召喚難易度は高い。

原作での遊戯戦では召喚を邪魔され、不完全態のグレート・モスで召喚された。
つまり、原作におけるルールが一番ゆるかった時期でも召喚に辿り着けなかったわけであって……OCGにおける究極完全態の運命はこの時点で決まっていたのかもしれない。

遊戯王デュエルモンスターズ(バトルシティ編)


原作では登場せずに終了したがアニメでの城之内戦では実際に登場。
イカサマ&パラサイドの効果で身動きが取れなくなった隙を突いて召喚された。

「出た!!! 羽蛾さんのイカサマコンボだ!!」

しかし、天使のサイコロと悪魔のサイコロの併用によるコンボによりあっさり破壊されてしまう。
次回予告でパラサイドに締め上げて破壊される究極完全態ェ……

ちなみにイカサマに協力した少年は羽蛾からの報酬が自称レアカードのゴキボールだったことに反発したため、殺虫ゾロで制裁を受けた。失明の危険があるので、良い子は絶対に真似しないでね!
シャレにならないイタズラだったためかアニメではトリモチ鉄砲に変更されている。トリモチならいいよね!いやよくない。

遊戯王デュエルモンスターズGX


異世界編でヘルカイザーとデュエルした覇王十代の側近五人衆の一人、
カオス・ソーサラーが召喚してサイバー・ダーク・ドラゴンを破壊した。
まあ、そのあと攻撃力4000のサイバーエンドに破壊されたけどね!
異世界編のデュエルなので敗北したカオス・ソーサラーは勿論殉職。ああ、こんなカードを使わなければ……。

ヘルカイザーが手札事故を起こしていたとは言え、彼を相手にこのカードの召喚に成功してるので、
このカオス・ソーサラーは遊戯王シリーズでも最強クラスのデュエルタクティクスを持つとも言われている。
その凄い腕を持ってるのに何でこんなカード使った……。

遊戯王ARC-V


舞網チャンピオンシップのバトルロイヤルに乱入した融合次元のオベリスクフォースと対峙したユースチームの一人が召喚したものの、
古代の機械双頭猟犬と古代の破滅機械のコンボに為す術もなくやられてしまった。

召喚に成功した点は流石ユースチーム、と褒めていい事なのだろうが……


【ゲームでの活躍】


初期のゲーム作品ではカード名が「完全究極態・グレート・モス」になっている物が多い。
これは誤記ではなく、後述の通り原作での表記がブレており、OCG化前に実装したDM1での表記を優先した結果だと思われる(初期作品でもDM5等OCG準拠のゲームではちゃんと究極完全態名義になっている)。

遊☆戯☆王 モンスターカプセルGBでは羽蛾がダークマスターとなる2階の大ボス。
グレートモスの元にどのルートを通って行ったかによって強さが変わる特殊なボス。遠回りをして究極完全となった場合にはまだ序盤とは思えない異常な強さとなる。
プレイヤーでも進化カプセルを使えば使用可能。ただしラーバモス、グレートモス1~4を経ての進化となるため果てしない道のりである。

DMシリーズでは初代から実装されており、(OCGと同一のルールを採用している5・6を除いて)1ターンごとにプチモス→ラーバモス→進化の繭→グレートモス→究極完全態と自動的に進化していく仕様となっている。
進化のペースが早く、繭をプチモスに装備する手間もなく、進化先をデッキに入れる必要もないためかなり実用的になっている。
しかしラーバモスまでは相変わらず貧弱なスペックなので「光の護封剣」等でのフォローは必須……ではない。
どういうことかというと、本シリーズでは進化後のラーバモス〜究極完全態も特に縛りなく召喚が可能なモンスターとなっており、出せばプチモス同様に問題なく進化してくれるので、別にプチモスから律儀に育ててあげる必要はない
そのため生贄システムのなかったDM1・2では究極完全態をポンポン場に出すことができたし、生贄が実装されたばかりのDM3では進化の繭が出せば即守備力2000の壁になり、1ターン後には攻撃力2600のエースアタッカー、2ターン後には攻撃力3500の怪物に化ける下級モンスターというとんでもない代物に。
この辺りで暴れすぎたせいもあってかDM4・8では一族諸共*2制限カードに入れられており、さらに4に限っては進化の繭が上級扱い*3のため、生贄なしで究極完全態を出したい場合はちゃんと幼虫を守ってあげる必要がある。
CPU戦ではやはりと言うべきか羽蛾が関連カードを使ってくることが多いが、大抵はプチモスかラーバモスくらいしか積んでいないのでさっさと処理してしまえば問題ない。
ただしDM3・8では進化の繭や究極完全態もしっかりデッキに積んでいるため脅威になりうる。特に8では「光の護封剣」を併用してきたり、「代打バッター」の効果でいきなり究極完全態が湧いてきたりもするので結構怖い。
羽蛾のデッキはモス一族含め森魔族に偏りまくっているため、炎魔族のモンスターで割と簡単に対策ができるのは幸い。

PSの封印されし記憶ではヘイシーン*4や森の大神官アヌビシウスが使ってくる。このゲームでは生贄ルールがまだないころのゲーム(厳密に言うと制定自体はされてたが余り広まっていなかった)であり特殊召喚ルールなんてものもないのでポンポン出てくるこいつは脅威以外の何物でもない。
特にアヌビシウスはキャンペーンでは最初から森フィールドであるため実質攻撃力4000。
プレイヤー側はポケステでしか手に入らないのでかなりのレアカード。
因みにこのゲームには羽蛾も登場しているがゲームバランスの関係で使ってこない。

PS2の継承されし記憶では幼虫系のカードに「進化の繭」を装備させ「モスの幼虫」に変化させ5ターン経過すると「モスのさなぎ」に進化。
「モスのさなぎ」を1ターン経過すれば究極完全態になるというシステムだった。
やや時間はかかるがボードゲーム風のこのゲームでは5ターン程度は下げておけば容易に達成できるうえ、デッキコストもあまりかからない。
しかも原作再現で守備表示にしておくと敵のモンスターの攻撃力を毎ターン100下げる特殊能力まで持っていた。

OCG準拠のゲームではほとんど使用者無し。究極完全態を正規の手段で召喚すると勝利の際にボーナスがある作品があった程度。
デュエルターミナルではリメイクカードであるアルティメットインセクトに羽蛾のエースの座を奪われていた。
…と不遇な立ち位置だったのだがレガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューションで「超進化の繭」が追加されたことでとうとう羽蛾が使ってくるようになった。
王国編で「超進化の繭」を使ってくるのは大目に見てあげよう。


【余談】


  • シングル価格
ファンデッキ以外で採用されることはほぼないカードだが、初期版のこのカードはゲーム特典のプロモーションカード且つ封入率がかなり低かった為非常に高価。
現在では傷物でも安くて40,000円、美品ならば200,000円はするほどの高額カードになっている。
また、『DUELIST LEGACY Volume.5』に収録されたアルティメットレア版も、5000~20,000円ほどの値が付く
それ以外の再録版は比較的安価、特にノーマルで再録されたデュエリストパック収録のものは数十円もあれば買える
デュエルで使う場合は特にこだわりが無ければそちらで充分だろう。


  • 究極?完全?
原作で羽蛾が言っていた名称は完全究極態・グレート・モスだが、OCGの場合は正しくは究極完全態・グレート・モスである。
そのため、発売当時は究極完全態を完全究極態と間違える人がたくさんいた。
というか最初は羽蛾が「完全究極態グレートモス」と言っていたのに、王様に「究極完全態グレートモス」と間違って言われてしまい、以降は「究極完全態」に合されてしまったのが原因である。ご丁寧に文庫版では羽蛾のセリフも「究極完全態」に修正。

おまけに進化前にあたるグレート・モスもレベルは8である。
進化したのにレベルがあがらないとは……。

しかも上述したようにアニメでなんの特殊能力も発揮せずただ高攻撃力だけの存在だったのに対して、
グレート・モスのほうは登場したのがTRPG感がMAXだった王国編だったこともあり、
飛行能力、毒鱗粉で相手のモンスターの攻撃力を下げる効果、飛行能力を持たないモンスターをまとめて攻撃できるという効果を備えていた。
そのためかアニメでも羽蛾の所持レアカード枠はこのカードではなく、グレート・モスが登録されていた*5


追記・修正はカード名を正しく宣言してこのカードの召喚に成功してからお願いします。

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最終更新:2023年12月22日 10:35

*1 通常召喚ができない特殊召喚モンスターである事や特殊召喚の手順が明記されたのは2011年に発売された『BEGINNER'S EDITION2』での再録以降である。

*2 8ではプチモスのみ無制限

*3 本作では攻守どちらかが1350を超えているモンスターは一律で上級扱いにされている

*4 ただし2回目の対決では使ってこない

*5 ズシンみたいに今まで召喚していないわけではないようなので、王国編まででグレート・モスしか出してないから、という可能性も薄めと言える