究極完全態・グレート・モス(遊戯王OCG)

登録日 :2012/05/11(金) 14:27:44
更新日 : 2017/01/21 Sat 22:16:14
所要時間 :約 5 分で読めます





効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」が装備され、 自分のターンで数えて6ターン以上 が経過した
プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。

遊戯王真デュエルモンスターズ封印されし記憶に登場。ただその時は、名前が、「完全究極態グレートモス」になっていた。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記付属カードで登場した地属性・昆虫族の特殊召喚モンスター。

攻撃力3500、守備力3000と言うあの青眼の白龍を超える高いステータスを誇り、
これは現在に至るまで昆虫族モンスター最高の数値である。(ちなみに守備力は「地縛神 Uru」が並んでいる)

召喚出来ればその圧倒的な攻撃力を以ってフィールドを制圧し、使用者を大いに満足させてくれるだろう。




追記・修正はプチモスから究極完全態グレートモスに進化させながらお願いします。














   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *



そう、 召喚さえ出来れば 、な……


テキストをもう一度よく見てみよう。

このカードは通常召喚できない。

これはまあいい。
強力なモンスターに召喚制限がかかって然るべきなのはボチヤミサンタイボチニライロヨンシュルイが証明している。


問題は次の一文である。

「進化の繭」が装備され、 自分のターンで数えて6ターン以上が経過した 「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。

>自分のターンで数えて6ターン以上が経過した

> 自分の ターンで数えて6ターン以上

> 6 ターン



アポリア「決闘者、これが絶望だ……」



そう、このカードは 自分のターンで数えて6ターン以上 経たないと召喚出来ないのだ。

「自分のターンで6ターン? そこまで厳しく無いんじゃない?」と思ったそこのアナタ、その考えは世界一甘いと言われるラグドゥネームより甘い。

光の護封剣を使った・使われた人なら分かるだろうが、「相手/自分のターンのみを数える」と言うのは思った以上に長い。
序盤から相手ターンにもカードの応酬が繰り広げられる遊戯王なら尚更である。
終焉のカウントダウンで言えば勝利条件の必要ターン数の半分強が過ぎている。


また、もし仮に召喚出来たとしても上に書いたように都合よく活躍出来るとは限らない。
召喚後のこのカードに待ち受けるのは除去カードのラッシュであり、何の耐性も無いコイツでは1ターン生き残るのも難しい。

更に除去されるだけなら未だしも、死者蘇生なんかで奪われた日にゃ……
(ただそれは自分も死者蘇生で、ウハウハ…てか満足することもできることを意味するのだが)

……そもそも冷静に考えれば、3枚の特定カードを揃え2枚もディスアドバンテージを負って、
高々攻撃力3500と言うのは明らかに弱すぎると言う根本的な問題も存在するが。

攻撃力に着目してもカード数枚で攻撃力3500のモンスターを場に立たせる術は無数に存在するし、「時間をかけて何かする」なら前述の終焉のカウントダウンやバーンカードを使えば良い。
「時間をかけて強くなる」ことだけに限定してもレジェンド・デビルなんかは、ある程度の戦闘力を持ちつつ3ターンで攻撃力3600に達する。

同じく召喚難易度の高いモンスターでも、文字通り出したもん勝ちのホルアクティや高い打点を持つアーミタイルと比べれば遥かに見劣りしてしまう。
いくら重くても揃える物を揃えてしまえば一瞬で出せるそれらと比べるとこのカードは揃えた所でターン数という大きな壁が待ち受ける。
一応、青天の霹靂を使えば場に出す事は出来るものの、
戦闘ダメージを与えられないわ、他のモンスターを出せなくなるわ、他のカードのサポートが効かなくなるわ、相手エンドフェイズにデッキに戻るわとあまりにもデメリットが大きい。

結果的にこのカードは数多のカードを差し置いて眠れる巨人 ズシンと双璧を成す「遊戯王史上最も正規召喚するのが難しいカード」の座に君臨している。



漫画・アニメでの活躍


原作・アニメ共にインセクター羽蛾の切り札として登場。
此方は相手のターンも数えるのでOCGより扱いやすいが、それでも召喚難易度は高い。
原作での遊戯戦では召喚を邪魔され、不完全態のグレート・モスで召喚された。
実際に登場したのはアニメでの城之内戦。

イカサマ&パラサイドの効果で身動きが取れなくなった隙を突いて召喚された。
しかし、サイコロカードのコンボによりあっさり破壊されてしまう。

「出た!!! 羽蛾さんのイカサマコンボだ!!」

次回予告でパラサイドに締め上げて破壊される究極完全態ェ……

ちなみにイカサマに協力した少年は羽蛾から自称レアカードのゴキ・ボールを報酬としてもらうが反発したため、殺虫ゾロで制裁を受けた。
失明の危険があるので、良い子は絶対に真似しないでね!


また、アニメGXでも登場。
異世界編でヘルカイザーとデュエルした覇王十代の側近五人衆の一人、カオス・ソーサラーが召喚してサイバー・ダーク・ドラゴンを破壊した。
まあ、そのあと攻撃力4000のサイバーエンドに破壊されたけどね!
異世界編のデュエルなので敗北したカオス・ソーサラーは勿論 殉職 。ああ、こんなカードを使わなければ……。

ヘルカイザー相手にこのカードの召喚に成功してるので、
このカオス・ソーサラーは遊戯王シリーズでも最強クラスのデュエルタクティクスを持つとも言われている。
その凄い腕を持ってるのに何でこんなカード使った……。

さらに、遊戯王ARC-Vにも登場した。
舞網チャンピオンシップのバトルロイヤルに乱入した
融合次元のオベリスクフォースと対峙したユースチームの一人が召喚したものの、
古代の機械双頭猟犬と古代の破滅機械のコンボに為す術もなくやられてしまった。

召喚に成功した点は流石ユースチーム、と褒めていい事なのたろうが…


その他

召喚を狙う以外にも使い道はある。
レベル8なんでトレード・インのコストにしたり、高い攻撃力をいかしてアームド・ドラゴンLv7の効果発動に使ったり。
でも特殊召喚モンスターは基本手札で腐りやすいんであまりおすすめできない。
名推理やモンスター・ゲートを使う際に特殊召喚するのではなく墓地に送ることができる昆虫族として使う手もなくはない。


【余談】
上記の通り、デッキに採用されることがほとんどないカードではあるが、
初期版のこのカードはゲーム限定でかつ封入率がかなり低かった為かなり高い。

平均価格は7000円以上とブリューナクやグスタフすら上回る。
まぁ再録されたこいつの価格は500円以下だが。

どうしても初期版がほしいならトレードが一番いい。
余程のコレクターではない限り、開闢などの汎用性などに優れて入手しにくいカードを出せばトレードしてくれる。

また、初代遊戯王DMでは名前が完全究極態・グレート・モスとなっていた正しくは究極完全態・グレート・モスである。
そのため、発売当時は究極完全態を完全究極態と間違える人がたくさんいた。

おまけに 進化前 にあたるグレート・モスもレベルは8である。
進化 したのにレベルがあがらないとは……。

魔法カード「青天の霹靂」による特殊召喚をすれば、ターン数に関係なく呼び出すことができる。
しかし、そのターンは他のモンスターを召喚できない上に、相手のエンドフェイズにデッキに戻されてしまう。
リビングデッドの呼び声等を使って相手ターンにG・B・ハンターを召喚すればバウンスを無効にできるが、
いずれにせよフィールド上に維持するために非常に手間が掛かる。
そもそも、青天の霹靂はレベル10以下の特殊召喚モンスター全てに使えるので、コイツを優先する理由もないが。

追記・修正はカード名を正しく宣言してこのカードの召喚に成功した人がお願いします。

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