天地創造(ゲーム)

登録日 :2009/10/19(月) 01:19:08
更新日 : 2016/01/30 Sat 23:18:27
所要時間 :約 4 分で読めます




スクエニ(エニックス)が1995年10月20日にスーパーファミコンで発売したアクションRPG。
ドラクエ6の発売日と近かったため影が薄い、いわゆる隠れた名作。
クインテットが開発した他2作のゲーム「ソウルブレイダー」、「ガイア幻想紀」と合わせて『クインテット三部作』と呼ばれる。

キャラクターデザインは「雷火」や「ロトの紋章」で有名な藤原カムイ。
ストーリーはガイア幻想紀同様、残酷な描写が多い。
また、主人公アークはタイトル通りに滅びた大地を復活させ、植物、動物、鳥、人間などの生き物を復活させていくわけだが、
復活ごとにスーファミのソフトとは思えない圧倒的なクォリティの2Dグラフィックムービーが流れ、プレイヤーを感動させてくれる。
そのせいで終盤に容量が足りなくなったのかと思うくらい


<あらすじ>
かつてこの星は、光<ライトサイド>と闇<ダークサイド>、大いなる2つの意志によって繁栄と衰退を繰り返していた。
光の意志によって新たな命が生まれ、新たな道具、新たな技術が生まれる。そして闇の意志によって歪みが生まれ壊れていく…。
人類はそれら2つの力を「神」と「悪魔」の名で呼んだ。
2つの意志のぶつかり合いはやがて星を蝕み、地表からはすべてのものが失われ
そして世界は滅亡した…。

物語は地裏という世界にある小さな村『クリスタルホルム』から始まる。
平和でのどかなこの村で暮らすイタズラ少年のアークは、長老からあれほど 『開けてはならない』 と言われていた開かずの間の”箱”を開けてしまい、その封印をといてしまう。
その瞬間、クリスタルホルムの村人たちが長老とアークを除いてみんな石のように固まってしまった。
アークは長老からの助言により、箱の中に居た謎の生き物「ヨミ」と共に、村人達を助ける為に旅立つ。

しかしそんな彼の村人を助ける為の旅はいつしか地裏の世界だけでなく、この星そのものを復活する為の壮大な旅へと変貌していく。

大陸・生命・そして文明を取り戻し、様々な人たちと出会いながら旅を続けるアーク。

……その先で、アークを待ち受ける大いなる運命とは……?



【登場キャラクター】

  • アーク
主人公。地球の裏側にあるクリスタルホルムに住むイタズラ好きの活発な少年。
開けてはならないパンドラの箱を開けたことにより旅立つことになる。

  • エル
アークの幼なじみの少女。クリスタルホルムの機織り名人。常にアークの身を案じている。

  • エル王女
地表で出会うことになる、エルと同じ顔と名前を持つ少女。両親を亡くしてからは、ルワール城の城主に引き取られ、王女として育てられる。心を閉ざしてはいるが、芯が強い。

  • ヨミ
パンドラの箱に封印されていた謎の生物。ピンク色でふわふわとカワイイ姿だが口が悪い。

  • ロイド
親友の仇を討つ為に各地をさすらうイケメン剣士。金の為なら仕事の内容を問わない。

  • フィーダ
エル王女の護衛の女剣士。ルワール国王の命令でエル王女の両親を手に掛けた暗い過去を持つ。

  • メイリン
幻術が使えるボク幼女。とある出来事でアークに好意を寄せるようになる。

  • ターボ
メイリンの飼い犬。

  • ペルル
スケボーが得意な黒人少年。孤児たちの親分的存在。

  • ベルーガ
アークによる世界復活以前の滅んだ世界で名をはせた天才科学者。
冷凍睡眠につきながら世界の復活を待っている。

  • 長老
アークの親代わりの老人。地球の裏側の全てを知り尽くしている。
アークに「地表」の存在を教え、その復活の使命をアークに課す。その真意は……?



本作は、ミニゲームが盛りだくさん。迷路、くじ引き、的当て、わんこそば対決…。
クリアすると冒険がちょっと楽になるプライムブルーというアイテムがもらえる。
ゲーム進行に必須のミニゲームは少ないのであまりストレスは感じない……と思う。
ただ、中盤で一部滅びてしまう町があるので、そこでのミニゲームクリアはお早めに。

人間を復活させた後は、町の発展イベントもある。
町の発展に関わる大事な選挙、電気の発明、飛行機の開発、大火事に見舞われた町の復興…。
ある程度ストーリーが進まないと復興が進まない場合があったり、必要なものを探してあちこちの町を行ったり来たりと情報がないと結構面倒なイベントも多い。
町が大きくなっていくのはわくわくするんだけどね。 だがその過程でアークと交流を結んできた動物たちが不幸になる場合が多いので、それも考慮するとやり切れない面もある・・・

そのほかにもアークが酒飲んで酔っ払ったり、猿が怒ったりペンギンが怒ったり、出来立てのお粥を一気食いして熱さで吐き出したりその後2回目からはちゃんと冷ましてから食べてたり、普通ならどうでもいいような小ネタも色々仕込んであるのでそれらを探すのも楽しい。



【余談】
  • 中盤の壁、「ブラッディーマリー」。普通に進めた程度のレベルでは与えられるダメージが1~2、しかしこちらの食らうダメージは一撃瀕死、さらに演出も怖いとかなりトラウマなボスになっている。ここでゲームを投げたプレイヤーも多いのでは…? 実はブラッディマリーは、 直前で手に入る武器「アイスピック」の属性に耐性を持っている ので「ライトスタッフ」あたりに持ち替えると少し楽になったりする。単純にレベルを上げて力押しでもいけるが。

  • ネオトキオの新聞社近くのゴミ箱を調べると隠しボス(そんなに強くないが…)と戦える。勝つと空き地に「クインテットビル」が建つ。社員の皆さん…。

  • 最終面で懐かしいからと言ってむやみに町の人に話しかけてはいけません。例え鶏であっても。

  • ゲーム終盤、レベル35辺りからレベルアップ時のアークの能力がFF3の某玉葱並の上昇率になるため、最終決戦前にレベルを上げ過ぎるとラスボスを瞬殺する事が可能。普通のアクションRPGを楽しみたいのならレベルを上げ過ぎないように気をつけよう。




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