戦う司書

登録日 :2010/12/27(月) 15:38:09
更新日 : 2015/12/30 Wed 14:39:23
所要時間 :約 6 分で読めます






死者はすべて『本』になり、
すべての人の記憶と物語が、
受け継がれていく世界。
『本』が織り成す恋と奇跡、
そして希望。

『本』が紡ぐ、
壮大な物語。

圧倒的スケールの本格ファンタジー!




戦う司書とは、スーパーダッシュ文庫の小説新人賞大賞を受賞した作品、そのシリーズである。

全十巻が刊行されている。

アニメ化や漫画化も果たした。

荒木飛呂彦氏からも絶賛された。


アニメは四文字タイトルからわかるように萌えアニメ。




冗談です、冗談だからシュラムッフェンを向けないで! お願いやめて!



ジャンルはファンタジー。
アニメの宣伝文句はハードファンタジーアクション。



この物語は愛の物語である。

明言されているわけではないが、全巻通して愛が書かれている。

戦う司書のテーマは愛と言っても過言ではない。


全ての人物に意味があり、最終巻に繋がっていく物語は素晴らしいの一言だ。

特に最終巻が凄い。

是非とも読んで欲しい。

アニメを見て、内容がわかっていたのに読むのが止まらなかった。


ちなみにWikipediaはネタバレ満載である。

本項目はできるだけ物語の核心を避けたり濁したりします。



【世界観】

遥か昔に『始まりと終わりの管理者』がこの世に現れた。

『始まりと終わりの管理者』は最初に混沌から天と、地と、海を百万年かけて作った。

次に残った混沌を固めて削り、動物と植物を十万年かけて作った。

その後、残った混沌を加工して、一万年かけて人間を作った。

最後に、自分の体を切り裂いて三人の神様を作った。

『未だ来たらざるものの管理者オルントーラ』は人々を幸福へ導く。
しかし未来管理者オルントーラは楽園時代の終わりと共にこの世界から去った。

『現れ在るものの管理者トーイトーラ』は世界公理を管理する。
物理法則とも言うべき存在で、今はトーイトーラ大山の中で眠りに着いているという。

『過ぎ去りしものの管理者バントーラ』は人間の所行を全て記録し、管理する。
過去管理者バントーラは楽園時代の終わりと共に、バントーラ図書館館長室に封印された。



死んだ人間は『本』になる。


『本』とは魂の化石で、どこで死のうとも鉱山から採掘され、バントーラ図書館へと収められる。


魂の化石である『本』に触れると、記憶や思いなど、その人の人生を追体験できる。


過去神バントーラに図書館を任された人々の事を、武装司書という。




武装司書
世界最強の組織。


神溺教団
非常に利己的な邪教。



【神立バントーラ図書館】
世界の管理者が、全ての人の過去を収めるために築き上げた世界最初の図書館。
館長は死を司る過去神バントーラ。
現在は人間にその管理を任せている。
全ての『本』はバントーラ図書館へと収められる。
地下には封印迷宮があり、衛獣が『本』を守っている。
封印迷宮は五層からなり、層を下るごとに収められる『本』の重要性も、衛獣の強さも増していく。
第一封印迷宮にはバントーラが封印されており、因果抹消結界により人間は入れない。
楽園時代の本はここに収められており、読むことは不可能。
人間が入れるのは第二封印迷宮までである。



【楽園時代】
戦争はなく、貧困や犯罪もない平和だった時代。
しかし、悪しき人が増えると共に様々な事件が起き、楽園時代は終わりを告げた。
楽園時代の終わりと共に未来管理者はこの世を去り、
現在管理者は眠りに着き、過去管理者は封印された。




【主な登場人物】






ラスコール=オセロ
神溺教団に深く関わる謎の老人。
独自の考えで動いている。
過去神バントーラにしか成し得ない、
『本』を作り出すという行為を、
過ぎ去りし石剣ヨルと呼ばれる短剣で行う。


オリビア=リットレット
ベンド=ルガーの存在を知っており、
武装司書を崩壊させかねない情報を持つ女性。


ベンド=ルガー
神溺教団に生み出された兵器。
元は人間だが、鉛の体を持つ人形へと変えられた。
『菫色の願い』を受け継いでいる。


チャコリー=ココット
『菫の咎人』と呼ばれる少女。
『菫色の願い』とは彼女の願い。
ハミュッツに殺害された。



【楽園時代の人物】

ルルタ=クーザンクーナ
世界を救った救世主。
人類史上最強の人間。


ニーニウ
歌い人の、心優しい少女。
ルルタと愛し合い、ルルタと共に世界中を飛び回った。


ヴーエキサル=メリオト
楽園時代のメリオト国王。
ルルタに心酔し、ルルタのために行動している。


ヒハク=ヤンモ
自分の体を樹木に変える魔法権利を持つ戦士。
カーロイと言う七歳の息子と二人暮らし。
初めは臆病だったが、ルルタや息子から励まされ、勇敢な戦士となった。
アニメスタッフから因果抹消攻撃を受け、その存在を消した。


ミエナ=ヤンモ
強力な針使いの魔法権利を持つ、ヒハクの妻。
故人。
夫と共にアニメ管理者から因果抹消攻撃を受け存在を消された。







戦う司書と恋する爆弾
記念すべき第一巻。
シガル様無双のお話。
爆弾? ああ、取るに足らないものだよ。




戦う司書と雷の愚者
ノロティキター―(゚∀゚)――!
あ、『怪物』も登場します。




戦う司書と黒蟻の迷宮
一級武装司書のモッカニアが地下迷宮内で反乱を起こした。
モッカニアの反乱には一人の女性が関わっているらしい。
神溺教団がモッカニアを反乱させたその驚くべき策略とは!?
あとパンツの人登場。




戦う司書と神の石剣
シガル様再登場!
シガルさまああああああああああ!!!
謎の人物、ラスコールの正体が遂に明らかとなる。




戦う司書と追想の魔女
ヴォルケンは武装司書の正義を取り戻すために館長代行に反旗を翻す。
武装司書が崩壊しかねない重大な秘密とは一体!?




戦う司書と荒縄の姫君
この世界はノロティのものだった。
そして、武装司書以外の人類全てが、武装司書の敵に回った!
「お母さん、武装司書が死ぬよ」
「そうね、武装司書が死ぬわ」
 幼い少女が窓から身を乗り出し、バントーラ図書館を見る。その目は、憎しみと歓喜にあふれていた。

『現在、武装司書は追いつめられつつあり、武装司書は、壊滅へと、近づいて、我が国は、
いえ、我が、そ、あ、武装司書を、武装司書を、殺す、殺す、武装司書を、死ね、武装司書、殺せ、
殺せ、死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね死ね死ね! 武装司書を殺せ、武装司書を殺せ! 死ね! 死ね! 死ね!
やったぞ、やったぞ、武装司書が滅ぶぞ! 武装司書が滅ぶんだぞおぉぉぉ!』




戦う司書と虚言者の宴
ほとんどの内容がアニメスタッフの因果抹消攻撃により消滅した悲しい巻。
ミレポックの「きゅう」がかわいい。
ノロティの故郷の現状が書かれている。




戦う司書と終章の獣
最終巻みたいなタイトルだけど続きます。
衛獣が封印迷宮から出てくるという前代未聞の異常事態が発生する。
そして、天国の正体が明かされる。
一九二九年一月十二日。
この日、バントーラ図書館の歴史は終わる。




戦う司書と絶望の魔王
楽園時代、世界は滅亡の危機に陥っていた。
しかし、世界は続いていく。
そう、救世主ルルタ=クーザンクーナが世界を救うからだ。
ルルタ! ルルタ! ルルタ! ルルタ! ルルタ! ルルタ!




戦う司書と世界の力
壮大な最終巻。
まさに戦う司書の最後を飾るに相応しい内容。
是非とも読んで欲しい一品。
希望も絶望もつないでいく、
『本』をめぐるファンタジー、ここに完結!






項目に終わりはない。
Wiki篭り達はこの先も、
笑い、泣き、争い、愛し、
追記しては修正しながら、
それぞれの項目を魂の中に刻んでゆく。


秀逸ではなく酷くもない、
このアニヲタWikiで生きていく。

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