No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon

登録日 :2012/10/27(土) 19:32:35
更新日 : 2017/10/12 Thu 13:24:10
所要時間 :約 6 分で読めます





偽りの骸を捨て神の龍となりて現れよ!!


No.(ナンバーズ)92 偽骸神龍(ぎがいしんりゅう) Heart-eartH Dragon(ハートアース・ドラゴン)
エクシーズ/効果
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0
レベル9モンスター×3
このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
相手のエンドフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
相手フィールド上の、このターンに召喚・特殊召喚・セットされたカードを全てゲームから除外する。
エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊された場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した時、このカードの攻撃力はゲームから除外されているカードの数×1000ポイントアップする。

「最凶のナンバーズ」。
2012年11月発売のパックCOSMO BLAZERに収録されたカードで、同パックのパッケージともなっているモンスター。
遊戯王ZEXALにおける重要カード「ナンバーズ」の一体。
OCGでは「最凶のナンバーズ」ではなく「最強のナンバーズ」の称号を獲得。
アニメでは進化前のNo.53 偽骸神 Heart-eartHが「最強のナンバーズ」だったり、
紋章神コート・オブ・アームズが「究極のナンバーズ」だったりよくわからない。

数字はゴミ(53)からクズ(92)に進化。……進化?

アニメにおける使用者は1期ラスボスのDr.フェイカー
名前にハートが付いているからか、胸部に心臓のような模様がある。
進化前とされるHeart-eartH共々、名前の表記が特異。


Heart-eartH Dragonの効果は3つ。

このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
戦闘破壊耐性と、アマゾネスの剣士のように戦闘ダメージを相手に押しつける効果。

相手のエンドフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、相手フィールド上の、このターンに召喚・特殊召喚・セットされたカードを全てゲームから除外する。
エンドフェイズにそのターンにフィールド上に出されたカード限定だが、除外する効果。

エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊された場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚に成功した時、このカードの攻撃力はゲームから除外されているカードの数×1000ポイントアップする。
エクシーズ素材がある時、墓地から特殊召喚して攻撃力が除外カード×1000上がる効果。


Heart-eartH経由だとエクシーズ素材1体の為、2番目の効果と3番目の効果はアンチシナジー。
よって、このカードの効果で除外して尚且つ蘇生効果を使いたいならばレベル9×3を満たすか、
新たにエクシーズ素材を増やすカードを使う必要がある。

2番目の効果は非常に強力で、そのターンに相手が出したカードを全てエンドフェイズに除外する。
全体なので対象を取らないし除外なので破壊耐性もすり抜け、更に種類も表示形式も問わない。
使用するのに1ターン待つ必要がある罠カードやリバース効果は実質封殺される。

3番目の自己再生効果を使った後は、非常に攻撃的なモンスターへと変化する。
1枚に付き1000のアップは破格であり、お互いの除外カードを参照するので2番目の効果と合わせてかなりの数値になっていることもあるだろう。
ただし攻撃力がアップするのは蘇生時のみで、自己再生した後に除外枚数を増やしても無駄なのに注意。
また除外枚数が中途半端なところで破壊されてしまうと反射ダメージさえ与えにくくなってしまう。

強欲で貪欲な壺は、手軽に10枚ものカードを除外しつつドロー加速ができるため、相性がいい。
成立すれば攻撃力1万を確保でき、ロマン十分なデッキが組めるだろう。

相性のいいカードとしてはフィールド魔法《エクシーズ・オーバーライド》か。
手札1枚をORUの代わりに裏側除外出来るので、事実上エクシーズ素材が尽きなくなる。
自己再生時の攻撃力上昇にも繋がり、そのORUが無くなった状態でも効果を使用することが可能となる。
ただし裏側除外したカードを再利用する方法は殆ど無いためご利用は計画的に。

弱点はこのカードが場に出る前に存在していたカードには一切干渉出来ない所。
ステータスが低いので自己再生前は戦闘破壊も出来ないし、すでに破壊以外で除去を行う罠が伏せられていた場合には対処不能である。
出来るならば相手の場を確認・掃除してから召喚、場を制圧したい。
また、最近は破壊を介さない除去効果や、破壊効果を2回連続で使われることも珍しくないため、他のカードの効果で防いでいきたい。


そしてある意味それ以上の弱点として 非常に出しにくい と言うことがあげられる。
Lv9のモンスターは兎に角少なく、それを3体揃えるのはそう簡単なことでは無い。
素でLv9を3体用意するのは大変なので、Heart-eartH Dragonを使うならば進化前のHeart-eartH経由で出すと言う手もあるのだが、
そちらの方も5x3で能動的に使えないORUを使いきって効果破壊しろ、とそれなりに一手間かかる。

RUMに頼るのも手。
今のところこのカードを出せるRUMは『RUM-アストラル・フォース』『RUM-幻影騎士団ラウンチ』『RUM-ソウル・シェイブ・フォース』の3種。
ソウルシェイブはランク9に進化できるランク7のRRが少ないので前者2種がメイン。

RUM-アストラル・フォースは種族属性が同じエクシーズを2つランクアップする。
ランク7・ドラゴン族・闇属性エクシーズのレッドアイズフレアメタルなら縛りもない。
オベリオンとレイジングでも出せるが、特化すればワンキル上等の2体なので進化元に選ぶ必要が薄い。
この場合、Heart-earthは切り離し、No.95等を絡めたドラゴン族・闇属性デッキでランク7とランク9エクシーズをするほうが無難か。


幻影騎士団ラウンチは、素材がない闇属性エクシーズを1段階ランクアップし、このカード自体をエクシーズ素材として補充する。
速攻魔法なので(メインフェイズ限定の発動条件があるが)相手ターンに出せ、エクシーズ素材も2つは確保できる。
縛りがなく素材を1ターンで使いきれるジャイアントキラー
効果を封じて安全に繋げられるDDD双暁王カリ・ユガなどが候補。

ちなみに、ラウンチは闇属性ランク4からHeart-earthにランクアップすることも可能。
ハートアースドラゴンが目的なら直接ランク8からランクアップするほうが早いが、ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴンを採用するのであれば、
Heart-earthのデッキの軸をあまり変えずにアストラルフォースをかみ合わせることができる。

どのパターンでも専用のデッキになるが、
その代わり効果は上記のように重さに見合うだけの強力さを有しているため、今後出しやすくなるカードが増えることを期待しよう。


【アニメ】

アニメでは折角Heart-eartHを破壊したのにHeart-eartH Dragonが登場。
更に折角Heart-eartH Dragonを破壊したのに蘇生効果で復活と2度の絶望を味あわせた。

蘇生効果はバリアンがDr.フェイカーにとりつくのと同じタイミングで発動。

アニメ効果はOCGと異なり、
  • 特殊召喚時に相手モンスターを全て守備表示にし、表示形式変更不可
  • 相手にダメージ押し付けに加え、自分はその分ライフを回復
  • 除外にはエクシーズ素材を使用せず、タイミングは次のターンのスタンバイフェイズ
  • 蘇生はエクシーズ素材が無い時
  • 攻撃力が蘇生時の枚数×1000固定ではなく、現在の除外枚数に従って変化

等と、アニメではエクシーズ素材を能動的に消せず蘇生効果が発動しづらい点以外はOCGより強力。
特に除外効果が極めて強力。なにしろ毎ターン、フィールドに置かれた相手のカードを一掃してくれるのである。

作中では3人で戦った為、3人分の手札を駆使して毎ターン訪れる除外の波を乗り越えていたが、
タイマンなら1人分の手札でこれに対処しなければならず、偽骸神龍がいるだけで極めて強力なロック効果がある。
戦闘ダメージも反射+回復であり、ライフアドバンテージはOCGの倍。

効果によって3人の戦力をドンドン削っていくが、シャークの除外された時に発動する超ピンポイントメタ
「エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ」によって超銀河眼の光子龍を出されてしまう。

1回目は超銀河眼の光子龍によって効果を無効にされて破壊。
2回目はZW-玄武絶対聖盾に効果を無効にされてホープレイの攻撃力16600の「ホープ剣・アルティメット・スラッシュ」で破壊された。

ぶっちゃけ、超銀河眼がエクシーズ素材吸収効果を使わなければ蘇生は出来なかった。
まあ、アニメだと相手の効果が分からないのはいつもの事なのでしょうがないだろう。

また、アニメではカードがハッキリ表示されたのだが、
テキストの文字数は、かのヴェノミナーガ様をも越える文字数であった。OCGでは100文字以上減ってる。

後にCNo(カオスナンバーズ)である偽骸虚龍Heart-Earth Chaos Dragon(ハートアースカオスドラゴン)が登場。
最強のナンバーズの進化形態であるそいつの驚くべき効果については、是非当該項目で確認してほしい。


追記・修正は進化前と進化形と一緒に出した方にお願いします。


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