ハーマイオニー・グレンジャー

登録日 :2009/08/05(水) 23:40:29
更新日 : 2017/06/07 Wed 22:36:33
所要時間 :約 12 分で読めます




ハリー・ポッターシリーズの登場人物。


フルネームはハーマイオニー・ジーン・グレンジャー。

ホグワーツ魔法魔術学校のグリフィンドール寮に所属する魔女。
ハリー・ポッターロン・ウィーズリーの親友。


家系の中に魔法使いがいない、いわゆる「マグル生まれ」の魔女。
その為、ドラコ・マルフォイ等の純血主義者達からは蔑視されている。
ちなみに実家は歯科医。

最初「穢れた血」と呼ばれた時はショックを受けていたが、何度も言われ続けて慣れたらしく、フォイフォイ挑発してきたフォイを殴り倒すまでになった。


学年トップの成績を誇る秀才である。

これは相当な努力の賜物だが、初見の魔法でもある程度の効果を発揮させたり、習った魔法をその授業中にクラスで唯一成功させたりする為、
天賦の才によるところも大きいと思われる。


性格は基本的に心優く友情に厚いが、異常なまでの完璧主義者。
三年次では「逆転時計(タイム・ターナー)」で時間を巻き戻してでも全科目を履修しようとし、軽い情緒不安定に陥った。

優れた洞察力を持ち、リーマス・ルーピンに「 今まで出会った君と同年代の魔女の誰よりも賢い 」と言わしめた。

きちんと筋道を立てて物事を考える合理的思考を持つ反面、根拠のないものは絶対に信じないなど柔軟性に欠ける。

この点はルーナ・ラブグッドに「何でも目の前に突きつけられないとだめ」と批判を受けた。


元々規律を重んじる性格だったが、規則破り常習犯のハリーやロンと連む内にかなりアバウトになっていった。
まあ、そのおかげで数々の事件を解決できたからいいんだけどさ…。
校則を破るって楽しい~♪


実戦ではハリーに劣るものの、魔法の腕は生徒中最高クラス。
『O・W・L(普通魔法レベル試験)』では“闇の魔術に対する防衛術”以外の9科目で「O・優」を取得。魔法のレパートリーも豊富である。

と、一見完璧に見える彼女だが唯一箒の扱いは大の苦手である。
(しかし死の秘宝にて『悪霊の火』から逃げる際には一流クイディッチ選手2人に着いて行けるまでに上達した)



趣味は読書。
文字通り「本の虫」で、暇さえあれば図書館に行って読み耽っており、その内容をほぼ全て暗記している。
この膨大な知識のお陰でハリー達は何度も窮地を脱している。

この通り『知識』を重視するレイブンクロー向きの性格であり、実際組み分け帽子も彼女をレイブンクローに入れるべきだと考えたが、
彼女自身は『勇気』や『団結』を重視していた為グリフィンドールに入れられた。
…事実、必要と思えば容赦無く邪魔者を排除したりルールを破ったりする後の彼女を見る限り、その判断は正しいとも言える。

映画では全く触れられていないが、『屋敷しもべ妖精』が不当な扱いを受けていることに反感を抱き、
「屋敷しもべ妖精福祉振興協会(S・P・E・W)」なるものを設立した。
が、ロンには「反吐(spew)なんかに入るか」と言われたり、当の妖精達からは自分達の誇りを穢すものとして怒りを買った(例外はほぼドビーだけ)。

作者も「彼女は助ける相手を間違えてるのよ」と語っている。


三巻からペットとしての『クルックシャンクス』を飼っている。
ニーズルという魔法生物との雑種で高い知能を持ち、「動物もどき」を見抜くことが可能。
そのおかげでシリウスにまつわる真相が明らかとなる。

守護霊は「カワウソ」


以下、ネタバレ



容姿に関してはあまり良い風には描写されていなかったが、四巻にてしっかりお洒落すれば相当な美人であることが判明。
フォイフォイと雌奴r……ペットのパグ犬も認めた程。

映画で演じているエマ・ワトソンも誰もが認める美少女である。

実際かなりモテており、世界最高のシーカーの1人ビクトール・クラムや槍珍のコーマック・マクラーゲンに狙われていた。
クラムとは特に仲が良く、ハリーはキスまでは行ったと推測している。


だが本当はロンのことが好き。
六巻でロンがウォン-ウォンと化した際は、嫉妬深い一面を見せた。
(「 女は復讐のためならどこまで身を落とせるのか 」ハリー談)

七巻にてアルバス・ダンブルドアから託された遺品は「吟遊詩人ビードルの物語」で魔法界で育った者なら誰もが知っている童話集。

これに載っている1つの物語とダンブルドア直筆のサインが「死の秘宝」のことを示しており、重要な鍵となる。


以下、各巻での活躍



一巻『賢者の石』
序盤では出しゃばりなところがあったため、友人もおらず、ハリーとロンともあまり良い関係ではなかった。

ロンの嫌みにショックを受けてトイレに引きこもって泣く事もあったが、トロールの一件を経て二人と親友となる。

「賢者の石」の防御トラップではスプラウト教授の“悪魔の罠”、スネイプ教授の魔法薬(映画版はカット)を持ち前の知識と頭脳で突破した。
「でも薪がないわ!」


二巻『秘密の部屋』
フォイフォイから今回の事件についての情報を聞き出す為、スネイプの材料棚から材料をくすねて「ポリジュース薬」を調合。

しかし、自分だけ失敗してネコに変身してしまい、2人と一緒に行けなかった。

映画でのポリジュース薬調合のシーンでは、エマ・ワトソン当人は腕を骨折していたにも関わらず撮影に挑んだという。

犠牲者の状態から推理して“スリザリンの怪物”が『バジリスク』であることを突き止めるが、
その直後に当のバジリスクに襲撃されて石化(直接目を見た訳ではないので絶命は何とか免れた)してしまい戦いには参加できず。

この巻ではロックハートに夢中だったが、石化が解けた後で彼の本性を教えてもらったらしく、以降の巻ではそういった反応は全く見られなくなった。


三巻『アズカバンの囚人』
ペットのクルックシャンクスがキーパーソンならぬキーアニモーに。

終盤でハリーと共に「逆転時計」を使って時をかけ、シリウス・ブラックとバックビークを救出した。


四巻『炎のゴブレット』
ダームストラング代表のクラムにアプローチされ、ダンスパーティに一緒に参加。

ハリーとロンを茫然とさせる程の美貌を披露した。

また、リータ・スキータによって捏造記事でハリーと付き合っていることにされ、ハリーのファン達から色々な被害を受ける。
この件に関しては思いっきり恨み骨髄だったので、ラストでは彼女が非登録のアニメーガスであることを逆手にとり、監禁していた。


五巻『不死鳥の騎士団』
当然の如く監督生に就任。
『ダンブルドア軍団』の発起人となり、一人で団員間の連絡法、裏切り者の特定、報復方法を編み出した。

神秘部の戦いでは、アントニン・ドロホフの一撃を喰らってKOされてしまう。


六巻『謎のプリンス』
ウォン-ウォンに対してマジギレし、ハリーをやきもきさせるがなんとか元の鞘に納まった。

ハリーとダンブルドアのホグワーツ不在時の死喰い人襲撃の際には前線で戦った。


七巻『死の秘宝』
ハリー、ロンと共に分霊箱探しの旅へ。

ロンが離脱した際には泣き崩れ、帰って来た際には抵抗するロンを罵りつつ無理矢理パンパンしてアッー!!!させた。

ホグワーツ帰還後はロンと共に「秘密の部屋」に向かい、バジリスクの牙を用いて分霊箱を破壊する。

最終決戦でも前線に立って活躍した。

ちなみに、映画「死の秘宝 part1」の序盤で、両親の記憶を消して家を出た後の後ろ姿が超イケメン。



後年、魔法省の魔法生物規制管理部に就職し「屋敷しもべ妖精」の地位向上に尽力。

その後、魔法法執行部に異動し、純血支持法の廃止を推進した。

また、無事にロンと結婚し、長女『ローズ』と長男『ヒューゴ』を授かった。




二巻でネコ化した為、同人誌等ではネコ耳を装備していることが多い。

シチュとしてはハリーに悪戯されたり、フォイフォイに「その血を清めてやる」とか言われて犯されたり、ロックハートにペットにされたり、
ツンデレなスネイプに犯されたり……etc.がある。
将来の旦那とはハリーとの3Pぐらいでしかしかヤってない。


「ハーマイオニー」という名前が独特で気に入られたのか

○ハヤテのごとく!の真ヒロインが綾崎ハーマイオニー。

○スター・ウォーズで「ハーマイオニー・バグワ」というキャラが登場。

と、各方面で名前を拝見することも多い。

※ハーマイオニー・バグワ
デクスター・ジェットスターの経営するお店で働いていたウェイトレスさん。


余談だが、2004年時点での作者インタビューでは、ミドルネームは「ジェーン」とされていたが、
アンブリッジとの重複を避けるためか、七巻ではジーン(Jean)に変更されている。

更なる余談だが、『ハーマイオニー』はギリシャ神話のマイナーな登場人物の名前の英語読みが語源。
また、イギリス海軍でも複数回に渡って軍艦の名前として使用されていたりするなど、意外にもイギリスとの縁が深い名前でもある。
が、英語読みにすると発音が結構難しくなるらしく、作中でも一部のキャラクターに発音を誤魔化され、ハーマイオニー自身が「ハーミー」なる略称を考案し、
挙句の果てに邦訳時は作者の了承を得た上で「ハーマイオニー」が日本語版での正式な発音として採用された、という逸話まである。
名字の方はアメリカで実際に起きた労働運動から採られており、上述の屋敷しもべ妖精福祉振興協会の発足など作中でも反映されていた。


追記・修正よろしくお願いします

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