モータルコンバット

登録日:2011/05/11(水) 14:02:33
更新日:2024/03/02 Sat 14:05:21
所要時間:約 15 分で読めます




モータルコンバットは、1993年頃、アメリカのミッドウェイゲームスから発売された実写取り込みの格闘ゲーム。(4以降は3Dになった。)
如何にも「アメリカから見た東洋」といった感じの世界観やキャラクター達や敗けた相手を残虐な技でトドメを刺す「フェイタリティ」がコアな人気を獲得。
日本では「1」~「トリロジー」までが発売された*1

90年代には実写映画が何作か制作されている。


【主な登場キャラ】()内は英語表記。
主人公。中国出身。叫び声が特徴的。一時期はゾンビ化しており、相手の身体を乗っとるフェイタリティを使っていた。
その昔、初代MKのAC筐体を相手に落とすギャグ的なフェイタリティもあった。
作品が進むに連れて主人公とは思えない悪い扱いを受けてしまっている…が、最近ではまた活躍の場が増えてきている。
「11」ではライデンと融合して神になり、最終決戦に挑む。
後述するクン・ラオ共々外伝作品「Shaolin Monks」でも主人公になっている。

  • 雷電(Raiden)
雷を操る、編み笠がトレードマークの地球を護る雷の神。フェイタリティで普通に殺されてんじゃんとか言ってはいけない
実質的にもう一人の主人公である、神としての力と不死性を捨ててまで人間界を守る程情け深い。しかしそれ故に、作品によっては人間への失望から闇堕ちする事も…。雷の神らしく電撃を操り戦う。突進技の際に奇妙な掛け声を発する。初期には何故か自爆するフェイタリティがあった。
日本版では名前の表記が「RAYDEN」となっている。

サブゼロ*2に一族ごと抹殺され、彼が率いる忍者組織(Lin Kuei)に復讐を果たすため地獄から蘇った白井流の黄色い忍者。素顔は骸骨で、炎を吐いて相手を焼き殺すフェイタリティ等を持つ。Toasty!
ライバルのサブゼロと並びシリーズの顔のような存在で、『9』と『X』『11』では表紙を飾っている他、制作会社が同じDCコミックの格闘ゲーム「インジャスティス」にもゲスト出演を果たす。*3 「インジャスティス」日本版では当然、セリフが日本語に吹き替えてあるので、流暢に日本語を喋る貴重な姿を見られる。

ある意味、真の主人公と言える。
ただしストーリー内での扱いは黒幕に利用されたり敵の不意討ちであっさり死亡したり、EDでも報われない結果が多いのだが…
2020年に彼が主役のアニメ「モータルコンバットレジェンド・スコーピオンズ リベンジ」が制作された。
「1」では今までのハンゾウ・ハサシではなくなんとサブゼロ弟ことカイ・リャンが「燐塊」の忍者スコーピオンとして登場している。
尤も同作における白井流やハンゾウ・ハサシは意外な形で登場している。ストーリーモードにはあまり関わらないが…

氷を操る青い忍者。スコーピオンとその一族の仇。と思われていたが実は別人だった。
初代で使っていた相手の首を脊骨ごと引っこ抜くフェイタリティはこのシリーズの象徴にして人権保護団体から叩かれたといういわくつき。
スコーピオンとのライバル関係や上記した脊髄抜きのインパクトもあってか登場キャラの中でも人気が高く、スピンオフ作品「Mythologies: Sub-Zero」も作られてる。
兄と弟がいるが現在「サブゼロ」として活躍しているのは弟の方の「カイ・リャン」。兄「ビ・ハン」は初代にてスコーピオンに殺害された後、漆黒の忍者「ヌーブ・サイボット」として甦る。
上記した脊髄抜きは本人も意識しているのか、「9」以降の彼のフェイタリティの一つは脊髄抜き以外にも何かしらの形で背骨が関わっている。それこそ「お前は背骨に親でも殺されたのか」とツッコみたくなるほどに。*4
また、「インジャスティス2」にゲスト出演している。もちろんフェイタリティは無いが、勝利演出が脊髄抜きを思わせる演出となっている。「インジャスティス2」は日本語版が無いため、残念ながら彼の日本語は聞くことができない。

  • キタナ(Kitana)
「2」から登場。エデニアのお姫様で、リュウとは恋人同士。シャオの側近であり娘だが、実の娘ではなかった。
後にシャオに反逆。地球側の戦士になる。初期の作品ではキスで相手の身体を膨らませ破裂させるフェイタリティを持つ。
扇状に変形するナイフを使って戦う。見た目は綺麗なお姉さんだが実は10000歳を超えている。

  • ミレーナ(Mileena)
キタナの双子の妹とされていたが、実際はシャオが作り出したキタナのクローン。飢刃一族という一族の遺伝子が組み込まれている為、口が裂けている。
釵を駆使して戦ったり、相手にしがみつき噛み付いたりする。フェイタリティは相手を食べるものが多い。
肉食系女子(物理)
Xでデヴォラに殺され、11では未登場。
キタナにミレーナの技の一部を持ってきたりしていたが、ファンから「ミレーナ出せ!」と苦情(?)が殺到した結果、全部入りパッケージ「Ultimate」で再登場を果たす。
「1」では正真正銘のキタナの双子の妹として登場し口も今までみたいに裂けてはいないのだが…

  • ジェイド(Jade)
キタナの友人の女性。こちらもシャオの側近であったが反逆したキタナの為に自分も反逆する。
初登場の「2」ではCPU専用かつ特定条件を満たすと乱入してくる隠しキャラでありキタナやミレーナの色違いでキタナと同じ技を使う。
なんと飛び道具が一切効かない。加えてスピードも既存キャラ以上。
プレイアブルとなった作品からは伸び縮みする鉄の棒や刃のブーメラン使い戦う。さらにCPU専用時代の飛び道具が効かない状態を再現する必殺技ができた。
11ではコータルとは深い仲であるが、石頭の彼と衝突する事もある。

  • クン・ラオ(Kung Lao)
ツバが刃の帽子を武器に闘う戦士。リュウの親友。帽子は投げ捨てられても何度でも新しい物が復活する。
500年前に祖先の『グレート・クン・ラオ』がゴローに殺害されているので、ゴローとは因縁が有った。
帽子を飛ばしたり自身が回転して相手を弾き飛ばしたりする。Shaolin MonksやMK9、MKXでは相手の恐怖を煽るようなフェイタリティを行う。
先述の通り、リュウ・カン共々外伝作品「Shaolin Monks」の主人公となっている。

  • サイラックス(Cyrax)
黄色いボディのサイバネティック忍者。
緑色のネットで相手を捕縛したり、丸いグレネードを使う。バラバラになってワープも出来る(移動先で合体する)。9では人間だった頃の姿も見られるし、もちろん別コス扱いで使える。

  • ナイトウルフ(NightWolf)
霊気の弓矢や斧を操る、巨漢インディアン。緑のオーラを繕い胸を突き出し相手の飛び道具を反射できる技がある。フェイタリティは光で相手を焼きつくしてガイコツにしてしまう。

  • レプタイル、日本版はリープテイル(Reptile)
トカゲ型獣人の緑色の忍者。デザインや血の色の変更が激しく、最近では素顔を出していることが多い。
胃液を吐き出したり、一定時間姿を消す事ができる技を持っている。
フェイタリティは胃液で相手を溶かしたり長い舌で相手を捕まえて食べたりする。
初代から登場したが、当時はCPU専用の隠しキャラであり並大抵な努力では出現しなかった。*5


  • シンデル(Sindel)
白目を剥いた白髪の女性。なかなか際どい格好をしている。
キタナの母親でありシャオ・カーンの妻。
初期の作品ではシャオ・カーンに刃向かうが、「9」からは完全にシャオ・カーン側に。
髪を自在に伸び縮みさせ操って攻撃したり、奇声を使った音波攻撃が特徴。
フェイタリティは凄まじい音波の圧で皮膚を根こそぎひん剥いたり、髪を絡ませ相手をバラバラに引き裂いたりする。

  • シーヴァ(Sheeva)
ショカン族の女性。作品によってはシンデル以上にギリギリの格好をしている。
ショカン族の特徴である4本腕をいかした戦いをする。
彼女も初期の作品ではシャオ・カーンに反抗するが、「9」では終始シャオ・カーンに忠実である。
いったん画面外までジャンプし相手を踏みつける技が特徴。フェイタリティは相手の皮膚を生きたまま剥いでしまう。
「X」では影も形もなかったが、「11」のストーリーモードにてNPCとして再登場し、「11 Aftermath」でプレイアブルとしても復活した。

  • ハヴィック(Havik)
顔の下の部分が剥き出しになってる、カオスレルムの僧侶。
棘鉄球がメインウェポンで上半身を回転させながら攻撃するなど、本作きっての色物キャラ。
その奇怪ぶりから3D作品以降のキャラとしては人気があったらしく、「1」において再びプレイアブルキャラとして再登場した。
同作では後述のダイロウの設定と統合され、クァン・チーの配下として登場。
さらにエンディングでは別次元の彼が現れ、
リュウ・カンの世界に宣戦布告する美味しいポジションを持っていった。
戦い方も自らの腕を引きちぎって攻撃したり、
フェイタリティで相手の心臓を自分の心臓と入れ換えた挙げ句爆破させたりと、さらにグロテスクな演出が多くなった。

  • コブラ(Kobra)
背中にコブラの刺繍が入った拳法胴着を着込む金髪兄ちゃん。若干格闘技チャンピオンのあいつに似ているが特に関係は無い。黒龍会のメンバーで、カノウと同じく相手の心臓を抉り出すフェイタリティを持つ。

  • リ・メイ(Li Mei)
キタナやミレーナ以上にセクシーなお姉さん。
「DA」ではかなりの老け顔だったが気にしないように
「ディセプション」のフェイタリティはどう見ても北斗神拳です。
「X」ではNPCとして登場し、「1」でプレイアブルとして復活。

  • セクター(Sektor)
赤いボディーが特徴のサイバネティック忍者。
素顔は東洋人で、自らの意志でサイバー手術を受けている。
相手をホーミングするミサイルを打ったり、両腕からの火炎放射で敵を攻撃する。
残忍な性格の持ち主で、『ゴールド』における自身のEDでは、ソニア、ジャックス、そして裏切り者となったサイラックスをミサイルで処刑している。

  • カノウ(Kano)
黒龍会の幹部で、日本人…だったが無かったことにされた。
名前の発音はケイノーに近い。日本のファンからは加納さんと呼ばれたりもしている。
顔の半分がサイボーグとなっている。心臓を引っこ抜くフェイタリティが特徴。
映画シュガーラッシュにセリフ付きで出演し、ここでも心臓引っこ抜きを披露した*6
「X」では胸のペースメーカーが下記するス・ハオのように巨大化する。そしてバトルスタイル毎に色が変わる。

  • ソニア・ブレイド(Sonya Blade)
米国出身の女性軍人。
投げキッスを使ったフェイタリティや、足技が特徴。
最近ではフェイタルブローやフェイタリティでドローンを召喚したりもする。
9ではナイスバディなセクシー美女だったが、Xでは海外のエロ規制のせいでダウンサイジングし、11ではキレイなオバちゃん(若い頃の姿も有る)と化していく。

  • ジャックス(Jax)
米軍所属の黒人男性。ソニアの上官でフルネームはジャクソン・ブリッグス
3以降の作品では自らの両腕をサイボーグにしている。その理由は魔界の戦士に対抗するためだという。
地面にパンチをして衝撃波を起こす技を持つ。
初期の作品では何故か巨大化するフェイタリティがある。
また、自身が主役のスピンオフ作品「Special Forces」も作られた。

  • マバド(Mavado)
赤龍会の幹部で、カバルとは因縁関係にある。

  • カメレオン(Chameleon/Khameleon)
レプタイルとは別の種族である爬虫類型の一族である忍者。
因みに♂と♀がいる。
♂は男性忍者、♀は女性忍者の技を扱える。
♀は現在のところ任天堂ハード(「トリロジー」のN64版と「アルマゲドン」のWii版)にしか出ていない。

  • カイ(Kai)
リュウ・カンと同じく白蓮のメンバーで、逆立ち攻撃を繰り出してくる。

  • キラ(Kira)
赤毛の女性で、カノウとソニアを足して2で割った様なキャラ。

  • ジャレック(Jarek)
カノウと同じく、黒龍会のメンバー。
一時はソニアと共闘し、自身のEDではソニアを用済みと判断して始末するが、ジャックスのEDではその後、仇を討たれる。

  • ダリウス(Darrius)
スキンヘッドの黒人。
相手の両足と腕を頭部にくっ付け、オブジェの様な見た目にするフェイタリティを持つ。
別コスチュームは何故かアフロに。
「1」ではKameoFighter枠としてまさかの復活を果たした。

  • 風神(Fujin)
雷電の弟。その名の通り風を操る。
シリアスな風格とは裏腹に好きな食べ物はスポンジケーキ。
その後は「MKA」を最後にプレイアブルとして登場しなかったが、
「X」でNPCとしての出演を経て、「11 Aftermath」で再びプレイヤーキャラとして復活。

  • ス・ハオ(Hsu Hao)
人民帽と胸部のペースメーカーが特徴の巨漢。
そのペースメーカーから極太ビームを発射するフェイタリティを持つ。
「デッドリーアライアンス」にてペースメーカーをジャックスに引きちぎられたり、「X」のコミック版にてスコーピオンにペースメーカーをハープーンで貫かれた後、頭をパンチでぶち抜かれてこの世から「GET OUT OF HERE」*7されたりと痛々しい死に方をする事が多い。
11ではエロンの登場イントロで生首の状態で登場…。
決して人気は高くないがその特徴的な容姿からコアなファンをもつキャラクターでもある。

  • ボー・ライ・チョー(Bo' Rai Cho)
酔っぱらいのオッさんでニュートラルからしてかなり暴れている。そんなんで戦えるのか?そして放屁、嘔吐を必殺技として使うなど格ゲー全般からしても下品なキャラである。そんなナリに反して「魔界出身でありながら地球人を守るために奮戦する」というシリアスな設定を持つキャラクター。MKXのDLC2でも登場しその下品な戦法は健在...どころか、かなりパワーアップして帰ってきてしまった。

  • フロスト(Frost)
氷を操るくのいち。ぶっちゃけると女性版サブゼロ。
サブゼロの愛弟子であったが、色々と残念な娘なので後に師を裏切る。
MK11にて後述のクロニカによってサイバー化し再登場。
メカメカしくサイバー化している男性陣とは違って見た目は普通の人間に近いアンドロイドのような形態となっており、血の色も赤い。
「1」では元の人間としてKameoFighter枠として参戦した。

  • ジョニー・ケイジ(Johnny Cage)
米国出身の映画スター。金的攻撃を使う。
技名はダイヤモンドクラッシャーで、女性キャラには使えなかったが、MK9からは女性にも効果がある。(最もあの勢いで殴られたら男女問わず悶絶するのが普通なのだが。)
緑または赤の残像を繕って相手を蹴りとばす技が特徴的。この赤の残像は後述するアーマック同様バグの産物で、後に正式採用された。
代表作:ドラゴンフィスト、バイオレンスヒーロー、タイムスマッシャー、モータルコンバット…あれ?

黒龍会の一員。素顔はただれており、マスクで顔を隠している。
鈎を駆使して闘う。また、高速で移動できる能力を持っており、相手と素早くすれ違いグルグルと回転させ隙を作ることができる。
自らのおぞましい素顔を相手に見せてショック死させるフェイタリティを持つ。
9ではストライカーの同僚だったがキンタローにローストされてしまい、カノウに助けられる描写がある。
「11」で復活し、前述のフェイタリティもブルータリティとして採用されている。

  • バラカ(Baraka)
飢刃一族のハゲ…もといスキンヘッド。
ミレーナと違い、噛み付きは殆ど使わず両腕の刃で相手を切り刻む。見た目がそっくりな同族がたくさんいる。
「11」ではキタナの説得でコタル側に付くなどリーダー格になっている。

  • アーマック(Ermac)
超能力を使う赤い忍者。
サイコキネシスが使え、相手を地面に叩きつけたり吹き飛ばしたりできる。
MKXではミイラみたいな容姿になり、忍者らしさがほとんど無くなってしまった。

元々はバグから誕生した。その経緯は…
初代でカラー情報のバグが原因でリープテイルの表示の際にソニアの2Pカラーが読み込まれて元のカラーである緑が赤く変色して表示される現象が発生していた。
それについて、プログラマーのエド・ブーン氏がバグであることを認めず「あれは隠しキャラクター、Ermac(Error Macroの略)だ」と呼んでいたことから。

  • レイン(Rain)
紫色の忍者で、水と雷を駆使した技を使う。
水の球を飛ばし当たった相手を包み込み、一定時間浮遊した相手を操作出来る技や、蹴り飛ばした相手を自分の背後にワープさせる技を持っている。MK9のDLCでも登場する。
更に11の全部入りパッケージ「Ultimate」や同時登場のDLCパックで再登場。某水邪のような性格と物言いになっている。

  • ニタラ(Nitara)
女性吸血鬼。
日光に対して耐性を持っている反面、何故か地球の光だけは有害。

盲目の戦士。超能力を使って闘う。名前の由来は「剣士」から。
恩を売ったアーマックに教わり(MKXではアーマックは関係なくなり、遺伝という設定となった)サイコキネシスを使うことができる。
これにより分身を出したり離れた相手を切りつけることができる。刀を振り飛び道具を反射できる技もある(刀を振っているがこの技自体に攻撃判定はない)
3D作品からのキャラの中では、クァンチーと共に高い人気を誇り、
MK9のDLCで登場したときはこちらのモニターに相手を叩きつけるフェイタリティを持っていた。

  • ヌーブ・サイボット(Noob Saibot)
サブゼロ(兄)が怨霊となって蘇った姿。真っ黒。ディセプションではスモークとタッグを組んで参戦する(この作品のみ肌色がある)
主に分身を召喚して戦う。相手を異次元の穴に落とす技を持つ。 毎回フェイタリティの残酷さ筆頭なキャラ
MK11では見た目が死神みたいになり、
ボソボソと喋る等今までより不気味なキャラクターに。
しかも皆から「ビ・ハン」と本名で呼ばれる。

  • スモーク(Smoke)
常に煙を出しているサイバネティック忍者。
ディセプションではヌーブ・サイボットとタッグを組んで参戦。
因みに当初はセクターとタッグを組んで参戦する案があった。
別キャラ扱いに人間の頃も存在し、サイバー化しない人間版が主になる9ではなかなかのイケメン。

  • ストライカー(Stryker)
機動隊の男性。モータルコンバットというシリーズでは珍しく、気の玉を飛ばしたりといった事をせず、
銃や懐中電灯、警棒といった機動隊らしい現代兵器のみで戦う。
フェイタリティもスタンガンで痺れた相手をヘッドショットしたり、腹に手榴弾を埋めそのまま爆破とやっぱり現実的。
見方を変えれば、魔界の軍勢もこういった兵器には敵わないということか。

  • シュジンコウ(Shujinko)
ディセプション/アンチェインドのコンクエストモードの主人公。ケンシと並びストレートな名前である。
…が、実際の活躍はというと…。端的に言うとライデンを闇堕ちさせた程。おかげでモータリアンからの人気は芳しくない。
...しかし、「1」にKameoFighter枠のキャラとしてまさかの再登場を果たした。
こちらでは瞑想を経て対戦相手の必殺技をコピーすることが可能な上級者向けのキャラである。

  • ドラミン(Drahmin)
仮面を着けた鬼。
周囲の蝿と棍棒を武器に戦う。

  • ホタル(hotaru)
オーダーレルムの警備隊隊長で、足軽の様な見た目が特徴。
『螢火』と書かれた旗を背負い、薙刀を武器に戦う。
パズルコンバットの読み込み画面のうちの一つには、スコーピオンと彼が戦うイラストがある為、当初はパズルコンバットのプレイヤーキャラクターにする案があったことがうかがえる。

  • アシュラ(Ashrah)
影法師団のメンバー。
『鬼』と記された編み笠を被った白装束の女性。
フェイタリティは藁人形を使って相手を呪い殺す。
パズルコンバットの読み込み画面のうちの一つには、アーマックと彼女が戦うイラストがある為、ホタル同様、パズルコンバットのプレイヤーキャラクターにする案があったことがうかがえる。

  • ダイロウ(Dairou)
弁髪の武道家。
濡れ衣によって身内を殺害されたという暗い過去を持っている。

  • ゴロー(Goro)
モータルコンバットの中ボス。腕が4本の半竜人族、ショカン族の王子。一言で姿を現せばカイリキー。名前の由来は「五郎」
長い間無敗の王者として君臨し続けたがリュウ・カン達に敗れる。
基本的にCPU専用キャラだが、そのインパクトから人気が高く
プレイアブルになる作品もちらほらある。

  • キンタロー(Kintaro)
2の中ボス。ショカン族の戦士。一部が竜麟模様のゴローと違いこちらはほぼ全身虎縞模様。名前の由来は「金太郎」
炎を吐いたり踏み付け攻撃をしてくる。

  • モタロー(Motaro)
3の中ボス。半人半馬のケンタウリアン族でショカン族とは対立関係。名前の由来は「桃太郎」
『アルマゲドン』ではショカン族の呪いでミノタウロスのような姿にされて登場。
『9』だと他の中ボスは普通に中ボスとして出てくる中一人だけムービーのみの出演(しかも雷電にあっけなく殺される)と不遇。
(これはモタローの下半身が馬という特殊な体型をモデリングするのが困難な為)

"Your Soul Is Mine!"

モータルコンバットの主催者。初代では爺さんだがそれ以降は若返りプレイヤーキャラに。
2D作品では全てのプレイアブルキャラに、3D作品では戦っている相手に変身できるがシャン・ツン自身もちゃんとした必殺技を持っており、変身しなくても戦える。
MK9では老人姿の彼も使うことが出来る。その際、掛け声も老人っぽくなる。
11のAftermathでの準主役兼ラスボス(最終決戦でリュウ・カンを選択すると)

  • シャオ・カーン(Shao Kahn)(日本版はショウ・カンでも可)
{"You Will die Mortal!!"}

2以降のモータルコンバットの主催者。巨大なハンマーを使い戦う。人間界と魔界の征服を企む。劇場版では、何故か雷電とは兄弟に。
ちなみにMK2~MKT、Shaolin Monksではナレーションも兼任していた。それ故に彼との直接対決では「Round~」と言うところを「Prepare to die!(死ぬ覚悟は出来ているな)」等と挑発してくる。
「1」では今までとは違い女王シンデルの配下シャオ将軍として登場する。ただ相変わらず傲慢な野心家のようで…

  • ターニャ(Tanya)
裏切りばかりする黄色の女戦士。美人だがつねに白目で恐ろしい。
MKXのDLCでも登場し、登場演出では体が柔らかい描写がある。

  • クァン・チー(Quan Chi)
白い肌でスキンヘッドの妖術師。シノックのしもべだったが、『DA』で裏切りシャン・ツンと手を組み悪逆の限りを尽くした。MKXでは裏切らない。
妖術で相手を操り自身に向かって歩かせる技や、髑髏を相手にぶつけたりする技がある。
初登場の「4」では相手のフェイタリティをそっくりそのまま真似する。
MK9では相手の足をもぎ取りその足で相手を叩くが、相手の頭が弾け飛んで死んだ後も延々と叩き続ける。悪役らしい彼の残虐性がうかがえる。
同作でゲスト出演しているクレイトスに似ている事や戦闘中の掛け声のひとつの「Woolay」がネタにされてしまった。
また、「DA」ではグラサンをかけ腰掛けながらサックスを吹いているという一枚絵が存在し、彼の意外な一面を見ることができる。
また白井流を壊滅させた元凶としてスコーピオンからXでは首を斬られたり、アニメ映画のMKL:RSでは脊髄ごと引っこ抜かれたりして殺害される。
『MK1』では再びシャン・ツンと手を組み最終ボスとして立ちはだかり、後に本人もDLCとして参戦。
お馴染みの妖術を使った戦術はもちろん、新たに異次元から禍々しい触手を召喚する技も追加されている。

  • シノック(Shinnok)
こちらも白い肌の古代神。謎のアミュレットを開発した。
初登場のときはシャン・ツンのように他のキャラの技を使うが、シャン・ツンとは違い自分自身の必殺技は持っていなかった。
MKXではちゃんとオリジナルの技を使う。さらにCPU専用の変身形態が存在。アミュレットと一体化して悪魔のような姿となって最終ボスとして立ちはだかる。
好きな食べ物は鰯。
「11」のオープニングで闇落ちしたライデンに拷問の末、打ち首にされてしまう。

  • サイバー・サブ・ゼロ(Cyber Sub-Zero)
MK9でスモークがサイバー化しなかった代わりに、サブ・ゼロ(弟)がサイバー化してしまった姿。
人間の時と同じくスライディングや相手を凍らせる球を飛ばす技がある。
もちろんまったく同じではなく、相手を凍らせるグレネードを使ったりサイラックスのようにワープもできる。

『GOD OF WAR』から、まさかのゲスト参戦!
MK9のPS3/PSV版でのみ使用可能。
おなじみのCSアタックを再現した技も搭載されている。

『エルム街の悪夢』から、恐怖の悪夢がまさかのゲスト参戦!
特徴の爪を両手に装備。
フェイタリティは燃え盛る炉に相手を閉じ込めるものと、相手を地面に引きずり込み間欠泉さながらに血を噴き出させるものがある。MK9のDLC。

  • スカーレット(Skarlet)
赤いくのいち。血を力の源としている。自分の腹を切り相手に血を投げつけたりする。自分にもダメージがある分、他のキャラの飛び道具より威力が少し高い。2つのフェイタリティは血を豪快に浴びる。
ベイバリティではどこからか出した哺乳瓶でミルクを飲むが気に入らず、これまたどこからか出した哺乳瓶で血を満足そうに飲む。MK9のDLC。
漫画版ではアーマックと恋仲になっている。
11でもプレイヤブルとして登場し、シャオ・カーン側に着く。

  • クンジン(Kung Jin)
クンラオの末裔。杖や弓を扱う。公式ゲイキャラである

  • タケダ(Takeda)
ケンシの息子。スコーピオンの弟子で同じシライ流。フルネームはタケダ=タカハシという奇怪な名前。
出し入れできる刃のついた鞭を使う。
『11』ではプレイヤーキャラクターからは外され、一部のキャラクターのEDにのみ姿を見せていたが、「1」にてDLCキャラクターのうちの一人として久々にプレイヤーキャラクターとして登場した。

  • コータル・カーン(Kotal Kahn)
シャオ・カーンの元部下。カノウの如く相手の心臓を引っこ抜き、その心臓を潰し血を顔面に浴びるフェイタリティを行う。11ではシャオ・カーンとタイマンを張ったりジェイドと痴話喧嘩したり、キタナにカーンの称号を譲ったり要所要所で登場する。

  • キャシー・ケイジ(Cassie Cage)
ジョニーとソニアの娘。Fワードを連発しながらジョニー譲りの金的を使うイマドキの女子。
X-Rayを男性キャラに決めると相手の「玉」らしきモノがモロに映る。
ジョニー(男)は、急所を攻撃(ただの金的)に対し、
キャシー(女)は、急所を潰す(ただの金的では済まない)のが特徴。
プロジェクト版では、急所をパンチするだけではなく、ひざ蹴りを使って男の急所を蹴りあげる危険な技も存在する。
父親の金的の何十倍も恐ろしい技を使うのがキャシーという女の特徴。
フェイタリティは相手の顎をぶった切り相手とツーショット、その写真をSNSにアップするというとんでもないもの。
リアルなら炎上不可避
Fワードを連発しながら、男の急所を潰し、股間を押さえて悶絶している男の姿をスマホで撮影するという恐ろしい女の子である

  • ジャッキー・ブリッグス(Jacqui Briggs)
ジャックスの娘。キャシーとは親友。
プロのキックボクサーを経て、父と同じ特殊部隊に参加したようだ。
父のように腕の改造はしていないが、意識はしているのかガントレットをはめて戦う。
それでもパンチの破壊力は父親譲りなのか、フェイタリティではパンチ一発で相手の顔面をブチ抜いてしまう。フタエノキワミ(R-18)


  • デヴォラ(D'Vorah)
蜂のような姿の女性。登場演出では腹から幼虫を取り出す。見た目通り虫を駆使して戦う。
彼女のフェイタリティは虫が満載なので苦手な人はとことん苦手だろう。
「11」でも登場し、自分の巣の為に行動する。
なお、作中においてミレーナとスコーピオンと言った人気キャラを殺害したため、モータリアンからの人気は乏しくなく、彼女が登場する作品のフェイタリティ動画では専らサンドバッグにされている。

  • フェラー/トール(Ferra/Torr)
ゴリラのような体格に顔面をずだ袋で覆った巨漢のトールと刺々しい鎧を装備し、子供のように小柄な女のフェラーのタッグ。
トールは唸り声しかあげないので、相手との会話はフェラーが行う。日本語読みが怪しいが関係はない。
コイツにフェイタリティを決めてもやられるのはトールのみ。

  • エルロン・ブラック(Erron Black)
西部劇のガンマンみたいなヤツ。二丁のリボルバーを華麗に扱う。初出は漫画版。
実はガチの西部劇時代から生きていて、シャン・ツンから暗殺の報酬として老化を遅らせる取引をしていたとか(XのEDにて)
X-rayで撃つ弾丸には相手の名前が彫られている。(自分の場合は「Me」)

  • トレマー(tremor)
体の一部を鉱石化させて戦う奴。初登場は外伝作。MKXのDLC。

  • レイコ(Reiko)
アシュラと同じく影法師団のメンバー。
手裏剣などを武器に戦う他、ジャックス同様、相手の両腕を引きちぎるフェイタリティを持つ。
女性の名前の様だがれっきとした男性である。

13日の金曜日』に登場した怪人が、まさかのゲスト参戦!
原作通り鉈を使ったり、鉈を使わず格闘もこなせる。
勝利ポーズではマスクを外す。残念ながら顔は見えない。MKXのDLC。

プレデター』に登場した宇宙人が、まさかのゲスト参戦!
自爆や相手の声真似をする。MKXのDLC。
名前が無い為かエルロンブラックのX-rayの弾丸には「Ugly Mofo(醜いクソ野郎)」と彫られている。

  • トライボーグ(Tri-Borg)
謎のサイバネティック忍者。トライ(3)だがサイラックス、セクター、サイバースモーク、サイバーサブ・ゼロの4つの技や姿をコピーして使う。
X-rayでは自分の首をぶん投げる。MKXのDLC2。

悪魔のいけにえ』に登場したチェーンソー使いの殺人鬼が、まさかのゲスト参戦!
スタイルによって姿が各シリーズのレザーフェイスに変化する。MKXのDLC2。
一足先に参戦したジェイソン=チェーンソー使いの勘違いの元になったキャラクターでもある。

エイリアン』に登場した怪物ゼノモーフが、まさかのゲスト参戦!
バラカの一族に寄生したため歯が鋭く腕にブレードが生え全体的にマッシヴな姿に。
鉄をも瞬時に腐食させる強酸性の血を持っているがファイターは気にせず返り血を浴びるしダメージも無い。MKXのDLC2。
勝利演出やフェイスハガーのブルータリティでは相手の胸からチェストバスターが飛び出すが、一部のキャラクターからは相手の特徴を持ったチェストバスターが生まれてくる。
ジェイソンマスクやクンラオの帽子をかぶった様は可愛さを感じる…かもしれない。

  • クロニカ
「11」のラスボス。
作品全体の歴史を陰で操っていた黒幕でシリーズ初の女性ボスである。
フェイタリティでは、敗北した相手を引きちぎったり破裂させたりと自らの能力を繰り返して殺害し続ける。
終わりがないのが終わり...それが(ry

  • コレクター
魔界の軍隊に所属している六本腕の傭兵。
倒した相手の所有物をコレクションしている。

  • セトリオン
シノックの妹。
地球の様に巨大化して、その息吹で相手にトドメを刺すフェイタリティを使用する。

  • ゲラス
クロニカの側近を勤めるスキンヘッドの黒人。
背中には謎の亀裂がある。
不死なので殺せないが、ライデンの作戦により錨のチェーンにからめられて深い深い血の海の底に沈んでいった。
「1」では一転して味方として登場し、神になったリュウ・カンの良き協力者となった。

「You Won't Be Back.」

シュワちゃん演じるターミネーターシリーズのアンドロイド、T-800が、まさかのゲスト出演!
ビジュアル的には『ターミネーター:ニュー・フェイト』から。また映画の『初代』~『3』を意識したバイカー衣装のスキンもある。残念ながらCVはシュワちゃんではない*8
ショットガンやマシンガン、手榴弾といった武器を用いて闘い、一定まで体力が減ると皮膚が燃え、内骨格の姿を披露する。

フェイタリティは、『相手の両足をショットガンで撃ち抜いた後、未来へ送って戦争中のエンドスケルトンにレーザーガンで撃ち殺して貰う』『バイクで相手を轢き飛ばして、さらに浮いた相手をショットガンで粉々に吹き飛ばす』という衝撃的な物。上記のセリフはBRUTALITYを発動した際の勝利セリフの一つとして発する。

バットマン』に登場した悪の道化がまさかのゲスト出演!
モーコンキャラ達と共演するのは、『MK.VS.DC』以来の二回目である。
杖、銃、ナイフといった武器はもちろん、パンチガン、オルゴール型のビックリ箱、バットマン人形(銃付き)、車椅子に乗った人質となかなかに変なものも扱う。

『相手にケーキを渡してFRIENDSHIP…と思いきや、実はそれは爆弾入りのケーキで…』という、まさにジョーカーらしいFATALITYがある。後にFRIENDSHIPが復活する事になったのは誰が予想しただろうか...
逆にマトモな方のFRIENDSHIPでは相手を銃で射貫こうとしたところを隠れていたバットマンにお咎めを喰らう。

バットマンと並ぶアメコミ界のダークヒーローが、まさかのゲスト出演!

  • ロボコップ
あのアメリカ映画のロボット刑事が、まさかのゲスト出演!CVはピーター・ウェラー氏本人。
カスタマイズで各サイバー忍者を意識した姿にすることも可能。
オート9やコブラ砲といった重火器だけでなく、火炎放射器やロケットランチャー、シールドなどを体に内蔵している。流石にジェットパックは装備していない
作中では敵だったED209も登場し、FATAL BLOWやFATALITYで共闘してくれる。
印象深い股間撃ちもFATALITYの一部で使用する上、BRUTALITYで再現されている(後者は相手が女性キャラの場合頭を撃ち抜く)。

  • ランボー
あの戦場映画の傭兵が、まさかのゲスト出演!CVはスタローン本人。
基本は「ランボー3」の姿だが、初代の衣装のスキンもいくつか用意されている。
かの有名なランボーナイフの他、弓矢やマシンガン、トラップなども使用する。その場にいるカブトムシを食って回復も可能。流石に食べ過ぎると吐く。

  • オムニマン
『インビンシブル』よりJ・K・シモンズ演じる史上最狂のちょび髭ヒーローが、まさかのゲスト出演!
瞬間移動や怪力と言った超能力をフル活用しながらモータルコンバットの戦士たちに襲い掛かる。
同作最大のトラウマシーンである地下鉄大虐殺もFATALITYで披露してくれるよ!!

  • ホームランダー
海外のヒーロードラマ『ザ ・ボーイズ』に登場した自己中心的で冷酷非道のマザコンヒーローが、まさかのゲスト出演!

  • ピースメイカー
本名:クリストファー・スミス。
どんな犠牲を払ってでも平和を達成する事を信じて止まない殺人者が、まさかのゲスト出演!
演じるのは勿論我らがジョン・シナ氏本人であり、氏の軽快なジョークスキルは本作でも健在。
2021年に公開された『ザ・スーサイド・スクワッド』からの参戦だが、どちらかと言うと自身の名を冠したスピンオフの要素が強く、
代名詞であるヘルメットの衝撃波や重火器を使った攻撃はもちろん、相棒のワッシーの援護攻撃も使用可能。
また、通常勝利モーションはスピンオフのオープニングシーンをきっちり再現している。

  • ハイドロ
漫画版のみに登場する青いボディーのサイバネティック忍者。
身体を液体化させる能力を持つ。
原作ゲームへ逆輸入される形での参戦を望むファンは多いハズ。

  • ホーン・バックル
『2』のpitステージの背景に登場。
見た目ははちまきやズボンが緑色のリュウ・カン。

  • モカップ
『DA』に隠しキャラとして登場。
モーションキャプチャースーツを着た男で、モデルになっているのはライデンのモーションを担当したカルロス・ペシーナ氏だという。
フェイタリティを持たない珍しいキャラでもあったりする。

  • ジャネット・ケイジ
プレイアブルキャラじゃないが一応記述。『MK1』に登場した女性版ジョニー・ケイジ。
ストーリーモードの終盤において別次元からやってきた味方側の戦士として登場し、
ジョニーと共闘してゴローを倒した。…かに見えたがゴローの不意打ち&道連れによりあっけなく退場。
また、ストーリーモードの終盤では任意に操作キャラを選べるようになっており、選んだキャラによっては彼女と一戦交えることになる。
後に前述のピースメーカー参戦と共にKameoFighter枠での参戦が発表された。

  • トッシーおじさん
こちらもプレイアブルキャラじゃないけど記述。
アッパーカットを決めた際、たまに「TOASTY!」のボイスと共に画面下の端に出てくる謎のオッサン。
モデルというか、このオッサンの正体はシリーズのサウンド担当のダン・フォーデン氏。
↑の呼び方も「TOASTY!」が日本のプレイヤーには「トッシー!」とも聞こえるために付けられた通称。
『II』で初登場し、その後の実写取り込みシリーズでも登場している。
さらに、「9」ではHD画質になっただけでなく、「TOASTY!」だけにバタートーストのイラストがプリントされたシャツを着て出てくる。
一部の作品では「FROSTY!」や「CRISPY!」といったものも存在する。


【日本での発売について】

MK2が日本で発売された際、血の色が緑色に変更された他、フェイタリティの時、画面が白黒になる等、規制を受けた。
(しかし、フェイタリティに関しては、この方法が生々しさが強烈で良いと言った意見も有る。)

DL販売可能となったMK9以降も日本での入手は困難。
理由は「CERO:Zにするにも修正しなければいけない要素しか無い」という単純な物。
ただリージョンロックが掛かっているわけではないので、ドル建ての決済手段と北米アカウント、もしくは海外からのディスク直輸入という形で購入は可能。


◇発売禁止になってしまった国
ドイツ、オーストラリア、(実質)日本

◇worst mortal kombat characters
海外のゲームサイトで行われている不名誉なランキング。
直訳すると「最もダメなモーコンキャラ」。
基本的に4以降のナンバリングに登場する新規キャラクター達がランク入りする事が多く、実写時代からのキャラクター達がランク入りする事は殆どない*9
こう言った事情から、4以降に登場する新キャラクター達は、現地での評判はあまり良くない事がうかがえる*10
とは言え、カルト的なファンもいる事は確かであるため、必ずしも全く人気がない訳ではない事には留意しておこう。


◇シリーズ一覧 ()内は略称
  • モータルコンバット(MK1)
記念すべき第1作目、この頃はまだプレイアブルキャラが7人だけだった。
リープテイル乱入条件が鬼畜なことで有名。

  • モータルコンバットII(MK2)
恐らくシリーズ内の移植機種が最も多いとされる、フェイタリティが1キャラ2個以上になり、フレンドシップ、ベイバリティといった別のフィニッシュムーブも追加され、ステージフェイタリティも複数のステージに導入された。

  • モータルコンバットIII、アルティメットモータルコンバットIII(MK3、UMK3)
前作までと違って雰囲気が現代風になった、新フィニッシュムーブ「アニマリティ」が追加。
アルティメットは無印で登場しなかったキャラを追加したバージョン、GBAやDSにも移植されている。
初代と「2」で色々言われた故か、露骨な部位切断表現が控え目になっている。
また、日本PS版では恐らく唯一と思われる日本ローカライズ要素があったりする。*11

  • モータルコンバットトリロジー(MKT)
1~3のオールスターゲーであり、日本で発売された最後のMK。
従来のフィニッシュムーブに加え、相手に連続攻撃をぶちかましてバラバラにする「ブルタリティ」が追加された。
日本ではPS1版のみ発売され、N64版は未発売となっている。

  • モータルコンバットミソロジーサブゼロ(MKMS)
時系列はMK1の前の話。
兄の方のサブゼロが主人公となっている。

  • モータルコンバットIV(MK4)
これ以降のタイトルはキャラが3Dポリゴンになった、初の3Dだからかポリゴンは粗い。また初めて武器を使った攻撃が可能になった。

  • モータルコンバットゴールド(MKG)
ドリームキャストにて発売された4のアップデート版、しかし初期版はバグだらけらしい。

  • モータルコンバットデッドリーアライアンス(MKDA)
次世代機(PS2世代)への移行に伴い、グラフィックも向上した、各キャラに「2つの格闘スタイル+武器スタイル」の3スタイルを試合中に切り替えて戦える。
しかし、各キャラのフェイタリティが1種のみでステージフェイタリティも廃止された。
日本でも発売される予定があり、コーエーがローカライズする予定だったが、結局発売中止になってしまった。

  • モータルコンバットディセプション(MKD)
スタイルシステムは変わらないが、MKDAには無かった「スタイルをチェンジしながらコンボを決める」ことも可能。
ステージフェイタリティがリングアウトとして復活、従来通り各キャラ2種のフェイタリティに加え、
自分が負けた際の自害技「HARA-KIRI」が追加された。
でもホントにHARA-KIRIしてるのはケンシだけだったりする(他はKUBI-KIRIとか、HARA-KIRE)。
ゲームキューブ版はゴローとシャオ・カーンも使用可能。

  • モータルコンバットUNCHAINED(MKU)
ディセプションのPSP移植版、GC版のみのキャラだったゴロー、ショウ・カンに加え、キタナ、ジャックス、フロスト、ブレイズが追加されている。

  • モータルコンバットアルマゲドン(MKA)
MKTに次いで今度は4、DA、Dのオールスターゲー、キャラエディット機能が搭載された。
フェイタリティはコマンドを続けて入力していく「クリエイトフェイタリティ」になっている*12
そのせいでキャラ差がほぼ無く、フェイタリティがワンパという理由だけでクソゲー扱いされることも。

  • モータルコンバットVS.DCユニバース(MKDC)
MKシリーズとスーパーマンやバットマン等のDC Univerceのクロスオーバー作品。
MKサイドとDCヴィランは従来通りのフェイタリティを持つ。
DCキャラにも容赦なくフェイタリティをぶちかます。が、版権やイメージの問題故か、部位切断・内臓露出等が無いマイルドなもの。*13
DCヒーローはフェイタリティの代わりにヒロイックブルタリティという専用のフィニッシュムーブを持つ。
この作品からチャプター式ストーリーモードが実装された。

  • モータルコンバット(MK9)
「原点回帰」がテーマ、ストIV同様の「3Dグラの2D格ゲー」となっている。
タイトルまで原点回帰してしまっているので、区別のために(2011)と付け加えられていたり、9作目なのでMK9と呼ばれたりする。
パワーゲージの要素が追加され、消費量が少ない順に必殺技の強化、相手のコンボからの強制抜け、超必殺技に該当する「X-ray move」を繰り出せる。
「X-ray move」とは決めると「レントゲン(X-ray)のように皮膚を透過して、身体の内部が砕けるような演出」が入り相手に大ダメージを与える技。普通ならX-ray喰らった時点で死んでるだろというツッコミは胸にしまっておこう
それに加えて、グラフィックがさらに美麗になったことで残虐表現はシリーズ屈指になった。
何気に、HD作品にて血飛沫でキャラクターが染まるのはこの作品のみ。
前作の反省もあってか、今作ではゲストキャラクターであるクレイトスやフレディも容赦なく内臓を抜き取られたりミンチになったりする。

  • モータルコンバットX(MKX)
MK9の正当進化版。9から25年後のお話になる。
サムライスピリッツの剣質選択を髣髴とさせるスタイルが追加された。
スタイルによって大きく技が変化するが自己強化技しか変わらないキャラも。
残虐表現はシリーズ最高峰。またブルータリティが復活しているが過去作と違い特定条件で発動する止め演出となっている。
あとストーリーモードでは『アスラズワーズ』みたいなタイミングに合わせてボタンを押すシーンがいくつか出てくる。

  • モータルコンバット11(MK11)
2019年4月23日に発売。対応ハードはPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch
基本的にMKXの正当進化版だが、X-Rayが「Fatal blow」になり、透過しなくなったものの、「刃物や銃弾が体を貫き多量の血飛沫が飛び散る様をズームアップとスローモーションを駆使して鮮明に映し出す」とX-Rayに負けず劣らずの痛々しさを誇るシステムになっている。
9とXに有ったスーパーゲージは廃止、Fatalblowは鉄拳7のレイジアーツのような体力ゲージが一定以下の時に発動可能に変更された。(1試合につき1発、失敗したら一定時間経過後に最発動可能)

任天堂ハードにとっては「アルマゲドン」以来の久々の新作モーコンであり、任天堂も気合いが入っているのか、米国の任天堂公式のYoutubeアカウントにて本作の残虐なファーストトレイラーを一切の規制・修正をかけず*14に公開し、任天堂ファン及びモータリアンをざわつかせた。(勿論そのトレイラーには年齢制限がかけられている。)
発売後のアップデートにて久しぶりにFRIENDSHIPが復活。各キャラの普段とギャップがある個性的で意外な一面は必見。
そして解析班には「サードパーティで初めてブーストモードを使用することに成功した」という事で話題に。

  • モータルコンバット1(MK1)
2023年9月19日に発売。シリーズ2度目のリブート作であり、
前作で神になったリュウ・カンが再構築した世界が舞台となる。
本作では新たにKameoFighterと呼ばれるアシストキャラが新たに実装されており、同システムを駆使した駆け引きが可能。
さらに、本作ではハヴィックやアシュラ等と言った3D作品以降のキャラクター達が多数復活している。
また、DLCとしてジョニー・ケイジの見た目をかの有名なジャン=クロード・ヴァン・ダムに変えられるスキンが実装されている。



TUIKI SYUSEI


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最終更新:2024年03月02日 14:05

*1 但し、トリロジーはPS1版のみの発売であり、N64版は未発売

*2 「4」以降はサブゼロに化けたクァンが殺したことになっている。

*3 勿論あちらは12歳以上対象だから、フェイタリティは無し

*4 胸から相手の"背骨"を頭蓋骨ごと引きずり出し、相手を凍らせた後に「それ」でぶっ叩いて粉々にする「9」。胸を凍らせてパンチでぶち抜いた後に、露出した"背骨"を掴んでへし折り、そのまま力任せに真っ二つにする「X」。槍を構えた自らの氷像を作った後、スライティングで相手を浮かせて槍に突き刺し、動けない相手の腹から"背骨"を引きずり出し、"初代を思わせる背骨付きの首"を先ほどの槍に串刺しにする「11」。「9」と「X」ではDLCで昔ながらの"首を掴んで引っこ抜く"フェイタリティも使える。

*5 その条件は簡単に言うと、「特定のステージまでノーミス・ノーダメージかつKO後に必ずフェイタリティを決める」というもの。

*6 相手はゾンビでコミカルに描かれている

*7 ス・ハオを殺害した際にスコーピオンが放った台詞。

*8 これに関してはシュワちゃんが既に高齢で昔の様な演技ができないからという説もある

*9 なお、実写時代からのキャラクター達で不名誉にもランク入りしてしまったのはストライカー、モタロー位

*10 好評なのはケンシ、クァン・チー、時点でハヴィック位

*11 キャラ紹介及びキャラごとのEDに日本語のナレーションが収録されている。ナレーション担当はロックマンXシリーズのシグマ役でおなじみの麦人氏。

*12 恐らくキャラエディットがあるから固有のフェイタリティを搭載しづらいためだと思われる。

*13 モーコンで珍しい「ESRB:Teen(13歳以上対象)」になった。本作の反省が後のゲストキャラ選別と、インジャスティスシリーズ発売に活かされた程。

*14 お馴染みの「カチッ」のロゴアニメーションが動画の最初に有る程度