RQ-1 プレデター

登録日:2010/11/17(水) 22:57:12
更新日:2020/06/05 Fri 23:01:38
所要時間:約 3 分で読めます




空舞う略奪者は人にあらず



RQ-1 プレデター

全長:8.22m
全幅:14.8m
全高:2.1m
重量:512kg
巡航速度:135~217q/h
航続距離:454q以上
上昇限度:7,620m以上
お値段:4,000万ドル(48億円)

RQ-1プレデターはジェネラル・アトミックス社製の無人航空機である。
プレデターという愛称ではあるが残念ながら光学迷彩は装備していない。

機体形状はのっぺりとして細長い胴体に長い主翼と下向きの尾翼、そしてケツにプロペラがついており、上から見ると十字架のような形をしている。
本機の主任務は、その無人機であるという特性を生かし有人機では不可能な長時間の偵察及び攻撃を行うことにある。
プレデター4機に地上の管制基地、そして衛星通信用のアンテナを最小の単位として55名の要員で24時間の作戦行動が可能。
プレデター1機には1名のパイロット、2名のセンサー・オペレーターが搭乗員(実際に乗るわけではないが)となり、
プレデターに登載されたカメラを介して機体を操縦する。
搭乗員は主戦場から遠く離れた安全な場所で機体を操ることになるが、その映像はまさにリアル(?)エースコンバットでゲーム感覚で操作できるらしい。
パイロットには

「これなら誤爆しても罪の意識に悩まされないぉw」

とか

「人をミンチにする瞬間が鮮明に見え…ヴぉぅぇ」

と色々評判らしいが、遠隔操作という性質上ほとんどのパイロットが任務終了後に帰宅できるので毎日戦場と自宅を行き来するという生活を送っている。
すごい時代だ…
装備は可変開口テレビカメラ、低光量・夜間用赤外線、レーダー等の偵察機器が搭載されている。

普通のプレデターを改造して攻撃能力を付加したのがMQ-1プレデターというもので、レーザー目標指示器の増設、兵器搭載のための主翼の強化が行われている。
これによりヘルファイヤ対戦車ミサイルやスティンガ―対空ミサイルを搭載できるようになった。
プレデターは1995年から実践配備され2000年の同時多発テロ以降中東に配備されるようになった。
武装型のMQ-1は実際にテロリストへの攻撃に使用されており、アフガニスタンやイラクのテロリストの幹部を殺害している。
しかし、誤爆によって市民が攻撃の巻き添えになることも多く、プレデターの度重なる爆撃により壊滅してしまった村も存在するといわれる。



以下プレデターの運用部隊の隊長の言葉


「送られてくる映像を頼りに攻撃を行う我々には殺してしまった人間が悪人かそうでないのかの確認はできません。
 我々の任務はこのアメリカから地球の裏側の敵に死を振り撒くこと…私たちは死神なのです…。」


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最終更新:2020年06月05日 23:01