本多・二代(境界線上のホライゾン)

登録日:2011/10/08 Sat 01:37:29
更新日:2023/01/03 Tue 08:04:43
所要時間:約 4 分で読めます




忠義とは、――その行為にこそ意味があるもので御座るよ



川上稔著〈GENESISシリーズ〉『境界線上のホライゾン』の登場人物
(CV.小林ゆう)

所属:極東警護隊、武蔵アリアダスト教導院
役職:極東警護隊総隊長、総長連合副長
戦種:近接武術師(ストライクフォーサー)
字名:―――
通神名:蜻蛉切


作中主要人物の一人であり本多・忠勝の一人娘。
元々は地上で極東警護隊長として働いていたが、1上で父が斃れた後、1下にて「自分に勝てないような連中でこの先行けるのか(意訳)」と武蔵勢と対峙。
喜美と相対するも敗れ「極東の人間が王や姫を助けないでどうする」と諭されたことにより味方となり、空席だった総長連合副長に就任した。

昔馴染みの本多・正純を始めとする生徒からは『二代』、酒井・忠次からは『ダ娘』、また他にも『槍本多』『サムライ本多』等と呼ばれる。

一人称が“拙者”語尾が“御座る”で、人間濃度では点蔵・クロスユナイトより上。おかげで点蔵は外道どもから精神的ダメージを負わされた。

年頃の娘の耽美さと武人としての凛々しさを併せ持つ黒髪ポニーテールのクール系。お尻を触られたら思わず悲鳴あげちゃう女の子らしさも健在。

“東国無双”の一人娘として厳しい修行を重ねており、“極東の学生”に限定するならば恐らく最速。武神戦力もなんのそので、そこいらの兵士クラスの武神乗りならば単身で連続撃破も可能。

しかしその実力を密かに誇りはしても過信はせず、敗北は素直に受け入れる潔さがあり、また弱点も理解しているのか政治絡みの場合は迷わず部下に教えを乞い、その上で即座に行動決定するリーダーシップも持ち合わせている。


また4下では迷いが晴れた後「本多・忠勝の襲名を目指す」と目標を定めている。








と、此処までなら非の打ち所がない武人なのだが、テキトー人間本多・忠勝と侍女式自動人形“鹿角”の教育があまりに武術面に偏っていたのか、実は一般常識が微妙に欠落気味の『アホの子』であることが判明。

うっかり侍でもある。

正純とネシンバラの作戦会議を話半分にしか聞いていなかったり、夜中に『結べ蜻蛉切!』と叫んでベッド蹴り上げたり、相対した可児(カニ)・才蔵(赤白蟹爪型機殻槍使い)の名を「エビ」や「ウニ」と勘違いしたり、
どっかの半神世間知らず皇族のおかげでセックスの意味を大分勘違いし、立花・ギンの前で『夫の立花・宗茂とはセックス(※戦闘のことです)した仲』(そのギン戦の解説も同様)と発言するなど色々やらかしている。
この誤認は原作10中現在解かれておらず、その被害者(?)は着実に増えている。

とりあえずセックスの本当の意味を誰か教えてやれ武蔵勢

ちなみに細身に似合わず健啖家。
食べるときはがっつりいくタイプで、英国では会食会場が阿鼻叫喚のフードファイターの決戦舞台と化した。
シュークリームが食べられず不機嫌になったりココアに喜んだり、女子らしく甘味も好む模様。



【使用武器】

○“蜻蛉切”
父:忠勝の用いていた神格武装。三河消滅前に忠勝が立花・ギンに預けていたものだが後に返還され、以後そのまま二代の武装となる。
本人が未熟なため、上位駆動である「事象の割断」は使用不可。
槍使いの彼女にとっては切っても切れない相棒。意志疎通可能で短いながらも言葉も話す。

一時期これを使い魚をたんまりしとめていたために、一緒にいた男子学生から『おさ』とか『御蜻蛉様』とか崇拝され変な宗教みたいになっていた。

『Ⅲ下』終盤に壊されたため、現在絶賛修理中。


○“蜻蛉スペア”
Ⅳ以降で使用している蜻蛉切の代わりの武器。
代用品ではあるが、蜻蛉切と同様のことができる。が、上位駆動は搭載されていない模様。
またこれによる通常駆動は二代により「割打」と命名されている。
+ そして…
11下での最終決戦時、「父の名を継いだもう一人の自分」との死闘の中で「もう父の名に臆さない(=自分はただ父の名を追っているわけではない)」と覚悟を決めた時、
なんとスペアが進化し新たな“蜻蛉切”と化した。

元々蜻蛉切は大罪武装「悲嘆の怠惰」の試作品として制作されていたのだが、実は他にも大罪武装の分だけ蜻蛉スペアが存在しており、二代とスペアが互いを真に認め合ったことにより、「二代の蜻蛉切」になったそうな。




【使用術式】

○“翔翼”
二代が用いる加速術式。
加速を阻害する要素の全てを禊ぐ、穢れ払いの系の術式で、少々の疲労も阻害要素として祓うため行動時間は長くなる。
長時間運用を主眼に入れた低出力型。
これにより速度を得て、穂先と石突きの高速のコンビネーションで攻め立てていくのが彼女の戦闘スタイル。



関連人物

かつての昔馴染み。
正純の政治家としての能力を高く評価しており、また名字が同じだったのがキッカケで付き合いが深い。
Ⅴ下では忠勝の娘「小松姫」扱いして求婚してくる真田・信之へのお断りに際する言い訳として、「拙者の嫁」宣言した


二代の主君。
彼女のことを『姫』と呼び、武士として仕えている。


二代の師匠。恐れ多い存在。
三河と有明で二度相対し、己を取り戻せていなかった二代を導いた。


セックス(戦ry)した仲。
初めて全力で戦った相手であり、実力も近かったためか宗茂が武蔵に来てからは良き戦友のような間柄になっている。

夫の名誉回復のため来襲して猛烈なセックス(戦ry)の末倒された宗茂の妻。
ギンサイドからは色々な意味で鬱陶しい&ノリが合わないと感じられているが二代からは気に入られており、
5下での対天竜戦での共闘や10下でのトーリ復活祭での舞等2人で息を合わせると強コンビとなる。















  • 福島・正則
4巻で登場し、2回対決した、羽柴勢の幹部「十本槍」の一人な槍使い。10で再び戦うことに。
実は本編とは違う未来において生まれた二代の娘であり、同じ未来でのメアリの娘「加藤・清正」(ジェームス一世)との戦友関係はもはや百合の域に達している。
ちなみに11上時点において、「未来から来た子供達」中において唯一「もう一人の親」・「襲名前の名前」が不明である(二代自身もそういうことに気が回るタイプではない。)
只十本槍の中にマルガ・マルゴットペアが百合と未来技術で子作りした姉妹がいること、福島が回想で「走狗に子が生まれたことを喜ぶもう一人の母」を思ったこと、
そして10中のあるページにて「どこか大人びた二代と、木陰に座る正純らしき女性」なんてイラストがあること等を考えると…。

最終決戦時、清正に福島から預かったという首飾りを見た正純は、それが自身が黒藻の獣から貰った貴石と気づき感慨深げな様子になり、彼女が福島の「母」だという事がほぼ確定した。


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最終更新:2023年01月03日 08:04