アニ・レオンハート

登録日: 2013/05/20 (月) 23:50:46
更新日:2017/12/19 Tue 11:59:49
所要時間:約 6 分で読めます




「私はもうこれ以上この下らない世界で 兵士ごっこに興じれるほど バカになれない」




進撃の巨人」の登場人物。
CV;嶋村侑
第104期訓練兵であり、成績上位者の一人。順位は4位。
憲兵団志望だが、他の志願者のように特権階級が目的ではなく、「この現実離れした世界から遠ざかりたい」と語っている。



本人曰くか弱い乙女だが、父親から伝授された格闘技を得意としており、エレンライナーをよくボコボコにしていた。
とはいえ本人は巨人に対しては何の役にも立たない技術と自嘲しており、この技術を熱心に教え込んだ父親のことも蔑んでいた。
しかし、エレンはこの格闘術を披露している時の彼女を「生き生きしている」と評しており、父親に対しても複雑な感情を抱いている様子。
その後、エレンの熱意に動かされて格闘技術を伝授した。


「教えてあげようか?」

「え?やだよ。蹴られるの痛いじゃん」

「遠慮しなくていいのに」げしっ


その後も自分を女扱いしないエレンにキレてボッコボコに。
それを見たミカサの八つ当たりに巻き込まれてライナーもボッコボコに。ライナーぇ…


トロスト区攻防戦の後、同期のメンバーが相次いで調査兵団を希望する中、一人だけ憲兵団に入団し、内地に移動となる。








以下最重要ネタバレ
アニメ派は閲覧注意










アルミン…

私があんたの…良い人でよかったね

ひとまずあんたは賭けに勝った…

でも…


私が賭けたのはここからだから




女型の巨人

第57回壁外調査の際、突如調査兵団に襲撃を仕掛けてきた巨人。その正体は、アニの巨人体である。

体長は14メートル級。巨人を呼ぶ能力と体の一部を硬化させる能力を持つ(持続はできない)。
馬にも追いつくスピードを出すことができる他、アニの格闘技術をそのまま備えているため、巨人体のエレンでさえ寄せ付けない強さを誇る。
特に足技の威力は凄まじく、エレンの頭部をガードした腕ごと吹っ飛ばした。


トロスト区奪還戦にて生け捕りにされた「ソニー」と「ビーン」を殺害した頃から暗躍を始め、
この時に証拠を隠すためマルコの立体機動装置を使ったことで彼の死に関わっていたことも発覚。
実際に彼女が手を下したのかは暫くの間不明だったが、原作77話にてベルトルトの回想として、
偶然、秘密を知ってしまったマルコの口封じの為にライナーとベルトルトを手伝う形で間接的にマルコを死に追いやったことが明かされた。
実行犯の一人ではあるものの、尻ぬぐいであったことも重なって消極的な態度を見せている。

そして第57回壁外調査の際、エレンをさらうために調査兵団に襲撃を仕掛け、一度は罠にはまって捕らえられてしまうが、
多数の巨人を呼び寄せて自らの体を食わせることで拘束を解き、それに紛れて脱出。
再び巨人化してエレンを襲撃し、巨人エレンを容易く撃破して彼を捕らえるがミカサリヴァイによって奪還されてしまった。


その後、先の襲撃でアルミンを見逃していたことが仇となって正体に気づかれる。
巨人化してなりふり構わずエレンを奪いにかかるが、前回と異なり互角の戦いを強いられ、逃走するもミカサによってそれも失敗。
生け捕りにされてしまうが、硬質化能力を利用した水晶体に自身を閉じ込めてしまい、その目的や正体の追求は不可能になってしまった。


人類に対するスパイとして活動していた彼女だったが、情を抱いていなかったわけではなく、
襲撃の際にも友人を殺そうとしなかったり、自分達が引き起こした惨状に謝罪の言葉を口にすることもあった。
彼女の行動原理には父親が関係あるようだが、詳細は不明。

一応まだ生存はしているが、裏表紙には彼女の姿はなくなっている。




スピンオフ作品、「進撃の巨人 LOST GIRLS アニ外伝」では主人公を務めており、第57回壁外調査でエレンを攫う日の前日に彼女が遭遇したとある事件についてが描かれている。

グランブルーファンタジー』とのコラボイベント「進撃の巨人 TITANIC YAGER」では、乱気流で尾翼の一部を損傷し不時着した直後、
巨人の群れに襲撃されたグランサイファーの近くで倒れているところを主人公に救助され、調査兵団の介入で主人公達が救出される中、人知れず市街地へと単独で帰還する。
その後憲兵隊側から主人公・ルリア・ビィの監視役として彼らの軟禁先へ訪れ、立体機動装置を使ってみたいと願い出た主人公達に同行して憲兵隊を避けて森に行きその様子を見守る。
その際、アルミンからルリア達を助けるために巨人と戦った結果、立体機動装置を壊してしまった事をルリアから聞いたと言われるが…
このたった1度の情が、自身が女型の巨人であるという決定的な証拠に繋がってしまった。
そして、ルリアを守るために国を裏切ったカタリナの話を聞くと「そう……幸せだっただろうね」とその場にはいないカタリナを羨み、
ルリアの無垢な眼差しに表情を軟化させて、主人公にスナップブレードの扱い方を教えてやると言ったエレンの眼差しはかつて父親に格闘技を叩き込まれていた時の自分と同じ眼差しだったと語り、ルリアに対して問い掛けた。


ルリア、もし私が悪い人だったとして、それでもそんな顔で微笑んでくれる?

えっと、よくわからないですけど。
でも、やっぱり、アニさんはいい人だと思いますよ。

え?

アニさんって、笑うとすごく素敵なんです。
それだけで悪い人じゃないってわかりますよ。


そんなやり取りの末に、「ルリアは本当にいい子で、それがとてつもなく恐ろしい」と評し、
「辛くて苦しい破壊の修練を、父親の心底喜んでいる顔が見たくて続けているのかもしれない」
「この世界には、やりたくなくてもやらなければならないことがある。誰も好きでやってる訳じゃないと覚えていて欲しい」と彼女の本心と思われる言葉を吐き出した。
イベントシナリオはほぼ原作通りの結末を辿りアニは自分自身を水晶体に封印するが、同シナリオ中でアニが微笑んだのはルリアと二人きりで相対している時だけだった。
そして、アニは自身が女型の巨人であると暴露され調査兵団に包囲を受け、巨人化する寸前に呟いた。



本当……どうしてこうなったんだろうね






追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/