ガオキング

登録日:2010/05/02 Sun 00:47:41
更新日:2023/10/15 Sun 18:24:51
所要時間:約 4 分で読めます




※推奨BGM:「ガオレンジャー吼えろ!!」


今、剣の音色が響き、大いなる精霊の王が姿を現します。


次回!

Quest2

精霊王、起つ!!








みんなの心を…一つにするんだ!


百獣合体!


5人の戦士の心が一つになる時、宝珠が輝き、気高き猛獣に歌いかけます!


ライズアップ!


猛獣達は、その聖なる肉体を一つに重ね、巨大なる精霊の王が生まれます!


誕生!



!!



とは、スーパー戦隊シリーズ第25作『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場した巨大ロボで、ガオレンジャーが操縦する1号ロボに該当する。
初登場はQuest2「精霊王、()つ!!」のハリガネオルグ戦から。



全長:60m
全幅:34m
重量:5000t
出力:2000万馬力→ソウルバード搭乗後は4000万馬力
テーマソング:「百獣合体!ガオキング」(歌:水木一郎)



【概要】

地球の精霊達が地上の動物の姿を取って実体化した聖獣・パワーアニマル
その中で5人のガオレンジャーと共に戦うガオライオンガオイーグルガオシャークガオバイソンガオタイガーが合体した精霊王。
ガオレンジャーが初めて操った精霊王で、百獣合体の基本形態ともいえる。

ガオライオン達を召喚した5人のガオレンジャーがガオの宝玉をセットした獣皇剣の剣先を合わせた後、
ガオレッド「百獣合体!」の号令と共に合体が発動。
ガオバイソンの上に乗ったガオライオンを中心に、ガオシャークとガオタイガーがガオライオンの左右と結合し、ガオイーグルがガオライオンの頭部と重なる形で合体体勢に入る。
その後乗り込んだガオレンジャーの「ライズアップ!」の号令と共にガオライオンが吠え、ガオキングに変形する。

操縦は合体したパワーアニマルの内部に存在する異空間内で行われる。
ガオレンジャーの5人がガオライオンの頭部から融合するように入り込み、宝珠が嵌った獣皇剣を個別のプレートに配置して手をかざして操っていた。

Quest14「魂の鳥が叫ぶ」以降は、精霊の卵から孵った雛鳥・ピヨちゃんが変化したソウルバードを介して操縦。
合体シーンも若干編集されており、5体のパワーアニマルが自ら人型まで変形した後、ソウルバードに乗ったガオレンジャーが「ソウルドライブ・ガオキング!」の号令で、背部から体内に入ることで完成となる。
ソウルバードは出自の割にメカメカしい見た目であり、Quest14はガオレッドによるレバー操作で操縦される描写が見られた。

基本的にガオレンジャー達の操縦に任せているが、一度だけパワーアニマル達の意思だけで合体、戦闘、アニマルハート発射まで行った事がある。
猛獣使いオルグに操られたこともあり、ちなみにこの回でガオキングが力ではガオマッスルに劣るものの、技では勝る事が判明した。


◇武器

  • フィンブレード
ガオシャークの尾びれが変形した剣。
使用時にガオキングが大魔神のごとく吠えるのが大きな特徴。


◇技

  • シャークショット
右手のガオシャークで殴りつける。

  • タイガーアタック
左手のガオタイガーで殴りつける。

  • バイソンキック
ジャンプしてきりもみ回転しながら勢いよく両足でドロップキックを繰り出す。

  • ダブルバイソンキック
宙返りしながら二段サマーソルトキックを決める。


◇必殺技

  • 天地轟鳴・アニマルハート
5体のパワーアニマルの口からガオソウルを放つ強力な光線。
カメラオルグ戦では一発目で相手を引きはがし、二発目でとどめを刺す『アニマルハート二連発』も披露した。

  • 天地轟鳴・スーパーアニマルハート
ソウルバード登場後に使用。ソウルバードのガオソウル増幅装置から強化されたアニマルハートを撃つ。
Vシネマ『ガオVSスーパー戦隊』では歴代1号ロボの力を借りてさらに強化され、はぐれハイネスラクシャーサに放った。

  • 天地逆転・リバースアニマルハート
逆立ちした状態でスーパーアニマルハートを撃つ。
芝刈機オルグ戦でガオバイソンが重傷を負い、立てなくなった際に急遽編み出した技。
シャークとタイガーが前を向くと頭から落ちるのでは…というのは禁句

  • 怒涛一閃・サージングアロー
フィンブレードからビームを発射して敵を両断する。
メガネオルグ戦でガオバイソンが合体前の奮闘がたたってスーパーアニマルハートも撃てないほどグロッキーになり、ガオキングが立っていられなくなった時の即興技。
ガオブルーのナイスフォローである。


◇百獣武装

ガオキング最大の特徴は、状況に応じてパワーアニマルを組み替える百獣武装にある。
劇中に登場したガオキングの百獣武装は以下の通り。

ソード&シールド

ガオエレファントを百獣武装した姿。
ガオエレファントは剣(鼻+後半身)と盾(鼻以外の前半身)に分離し、それぞれエレファントソードエレファントシールドと呼ばれる。
必殺技は蛇腹剣のように伸ばしたエレファントソードで敵を袈裟掛けに斬る『豪力両断・イビルクラッシャー』


ガオスピアー

右腕にガオジュラフを百獣武装した姿。
ガオジュラフの右腕はジュラフスピアーと呼称される。貫通力に優れる。
必殺技は右腕を伸ばして敵を貫く『悪鬼貫徹・ネックスラスト』
敵の攻撃でよく外れて地に落ちる。


ガオキンダブルナックル

右腕にガオポーラー、左腕にガオベアーを百獣武装した姿。
それぞれポーラーナックルベアーナックルと呼ばれる。パンチ力は通常のガオキングの3倍というパワー形態。
必殺技はポーラーナックルから吹雪、ベアーナックルから火炎を同時に噴射する『氷牙炎滅・ベアーストライク』
この形態では出力の高さ故、合体の中核になるガオライオンの体に負担が掛かる弱点があったが、ソウルバードが一体化することで克服できる。


ガオストライカー

ガオバイソンの代わりに、ガオライノスガオマジロが下半身を構成する。
掛け声は「百獣武装」ではなく「百獣合体」。流石に戦闘中に下半身を丸ごと換装するのは無理があるということか。
機動力が高くスピーディな蹴り技が得意で、イマキングばりに勢いよく蹴りまくる。
必殺技はガオマジロをボールのように蹴飛ばす『強蹴一閃・ライノシュート』



ガオクロスホーン

左腕にガオディアスを百獣武装した姿。
ガオディアスの左腕はディアスシザースと呼ばれる。
光の錠で敵の動きを封じるキャプチャーリングが使える。
必殺技は巨大なシャボン玉で敵を包むことで邪気を封じる『清輝顕現・バブルキャプチャー』。浄化・封印特化のためか、ガオイカロス以外での出番は少ない。


ガオキンアナザーアーム

別名:バージョン違いガオキング
左腕にガオウルフ、右腕にガオハンマーヘッドを百獣武装した姿。
巨大化したボーリングオルグの攻撃でガオキングとガオハンターの合体が解除された上にガオシャーク、ガオタイガー、ガオリゲーターが負傷した際、残りの5匹が戦闘を続行出来る事から咄嗟の判断で編み出された。
本家のガオハンター同様、右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタックを繰り出す。
必殺技は召喚したガオマジロをボウリングの球に見立てて投げる『超速回転・トルネードガオマジロスピン』
劇中未使用だが、やろうと思えばフィンブレードやクレセントブーメランも使用できると思われる。


ガオキンアナザーアームウルフスピアー

ガオキングアナザーアームから、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。名前が長い。
必殺技は『悪鬼貫徹・ネックスラスト』


ガオスピアーシールド

猛獣使いオルグに操られた際に勝手に編み出された形態。
ガオキングソード&シールドの状態から、右腕にガオジュラフを百獣武装した姿。
ガオエレファント「鼻がどっかいった!!」
必殺技は『正義貫徹・ネックスラスト』(命名:ヤバイバ)。エレファントシールドで殴り付ける『シールドアタック』も使用。


ガオキンスピアーナックル

猛獣使いオルグがまた勝手に作った。
ガオキングスピアー&シールドの状態から、今度は左腕にガオベアーを百獣武装した。
ベアーナックルから火炎光線を放つ『ベアーストライク』と、ベアーナックルでラリアットを決める『ガオキングラリアット』が使える。


◇その後のスーパー戦隊シリーズでの活躍

ガオシルバーを除くガオレンジャーが宇宙忍群ジャカンジャに捕らえられた事で力が奪われてしまう。
よって、冒頭でガオキングが暗黒七本槍に操られてしまい、ハリケンジャーが乗る旋風神と交戦した。
後半ではガオシルバー参戦により形勢逆転、Gフォンもガオの宝玉も本来のガオレンジャーの元に戻った。
チュウボウズとの巨大戦では轟雷旋風神との夢の合体形態轟雷旋風神ソード&シールドがお披露目となった。
なお、この形態はパワーアニマルと旋風神のジョイント部が共通規格のため再現できた例でもある。
おぼろさん「あたしはそないなると思っとったで、スペシャルやしな」

人々の祈りの力でガオキングを含めた歴代33戦隊の巨大メカ&ロボが実体化する形で登場。
ゴーカイオーゴセイグレートに加勢し、黒十字王率いる悪の軍団と激突した。
ガオキングは同じ地球由来のパワーが源のオーレンジャーロボチェンジロボと共にチュパカブラの武レドランと交戦した。
武レドランが所属していた地球犠獄集団 幽魔獣は地球の闇から生まれた存在でもあり、地球の病たる鬼・オルグと共通する部分がある。
また、映画『劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』ではガオキングが未登場だったため、この作品が劇場版初登場となった。

メガゾードキーの力でブルーバスターイエローバスターが操縦するゴーバスターライオーがガオキングに変化する形で登場。
アニマルハートを放った後、続けざまにガオケンタウロスに変化し、エレファントソードで敵メガゾードを切り裂いた。
ゴーバスターライオーの中核たるタテガミライオーもガオライオンと同じライオン由来のメカというのが共通項と言える。
……とはいっても、ガオライオンは厳密には地球が生み出した生命体のようなものだが。

メンバーの一人・ゼンカイガオーンのデザインモチーフにガオキングが採用。
他にも、第7カイ!にてステイシーザーが召喚する形で本家ガオキングも登場。
大獣神の「超伝説雷光切り」との合体技という形で、「天地轟鳴・アニマルハート」をジュランティラノとガオーンライオンに浴びせた。


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最終更新:2023年10月15日 18:24