ビクトリーロボ

登録日 :2011/05/12(木) 00:44:20
更新日 : 2017/06/23 Fri 23:54:23
所要時間 :約 8 分で読めます






マトイ 「みんな、緊急合体だ!!」

ナガレショウダイモンマツリ 「了解!!」



概要


ビクトリーロボは、スーパー戦隊シリーズ第23作目「救急戦隊ゴーゴーファイブ」に登場する巨大ロボである。

搭乗者は ゴーレッドゴーブルーゴーグリーンゴーイエローゴーピンク の5人。


99マシン


1999年に発生するグランドクロス現象とそれに伴う未曾有の大災害に備え、巽モンド博士がアンチハザードスーツと共に開発した5台の巨大マシン。
各マシンがそれぞれのメンバー専用で、『緊急合体』の号令でビクトリーロボに合体する。
災害時およびサイマ獣が巨大化する際に召集、ベイエリア55からマシンを搭載したゴーライナーが発進、現場で出場される。


レッドラダー
全長:33m
全幅:13m
全高:10.6m
重量:1700t
最高速度:700km/h
ゴーレッド専用の 巨大梯子消防車
ブレイバーソードを呼び出すエンブレムは本機に存在する。
合体時は 胸部と両腕 を構成する。

△装備「 ラダーアーム
車体後部が変形した、放水ノズルおよびラダーキャノンを装備する2本の梯子。最長で54mまで伸ばす事が可能。
ロボ時の両腕なので先端は5本指を持つ手になっており、物を掴む事が可能。高所で逃げ遅れた人々を救助する。


ブルースローワー
全長:31m
全幅:12.5m
全高:12.6m
重量:1800t
最高速度:680km/h
ゴーブルー専用の 巨大化学消防車
合体時は 腰部と大腿部 を構成する。

△装備「 ケミカルディスチャージャー
車体上部に装備された4基の化学消化器。広範囲における消火に活躍。


グリーンホバー
全長:18.8m
全幅:17.2m
全高:9.7m
重量:1300t
最高速度:マッハ1.5
ゴーグリーン専用の 巨大VTOL機
5機の中で最小かつ唯一飛行能力を持つ機体。
推力が非常にすさまじく、ゴーライナーの代わりに他の99マシン+輸送用のボードをこの機体が輸送することも多々あった。

合体時は 頭部と背部 を構成する。そのほかレッドラダーとブルースローワーを吊り上げてドッキングさせる役割も担う。
ちなみにそれは電磁石なので一般のバスの天井にくっつけて輸送することもできる。

△装備「 インパクトガン
消火液も発射可能な2門の小型砲。

投下式消化弾のほか機体下部に搭載したワイヤーによる救助活動およびキャリングカーゴを装備しての99マシンの空輸が可能。


イエローアーマー
全長:26.9m
全幅:11.2m
全高:12.5m
重量:1600t
最高速度:650km/h
ゴーイエロー専用の 巨大装甲車
合体時は 左脚 を構成する。

△装備「 ショベルアーム
車体後部から伸びる作業用アームで、障害物の除去が可能。大型建造物への突入などに威力を発揮する。


ピンクエイダー
全長:27.4m
全幅:10.9m
全高:11.6m
重量:1600t
最高速度:720km/h
ゴーピンク専用の 巨大救急車
合体時は 右脚 を構成する。

△装備「 巨大ハンガー
車内には緊急治療室があり多人数を同時に収容可能なほか、逃げ遅れた一般人の自動車などを格納できる。後にゴリラに受け継がれた。


中間形態


ビクトリー ウォー カー
ブルースローワーイエローアーマーピンクエイダー の3機が合体した消火活動用二足歩行ロボット。

ブルースローワーをグリーンホバーが吊り上げ、ジャッキにより起き上がったイエローアーマー&ピンクエイダーの上に降ろしてドッキングする。

車両型の99マシンでは活動できない足場の悪い場所などでの消火活動を担当する。なお、消火にはブルースローワーの装備をそのまま使用。

出番は少ないが、最終回1話前にも登場したので扱い自体は悪くない。



「ビクトリーロボ、合体完了!!」


合体時


ビクトリーロボ
全高:55m
全幅:36.8m
重量:8000t
最高速度:650km/h
出力:2300万hp/t

5台の99マシンが「緊急合体」した巨大ロボ。
救助活動よりも巨大サイマ獣との戦闘に特化しているが、元々はビクトリーウォーカーをより発展させた大災害への対応時に運動能力を高めるための形態であった。
しかしマイナスエネルギーの正体が自然現象ではなく災魔一族と判明した為、ブレイバーソードを開発し巨大サイマ獣との戦闘に特化させることになった。

1号ロボでは初めてレッドの搭乗メカが頭部パーツを構成しない合体ロボでもある。(戦隊ロボ全体として見た場合、カクレンジャー隠大将軍以来)
合体時の集合コクピットは設けられておらず、合体しても元のマシンのコクピットに乗ったままで戦う。
これは強化合体ロボであるマックスビクトリーロボも同様。

ビクトリーウォーカーにグリーンホバーに吊り下げられたレッドラダーが上部にドッキング。
レッドラダーを降下させたグリーンホバーはそのままワイヤーを巻き取りつつレッドラダーの上にドッキングして合体完了である。
但し、状況によってはレッドラダーが自らラダーアームを使ってビクトリーウォーカーの上部に積み重なる場合もある。

マイナスエネルギーの対となるプラスエネルギーを使用でき、これは実体を持つゴレムサイマ獣には効かないが、
マイナスエネルギーの集合体である巨大サイマ獣(死霊)に対しては非常に効果を発揮する。

おかげでゴレムサイマ獣が敵の主力だった頃は、
グランドライナーを動かすには99マシンが中に入ってないといけない」という制約の関係もあり、あまり出番が無かった。

まあ、グランドライナーの販促期間だったからしかたない。
それでも他の戦隊の一号ロボより活躍してるし。ちなみにグランドライナーは逆にプラスエネルギーが使えない。
ビクトリー(勝利)なのに11話で敗北しているじゃんと突っ込んではいけない。

その後も6番目の戦士・ライナーボーイの登場とそのスーパー合体形態であるマックスビクトリーロボのなどの登場もあり、安定して活躍していくこととなる。



装備


●ブレイバーソード
腰のエンブレムから出現する特殊超硬合金ジオニックメタル製の剣。
但し、ゴーグリーンが搭乗していないと使用不可。

●ラダーアーム
レッドラダーのアーム部を伸ばす鉄拳。

●ラダーキャノン
レッドラダーのアーム部に配置されたキャノン砲。主に敵への牽制に使われる。
また消火剤を放つことも可能である。

●インパクトガン
用途はラダーキャノンとほぼ同じ。


必殺技


▽連続ラダーボンバー
ラダーアームを伸ばし、離れた敵に連続で繰り出すパンチ。

▽ラダーホイールクラッシュ
伸ばしたラダーアームで敵を捉え、そのまま放り投げる。

▽ウィンドミルラダー
伸ばしたラダーアームを地面につき、身体を回転させて繰り出す宙返りキック。

▽スクリュースピンラダー
ラダーアームを伸ばしたまま回転し、連続で繰り出すパンチ。

▽ニューライナーコンボ
ライナーボーイとの連携技。
ラダーアームでライナーボーイを押し出して死霊サイマ獣めがけて突撃させる。

▽ビクトリープロミネンス
「剣よ、光を呼べ!」

の掛け声と共に剣で炎の円を描き、プラスエネルギーを収束させたブレイバーソードで敵を袈裟斬りに一刀両断する。
なお、20話ではビクトリーロボの右腕が破壊されていたため、左腕で放っている。
後にパワーレンジャー・タイムフォースに受け継がれた。 エフェクト込みで


その他


Vシネマ『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』では、ゴーゴーファイブの面々はボリピエールに苦戦するタイムロボの戦いを見守っており、
ゴーイエローは「僕たちにもビクトリーロボがあれば」と悔しがっていた。
これはゴーブルーが言及したが最終回でベイエリアが壊れていた影響でゴーライナーを呼び出すことができなかったためである。
より厳密に言えば、ゴーゴーファイブ劇中にてマックスビクトリーロボは特殊ガスの爆発から避難中の人々の盾となって大破している。 *1

だがモンド博士の発案でタイムロボαの胸部に施されたタイムトンネルの機能を タックたちに無断で 使い、
過去のベイエリア55から時空を超えスペースゴーライナーを呼び出す という荒技で登場。
ただし、この方法はかなり無茶であった為、3分以内に元の時代へ戻さないと質量崩壊を起こすことがタックの口から語られている。

ビクトリーロボがビクトリープロミネンスの炎(プラスエネルギー?)をタイムロボの剣に譲渡。
そのままブイレックスに乗り「プレッシャープロミネンス」で宿敵ピエールを打ち倒した。

なお、タイムレッド/浅見竜也タイムファイヤー/滝沢直人の2人はビクトリーロボの事を知っていた旨の発言をしている。

最終回で登場したマックスビクトリーロボブラックバージョンが忘れられているが、
危険なものであったため最終決戦後にモンド博士により破棄された、もしくはあの一戦が活動限界だったとの説もある。


Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、ガオライオンの雄叫びに応え歴代レッドメカと共にレッドラダーが到着。
ラダーアームを伸ばし、はぐれハイネス・ラクシャーサに鉄拳をあびせた。
前作で語られたベイエリア55の事情はどうしたの? とかツッコんではいけない。
好意的に受け止めれば、『タイムVS~』から『VSスーパー戦隊』までの間に何とかレッドラダーだけでもモンド博士により再建できたと解釈すべきか。
合成とはいえ、自動車戦隊繋がりの高速戦隊ターボレンジャーターボGTカーレンジャーVファイヤーと並走する場面は必見といえる。

シリーズ第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、ゴーゴーファイブの大いなる力の一部として、
ビクトリーロボの必殺技をアレンジ込みで再現した技『 ゴーカイビクトリープロミネンス 』が登場した。

また、映画『199ヒーロー大決戦』ではスーツが残っていたため新規映像で登場。
同じ太陽エネルギーのサンバルカンロボとタイトル候補名が同じ「ゴーゴーファイブ」のゴーグルロボと共闘。
必殺技は放たなかったもののブレイバーソードで掃治大臣キレイズキーをひるませていた。
スーツが残っていたことに加えて、劇場スクリーンで動くビクトリーロボに歓喜したファンも多い。
ちなみにスーツが現存していたロボの中ではビクトリーロボが最古である。

パワーレンジャー版では映像を流用してる関係で基本的に変化はないが、
日本ではグランドライナーの影に隠れてた時期にも、後の話のシーンを流用してきて活躍の配分が調整されていた。


テーマソング:「緊急合体!ビクトリーロボ」(歌:山形ユキオ)


両手に光を呼びながら追記・修正をお願いします。

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