日本代表(キャプテン翼)

登録日:2011/07/23(土) 02:06:52
更新日:2024/04/16 Tue 23:27:02
所要時間:約 15 分で読めます




作品内での日本代表チームの初出は全日本Jr.ユース。中学生全国大会の優秀選手の中から更に選抜されたメンバーで構成されている。
基本的にはそこからあまり変わらないのだが、ワールドユース編の葵、ゴールデンエイジのフットサルコンビなどのように新キャラがちょくちょく加入し既存キャラも選外になったり奪い返したりであまり安泰ではない。

以下、各キャラの初選抜の大会から順に記述。




【全日本Jr.ユース(第1回フランス国際Jr.ユース】

中学生世代の大会。翼たち黄金世代は中学3年生。
中学の全国大会の優秀選手が代表候補として選ばれ
数名を落とし中途合流の海外組を加えたチーム。

[GK]

大体どの世代でもこの3人で固定(怪我などの一時離脱はあるが)
たまにスパイダーことミッシェル山田や中西、幻の第4キーパー佐々木などが台頭したりするが
大抵は選考で落ちたりベンチにすら入れないスタンド観戦組などの憂き目に。


若林

ペナルティエリアの外からはゴールを決めさせない伝説を持つSGGK(スーパー・グレート・ゴール・キーパー)
この伝説を打ち破った選手は現時点でシュナイダー、肖俊光、ナトゥレーザの3人しかいない。
出場したからには活躍が約束される日本最強キーパーであり大抵の試合は2失点以内に収める(怪我や規格外の選手である肖の活躍などがあった中国戦が現状唯一の3失点)
そのためメタ的には相手チームの強いところを描写する上でネックになる存在でもあり、怪我やチーム事情による都合などで決勝トーナメントや決勝まで出番がないというパターンが非常に多い。
後は強いてあげると必殺技至上主義である本作品において若島津に比べると必殺技に乏しく、ワールドユース編ではボクシングの特訓によるアッパーディフェンス、ストレートディフェンスなど若干迷走している。
ドイツJr.ユース戦では若島津のポストを使う三角蹴りに更にゴールバーを蹴る事で上下の機動を調整するセービングを見せた。
後はカルツのロビングシュートに見せた帽子はたきなどが有名。もちろんリアルでやったら反則です。
劇中一番最初にオーバーラップしたキーパーではあるが元からオフェンス陣が充実していて必要性が薄い日本代表であること、どんどんアグレシッブになっていく若島津との差別化のために近年は控えめな印象である。
翼や岬のバックスピンでバウンドと共に減速して戻ってくるグリーンカットパスとは真逆にバウンドで更に跳ね上がる「トップスピンパス」も使える。(いちおうメッツアくんのとは原理が違う




若島津

空手の経験を活かした「三角蹴りセービング」や「正拳ディフェンス」、「手刀ディフェンス」などの必殺技でゴールを守る。

空手による抜群の身体能力と反射神経と読みの鋭さで国内の大会ではPKには滅法強くモブチーム相手には無双していたが
国際戦となると南葛での森崎の役目をそのままやる羽目になるため、オフェンスに強いチームには4〜5失点、守備が売りのチームでも1失点はするなどネットを揺らされる回数が増えるようになる(国内戦の時点で南葛相手には2度4失点を喫しているので、強敵相手の失点率に限って言えばあまり変わっていないという見方もある)
ただしキーパーという事でディフェンダー陣よりは見せ場はある。フランス戦のPK合戦で負傷した右腕でナポレオンのキャノンシュートを防いだのはその最たるものである。
若林に対抗意識を持ち負けん気を見せるがドイツで鍛えられた若林の後塵を配してしまいがちで、準決勝や予選リーグまでは若島津が頑張ったのに決勝や決勝リーグの美味しいところは若林というパターンが非常に多い。
逆に言えば失点で相手の必殺シュートを引き立てつつ自分も見せ場を作れるというある意味ではこの漫画に適したキャラクターでもある。

若林に対して攻撃意識が強いという所を強調されがちで、ここぞという場面ではオーバーラップを敢行しドリブル突破からセンタリングを放る。(作中の扱いに対するフォローの一環なのか「若島津は攻撃面では俺と同等以上」というフォローを若林がしている)

ワールドユース編では見上監督が若林を正ゴールキーパーにして、自分はサブにするという話を聞いてしまい、一時は代表を離脱した。((「正GKじゃないから拗ねた」と言われることも多いが、テストせず決められた事が問題であり、作中ではちゃんと競い合っての結果であればサブも甘んじて受け入れたという心中を吐露している)
この決断が若林の怪我や賀茂監督の無謀すぎる作戦による主力7人の離脱と重なり、日本ユースはピンチを迎える事になった。
離脱後はスカウトのあった今は亡き横浜フリューゲルスに加入しプロの世界で武者修行をすることで自分の実力を示そうとする。
そして中国戦の怪我が限界を迎え騙し騙しの出場すらできなくなった若林や自身のプロ契約金で日向の家族の窮地を救った際の日向説得などもありアジア予選の決勝トーナメントより復帰。チームのアジア優勝に大きく貢献する。

ワールドユース本戦の予選リーグのウルグアイ戦では火野とビクトリーノを擁する超攻撃的なチームだった事と火野のトルネードシュートのお披露目による無双、次藤のオウンゴールなどが重なり大量5失点を喫するも、最終的には火野のジャンピングトルネードを両足によるキックで抑える空手キーパーらしいセービングで最後の最後で打ち勝ち、オーバーラップでチームの逆転勝利を呼び込む。
5失点した後に「守ったぞぉ!」なんて言われても、というのは禁句
決勝トーナメントでは結局復調した若林に交代してしまい、残念ながらサブという立場は覆せなかった。
小学生時代から浴びせ蹴りでゴールを狙うなど攻撃的な場面が多くフォワードにコンバートして日向とのツートップという意見が著名人や原作者から可能性の一つとして度々提示されてきたが、ゴールデンエイジのオリンピック予選からついに実現。フォワードと兼任で務めるようになり森崎が正キーパーという状況が増えた跳躍力や長身を生かしたヘディングによるポストプレイなどでチームに貢献している。
ただし理想通り日向と2トップという試合はそんなに多くなく、空手師弟コンビとなった新田や、東邦コンビとなる反町との2トップなどが多い。

『3109日全記録』など、かなり昔から日向と若島津の2トップは理想のフォーメーションであると作者をコメントを残しており、ようやく作中で実現したといえる。2018年時点でもこの組み合わせを挙げており、新田より格上の扱いらしい。*1

森崎

日本が誇るSGGK(スーパー・がんばり・ゴール・キーパー)即興とはいえなんてネーミングだ若林
監督やコーチ陣には強敵を前に森崎では荷が重いなどと不安視されたり自分だってオウンゴールとか凡ミス連発するのに石崎には度々disられ、温厚な彼にしては珍しく頭頂部に拳骨を叩き込むシーンもある。
ただしそういった面に怒る事もなく、決勝のゴールを任せられるのは若林さんしかいませんよ!と自分の出場機会をフイにしてでもチームの勝利のためにそういった申し出ができる非常に人間のできた男である。
作品の都合上、南葛SCや南葛中では敵の初見の必殺技にしてやられる事が多くその点からザルと見做されがちであるがそれ以外の普通のシュートはほぼ無失点に抑え、最終的に試合終盤になると驚くべき適応力で必殺シュート止める事もある土壇場に強い男であり、一部ゲームではそういった面を反映した能力になる。(ぶっちゃザル扱いはコラ画像による弄りとその源泉となっているテクも版の影響が強い)
森崎の奮闘がなければ敗北していた、という場面も数えるほどではあるが存在する。

ただし代表戦になるとそういった役割は若島津になってしまい、森崎はたまに練習試合に出ては相手の必殺シュートに反応できない場面が描かれるなど不憫さが加速する。

ハンブルグの都合や負傷などでまともに出場できない事が多い若林、怪我に加えて蒸発経験もある若島津などに比べると長期離脱するような怪我を負わず安定して試合出場でき、控えキーパーとしては及第点の働きはできる事から森崎を評価する読者も少なくない。
若林が強すぎるだけで実力もあり、ワールドユース第一次予選のタイユース戦では崩壊寸前のチームを一喝して落ち着かせディフェンス陣に的確な指示を出し、時にゴールポストに激闘しながらもボールをキャッチして死守する懸命のセービングを見せている。(そこに至るまでに4失点してるが)

基本的に必殺技は存在しない森崎だが、一部ゲームではこのポストに激突しながらの守りを頑張りセービングというこっ恥ずかしい名前必殺セーブにされる場合がある。使うたびに後頭部を強かにポストに叩きつけており選手生命が心配になるがノーダメージで試合を再開する鉄人森崎。


大量失点した試合でも終盤では前述したように敵の必殺シュートを止める場面もちょくちょくあり、敵チームのモブGKにありがちなやられっぱなしということは意外と少ない、
率直に言って他チームのキーパー事情を思うと第3キーパーという立ち位置ながらある程度の実力がある時点で日本のキーパー事情は恵まれているとさえ言える。

若林・若島津がいるため国際試合ではほとんど出番がなかったが、オリンピック編では若林の不参加、若島津のFW兼任が重なり出番が増える。
最終予選では強敵サウジアラビア相手に無失点に抑える堅守を見せた。

ドイツ戦では不測の事態により途中出場。最初はシュナイダーの前に為す術もなく失点を重ねるが試合途中からめきめきと腕を上げていき、なんとシュナイダーのシュートを単独の力で防ぐ。
キャプ翼の強豪GKはそのままだと強すぎるという理由で負傷させられることが多いのだが、この試合では森崎も結構な負傷をしており、彼が強豪GKの仲間入りをした証拠といえるかもしれない。
距離があったとはいえファイヤーショットも止めており、ブラジル正GKサリナスより強い日本第3GKの誕生である。

最新ゲームRONCでは努力の末にシュナイダーのファイヤーショットをがっちりセービングする上記原作に合わせたような専用イベントが用意されており、なんだかんだ愛されキャラ。

そういった隠れた実力が評価?されたのか、ワールドユース終了後には地元静岡の清水エスパルスにシャーク岸田と共に加入しプロの舞台でも活躍を続けている。


翼の結婚式で代表が全員揃うイラストでは森崎だけいないという謎待遇をうける。
とはいえ翼が呼ばないとは思えないため、「何かしら事情があって参加できなかった」「写真を撮った(※タイマーにしなかった)のが森崎だった」という説が有力。
メタ的に言うと作者が描き忘れたのだろうが、早苗の友達の応援団員まで描かれていながらそれはあんまりである。


[DF]

(どのポジションにも言える事だが)どう考えてもメンバー固定でいける訳はないのだが選考の大元の基準である中学全国大会の優秀選手は4バックギリギリの4人しか選ばれていなかった。
その後MFから炙れた選手がどんどんコンバートされていき気がつくと全日本屈指の激戦区へと変貌していく事になる。


石崎

主な役割は自殺点と顔面ブロック。
人を吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、コンクリートの壁にめり込むようなシュートでも顔面を差し出す事で1度は必ず防げる鋼鉄の顔面を持つ男。
それ以外ではオフサイドトラップを一人だけすっ転んだせいで崩してしまったりオウンゴールなど凡ミスが目立ち真っ当な実力で輝く場面は稀だが、「凡人でも頑張れば報われるように」と作者が優遇を明言していて、スタメンから外れることは滅多に無い。それでも持ち前のガッツと顔面で意外な活躍を見せたりも。
逆にあえて悪く言えば「どんなに頑張っても作者に愛されなければ報われることは無い」という非情な現実を他キャラクターに突きつける男でもある。まさにキャプテン翼ワールドにおける聖域。ディフェンス枠を実質ひと枠固定しているため、他のディフェンダー陣の競争率がさらに上がっている。

かのACミランのイヴァン・ガットゥーゾ選手が好きなキャラクターとして挙げた事でも有名。

次藤

ベールを脱いだ怪童。全日本の厚き壁。
圧倒的な体格とパワーによるパワーディフェンスや相手を吹き飛ばすドリブル。実力を隠すために敢えてウノゼロの塩試合を繰り返す事で強敵に手の内を隠すクレバーさ、バックスピンパスなどのトリックプレイもできるなど見かけ通りのパワーと意外な賢さ、強いやつほど倒しがいがあると豪語するタフガイ…だったのは中学生編の初登場時のみ
日本代表では立花兄弟や石崎を射出する発射台カタパルトとしての活躍しか生き場が無くなってしまう。(逆に言えば一定の役割があるだけ恵まれている方なのかもしれないが)
たまに活躍すればオウンゴールや負傷離脱など前後に不吉なデメリットがついていくる。

そのためかワールドユース編では賀茂から「単なるデブはいらない」と言われて個人特訓。(離脱の対象はその時点での日本の主力選手であり、次藤もその一人として認められているという事でもある)
全国のマラソン大会にし参加して体を絞り鈍足と持久力不足を克服した…という展開なのだが、克服した時に初めてこれらの欠点に言及されるため、あまりにもとってつけた感が強い。

GOLDEN-23のオリンピック編では初っ端の練習試合でデンマークのギロッポンコンビに潰されてしまい負傷離脱するも、なんとかオリンピック本戦には復帰し、ライジングサンでは日本代表の座を取り戻した。
立花兄弟がファイナルスカイラブで退場した割には復帰後の次藤は土台役を普通にこなし三杉や他のキャラを飛ばしているのが無常である。
まぁ跳躍力自体は立花兄弟のが高いとかなのだろう(多分)

早田

登場当時は翼を徹底マークの末に試合終了直前まで完封したエース殺し。時に前線に上がりカミソリシュートで得点するサイドバック、だったのは初登場時の試合のみ。
相手のエースには別の選手がつき、カミソリシュートよりカーブのかかった必殺技は数多く登場する不遇キャラ。

Jr.ユース編では負け試合のブレーメン戦でカミソリシュートで得点するコマが描かれるも目立った活躍に恵まれず
稀にエース殺しとしての活躍を期待されると次藤同様不吉の前兆であり、Jr.ユース準決勝のフランス戦では選手点の起点となるカミソリパスを見せたがナポレオンのマークを任された結果接触プレイでイエロー累積2枚の退場をしてしまう。

ワールドユース編では賀茂から「カミソリシュートなんてカーブを掛けただけのシュートが世界に通用するものか」と指摘されたが、それでも自分にはカミソリサッカーしかないと決意し、更にカーブに磨きをかける特訓を行う。制度を上げたピンポイント・カミソリセンタリングでサイドからクロスを上げられるようになった。
しかし同時期に岬が更に鋭く曲がるブーメランシュートを会得してしまう(凄ぇ俺のカミソリシュートより鋭く曲がったぜと言わされる)
徹底したマンマーク役も1試合しか出ていないとはいえ赤井に奪われてしまう。

オリンピック編では右足のタックルを避けた相手に左足で追撃する二枚刃カミソリタックルなどを習得するも
井川・曽我などの加入でディフェンス枠が更に逼迫しスタメンも危うくなってしまう。
ただし互いに気性が荒い井川と一色触発の雰囲気になるも試合で緊張した彼を不器用に激励するなど、人間的な面ではそこそこ描写されている。
ドイツ戦では久しぶりに出番をもらえた……が、コーナーから直接狙ったカミソリシュートはミューラーに止められ、
カミソリタックルを成功させたかと思ったらボールはシュナイダーの足下に転がっていき得点に繋がるなど不遇。
オリンピック編に入ってからは今まで目立たなかったキャラクターにもスポットが当たることが多いので、そろそろ早田にもスポットを当ててほしいところである。

一方で各種ゲームではカミソリパス・シュート・タックルと必殺技至上主義になりやすい作品傾向の中で各種状況に対応できる技が一通り揃っている事で重宝される便利キャラになる事が多い。

高杉

修哲トリオに入れてもらえないスイーパー。小中合わせて数多く全国優勝を経験し、中学生編の東一中戦では翼の怪我を気遣いつつ同点ゴールを決めるなど思慮深い面も見せたが見せ場はそれまで。
Jr.ユース編では次藤との巨漢コンビとして練習試合のハンブルグ戦に出場するも通用せず、ディフェンス陣のリーダーとしてコンバートされ台頭した松山の煽りを受けてスタメン落ちしてしまう。
当初の三杉のスタメン構想にはあった筈なのだが、メタ的に聖域である石崎に競り負けてしまいベンチ固定に。
…非常に貴重な本職のセンターバックではあるのだが元来この作品のDFは数が多すぎる主要キャラのMFがコンバートされる場所であり、そのうねりに飲み込まれたといえる。松山・三杉などの他校のエース格はまだしも、同じ修哲の上に本来MFの井沢にポジションを奪われるのは報われない。
ワールドユース編ではアジア第一次予選の主力選手離脱に伴いスタメンになり石崎を飛び箱にして飛ぶディフェンスを見せたり代名詞ロングスローが久々に登場してタイ戦の決勝点の起点を作るが主力が復帰したアジア二次予選以降はいつものスターティングベンチに逆戻り。
ゴールデンエイジ(オリンピック予選)では何とか現状維持するも、最新作ライジングサンのオリンピック本戦ではとうとう選考外になってしまう。

昨今のリアルサッカーでは地味にロングスローが流行っているので、その辺りから高杉にも光が当たらないだろうか…




松山

天才肌の選手が多い中、「才能のないヤツは練習するしかない」という信念の努力人。(逆にそれで不動の代表スタメンに躍り出るのは才能な気もするが)
本来はMFだが日本代表では状況に応じてDFもこなす。ジュニアユース大会では一貫してDFだった。
多くの選手のコンバートが特に説明もされずに行われる中、数少ないコンバートの理由が説明されたキャラ。
ワールドユース編ではMFに戻るも中盤の底のボランチで、日本が手薄になりがちなディフェンス陣のリーダーを三杉と二分するようになる。

粘り強いキープ力は健在でアルゼンチンの天才ファン・ディアスに競り勝った一連の流れは名シーン。

中学3年の時でも3年前の小学生時代で日向に引っ叩かれた食堂での借りを忘れない別の意味で粘り強さがあり、更に3年後(のべ6年後)では日向をチーム一時離脱の上の武者修行に行かせるための檄として頬を叩き、期せずしてついに借りを返した。(ネタにされがちであるがここで食堂の件を持ち出したのは日向の方であり、実は相手も覚えていたという2人の不器用な友情が描かれたシーンであり決して松山が根に持ち続けていた訳ではない)

北国シュート、鉄砲水タックルなど非常に道産子魂に溢れた技のネーミングセンスでお馴染みなのだが、北国シュートだけはJr.ユース編を期にイーグルショットに改名する(その時のコマの様子を見るとドライブシュートやタイガーショットの横文字がお気に召したようである)

[MF]

翼くんのお陰で(せいで)リアルサッカーはMFが飽和したという逸話に違わぬ作中屈指の激戦区である。
大抵は4人しかいない枠に翼・岬(WY編から葵)がほぼ固定メンバーなので競争率も高い。
FW経験者はMFに下がり、MF経験者はDFとどんどん下がっていくのが本作の日本代表である。

ご存知シリーズの主人公。サッカーの申し子。
どこに居ても試合を組み立て、全日本最大の得点力を誇り、おまけに守備にも積極的に参加し、最前線に居ることが多いのに時にはGKのサポートまでする無尽蔵の運動量とスタミナとセンスと機動力*2を誇る超万能選手。
流石にちょくちょく苦戦はするものの、一試合通してやられっぱなしであることはまずなく、サッカー脳も抜群。
しかも対戦相手の技を一度見ただけで次々と自分の物にしてしまうという、とんでもない才能の持ち主。
葵曰く「この世に存在するサッカーの技は全て翼さんの物」
そのあまりにヒロイックなスタイルから中田もジダンもMFになった。ジダンも。そのせいでFW不足になってしまったんだとか。
得意技はオーバーヘッドキックやドライブシュート。
プロ入り後はスカイウイングシュート、スカイダイブシュート、ハイスピードトルネードスカイアルファと、どんどん超人化の一途を辿っていく。
必殺技だけでなく基本性能自体がどんどん跳ね上がっているため
国際編でも無双は基本。たまに苦戦しても相手の技は試合中に盗むなど完全無欠の主人公として描かれる。
まぁリアルでも海外のプロで鍛えられた選手とその他の国内選手に純然たる差が、というケースもなくはないのだが、旧来のファンに悲しまれる要素である。
ゴールデンエイジ(オリンピック予選)では代表不参加、ライジングサンではかつてのライバルたちも少しずつ復権するなど、これらの指摘を反映させたようなバランス調整が近年ようやく行われるようになってきた。

フォローしておくと翼1人だけではどうにもならない試合もそれなりにある。

メインヒロイン。公式でも「永遠のアイドル」とか言われている。
フィールドのアーティストと呼ばれるテクニックの持ち主。
転校の全国行脚による経験で誰とでもコンビを組める柔軟性を持つが、それがゆえにやや自己主張や闘志に欠ける嫌いがあるとも言われる作中屈指の聖人君子である。
無印時代は目立った必殺技はないもののコンスタンスに活躍し、Jr.ユース準決勝のフランス戦ではピエールとの因縁が描かれ闘志を燃やす一面も。
翼との黄金コンビは中盤では無敵のパスワークで敵陣を切り裂き、岬自身は絶妙なパスでチャンスを生み出し、時に自らジャンピングボレーで得点を奪う。
ジュニアユースでは父の留学先であるフランスから参戦した「海外組」だったのだが、高校進学のため日本に帰国。翼を除いた南葛中メンバーや大友中メンバーと南葛高校に進学するが、高校サッカーでは1度も日向に勝てないという結果に終わる。(日向が累積退場で不在になった夏の大会では優勝したらしい)
その間に実力も伸び悩んですっかり国内組のその他大勢という扱いになり、他の主力メンバーと共に挑んだリアルジャパンセブンとの試合でも惨敗。賀茂監督からは翼がいないと何もできないという辛辣な評価を受け合宿所追放。課題である自分自身のサッカーを見つめ直すため
特訓後は単独で得点できるブーメランシュートやバックスピンで減速し受け手に優しいグリーンカットパスなど多くの必殺技を習得し成長するも、それではそれで安泰となってしまうためワールドユース本戦を前に杉本の占いババァの呪いによって交通事故で左足を怪我するという災難に遭う。(メタ的にはこれでMFに1枠空きができたため、他の出番に恵まれない選手がちょくちょく出場機会を得ていたりする)
それでも不死身のリハビリによって決勝のブラジル戦に間に合わせ後半15分から途中出場。それまで劣勢を極めた日本の戦局を一人で引っくり返しサンターナにも気迫のプレイで打ち勝つなどこの時の岬くんはかなり強い。イタリア戦といい途中出場すると活躍するキャラである。
結局ワールドユース後もこの怪我が尾を引きフランス行きは断念。ジュビロ磐田で石崎や浦辺と共に国内組の枠に収まったままである。
やっぱり単独よりチームプレイで輝く選手という辺りは中々覆せないようである。マッスルドッキングのテリーマンのごとく、翼とのツインシュートの時だけ雷獣シュートなど明らかに使えない必殺技を急に習得している事でもお馴染み。

オリンピック予選を描いたGOLDEN-23ではとうとう翼が代表に招集されない状態で丸々大きな節目を迎える展開となり、同じく翼の無双によって割を食い気味だった三杉や松山と3Mというなんともいえないユニットを結成し活躍している。

そしてソーシャルゲームの戦えドリームチームでは念願のフランス挑戦を果たす。パリ・サンジェルマンでなんとピエールとチームメイト。

立花兄弟

空飛ぶ双子猿。様々な空中サッカーの使い手。
花輪中までは2人揃ってFWだったのだがJr.ユース編では見上監督がフォワードばかり取ってしまったため片方はFW、もう片方はMFというような起用が増えやがて完全にMFとして定着した。
さまざまなキャラがインフレや翼の波に呑み込まれる中で代名詞スカイラブハリケーンは様々な場面で活躍し、シュート・ポストプレイ・中盤でのパスカット・シュートブロックなど場所を選ばず活躍する万能技で、Jr.ユースでも一定の活躍をしていた全日本の(色んな意味で)最終兵器。
ただし(作中の時代の公式戦では)3人しかいない交代枠を立花兄弟だけで2枠使うのは重く、三杉など交代出場を前提として選手もいるためかなり限定的な起用である場面が目立つ。2枠使って出たはいいが危険な空中技で怪我をしてしまいもう日本には交代枠がない、なんてパターンになると泥試合必至である。

この2人セット前提は作中でも言及されておりワールドユース編では賀茂から「二人一緒でないと何もできないのか」と言われ山で修行。
政夫は大勢に囲まれても柔軟な姿勢でボールを離さない山猿キープや単独で空高く飛び上がってから正確なパスを出すムササビジャンプ。和夫は本職にもある程度太刀打ちできるキーパー技能を習得したが、これらが実践で活かされることはなかった。
オフェンス方面での出番は皆無になったがこの辺りからタイ、中国、メキシコなど空中戦を使う相手が増えてきたため対策のディフェンス要員として駆り出される事で一定の出番を確保していた。空中戦の相手が飛翔しかいなかった中国戦では前半を政夫、後半を和夫に交代しそれぞれ次藤カタパルトで単独のスカイラブを使用しており、ある意味では1人起用も可能だと示した一幕だろうか。

ただし前述したように危険アクロバディックなため常に怪我が付き纏いJr.ユース編では左右のゴールポストに2人仲良く突撃などの無茶を繰り返し準決勝まで毎試合出番があったのに決勝のドイツ戦は欠場、ワールドユース編ではメキシコのガルシアにさらばサッカーされるなど生傷が絶えない。
活躍させたい場面だけサーっと出して後は怪我というパターンが常習化している。

そして頼みの綱であったスカイラブハリケーンは大人の体格では使えないという今更な後付け設定が加えられ
久々のFW起用となった最終予選では選手生命を覚悟で捨て身のファイナルスカイラブで久々の得点。日本のオリンピック本戦行きを決める値千金の得点を挙げるも再起不能になり病院に直行。
オリンピック本戦(ライジングサン)ではバックアップ要員となりついに選考落ちした。



 ***井沢
修哲トリオのイケメン担当。風のジャンパー、鋭利なMF、フィールドソルジャーと謎の肩書きが多い。
南葛中時代から長身と跳躍力を活かしたヘディングで場所を問わず活躍し、翼が動けない時は第2のゲームメーカーとして試合をコントロールした。
Jr.ユース編では更にDFの適性もあったようで、フランス戦では退場した早田の代わりにナポレオンのマークを任されるなど活躍。本職DFで同郷の高杉をベンチに追いやった
それ以降はMFのパザー要員からディフェンダーまでこなすユーティリティプレイヤーとなり定期的に活躍する修哲の出世頭。ディフェンスでは決定的なピンチを持ち前のヘディングでクリアして日本のピンチを救う(試合によっては次藤や早田より仕事している
来生や滝、高杉との明暗を分けたのは数多くのポシションや役割をこなす潰しの効く便利さと、なにより本作では大事なイケメンだからだろう。人気投票でも大体いい位置につけている。


オリンピック編のアジア予選では次藤が負傷離脱したためDFのスタメンに昇格するという大出世。
本大会では次藤が合流したためスタメン落ちするも、その後も負傷者の代役で出場するなど他校の競合選手がなんらかの事情で離脱やベンチ入りになる中で最後まで出場機会のあった燻し銀。

佐野

フィールドの軽業師。次藤さんガチ勢。メカクレの不気味キャラかと思いきや中々に可愛い顔立ちをしており
松山に匹敵するボールキープ力、次藤とのコンビプレイ、オーバーヘッドキックまで使う身の軽さで活躍……は最初だけで、
日本代表になるとその辺りの能力の個性を持った選手はゴロゴロいるのでスタメンが遠い。
身体能力の差がモロに出る世代別の代表で一学年下というハンデも逆風か。
本来はFWだが、やっぱり見上監督がFWばかり取ってしまったせいでMFに下がりどっちかのサイドハーフでの出場機会が増える。
タイユース戦ではチャナの猫ドリブルに対抗してハリネズミドリブルを披露した。(名前はカルツのパクリなのだが、力で吹き飛ばすカルツに対して佐野は軽妙なステップで相手の間をすり抜けて突破する軽業師らしい技になっている)

控え選手の中では出番に恵まれた方で、Jr.ユース決勝のドイツ戦では沢田とチビッ子コンビという酷い渾名をベンチ組からつけられながら奮闘
ワールドユース編決勝のブラジル戦でも出場し実は両編の決勝戦に2つとも出ている稀有なキャラ。ただしこちらは怪我を押して強行出場した岬くんの交代要員。
敬愛する次藤さんが意外と伸び悩んでいるのに対して出場機会もそこそこあり、その身軽さである程度活躍する。

賀茂の無茶な特訓のため疲労困憊のまま試合に出場させられ、早苗から「佐野くんには悪いけど、やっぱり岬くんと比べたら……」などと言われてしまった事があったが、
確かに岬との実力差はあるとは言え、佐野だってベストコンディションでは無いまま試合に出されていたのであるので、彼を責めるのは酷だろう。

GOLDEN-23のオリンピック予選ではフットサルコンビの台頭で出場機会が減る。しかしめげずにフットサルの技術を吸収して我が物にするなど影の努力を重ね、ライジングサンのオリンピック本戦ではフットサルコンビが選考落ちする中で生き残るなど一学年下ながら逞しく戦っている。

テクモ版の5では日本代表に合流しない新田に代わって最後までFWのスタメンに起用されるという破格の扱い。

沢田

小さなテクニシャン。(なんだが如何わしく聞こえるのは気のせい
翼たちの世代から見て2年後輩だが上級生と遜色のないプレイを見せる。年齢差の重い小中学生や年齢別の代表でこれは凄い事である。
長年日向の相棒を務める東邦ゴールデンコンビ(明和コンビ)で、ワールドユース編のウルグアイ戦など日向にスポットに当たる試合ではほぼ必ず出番が回ってくるので出場機会は多い。
代表では岬や松山と比べると見劣りする場面も多いが、翼たちのU-23より下のU-20代表ではキャプテンを務め更に下の世代を纏め上げアジアユースを優勝に導いている努力の人。
新田や佐野も1学年下の代表でもあれば大活躍だったのかもしれない。

「Road to 2002」ではサッカーボールカットというとんでもないヘアスタイルになって登場。大不評となりあっという間に元に戻った


[FW]

基本的にツートップ(ごくまれにスリートップ)フォーメーションの日本では最もスタメンの枠が少ないのだが何故か見上監督が(以下略)なので大半のFW経験者がMFに下げられる自然淘汰ポジション。それでも尚FWを張っているのは生粋のストライカーであるかベンチ要員固定かのどちらか。

日向

日本の誇る猛虎・エースストライカー。雷獣シュートを真似したちびっ子達はこぞってつま先を痛めた。
コンクリートの壁を打ち砕く必殺タイガーショットをはじめ、ネオタイガーショット、ワイルドタイガーショット、雷獣シュートなど数々の必殺シュートや直線的なドリブルや猛虎タックルで容赦なく相手を吹っ飛ばす
「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!」「来るなら来い!何人来ても同じだ!食らえタイガーショット!」「どけシュナイダー、俺の前に立ちふさがる者は全て吹き飛ばす!」
接触プレイには滅法強いのだがチームプレイがやや苦手なきらいがあり(キャプテンとしてチームを纏めるカリスマはあるのだが)、そこを欠点として指摘される事もしばしば。良くも悪くも「俺にボール持って来い!」の職人ストライカー。

しかし超攻撃力的なイメージとは裏腹にコンスタントに大活躍する翼と違って章の序盤では強力な相手に封じ込められる事も多く、終盤では特訓しリベンジという展開が多い。

翼を除けば最も得点力があるはずなのだが、ユベントスに入団してからは身体のバランスの悪さをトレーナーのマッツに酷評されてしまう。
必殺シュートを放つ強靭な右足に比べて左足とのボディバランスが、という評価なのだが、ツインシュートの時などに普通に左足でタイガーショットを撃っていたのは内緒である。
特に特訓の末に会得した雷獣シュートは実はロベルトがスカイウィングシュートして先に編み出していたなどキン肉バスターばりの後付けが放り出され各国の強豪選手は普通にコピーしてくるなど報われない。
(一応、日向雷獣シュートはそれらの量産型芝蹴りシュートとは一線を画した威力である事はそこそこ描写されてはいる)
最近では雷獣シュートが最大火力な代わりに体への負担が大きいため、真芯で捉える事で威力を上げるタイガーショットやネックである左足で安定して必殺シュートを撃てるようになったレフトタイガーなど燃費と汎用性を重視した成長に切り替えている。
日本では翼と若林の次に優遇されており、度々活躍が描写され、スポットが当てられる場面も多い…のだが、2人に比べると嚙ませ犬になる場面も多い。海外の強敵に苦戦しリベンジする、という王道の展開が最も描かれているキャラとも言えなくはないのだが。
また、翼と若林が常に世界最強レベルの選手と描写されているのに対し、日向は得点力以外であまり見せ場に恵まれない。
お馴染みの皇帝シュナイダー。強力なシュート以外にもあらゆるプレイを万能にこなす火野竜馬やサンターナなど何でもこなせるフォワードが多いのでシュート一筋のスタイルに限界が来ていると言っていいだろう。
中学生編までは翼と同等のように描写されていたが、ジュニアユース編以降は海外で華々しい成功を収める翼と比べると泥臭くもがき少しずつ進んでいく苦労人として描かれいく。(それでも大半のモブ同然の選手よりは変わらず活躍している)
読み切り「挫折の果ての太陽」の衝撃的すぎる特訓スタイルは読者の腹筋を破壊した度肝を抜いた。俺のバランス矯正ギブス。

レッジアーナに移籍後は成長を見せ、身体のバランスの悪さは改善された模様。*3
また、そこまで目立たないがポストプレイなどの脇を固めるプレイ(連携)もちゃんと覚えており、自分が楔や囮になるプレイも少しずつ覚え始めてきた。

新田

中学生の頃から100m11秒台の俊足を誇り、天性のバネから繰り出される隼シュートを武器とする。
初登場時は粗削りながらも素質は翼と同等とされており、実際に光るプレイを見せていたがいつの間にかその設定はなかった事になった模様。
代表では日向とツートップを組むものの活躍はほとんどなく、隼シュートをあっさりキャッチされて強豪GKを引き立てるのが主な役目。大半の試合で何故かツートップに拘る日本代表において2人目のフォワードとして定着するも、本当に試合に出ているだけの存在に落ちぶれる。
なまじレギュラーなため、キャプ翼における点の取れないFWの代表格になってしまう。
GKの引き立て役以外に特に役割も持たされていないため、試合中の存在感もかなり薄く、スタメン落ちや途中交代も多め。
ジュニアユース編ではヘルナンデスやミューラーの強豪キーパーには事も投げに止められそれ以外ではポストとトモダチ。
ワールドユース編では左右両足で隼シュートを打てるようになり多少得点もしているが、肝心な試合では1点も決めていない。*4
得点力皆無の状態で覚えたもう一つの特技が絶妙なスルーで、気の抜ける擬音と共にチャンスボールを空ぶって日向に渡す様は涙を誘う。

その後は柏レイソルに入団しなんと若堂流空手の門を叩く。若島津と空手師弟コンビ結成である。
残念ながら師である若島津との直接対決では得点を奪えなかったが空手の修練は新田にとって大きなプラスとなったようで、ここから徐々に開花していく。

長らく不遇の存在だったが、オリンピック編で遅まきながら覚醒。
翼や日向が不在のアジア予選ではエースストライカーとなり、中学生編以来のまともな得点シーンが描かれ、以降もコンスタントに得点。
翼たちが合流した本大会でもあのドイツのミューラー*5から2得点しており、今や作中判明している総得点数は日向、翼に次いで日本人選手で3位である。
隼シュートを思い切り打つだけだった以前とは事なりチームに貢献するプレイも覚え、スペイン戦では俊足を活かした前線でのスプリント(相手のパスに執拗に喰らいつくチェイス)でスペインのパスワークを乱しガス欠になるまで走り回るなど献身的な姿勢も見せた)
以前の新田からはとても想像がつかない姿であり、数少ない無印より扱いがよくなったキャラクターといえる。ようやくツートップの一角に相応しい実力として開花した。

反町

東邦で日向とツートップを組み、日向が不在の時はエースストライカーを務めた。
一応、修哲のシルバーコンビなどよりは格上のようであり、3トップにすると大体起用される日本第3のFW。ただし日本が3トップを取る事は稀なので出番は少なく、目立った得点シーンもほぼない。
ただし(この世界で生き残る必須条件である)他ポジションへの適性もあるようでMFでの出番も多く、Jr.ユース準決勝のフランス戦ではピエールとの一対一に敗れた岬を好フォローで救いボールを奪取、日向へパスを繋ぎ反撃の口火となる2点目の切欠を作るなど要所で活躍する。
GOLDEN-23のオリンピック選考ではディフェンスもできる点もアピールしディフェンシブFW反町という切り口で代表アピールを試みる(まず得点してくれ

目立った必殺技が存在しないというこの世界では大きなハンデを抱えている。
一部ゲームではダイビングヘッドが必殺技として設定されており、なんと雷獣シュートと互角の威力だったりする(基礎ステータスは反町の方が日向より低いのでその部分で劣る…凄い頭…)
これは全くの無から生えてきたという訳ではなく、中学編では森崎に挑むも防がれ、高校では南葛高校相手に同点ゴールを奪うなど一定の出番があるため何となく得意技として制定されている可能性はある(そのせいでメキシコ戦では必殺シュートの嵐に混じってダイビングヘッドだぁ!と切ない一コマが描かれている)
この世界ではとかく軽視されがちであるがリアルサッカーのダイビングヘッドはプロの上手い人がやると本当に凄いので、いっそそちら方面で反町も覚醒しないだろうか…

なんだかんだ出場機会は多いのだがオリンピック編では新田の急覚醒、若島津のフォワード兼業もあり薄皮一枚でキープしていた出番が遠のいてしまった。日向が召集されなかった予選では今までと同じくそこそこ出番があったのだが
ライジングサンのオリンピック本戦では橋にも棒にもかからなくなってしまう。が、準決勝のスペイン戦で新田が全力スプリントでダウンしたので交代要員としてようやく出場。

最近は岬の元・明和の設定が生かされ元祖明和カルテットだとか妙にハブられがちで
ドカベンの微笑三太郎のような状態になっている。

来生

フルネームは「哲兵」なのだがよく「哲平」と誤記される(一発変換できないからだと思われる。たまに公式ゲームも間違える)
翼のママやディアスと同じ緩い天然パーマ
修哲の点取り屋、今は南葛の点取り屋。ただし南葛の時点で主な得点源は翼である。
南葛中学では滝とのシルバーコンビで次藤の裏をかき決勝点を挙るなど一定の活躍はあったが
全日本では招集だけされるのに試合には出れない永遠のベンチマン。点取り屋ならぬ出番取られ屋になってしまった。
Jr.ユース編では一応ブレーメンとの練習試合には出ていたらしい。ワールドユース編では主力が追放されたアジア一次予選しか出場機会がなかった。
試合に出れないのに毎度毎度招集だけされる姿に哀愁すら感じる。
点取り屋に拘るあまり他ポジションへの適性がなかったのが大きな要因だろう。


一部ゲーム(新たなる伝説・序章)では「スライディングシュート」が必殺技とされ、流石に日向には見劣りするが中々の決定力がある。
またJリーグではセレッソ大阪に所属しそこそこ得点を挙げるなど活躍しているらしい。

ライン際の魔術師。来生の相方。全国制覇を経験した修哲の小5時代はアシスト王だったらしい(得点王は来生)
ライン際ギリギリのドリブルが得意技で、サイドを駆け上がりゴール前の選手にセンタリングを上げるプレイを得意とする高速ウイング。
中学生時代に翼にワンパターンと指摘されてからは、意表をついて中央に切り込む場面もある。大友中相手にダイビングヘッドでダメ押しの3点目を決め、花輪中相手に選手点を奪うなどそこそこ得点も多かった。
来生同様代表には毎回選ばれるのだがとにかく出番がない。貴重なウイングタイプのフォワードなのだが…
おまけに特技のライン際のドリブルも海外の有力選手が次々に使ってしまうため立つ瀬なし。
試合の出場機会も上の来生と大体同じ。Jr.ユース編の決勝後にボロボロの選手たちを追い越して真っ白なユニフォームでビクトリーランの先頭を走ったシーンは語り種。

テクモ版「IV」では能力値は低めだが、敵として対戦した場合は何とライン際のドリブル速度がコインブラ以上になるという驚異の特殊能力でプレイヤーを苦しめてくる。
ただし、何故か味方としてプレイヤーが操作する時は普通のドリブル速度になってしまうという謎仕様。
この驚速ドリブルをプレイヤーが使えれば、まだスタメンとして起用する価値はあったのだが…。
PS2のゲームで滝にボールを渡すとライン際に散らばり高速移動でドリブルするという原作通りのAIが積まれている。
ただしこのゲームの高速移動=スタミナ消費で能力低下なので走り切った後に敵に捕まると悲惨。

一応、東京ウェルディに所属しJリーグの世界ではそれなりに活躍しているらしい。



[選手兼コーチ]

三杉

ガラスのエース、フィールドの貴公子。
翼をも超える能力を持つ最強の選手であるが、心臓病により長時間戦えないというハンデを背負った悲劇の選手。
Jr.ユースでは選手兼コーチという立場で参加し主にMFで途中出場。日本の最後の切り札として活躍した。
……だったが 心臓病は治ったが実力が凡人になった というあんまりな措置を受ける。
長年碌に体づくりさえできなかったので現実的に考えればむしろ当然ではあるが、「ハンデのない凡人選手」では別に三杉である必要もないためか「こんな扱いになるくらいなら心臓病が再発してほしい」という心無い感情を抱く読者も多かった。
覚える技もワールドユース編でドライブシュート、ROAD TO 2002でフライングドライブシュートと翼の劣化コピーみたいになってしまっている。
ファンの要望が通じたのかは不明だが、その後 実力は戻ったが心臓病も再発し 、結局元のキャラクター性に戻った。
それでも翼などより明らかに格下なのだが、いきなり最強クラスに成長するのも不自然なのでこれは仕方ないと思われる。
MFだったがワールドユース編では「世界一のリベロを目指す」とDFに。
でもそれ以降も結局MFをやっている場面も多い。つまり「MFの後ろの方~DFの前の方」という位置を担当する。
オリンピックでのドイツ戦、吉良監督の策が裏目に出てGKが森崎という大ピンチに陥り、シュナイダーのシュートを止めるためその身を投げ出す。
そしてファイヤーショットが心臓に直撃、心肺停止状態に陥ってしまう。三杉の魂を天国に迎え入れようと集まってきた天使たちをスペインのミカエルが撃退し、現世に復活。

[代表候補(選考落ち)]


加藤

ふらののゴールキーパー。松山のチームメイト。
南宇和の石田のシュートをがっちりキャッチするなどそこそこ好セーブの場面もあり優秀選手に選ばれたので代表合宿にも参加したが選考落ち。
全国ベスト4のキーパーではあるが、森崎、若島津がいる状態で愛弟子の若林を加入を狙っていた見上監督のお眼鏡にはかなわなかった。

小田

松山のチームメイト。(南葛の出っ歯は「小田強」)
「小田和正」という突然ラブストーリーが始まりそうなフルネームが何よりの特徴。
中学編の南宇和戦ではスランプを克服しセンターフォワードとして逆転ゴールを奪うなどスポットが当たるが見せ場はそれまで。(あと一応南葛戦の森崎への集団リンチの2点目が記録上は小田の得点であるらしい)
優秀選手にも選ばれ合宿に参加したが碌に出番のないまま選考落ち。
その後は松山と一緒に受験勉強をする姿が描かれるなど松山の舎弟チームメイトとしてそこそこコマに描かれる事がある。
ワールドユース編以降はやはり選考落ちか選ばれてもベンチにすら入れずスタンド観戦とシルバーコンビ以下の扱いが続いている。
一応どこかしらのタイミングでMFにコンバートしたらしい。Jリーグでは松山と同じくコンサドーレ札幌に所属。

小池

中学生時代の日向のチームメイト。MF。つぶらな瞳がチャームポイント。
中学編では東邦のモブの中では出番はあった方、くらい。優秀選手には選ばれたので、一定の活躍はあったのだろう。
ジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。
揃って代表入りした南葛勢とは違い、東邦勢では唯一の落選者となった。

MF。小学生時代は明和FCで日向チームメイト、中学では明和東でベスト4。小さめの目にセンター分け。
中学編の準決勝では若島津相手に超至近距離のシュートを成功させキャッチできずに弾かせており、先制点の切っ掛けを作る。

沢木

FW。シャーク岸田に匹敵するフカヒレ矢吹ジョーのヘアスタイル。基本的な経歴は堀と同じ。
モブではあるのだがそこそこ出番があり、若島津相手に選手点を奪ったキャプテン翼3大奥義の一つ明和特攻スラィディング部隊によるゴール前への雪崩れ込みは記録上は沢木の得点であるらしい。
テクモ版のゲームボーイ版ではなぜか小学生時代の全日本Jr.の選抜チームに選ばれている。(でも必殺技はタックル)

石田

愛媛代表、南宇和の司令塔。剃り跡が青々しく残るイガグリ頭。全国ではベスト8まで残るが翼との直接対決はなく松山に敗れた。
巧みな話術で松山を煽り個人技とパスの素早い切り替えでまんまと松山を出し抜いて先取点のアシストを生み出した実力者なのだが、強引に打ったロングシュートは加藤に止められてしまう。
つまる所は南葛との試合前に松山の実力を見せるためのジャンプ的な噛ませ犬。スコア上は2-1の接戦だったが松山は小田のスランプに付き合って復調を信じてボールを送り続ける一種の縛りプレイまでしていたのでそれがなければもっと点差は開いていただろう。
やはり優秀選手に選ばれ選考合宿にも参加したのだが落選。MFの司令塔という腐るほど同じポジションがいた役割で、翼とも直接対決はしておらず、おまけに余りに華が無いルックスなどが響いたか。
全国での試合中に煽りまくっていた松山との関係は険悪ではないようで、落選後も松山を爽やかに激励していた。
これ以降は全く出番なし。キャプ翼の真の不遇は四国である。

武井

南宇和のセンターフォワード。長身でガタイのいい新田顔。
石田とのコンビプレイと持ち前の体格を活かしたヘディングで松山率いるふらの中から選手点を奪った。
優秀選手に選ばれるが落選。貴重なヘディング要員のフォワードであり、マーガスや飛翔のような活躍もできた気はするのだが…
やはり基礎の実力が代表のレベルには達していなかったという事だろうか。












【全日本ユース(ワールドユース編)】



ワールドユース編から登場。翼の一年後輩。
ワールドユース編では新キャラにして準主役ということもあって非常に優遇されており、
そのせいで出番を失ったり活躍させてもらえなかった多数の選手のファンから絶大な恨みを買う。
ワールドユースの後はそこそこの役割に落ち着いたが、かえって何の個性も無くなったと言われることも。
ただ、無名の中学時代からのし上がってきた唯一の選手という点はある意味最大の個性。
スタミナ、運動量には定評がある。





浦辺

元・大友カルテットの1人で石崎のライバル。実家は豆腐屋。大友中学では新田にパスを送り続け、南葛を良く苦しめた。新田からは今も「心のキャプテン」と慕われる。
RJ7で実力を上げ、ワールドユースの決勝戦で石崎が負傷退場すると代わって出場。日本優勝の瞬間まで守り抜いた。
実家を継ぐから高校卒業でサッカーをやめると宣言していたのだが、結局サッカーを続けてプロ入りも果たしている。
石崎からも一度その点を指摘されたが、有耶無耶になってしまった。
当初はMFだったのにワールドユース編からは何の説明もなくDFになっている。
大友カルテットは全員守備で頑張ったので、数年ぶりの連載再開という事もあってMF2人・DF2人だったのをDF4人だと作者が勘違いしたのだろうか……。



岸田

浦辺のチームメイト。
新キャラを出すのが面倒くさかったのか、人数合わせ的にワールドユース編では日本代表に選ばれる。
主力7人が不在だったアジア一次予選ではスタメンに起用され、サークーンのボレーシュートをダイビングヘッドで防ぐも、頭に足が当たり流血してしまうという気迫のプレイを見せた。
この時実況から唐突に「シャーク岸田」と呼ばれるが、なぜ今更岸田に異名を作ったのだろうか?

中山

浦辺のチームメイト。長身。
浦辺や岸田より出番が少なく、西尾のように負傷イベントもなく4人の中では一番影が薄い。
容姿も一番平凡。
岸田同様、ワールドユース編で人数合わせ的に代表に選ばれるが、出場機会はなかった。
なお仲間の西尾は選ばれず。


本間

三杉のチームメイト。
ワールドユース編では日本代表に選ばれるが、出場機会はなかった。
なおFWトリオ仲間の真田と一ノ瀬は選ばれたことがないが、何が違うのかはわからない。
小田同様、FWだがMFとして紹介されることもある。

中西

デブ巨漢GK。小学生時代には強豪として描かれており、「森崎を出すならこいつの方がいいだろ」とたびたびファンの話題に上る。
が、実際には活躍してた当時でも一度崩されると修哲トリオにすらシュートを入れられまくるという脆い面もあるので、そこまで強いかというと疑問である。
更にその後の森崎は失態も活躍も描かれているし、優勝経験や日本代表にベンチとはいえ選ばれるなど経験や実績を着実に積んでいることもあり、
客観的に見て森崎を押しのけて選ばれるほどの評価はなさそうである。
台詞などからさすがに初登場時の小学生編では森崎以上と思われるが、中学生編では全国大会に出場できなかったためジュニアユース代表にも選ばれなかった。
ワールドユースの代表にも選ばれず、オリンピックの代表選抜合宿には参加出来たのだが、結局代表入りはできなかったため、森崎よりも評価や能力が劣っていることは確実。






赤井

ワールドユース編から登場。
葵同様イタリアに渡ってプロ入りした、「恐怖のレッドストッパー」の異名を取るDF。
だが結局たったの1試合しか出ていないうえに、彼を登場させるため松山の出番を奪ったため、やはりファンからの恨みを買う。
しかも早田のエース殺しという特徴も奪ってしまった。
オリンピックは所属クラブで名誉の負傷を負って招集外になっており、葵と対になるキャラクターという触れ込みで登場したわりに不遇。
扱いの小ささからここに置いているが、実力自体は(層の薄いDFなのを加味すれば)おそらく上位の部類だと思われる。

佐々木

誰こいつ? ワールドユース編でトライアウトで三杉と共に日本代表に選ばれたGK。
RJ7との変則テストマッチに出場するも大量失点を喫してしまい、それ以降出番無し。
若林は負傷により合流できるかわからず、若島津は監督と対立し離脱したため、GKが森崎1人だけという事態となり、
森崎の控えGKという特殊なポジションのために生み出されたキャラ。
割とすぐに若林が合流したので、作中にも登場しなくなった。
なら中西でもよかったと思うが、中西だと急に登場しなくなったときに不自然なため、新キャラを生み出したと思われる。
U-22では候補にも選ばれていない。



【首脳陣】

[監督]

見上

ジュニアユース編の監督。元日本代表のGKで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
また、1968年メキシコシティーオリンピックで銅メダルを獲得している。これが作中における翼世代以前の全日本でも、現時点での現実の日本代表としても最高記録である。
個人コーチとして若林を幼少期から育てあげ、かつての夢を託す。
若島津が負傷した決勝戦では若林を抜擢するなど、常識的な頭脳の持ち主。
他の監督のマイナス面があまりに強いので、現在のところ無難な彼が最高の代表監督と言える。

ただし前述の通りワールドユース編では、若林の実力が若島津よりも上だと決めつけ*6
この2人を競争すらさせずに若島津を一方的に控えGKにした事で、若島津の怒りを買ってしまっている。
これまでの2人の戦歴を考えれば妥当な発想であり、実際その評価は正しかったわけだが、
選手にそれを納得させる事を怠ったという点では指導者として良くなかった。
別に若島津も「何が何でも俺が正GKじゃなくちゃ嫌だ」と言っているのではないから、いくらでも説得できたと思うのだが…。
またジュニアユース編では代表にFWばかり選んでMFとDFはギリギリしか選ばず、後からコンバートを多用して対処するというよくわからない事をしている。
石田の解説で触れたようにメタ的には仕方ない面もあるのだが。

賀茂

ワールドユース編の監督。元日本代表のDFで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
主力選手に成長を促すために難癖をつけてチームから追放するも*7
個人特訓をしてきた選手たちの成果は展開上の都合や作者の構想が甘かったせいかほとんど試合で活かされることは無かった。
最大の問題は残った選手たちに過酷な特訓をやらせ過ぎて潰してしまい、翼以外の全員がベストコンディションには程遠いボロボロの状態で試合をさせられる羽目に。
その結果、片桐曰く「本来の日本なら2ケタ得点で楽勝出来る相手」のはずのグァムとチャイニーズタイペイ(台湾)にさえも、
あわや敗北かという所まで追い詰められる程の大苦戦をさせられる事に。
そもそも数々の選手を潰し所属チームを悉く解雇された前科があり、「超危険人物」との悪評まで立てられていた程。

更にアジアのレベルを軽視していたため、主力抜きで勝てると思い込んでタイ戦で敗北寸前まで追い込まれ絶望する。
片桐に主力を呼び戻せと説得されても「今それをやったら、あいつらを追放した意味が無い」と頑なにそれを固辞し、策が破れたら挽回することが出来ず思考停止。
そして「全ての戦術を翼中心にする」と言い出して「ジャパニーズゾーンプレス」を編み出すも、ブラジルのロベルト監督に完全攻略されまた絶望する。
上記の様にやる事成す事全て裏目に出て、状況を悪化させることしか出来なかった。
ひどい言い方になるが、ワールドユース編が不評の末打ち切りになった要因の1つであろう。
葵を連れてきたのが監督としての唯一の功績か。

吉良

オリンピックでの監督。
日向を鍛えた小学校時代の恩師で、中学時代では沖縄に 学校側に無断で 呼び出して*8必殺タイガーショットを開発させる。
ドライブシュート、スカイラブハリケーンと並ぶキャプ翼三大必殺技のひとつ、明和特攻スライディング部隊の発案者。
特攻スライディング部隊は後にライジングサンでドイツに真似された。
極度の酒好きだが、日本代表の監督に就任してからは禁酒している。2018年のアニメではお茶好きに改変された。
ドイツ戦で若島津をFWとして先発出場させた結果負傷したため、例によって若林の負傷に伴って森崎を出すことになったのだが、
「ワシの采配ミス」と自分に非があるように見えて、ベンチ要員として選んでおきながらこれなので冷静に考えると凄く失礼な言い草で後悔した。

[コーチ]

マリオ

ワールドユース編に登場。ブラジルでサンパウロのフィジカルコーチを務めていた人物で、本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。

ハンス

ワールドユース編に登場。ドイツで若林を長年指導していた人物で、彼も本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。
若林からの信頼も厚い。

「若島津、森崎、ハンス先生の指導なら間違いは無いぞ!!」

…佐々木はどうした。

[関係者]

片桐

日本サッカー協会の偉い人。元日本代表のFWで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
試合中に右目を怪我して隻眼になってしまった事で現役を引退。
翼たちが子供の頃から成長を見守り続け、自分たちの世代が果たせなかったワールドカップ優勝の夢を託す。




さなえ「きょうのパスワードよ
ついき しゆうせい

がんばってね」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • サッカー
  • サッカーチーム
  • チーム
  • キャプテン翼
  • 日本代表
  • 日本
  • 代表

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月16日 23:27

*1 参考リンク:https://twitter.com/0728takahashi/status/1006668426109181957

*2 「瞬間移動」と言われることも。翼が向かって来たので避けるためパスを出す→パスを受け取る選手がボールが来るのを待っている→そこに翼が来てボールを奪われるという事も。テクモ版に登場するコインブラ(ドリブルスピードが通常選手の倍)のようである。

*3 マッツ曰く「まだまだ細かい所で問題点は残るが、ジョカトーレの身体になっとる。」

*4 描写がダイジェストになるようなワンサイドゲームでしか得点していない。

*5 見るに堪えないほど負傷してはいたが。

*6 正GKを決めておく必要はあり、これ自体はれっきとした監督の職務である

*7 かなりの悪態をついていたが成長を期待していたことはちゃんと描かれている

*8 後に手紙で北詰監督に謝罪し、和解しているが。