トレード(ロマサガ3)

登録日 :2012/01/23(月) 23:53:06
更新日 : 2016/12/16 Fri 17:36:07
所要時間 :約 8 分で読めます




トレードとは、ロマンシング サ・ガ3の中で主人公の一人、トーマス・ベントがパーティにいる時に遊ぶ事ができるミニゲームである。
プレイヤーは会社を作り、様々な物件や会社と取引をして商売を行い、どんどん会社を大きくしていくのが目的。
本編そっちのけでのめり込んでしまうことがよくある。


取引は各町に一人存在するエージェントを介した物件の買収がメイン。
プレイヤーは様々な物件に買収劇を仕掛け、自社の資金を投入し物件ごとに決められた相場以上の金を出す事で、物件を買収する事ができる。
もちろん、取引相手も金を出してくるのでそれ以上の金を出そう。

買収によって自社のグループの傘下に置いた会社や物件は次回以降の取引の際に出資を依頼するとこができ、また取引終了後の決算時に収益金を得る事で、グループの総資産が増える。
あまり出資を依頼してばかりいると怒ってグループから外れて独立してしまうのでほどほどに。

これらで増えたお金を使って高い相場の物件や他の物件を傘下に置く親会社そのものをどんどん買収していくのである。
ただし、時期によって手が出せない物件もあるので注意。また、明らかに高値すぎる物件にも手は出せない。常に余裕を持って商売をしよう。


……これなんて、独占禁止法? ビル・ゲイツも真っ青である。
また、たまに勢力のあるライバル会社が逆に買収を仕掛けて来たりもするのでうまく阻止しよう。



【トレードイベントの目的】

◆総資産を1億オーラムに増やす。
シノンの村の豪農の生まれであり、ピドナの実家はクラウディウスゆかりのメッサーナの名族であるトーマス・ベントは、大商人フルブライトから会社経営の話を持ちかけられる。
諸般の事情でクラウディウスゆかりのグループ会社がバラバラになってしまったため、まずはその会社を集めつつグループの資産を増やしていく。
次のイベントの下準備でもあり、今の内にトレードの遊び方に慣れてしまおう。

◆ドフォーレ商会の悪行を阻止する。
裏で禁制品や密輸品の取引している悪徳会社、ドフォーレ商会を懲らしめる事が目的である。
フルブライトも同盟として資金のサポートをしてくれるので、うまく利用してドフォーレ商会傘下の ドフォーレ海運を買収 しよう。
本社を直接買収してもOKだし、敢えてフルブライトと手を切って第三勢力としてドフォーレ・フルブライトをまとめて潰してもいいが、ここで調子に乗って物件を集めすぎると後のイベントが楽しめなくなるのでほどほどに。
なお、フルブライトが抱いていた野心である世界経済の掌握は早ければこの段階で他ならぬ主人公の手で阻止される上に、その世界経済の掌握は主人公の手で実行される。
フルブライトは泣いてもいい。

◆アビスリーグを壊滅させる
アビスの魔物達と結託して交易の独占を狙う企業連合が現れたため、それらの会社を買収して全滅させる事が目的である。
中立の会社はほとんどいなくなり、多数の会社が参加する同盟側とアビス側の2大勢力に別れて戦うことになる。
そのため同盟の物件に手を出しにくくなるので、必要な物件は前段階で揃えておこう。もちろん例によって第三勢力として動いてもいい。

これらのイベントを一つずつこなすと、イベント終了時にフルブライトから 1万オーラムの報酬 が得られる。
……もっとも、トレードで利用するお金の額は軽く1億を超えるため、はした金に過ぎない……。
ロアーヌの国庫でさえ、1億が限界なのに……。
何故この膨大過ぎる会社資金を冒険やロアーヌ国庫に対して運用できないのかとは誰もが一度は思うことであろう。


【グループ技】
前述のように、買収劇の際傘下の会社に出資を依頼すると自社の代わりに買収の資金を出してくれるが、傘下企業に取引品目や所在地などで共通点があると、実行する事があるのがこれ。
それらの会社が一斉に出資を行ってくれるのである。
一社ずつ出資するよりも圧倒的に強力であり、トレードにおける重要な要素である。
もちろん、大会社がグループに存在すればより多くの出資を行ってくれる。
なお、取引相手も使ってくるので注意!


  • 主なグループ技

◆クラウディウス
最初から覚えているグループ技。トレードの最初の目的はここに入る物件を買収して一つにまとめることだったが 速攻で忘れ去られる
そこそこ強いのだが他にもっと強い技があるため積極的に集めてもらえない・・それでも初期だけはなんとか使える。

◆ジャングルフィーバー
アケやグレートアーチなどの南国に所在する会社のみで構成されたグループ技。
安い物件ばかりでありながら資金ボーナスが高く序盤の要となる。これを足掛かりに強力な物件に挑んでいくことになるだろう。

◆ナジュの熱き血
砂漠の優良な会社で構成された強力なグループ技。一つの企業が大半を所有しているためそこだけをターゲットにすればよく集めやすい。
イベント仕様上の関係で早めに集めておかないと後悔することになるかも?

◆メッサーナ工房
大都市ピドナの優良企業で構成された強力なグループ技。構成企業数は少なく、さらにいくつかは独立企業のため集めやすい。
構成企業のうちの一つは初期所有の物件で、グループが被るためこれを覚えたら本格的にクラウディウスはお役御免である。

◆静海工房
泣く子も黙る最強のグループ技。世界三大企業の主要物件で構成されているため簡単には手を出せない。
これを手に入れるということはすなわち・・何かを得るためには何かを失わなければならない。
しかし手に入れてしまったらこの強力な力を試せるほど強大な相手はもはやいなくなっている。むなしい無双状態。


【駆け引き技】
しかし、プレイヤーはただ取引のためにお金を出すわけではない。取引を有利にするための工作も行えるのである。それがこの駆け引き技である。
内容は取引相手に対するおもてなしやプレゼントで自社へのイメージをアップする、逆に取引相手や買収してくる敵社のイメージをダウンさせたり、偽情報を流して行動を妨害するなど。


主な駆け引き技

◆スマイル
◆おもてなし
◆ささやかなプレゼント
◆教授のダンス
それぞれが自社へのイメージをアップする効果を持つ。
スマイルやおもてなしはまだしも、ささやかなプレゼントは賄賂を送っているとも取られるが……。
さらに女主人公が教授直伝(?)のダンスで魅了するのは分かるが、男主人公が踊っても嬉しくないかも。


◆早馬を使う
◆偽情報を流す
◆みんなと相談する
前者二つの前者は自分を、後者は相手の取引の行動速度を変化させる事ができる駆け引き技。
取引相手が完全に対抗手段を失った場合は相談しかしなくなってしまう。


◆正義を説く
◆フルブライト演説
演説を行って、自社へのイメージをアップするが前者は失敗すると逆にイメージダウンする。
後者は効果が現れるまで時間がかかるが、確実に自社へのイメージを大幅にアップする。
ちなみにフルブライト本人が死んでいようが、彼は演説にやってくる。……アンタ誰?
ついでにフルブライト本社に対しても演説をする。おまえそれでいいのか?


◆物件独立工作
◆ネマワシ
前者は傘下企業に対して親会社への不満を煽る事で、グループから独立させやすくする。
後者は逆にその不満を和らげる事で独立しにくくなり、何回も使えば何度でも子会社に出資させる事もできる。
ぶっちゃけネマワシなしでは大物相手のトレードは勝てない。


◆席を立つ
◆クールアズアイス
それぞれが物件の相場を変化させる効果がある駆け引き技。トレードでは相場によって取引の勢力ゲージの速度が変化し、
前者は買収を諦めるフリをして相場を半分に値切り、後者はその逆で雪だるまの話をして相手をリラックスさせて相場を倍にする。
これでいいのだ


◆時代の風
会社の将来像を熱く語る事によって、自社へのイメージを持続的にアップさせる。
早馬を使うを利用してより速く、何回も使えば買収の資金を出さずに(!)取引を終えられる。
「風が……くる!」


【主な物件、会社】
トレードには大手から中小まで、様々な会社や物件が登場する。
ゲーム本編のサブイベントに関連する物件もあるが、買収してもイベントに変化はないのでツッコミ所満載になる事も多々

◆シノンベント農場
◆カーソン農場
◆ウォード隊
◆シーホーク

仲間となるキャラクターが所有している物件。
最初の二つは一番初めに所有している物件。
社長をたかが毛皮一枚でモンスター退治に雇おうとするウォードって…
なお独立されてもパーティー内の人間関係に影響を及ぼすことはない・・はず。


◆フルブライト商会
◆ドフォーレ商会
◆ラザイエフ商会
◆ロアーヌ社
◆エリック社
◆メッサーナキャラバン
◆ムハンマド貿易
◆ラファエロ商会

これらは主に傘下の子会社や物件を持つ大手の企業で物件買収能力を持ち、プレイヤーのライバルとなる存在である。
序盤は本社に買収を仕掛けても手も足も出ないため、端から削るべし。
フルブライト商会は基本的に同盟に属している時は買収してこないが、所有する物件に手を出すと当然だが同盟を切って攻撃してくる。上記「仲間となるキャラクターが所有している物件」でもある。
ドフォーレ商会は物件独立工作を頻繁に仕掛けて来る嫌な奴。ちなみにアビスリーグ開始時に生き残ってるとフルブライトと一緒に同盟になってたりする。
逆にドフォーレを完全買収している状態のロビンイベントは社長が目撃していると知らずに悪事を働くドフォーレのマヌケっぷりが発揮される(しかも 口封じしようとモンスターをけしかける
エリック社はドフォーレと同様の手段で急速にのし上がってくる嫌な敵。アビスリーグ編では第二のドフォーレとなりえるが、こちらも強くなっているためあっさり勝てたりする。
ムハンマド貿易はグループ技、「ナジュの熱き血」を使ってくる他、序盤から一気に資金を投入する力押しを得意とする強敵。物件を削り取りこちらも「ナジュの熱き血」を取得して倒してしまおう。
なお本社物件としては例外的に「大陸キャラバン」というグループ技に加入する珍しい物件。
ラファエロ商会は本社物件としては例外的に非常に弱い。初期物件でも勝てたりするので「ネマワシ」取得のため真っ先に狙っていこう。


◆魔王殿
◆バンガード
◆造船関係
◆ホテル関係

これらの物件はマイナスの利益をもたらす「コスト」が含まれている。
施設の維持や船の建造で逆にお金がかかってしまうためである。
ただし、ホテルや造船は基本的に高相場なものが多く、バンガードに至ってはグループ技に匹敵する出資をしてくれる。
「ホテル」「造船」はそのまま強力なグループ技にもなるがコストの関係で後回しにしたほうがいいだろう。

◆ツヴァイク武闘会
◆教授の館
◆ヨハンネス兄妹
◆見せ物小屋事務所
◆マジシャンギルド
◆開拓者協会
◆スタンレー軍団
◆ファルス砦

これらの物件はマイナスの利益をもたらす「パトロン」や、価値がない「技術」が含まれている。
パトロンというのは物件で行われる活動を援助するために親会社が出資しているため、その分損しているという事である。
ただし、教授の館だけは買収すると便利な駆け引き技が覚えられるので買ったらすぐにポイ。
これらマイナスの利益を持つ物件はアビスリーグに入りやすい。
スタンレー軍団とファルス砦を両方買収している状態でのスタンレーとファルスの戦争イベントは完全内ゲバである。
社長を傭兵にスカウトするスタンレーとファルスはいい度胸してるというか…
他にも社長の独断で妖精を実力行使で解放されてしまう(場合によっては他の見世物も始末されてしまう)見世物小屋も。


◆物件始末屋
これだけはどうあっても買収できない。
利用方法はその名の通り。
「繰り返し物件に資金を要求しな!」



【没物件】
本編では没になってしまったが、印象深い物件もデータ上に存在する。
特に東方の町とトレードするイベントが没になった関係で、たくさんの没物件が残っている。
中には倫理的にヤバイものも……。

◆ロアーヌシルク
◆モウゼスシルク
取り扱っている品目はそれぞれ「生糸」であり、何故かシルク関係の物件は没になっている。
ロアーヌシルクはかなりの良物件。もったいない。


◆神王教団
◆神王の塔
神王様の塔を買収するとは何事か! そんな声が聞こえてきそう……。
ちなみに塔の品目は「娯楽」以外は価値のない「コスト・技術」。
教団そのものは「パトロン」を除けば「書物・建設」と、まあまあ。さらに没になった「アミュレット」も取り扱っている。

◆妖精ちゃん
説明文が「とても妖精らしいです」とあるが、どう妖精らしいのかは不明。
品目は「スパイス・コーヒー・ポーション・宝石」と豊富に揃っている。
……が、妖精たちの性格上、ここでの品物は口にしたくない気がする。

◆雪だるまカンパニー
品目は没品目の 「氷」のみなのだ。

◆ロブスターズ
品目は見るからに美味そうな ロブスター一族自身 ……ではなく「水運」のみ。「魚」とかがあってもおかしくない物件だが。
何故かこいつを買収していると傘下企業の分際で買収工作をしてくる。

◆洞窟寺院
「コスト」しか取り扱っていない赤字物件。
ちなみにグループ技、ワンダーツアーズに参加しているが誰がモンスターだらけの気味悪い洞窟を観光するのか……。

◆ゾウの村
品目は没品目、力持ちの働き手たる「ぞう」のみ。ラシュクータは象の国なので 本物の象がいるのか、それとも……。

◆ヤーマスドラッグ
明らかにドフォーレ商会の傘下に入っていそうな物件。
品目は言わずと知れた 「麻薬」 であり、倫理的にアウト。

◆アケ移民斡旋所
品目は人を家畜として扱う 「奴隷」 であり、倫理的にアウト。
ちなみに海賊のジャッカルはアケを中心に子供をさらっていたそうなので、どうやらその関係者が経営者らしい。

◆ラシュクータカルテル
品目はドフォーレ海運同様に「運び屋」の他に「技術」がある。
ラシュクータにおける密輸品で考えられるのは「麻薬」の他、 象牙 と考えられる。……ということは町の住民を……?

カルテルというのは他の同一企業と協定を結んで価格をつり上げたり、取引相手を制限する違法行為。
もしくは国際的な犯罪組織の事である。



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