ロマンシング サ・ガ3

登録日 :2011/05/15(日) 10:41:22
更新日 : 2017/03/28 Tue 22:08:53
所要時間 :約 6 分で読めます



ロマンシング サ・ガ3は1995年11月11日にスクウェアから発売されたSFCのRPGゲームである。
スーパーファミコン最晩年に発売されたことから売上は(それまでに比べたら)今一つで、ソ〇マップ等ではワゴンセールの常連というかなり悲惨な扱いを受けた一本。

システムなど

SFC末期の作品のためドット絵やBGMがとても秀逸。
しかしながら開発期間が短かったため未登場のマップやイベント、モンスターが存在してしまっている。

もはやロマサガの伝統であるフリーシナリオを採用しており、進行方向はプレイヤーの自由。
前2作で敵が強すぎたためか、3では敵の強さがある程度調整されている。
しかし中には(主に前2作をやった人)敵に歯ごたえがなく、敵の成長も遅いためあまり緊張感がないと言う人もいる。

世界観

死食と呼ばれる300年に一度起こる出来事があり、それが起きると全ての新しい生命体が死を迎える。
しかし600年前に死食から生き延びた赤ん坊がいた。その子には特別な力があったが死の定めに魅入られアビスのゲートを開き、四魔貴族などのアビスの魔物を従えて魔王として世界を支配した。
その300年後、再び死食から生き延びた赤ん坊がいた。その子は死の定めに打ち勝ち、聖王として魔王の死後、変わりに世界を支配していた四魔貴族らをアビスへと追い戻し、ゲートを閉じた。
この伝説から人々は死食で生き延びた者を「宿命の子」と呼ぶようになった。

本作はそんな死食が15年前に起きた時代が舞台。
死食の影響でゲートが開き四魔貴族が再び現れたのでプレイヤーの当面の目標はゲートを閉じることとなる。


主人公

初代ロマサガのように主人公は8人から選ぶ方式となっており、それぞれが強烈な個性を持っている。

ユリアン・ノール

強い正義感を持つ20歳の青年。
ロアーヌ近くの田舎町であるシノンの開拓民で、緑色の長髪とオレンジのジャケットが特徴である。
OPではエレンに告白するがあっさりフラれる。
その後、シノンにやって来たモニカを介抱するが、エレンにフラれた直後で向かう速度がかなり速いので一部ではコウモリと言われている。
2人の美女との板挟みになった彼の決意は…

サラ・カーソン

引っ込み思案だが一度決意したらその意思を曲げない16歳のシノン開拓民の少女。
黄緑の髪が特徴で、とある秘密がある。
OPでモニカがシノンへやって来たことで人生を変えるチャンスが来たと思い、ある一大決心をする…

トーマス・ベント

男はなんでもこなすべきという家訓のベント家に生まれた22歳の青年。
シノン開拓民のリーダーであり、深緑の色をした髪と(ドットではわからないが)眼鏡 が特徴。
愛称はトム。
ベント家の男なので基本なんでもできる。
また、機転がきき、ユリアンにエレンと2人きりでいれるようにしてくれと頼まれた際にはサラに料理の手伝いをさせるという面目でうまく引き離させた。
OPで広い世界を知った彼は商業の道を志す…

エレン・カーソン

サラの姉で茶髪(ドット絵などでは緑髪)のポニーテールと豊満なおっぱいが特徴の20歳の女性。
シノンの(ry
腕っ節が強く、それなりにシスコン。
色恋沙汰には余り興味がないため、ユリアンの告白を断った。
昔はお嫁さんごっこもしたらしい。
OPで仲間と旅することの楽しさに気付き、自分の道を見つけていこうとする…

ミカエル・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ

ロアーヌを27歳にして治める侯爵。
金色の長髪が特徴。
ナイトハルトに少し似ているがコレガワカラナイ。
民からは少し冷たい感じがすると言われているが皆平等に扱っているだけである。
聡明な人物で、ゴドウィン男爵の反乱を事前に見抜いていた。
あまりその面は表に出さないが妹思い。その妹思いっぷりはユリアン・モニカの駆け落ちEDで存分に発揮される。
彼の場合為政者なのでマスコンバットと呼ばれる戦争風ミニゲームが多く行われる。
OPでモンスターの軍に襲われたことによりアビスゲートが再び開いたことを確信し、民の平穏を守るためアビスゲートを閉じる旅に出る。

モニカ・アウスバッハ

ミカエルの妹で19歳。
兄と同じく金色の長髪。ふともも。
誰にでも優しく接する性格。重度のブラコン。
OPでミカエルに政略結婚の提案をされる。
自分を身近で守ってくれたユリアンへのほのかな恋心に従って駆け落ちするかそれとも…

ハリード

ゲッシア朝ナジュ王国の元王族で33歳。
10年前にナジュ王国を滅ぼされ、それ以来王国を立て直すための金を集めるために各地を旅している。
守銭奴ともいえる性格で、リーダーシップを取りたがる性分。
曲刀のカムシーンを持っており(単に曲刀にその名前をつけただけ)、その強さからトルネードと呼ばれることもある。
OPの後は10年前に行方不明になったファティーマ姫の捜索、真のカムシーン捜索も兼ねて旅を続ける。

カタリナ・ラウラン

ロアーヌの貴族でモニカの侍女。
真面目な性格で意志が強い。
ピンク色の髪が特徴の24歳。
15歳のとき、その真面目な性格を買われミカエルにモニカの侍女に任命される。
それ以来ミカエルに淡い恋心を抱いている。
聖王遺物の一つ、大剣マスカレイドの使い手であり、それを守る者でもある。
OPでマスカレイドを奪われてしまった彼女はマスカレイドを取り戻す旅に出る…


シナリオの進行

冒頭の通り、本作はOPの固定シナリオが終了すれば あとはひたすら自由。 好きにやれ。

1度でも行った事のある町やダンジョンは地図に登録され、一瞬でそこへ行くことが出来るようになる。
冒険の舞台は砂漠を越えた東の果てだったり、町を陸ごと動かして向かう西の海の果てだったり様々。
ちなみに、到着してしまうとイベントを終わらせるまでは地図を使っても出られなくなる地域もある。

各地に点在するサブイベントも楽しいが、 選んだ主人公や攻略の手順次第では挑むことが出来なくなることもあるので注意。


なお各地には、前述の8人以外にも主人公の仲間になってくれるキャラクターが大勢いる。
普通の人間以外に妖精、雪だるま伊勢エb(ry吸血鬼など変り種も多い。
加入条件が厳しい者もいるが、彼らを探して回るのも楽しめるだろう。

仲間を集めてパーティーを鍛えたら、世界のどこかにあるアビスゲートを閉じに行こう。
しかし、ゲートでは各四魔貴族がこちらの世界に送り込んだ分身と戦わなければならない。

各々が強力な攻撃を携えており、こちらも対応策を講じて挑まなければ勝つのは難し……くもないのも居るには居るが、まあやっぱり全員強く、そのため技が閃きやすい。
四魔貴族戦のみ全員倒れてもダンジョンの開始地点に戻されるだけなので臆せずアビスゲートの戸を叩いてみよう。


そして四つのゲート全てを閉じる時に判明する事実。
此度の宿命の子は何処に居るのか?
世界はアビスの脅威から脱することが出来るのか?

……などなど、素晴らしい音楽と共に最後の展開を楽しんで欲しい。


前作と並んで完成度が高く、繰り返しのプレイも飽きさせることが無い名作。
未プレイの人は1度手にとってみることをお勧めする。


追記・修正お願いします。
この項目が面白かったなら……\ポチッと/