浦和レッズ/浦和レッドダイヤモンズ

登録日:2009/07/15(水) 21:20:57
更新日:2024/04/07 Sun 22:51:42
所要時間:約 6 分で読めます





『浦和レッズ』はJリーグ1部に所属するプロサッカーチーム。その名が示す通りチームカラーはで、アジア1とも言われる熱狂的なサポーターが有名。

概要

日本のチームで最初にAFCチャンピオンズリーグを制覇したチームであると同時に、
Jリーグオリジナル10(創設時の10チーム)の中で最初にJ2に落ちたチームでもある。
1950年に創部した三菱自動車工業サッカー部を前身としており、当初は三菱自動車の全額出資により設立された。
レッドダイヤモンズという名称も、三菱グループのシンボルである赤いひし形に因んだもの。

その後、2016年に三菱自動車が横浜マリノスの親会社である日産自動車のグループ入りが決定し、Jリーグ規約に抵触する関係から親会社である三菱重工傘下となる。

Jリーグのお荷物と呼ばれていたのも今は昔、近年のJリーグで最も強いチームの一つであり、
2005年リーグ2位、2006年にリーグ制覇を果たすと、
2007年にはホルガー・オジェックを再登板させ、ACLを制覇しアジアチャンピオンとなった。
またクラブワールドカップに出場し、3位に輝いている。

(準決勝で当時世界最強の一角であったACミランに敗戦)


Jリーグで最も地域密着型のチームとも言われる。
サポーターの動員数の高さは他チームの経営にも深く影響を与えており、
浦和がJ2に落ちた場合とJ1に残留した場合の2パターンの経営予測をたてたチームすらあったらしい。
ちなみにさいたまダービー戦の専用チャントは「幸せなら手をたたこう」をアレンジした「埼玉には浦和だけ」。

チーム正式名称…浦和レッドダイヤモンズ(愛称:レッズ)
本拠地…埼玉県さいたま市
使用スタジアム…埼玉スタジアム2002、浦和駒場スタジアム
代表者…橋本光夫


獲得タイトル

ヤマザキナビスコカップ1回(2003)
天皇杯2回(2005、2006)
J1セカンドステージ1回(2004)
J1リーグ1回(2006)
AFCチャンピオンズリーグ1回(2007)

※2012年現所属選手

()内は出身国、()無しは日本国籍

GK1 山岸範宏
 18 加藤順大
 25 大谷幸輝
 - 関口亮助
DF2 坪井慶介
 4 スピラノビッチ(オーストラリア)
 6 山田暢久
 12 野田紘史
 14 平川忠亮
 17 永田充
 20 槙野智章
 26 濱田水輝
 28 岡本拓也
MF3 宇賀神友弥
 5 高橋峻希
 7 梅崎司
 8 柏木陽介
 10 マルシオ・リシャルデス(ブラジル)
 13 鈴木啓太
 22 阿部勇樹
 23 野崎雅也
 27 小島秀仁
 29 矢島慎也
 34 山田直輝
FW11 田中達也
 15 エスクデロ・セルヒオ
 16 ポポ(ブラジル)
 21 デスポトビッチ(セルビア)
 24 原口元気


監督 ミハイロ・ペトロビッチ(セルビア)
コーチ 堀孝史
コーチ 天野賢一
コーチ(通訳兼) 杉浦大輔
アシスタントコーチ(分析担当) 長嶺寛明
GKコーチ 土田尚史


寸評

2008年は指揮をとるオジェック監督と一部選手達との不協和音から開幕から連敗、オジェック解任となり、
そのオジェックと確執があったエースFWのワシントンも前年で退団、
その代役の高原とエジミウソンが不振に喘ぎ、7位と優勝争いに絡めなかった。

チームの特徴でもあるサポーター達とフロント、選手は衝突を繰り返すという目も当てられない惨状であったが、
ドイツ人のフィンケ監督の就任で息を吹き返し2009年度の前半は再び優勝争いの輪に加わっていた。
しかし夏頃から大失速。また復帰した闘莉王、阿部などの代表クラスが戦術とマッチせず、闘莉王の退団に発展した。


過去には福田正博、小野伸二、田中達也、鈴木啓太ら日本を代表する選手を輩出した育成部門も、
エメルソンやワシントンに代表される強力な助っ人外国人やベテランに押され停滞気味であったが、
2009年になり、山田直輝や原口元気といったユース出身の十代の選手を積極的に起用。山田直は代表にも選出された。
しかし2010、2011と不振が続きファンとフロントとの確執、明記されない使途不明金、等々の積み重なりでファン離れが進み、遂に赤字経営寸前まで陥った。
2012年は復権を目指して邁進中。


サポーター

J2に降格した際も、毎試合スタジアムを赤く染め上げ、2007年のAFCチャンピオンズリーグ準決勝では、
勝因の一部に挙げられたサポーターの熱さは良くも悪くもJリーグ1である。
ガンバ大阪戦ではここ数年間タイトルを懸けた戦いか否かに関わらず死闘を演じているが、
2008年には埼玉スタジアムでサポーター同士が死闘を繰り広げ大問題となった。
埼玉スタジアムなどで浦和戦が終わったらアウェイサポーターはユニフォームを直ぐに脱いでカバンにしまおう。
以前帰りにベルマーレのユニフォームを着ていただけで帰りの電車で浦和ファンと警察沙汰になった事もあったらしい。
その他にも、仙台選手への人種差別発言、アウェイスタジアムの破壊等ちょっと過激な事件も起こしたり。
試合に勝った時はその程度で済むのだが、試合に負けた時なんてもう…
この様な見られる為か、ファンの中には浦和は好きだが、サポーターは嫌いと言う人も結構多い。
本当に良くも悪くも熱いチームなのである。




この様な行為をしても責任を取らされるのは応援しているクラブです。良識のある人はこのような行動は控えましょう。


だが、全員の浦和サポーターがこうではない。中には普通に観て帰る人もいる。
暴言を相手サポーターに吐いたり、アウェイスタジアムを破壊したりとする人達もいるが、そうではなく大人しく観ている人達もいる。
まぁ、それが当たり前なのだが


なおここ最近ではガンバ大阪よりも、
ベガルタ仙台、FC東京、大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島戦等が盛り上がっているようだ。

ぜひ一緒に盛り上がりたい方はスタジアムにお越しいただきたい。
ゴール裏でお待ちしています


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最終更新:2024年04月07日 22:51