ハイペリオンガンダム

登録日:2010/08/27(金) 21:39:27
更新日:2024/03/20 Wed 19:11:34
所要時間:約 9 分で読めます





生きている内は負けじゃない!


ハイペリオンガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』に登場するモビルスーツ(MS)。
『X ASTRAY』においては『ドレッドノートガンダム』の対になるライバル機として扱われている。

デザインは大河原邦男氏。




ハイペリオン
HYPERION

■基礎データ

型式番号:
CAT1-X1/3(1号機)
CAT1-X2/3(2号機)
CAT1-X3/3(3号機)

全高:16.90m
重量:54.70t
装甲材質:不明
動力:内蔵バッテリー(1号機のみは後に核動力化)

武装・装備:
ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」×4+1
ビームキャノン「フォルファントリー」×2
RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7

搭乗者:
カナード・パルス
バルサム・アーレンド
イワン・ザンボワーズ


■機体解説

地球連合軍の一勢力、ユーラシア連邦の初のMSで、民間企業アクタイオン・インダストリー社の協力を得て開発した機体。

所謂「ガンダムフェイス」を持つ機体で、大西洋連邦の『G』シリーズの影響が窺える。
ユーラシア連邦が独自に造り上げた『G』であり、『ファースト・ユーラシアガンダム』と巻末の機体紹介では称されていた。
試作的に3機製造され、主に登場するのはカナード・パルス特務兵が乗り込む1号機。


ザフトとの戦争終結後、来たるべき大西洋連邦との戦争に備え、大西洋連邦に対抗すべく発動した「X」計画により開発された。
型式番号の「CAT」とは「Composition Armament Tactical」の略で、戦術構成兵装の意。

名前の由来は、ギリシア神話の神「ヒュペリーオーン」から。
また、『ドレッドノート』が『勇敢なる者』を意味するのに対し、『ハイペリオン』は『高い天を行く者』を意味する。


独自開発のためか、具体的な装甲材質は不明だが大西洋連邦のGATシリーズのようにPS装甲は採用されていない他、
イージスのような変形機構もなく、機体本体はいわばデュエルの如く、シンプルな構造・外観を持つ。
そんな本機最大の特徴は、背部ウイングバインダーと両腕に搭載されたモノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール(以下、A.L.)」である。

これは所謂ビームシールドで、本機の試験運用を任されているユーラシア連邦所有の軍事衛星「アルテミス」の光波防御帯を元にした防御用装備。
ウイング部には5基搭載されており、それらを共振させ、機体を包み込む球体状のバリアを展開する。

また、A.L.はそのまま『アルテミスの傘』をMSサイズでも扱えるように小型化したというだけでなく、
「外部からの攻撃を遮断し、内部からの攻撃は通す」という特性を持つモノフェーズ(単位相指向型)光波シールドに改良されているため、
A.L.展開時はハイペリオン側が一方的に攻撃を仕掛けられるという、ある意味無敵の状態になる。
さらに、発生装置の角度などを変更することで強力な貫通力を持つビームランスとして用いることも可能。

しかし、本体がバッテリー駆動である為、連続使用に上限があり、最大でも5分が限界である。
その関係で、本機の使う武装の電力は、全て本体の電力を圧迫しないパワーセル(エネルギーを込めた弾丸の様なもの)や小型の外付けバッテリーで賄われる。

また鋭角化したビームシールドや対ビームコーティングを施した刃物など、ビームに干渉可能な兵装で点の攻撃をされると貫かれてしまったり、
A.L.展開時に外部に面している発生器の部分を一点集中で攻撃されると発生器自体を破壊されてしまうといった弱点がある。

尚、この技術は後のデスティニーストライクフリーダムのビームシールドの源流になったとされている。



■武装

  • RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
ザスタバ社製の本機の主武装。
「点」ではなく「面」を制する武器で、速射性が高い。
発射するのがビームである事以外は機構上、通常のサブマシンガンと大差無く、使用済みの薬莢型パワーセルも排莢口から排出される。
パワーセルを詰めたバナナマガジン型パワーパックを使用しており、予備はリアアーマーなどにマウントする。
また、上部のセンサーと銃口の間には下記のロムテクニカのマウント部がある。
スティグマト (Stigmate) はフランス語で「聖痕」。


  • ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」
ロムテクニカ社製の本機の格闘用武装。
「ナイフ」の名の通り、刃渡りが非常に短く、エネルギー消費が少なめ。
ただ、PS2ソフト『終わらない明日へ』のムービーでは、どう見てもビームサーベル並の長さになっている。
両腕・両脚・スティグマトに1基ずつ搭載されている。

スティグマト搭載のものは銃剣のように使用したり、ナイフ自体を射出することで隠し武器としても扱われる。
上記ザスタバと共通事項だが、実在するルーマニアの銃器メーカー製のものでありC.E.に至るまで生き残っていることになる。


  • ビームキャノン「フォルファントリー」
背部ウイング先端に装備された高出力ビームキャノン。
使用されるパワーセルが巨大であり、サブマシンガンと異なり、1本を連続して使う。
なおA.L.展開時には常時この装備を発射形態にする必要がある。
フォルファントリー(Forfanterie)はフランス語で「空威張、乱暴」を意味する。
20年近く「風呂敷」と誤訳されていたのはナイショだ。


  • アルミューレ・リュミエール
上記の通りのビームシールド。
三角錐型の発生器を展開し三角形のビームシールドを形成する。ビームの色は緑。
発生器は両前腕部に1基、フォルファントリーに左右2基ずつ、バックパックに1基、計7基を内蔵。
全方位展開時に使われるのはフォルファントリーとバックパックにある5基で、前腕部の2基は通常のビームシールドとして使用される。
本来は防御兵装だが、マニュアル操作で出力や展開範囲を調整すれば、
平面状のビームを角錐状に変化させてビームサーベルやランスの代用とすることも可能。



■劇中での活躍

◇1号機


『ガンダム』は――俺の『ハイペリオン』一機だけあればいい


搭乗者:カナード・パルス

『X ASTRAY』第1話より登場。
ロウ・ギュールたちが作業しているコロニーに、キラ・ヤマトを捜索中の本機が接近したのが初登場。
カナードはロウの乗るレッドフレームを『ガンダム』と見て、銃口を突きつけてキラのことを訊ねるが、
「ジャンク屋如きが連合のエースパイロットを知るはずもないか」と自己完結し、一旦銃口を下ろして撤退する…、
と見せかけて、ユーラシアの機密たる本機を見た者を放っておけないとしていきなり反転し、ロウのレッドフレームに発砲するという暴挙に出ている。
レッドフレームは咄嗟に抜いたガーベラストレートを盾とすることで損傷軽微で済んでいるが、
普通に考えれば民間組織であるジャンク屋組合所属のMSを、流れからして言いがかりに近い形*1で撃墜しにかかるという中々の問題行動である。

その後、所属する特務部隊「X」にもたらされた情報を元に、NJC(ニュートロンジャマーキャンセラー)搭載機を入手するべく動き出し、
そのNJC搭載機であるドレッドノートと、それを造ったザフトを追う過程で、またもロウ達の前に現れた。
頭部を取り戻したプレアのドレッドノートとの一騎打ちとなるが、一瞬の隙を突かれ中破し、機体も一時機能停止する。
しかし、カナードの切実な想いに応えるかの如く機体が再起動し、なおも突撃するが、ドレッドノートに迎撃されて大破し、母艦・オルテュギアに収容される。

ドレッドノートに乗るプレアの意思で、彼が機体ごとオルテュギアに投降してきたため、一時はアルテミスに帰投するが、
「NJCの入手が遅すぎた」として特務部隊の解散を一方的に通達され、今後の出世の望みも絶たれた指令のガルシアのいわば八つ当たりにより、
カナードが追われる立場になったため、オルテュギアはハイペリオンとドレッドノートを載せたままアルテミスを緊急離脱。
まだ辛うじて動くぐらいの応急修理しかされていなかったが、カナードの技量で追撃しに来た2号機の(事実上の)鹵獲に成功し、
パイロットだけを殺すために破壊したコクピット部を除く2号機のパーツを流用することで、1号機の完全修理に成功している。

その後A.L.の展開時間の上限を無くすべく、NJCを狙い連合軍月面基地を襲撃し*2、これを強奪。
追撃に現れた『月下の狂犬』モーガン・シュバリエの駆る105ダガー(ガンバレルストライカー装備)とも戦闘したが、一瞬ヒヤリとはしながらも撃破。

襲撃成功後、強奪したNJCを核エンジンと共にリアスカートに追加ユニットとして搭載され、「スーパーハイペリオン」へと強化される。
このスーパーハイペリオン、ただ核エンジンを追加しただけとはいえ、その電力でA.L.無制限展開が可能となっただけでなく、
手持ちの武器に直接エネルギーケーブルをつなぐことでその弾数も無限になるなど、「スーパー」の名を冠するに恥じない恐ろしいパワーアップをしている。


そして、ロウが製作したドラグーン(χ)ユニットを装備し、『Xアストレイ』となったプレアのドレッドノートと再戦。
無制限のA.L.と弾数によってXアストレイを翻弄するが、機体をXアストレイのドラグーンユニット四基が展開するビームバリアに包囲され、
何故かモノフェーズシールドも機能せず、事実上攻撃を封じられてしまう。
しかし、カナードはプレアがそのフォーメーションに込めた「貴方を包む」という『想い』に反発し、
モノフェーズシールドが機能していない状態で、バリアごと吹き飛ばそうとフルパワーのフォルファントリーを発射したことで、
「電子レンジの中に入れられたダイナマイト」のような状況を自ら招いてしまい、自滅する形で機体は大破。
外付けの核エンジンが暴走状態に陥り、プレアの尽力でカナードは救出されたが、ハイペリオンはそのまま核エンジン諸共自爆した。
その後、ハイペリオンガンダムの残骸は回収され、武装の一部はドレッドノートイータに流用された。



◇2号機


この撃墜マークにシミュレーション以外の機体を書き込めるチャンスが来たぜェ


搭乗者:バルサム・アーレンド

『アルテミスの荒鷲』を名乗るバルサムが駆る2号機。
1号機との外見上の違いは左肩にあるX2/3のマークと、シミュレーションでの撃墜マークである7つの星と胸部にあるエンブレム。
また、白がメインの1号機に対し、二号機のカラーリングはグレー。

最初から半壊状態の1号機に対し、万全の2号機は無敵のA.L.を展開して攻めかかるものの、攻撃を躱され続けて決定打を与えられず、
「どのみち守っていても勝てない」と判断したカナードの、左翼のA.Lを一点に集中して即席のビームランスとし、
左腕のA.L.で機体を守りつつ突撃するという奇策に対応できず、A.L.を突破されて頭部を破壊され、
続けざまにビームナイフをコクピットに突き立てられたことで、パイロットのバルサムは死亡。『アルテミスの荒鷲』(笑)
2号機はそのままオルテュギアに回収され、1号機の修理パーツとして用いられることとなった。

上述の通り、1号機はドレッドノートとの戦いで大破しており、この時には最低限動けるくらいの応急修理こそされていたものの、
右腕、右脚、フォルファントリーの右翼はロストしたままであり、普通に考えれば万全の2号機が勝って当然の状況だった。バルサムェ…
ガルシアからは『ワシの秘蔵っ子』と呼ばれ、『アルテミスの荒鷲』という二つ名をドヤ顔で口にしながら出撃し、
半壊状態の1号機/カナードに「墜ちたものだなァ」と煽っておいて、あんまりといえばあんまりな結末である。
まあ暗に「シミュレーションでしかMS戦を経験したことがない」と言っているので、出撃時点で死亡フラグはビンビンだった
『スパロボW』では、月と鳥類繋がりの二つ名を付けられた経緯を持つムウから、同情とも憐憫とも取れる言葉を投げ掛けられていた。



◇3号機


ユーラシアがどうなってしまうかを見届けてくれ


搭乗者:不明(初代)、イワン・ザンボワーズ(二代目)

小説版にて登場。
一連の失態をサーペントテールのせいにしようとしたガルシアがブルーフレームセカンドLを倒すべく出撃させた。
しかし、劾はカナードの1号機との交戦で既にA.L.の対策をたてており、
ラミネート装甲製のタクティカルアームズの切っ先で穴を開けられたところにガトリングをぶち込まれて大破。

後に修復され、反ユーラシア連邦活動を行っていた『ユーラシアの英雄』イワンの手に渡る。
詳細は不明だか追加のバッテリーでも装備していたのかA.L.の展開可能時間が延長されている。
数々の戦果を挙げていたが、劾同様カナードとの交戦でA.L.の弱点を把握していた『英雄殺し』の異名を持つイライジャと戦うことになり、
彼の専用ザクによってA.L.を貫かれ撃破された。




■機体バリエーション



◆ハイペリオンG


型式番号:
CAT1-XG1/12(ソキウス機)
CAT1-XG2/12(劾機)

武装・装備:
ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」×4+1
ビームキャノン「フォルファントリー」
RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
GAU8M2 52mm機関砲ポッド
対ビームシールド
モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」


ハイペリオンの量産試作機。Gは「Ground type」の略。
一度は頓挫した本機の量産版。活動領域が限定され、機能等が簡略化されている。型番の12は製造が12機で止められているため。
特にA.L.が1基に減らされているのが大きな変更点で、頭部もダガー系に変わっている。

東アジア共和国での戦闘任務に雇われた劾とそこの司令官のスリー・ソキウスに支給された。
イライジャも搭乗を勧められたが、カナードに苦手意識がある為拒否された。
個体数が少ないため、めったに乗れないレア機体でもある。


スタッフの間では劾機はガイペリオンと呼ばれているらしい。



◆ハイペリオンGR/ハイペリオンGL

型番:共に不明
武装・装備:共にハイペリオンGと共通

ヴァレリオ・ヴァレリが自身の機体「アストレイ ターンレッド」の随伴機として再設計したハイペリオンG。
二機の武装が左右対称になるように配置されており、空間戦闘への対応も行われている。
更に、本機はAIによる無人MSでもあり、AIを連携させる「トリオ・システム」によって無人でありながら高度な連動を可能としている。



◆量産型ハイペリオン

型番:不明
武装・装備:不明

第二次戦役の後の世界におけるハイペリオンの量産型。
ダガータイプの頭部を除いて外見上はハイペリオンそのものであるが、
バックパックはハイペリオンGの物をベースにハードポイントを追加したことで、
ビームバルカン、ミサイルランチャーなどの追加装備が可能となり、ウイングバインダーもオプション化された。
それに伴い、アルミューレ・リュミエールを装備しない遠距離支援型や核エンジン搭載型など装備バリエーションが多彩となっている。



■立体化

ガンプラ

HG SEED MSV枠で発売。
プロポーションは当時の水準では良好。
フォルファントリーの展開が可能で、ロムテクニカの造形もかなり良い。
ただしクリアーパーツが左腕のビームシールド分しかないので、ビームナイフやロムテクニカのセンサー部分はシール補完になってしまう。
A.L.はさすがに展開できず、完全再現しようとすると大規模な改造が必要。
ちなみにおまけとしてバルサムの2号機と3号機(初代パイロットの方)のマーキングが入っている。



■ゲーム

◇機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ

MSVのOPで映像化。プレイアブルで使用する事が出来るが、何故かフォルファントリーが使えないなど割りと不遇。

◇GENERATION OF C.E

1号機のみ登場。A.L.による高い防御力が売り。ただしNJC装備ではないため囲まれてA.L.を連発するとガス欠するので注意。
ドレッドノートとの戦闘もムービー化されているが中破させられる。

SDガンダムGジェネレーションシリーズ

  • WORLD/OVERWORLD
アビリティにALがあるため、通常の射撃に対する耐性は他の機体に比べてずば抜けて高い。
使用時にENを10消耗するが、原作同様NJCをつけるとEN消費が無くなる。
ビームサブマシンガンはダメージにムラがあり、他武装も射程が短いなど攻撃面では平凡の域は出ない。

  • CROSSRAYS
最新作でグラフィックも新たになり復活。2号機も初参戦し、スーパーハイペリオンが別ユニットとなった。
ただし、NJCが毎ターンEN回復に効果変更されたため、ALを乱用し辛くなった。
スーパーの方はイベント時限定の常時AL展開版もあり、クリア後の派遣ミッションで入手することも可能。


スパロボ

初参戦。基本敵だが、条件を満たせば終盤に綺麗なカナードと共に味方になる。だが戦闘台詞は汚いままのカナーDQN。
機体性能は高いが、最終ステージで空が飛べないのが玉に瑕。

◇VSシリーズ

  • エクストリームバーサス マキシブースト
稼働間近になって情報が解禁された。稼働開始から使える機体の一つでコストは2500。
最大の特徴は特格のアルミューレ・リュミエールであらゆる攻撃を防ぐことができる点にあり生命線。
ただしリロードの関係上ホイホイ使うわけにはいかないのが悩みどころ。
そして稼働直後ある手順で使用すると無限でバリアを張ることができた。NJCつけてない状態でのまさかの原作再現である。
相手側2機がそんな状態になったら当然試合にならず一部ゲーセンでは使用禁止になった(現在は修正済み)
全方位バリアーが使えるという利点からか、体力は同コスト帯どころか一つ下の2000コスト帯でも最上位ですら無い。
なお、専用BGMは『Generation of C.E.』などでカナードの専用曲であった『憎悪』が採用されている。
後の修正で特殊射撃のNJC装着が出撃直後にできるようになり、そのNJCの時限装備が切れた後は同コマンドにメイン射撃の手動リロードが追加されたので、メイン射撃の制圧力は増した。

メインの弱体化に加えバリア展開時に格闘をガードされると強制解除される仕様変更、
そして耐久がごっそり減らされた事等により稼働初期ははっきり言って最弱ランクに落ちる憂き目に。
後に開幕バリア使用可になる等の調整は貰えたものの評価はそこまで上がらずじまいだった。

サブ射撃や下格闘に慣性が追加されるなど調整がされたが、メイン射撃の連射速度低下を受けてしまう。
同等以上の性能を持つビームマシンガン装備の機体無敵効果のある装備が跋扈する環境と化した今、没個性的なダメージの取れない機体になりつつある。
とはいえ稼働中に一度修正が貰え、全体的に性能が底上げされたため、ある程度はマシになった。

  • 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST
リリース当初からコスト不相応と言われ続けていたが、遂にコストが2000にダウン。
代わりにNJC解除時の硬直モーションが無くなり、特殊射撃に新技が追加されるなど、コストダウンしたにもかかわらず性能は相応程度に上がっている
ただ、NJC喪失後の手動リロードの選択肢が存在しないので、弾数管理には以前より気を配る必要があるのと、
特殊射撃の新技があるとはいえ面制圧には乏しい射撃性能で自衛や追込みをかけるのは難しい。

GUNDAM EVOLUTION

『Season3 DEFENCER』の追加機体としてまさかの登場。
40連射可能なビームマシンガンと貫通射撃のフォルファントリー、そして短い間隔で使用できるアルミューレ・リュミエールが使える。
ビームマシンガンは構え撃ち状態だと前方にシールドを構える姿勢を取るので射撃を防げる他、他2つの武装は行動を阻害せずいつでも使用できるメリットがある。
Gマニューバはアルミューレ・リュミエール・ランサー。要するに一点に出力を集中させて突撃したいつもの攻撃だが、
突進性能が高く複数の敵機を捕まえたまま引き摺りまわす事ができるのでダメージ確定がしやすい。
よほど壁に衝突したり急制動をかけなければ取りこぼす心配もないだろう。
一方で中距離以遠のDPSが非常に低く、よろけさせる手立ても無いのでシールド持ちや格闘機体に滅法弱い。
またアルミューレ・リュミエールによる射撃防御は一定範囲外に適用されるもので、内側に入られてしまうと防御は成立せずダメージを受けてしまう。
ブーストゲージも一本しかないので、如何にして距離感を保ちつつ攻防一体の構えをし続けるかが課題となっている。
ユニットスキンには2号機再現のカラーリングと肩のマーキングイラストが再現されたものがある。


この項目を見たからには……このまま追記・修正させないと言う訳にはいかないな!!



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最終更新:2024年03月20日 19:11

*1 そもそもハイペリオン側が近づかなければロウも出撃しなかったため、いわば「勝手に近づいてきておいて『俺の姿を見たヤツは放っておけない』と殺しにかかっている」ようなものである。

*2 この時カナードの元にはドレッドノートとプレアが投降していたが、「プレアへのリベンジのためドレッドノートには手を付けない」とカナードが言い、同時に彼らの手持ちの技術や資材ではドレッドノートのNJCを複製することも出来ないという事が判明。そのため既に月面で生産が開始されていた核ミサイル用のNJCを奪うことになった。