アストレイ三人娘(機動戦士ガンダムSEED)

登録日:2011/11/21 Mon 01:30:14
更新日:2024/03/28 Thu 10:57:52
所要時間:約 6 分で読めます




『アストレイ三人娘』は『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場するアサギ、マユラ、ジュリの三人の通称。
他には「M1隊」や「オーブ三人娘」などとも呼ばれる。

【概要】

搭乗機はM1アストレイ

中立国であるオーブの国防軍に所属するMSパイロットで、M1アストレイのテストパイロット

全員年齢は17歳で仲が良く、常に三人で行動している事が多い。
MSのテストパイロットとしてM1アストレイ開発に携わった後、地球連合軍のオーブ侵攻を機にMSパイロットとして戦いに身を投じていく事になる。

戦場以外では三人とも年相応の女の子という面が強く、女子高生のような会話をしている。

またカガリとは年が近いため仲が良い。
まだOSが未完成なM1の試験を見たカガリから酷評を受けた時には「人の苦労も知らないで!」と言い返したりもしている。
が、キラ改良OSを以てしても、叢雲劾とイライジャにド素人呼ばわりされてしまうレベルなので酷評はある意味間違ってない。

オーブ防衛戦の後、クサナギに乗艦してオーブから脱出。
その後は三隻同盟の下、キラたちと共にザフトと連合の戦争を止める為M1アストレイを駆って戦いに身を投じる。
戦闘では三人の連携を活かし、ヤキン・ドゥーエの最終決戦まで生き残る。
しかし、多くのSEED主要キャラが死んでいった最終話目前の第49話にて、M1隊の三人も揃って戦死。
三人のがカガリのSEEDの覚醒を促す事になった。

しかし、その際の三人の死の描写はわずか数秒。

そのあまりにもあっけない最期に呆然としたファンも多かったとか。


続編のDESTINYにてアスランの口から彼女らの死が語られているため、全く忘れられているわけではないのが救いか。



【各メンバー】

●アサギ・コードウェル

CV:松本さち
癖っ毛気味な金髪が特徴の勝気な性格の少女。
M1隊三人のリーダー格でもある。

マユラ、ジュリと共にM1アストレイのパイロットとして、二度のオーブ防衛戦に参加した後、アークエンジェルらと共に宇宙へ。
以後、他の二人との連携を活かして戦い抜くも、最終決戦で他の二人と共に戦死してしまう。

アニメではジュリの撃墜に気を取られた隙に画面外からのビームの直撃を受け、機体ごと爆散した。
このシーンをよく見ると、爆炎の中に人影が確認出来る。
アニメで彼女の機体を撃った相手に関しては不明だが、撃ったのはゲイツであるとの説が有力。連合のダガーという説もある。
一方小説版では、アスランとカガリに付き添ってヤキン・ドゥーエ内部に突入しているが、途中ザフト兵の銃撃からカガリを庇って撃たれ、カガリに看取られながら死亡した。

三人娘の中では最も本編でのセリフが多く、未だ一部で根強い人気を誇っている。
因みに、連ザシリーズで被ダメ0の時に通信すると「私って凄いかも!」と言うが、連続して聞く(聞かせる)とウザがられる。
しかし「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024」では三人娘で唯一ランク圏外だった


●マユラ・ラバッツ

CV:倉田雅世

赤毛の短髪でボーイッシュな印象を受ける少女。
アニメ本編ではあまり描写が無いが、ゲームなどのメディアにおいては巨乳として描かれる事が多い。
特に連ザⅡではルナマリアと同じくらいの巨乳で描かれており、M1隊のおっぱい要員とも。

ヤキン・ドゥーエの最終戦ではアサギ、ジュリと共にクサナギの防衛に当たるが、ザフトのMSゲイツと相討ちになって戦死。
しかもその描写は、声一つ上がらないまま爆散という扱い。直前にマユラ自身のカットインがあったのがせめてもの救いか。
他の二人もその直後に戦死するのだが、彼女たちには最期のカットインも台詞もあったのに何故彼女だけ…。

しかし、死の描写が無いという事は、実は生きているのでは?という憶測がわずかながら流れたが、その後公式で死亡が決定した。
故に三人の中でも最も不遇という声も高い。
三人娘の中では最も早く死を迎えたキャラだが、人気は三人の中でもトップクラス。
連合VSザフトⅠのアーケードでは女性キャラトップの使用率を誇った事もあった。
ぶっちゃけ連ザシリーズでの彼女の戦闘ボイスはなんともエロいため、聞いた事が無い人はぜひともプレイを推奨したい。もう一度言う。エロいのでプレイ推奨。
「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024」では37位にランクイン。


●ジュリ・ウー・ニェン

CV:佐藤ゆうこ
ピンクのフレームの眼鏡が特徴。
SEED本編ではアサギ、マユラと共にM1アストレイに乗ってオーブ防衛戦からの戦いに参加する。
最終決戦であるヤキン・ドゥーエ戦において他の二人と同様に戦死。
三人の中ではマユラに次いで二人目の犠牲者だった。

SEED本編では出番は少なかったが、彼女は番外編であるASTRAYにも登場。寧ろそこで本領を発揮している。
ASTRAYでは、OSに問題があったM1アストレイを完全な物にするため、同じアストレイシリーズレッドフレームを扱うロウ・ギュールに正体を隠して接触。
レッドフレームのデータを持ち帰り、M1アストレイのOS開発に貢献した。
それがきっかけでロウに好意を抱いており、積極的にアプローチをかけていたが、同じくロウに想いを寄せる山吹樹里に遠慮して身を引いた。
ASTRAYでは潜入のため眼鏡を外した姿が描写されていたり、ドジっ娘キャラさらには巨乳設定まで練り込まれていた。

上記の通りSEED本編とASTRAYとを結ぶ橋役となるキャラの一人だった為、構想段階では戦後まで生き抜いてロウと再会する話もあったらしい。
が、ジュリ自身がSEED本編で戦死してしまったためその企画はお流れになってしまった。


もし生存していたら、後にジャンク屋組合の一員になったジュリの姿をみる事も出来たかもしれない……。
この活躍もあった為か、それとも貴重な眼鏡っ娘のためか、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024」でも45位と健闘した。



ゲームでの三人娘】

◆連合VSザフトシリーズ

初期からパイロットとして三人揃って登場。
M1隊内々の台詞の他、キラ、ムウ、カガリと組むと専用のセリフが流れる。
ⅡPLUSではP.L.U.S.モードで友好度を最大にすると笑顔の彼女達の可愛い絵を見る事が出来る。
また三人揃ってムラサメに搭乗しムラサメガールを名乗るなど、もし本編で生き残っていたら……と思える様なシナリオも存在する。


◆GENERATION OF C.E.

オーブ防衛戦を舞台にしたステージから三人揃って登場。
能力値的にはやや微妙だが、そこは愛の力で補おう。


スーパーロボット大戦シリーズ

SEED初参戦の『第3次α』では全員がパイロットとして参加。
ストライクスカイグラスパーが余る上に使い勝手が良い(空を飛べる・強化パーツ枠が多い・補給機能付き・小隊編成コストが低い)のでM1ではなくこっちに乗って小隊員している可能性が高い。
主人公の1人がジュリと同じ声なので、若干関わりがあったりもする。

J』、『W』では登場はするが、カガリまたはムウが特定機体に乗った時のオプション武装扱いであり、パイロットとしては使用できない。
小隊システムのない作品で登場したところで多くのプレイヤーは使わないだろうし、むしろこちらの方が活躍できているかもだが。

『X-Ω』ではジュリとマユラはサポートユニットで、バトルユニットとしてはアサギのみが登場。
長らく最下級レアリティのC一種のみで、属性は初期は不遇だったディフェンダー。
しかし、編成コストが低くサポート精神が優秀なため、ランクが低いうちは穴埋めとして重宝する。
何気に最初期ではキラ達を差し置いて唯一のSEED系ユニットであった。
また、後にシューター属性のRが追加されたが、ガシャからは一切出現せず、撃退演習イベントで稀にドロップするだけという、入手困難なユニットとなっている。

ちなみにどのシリーズでも全員最後まで生存。第3次αでは「生きてオーブに帰れる日が来るとは思わなかった……」とメタい発言をする。


Gジェネシリーズ

「SEED」で初登場。
メインキャラでない故か自軍キャラとして使用できない場合もあるうえ、使用できても能力は平凡なレベル。だがそこは愛で(ry
近年ではカガリに声が付いてないにも関わらず三人には付いている為、そういう意味では優遇されていると言える。
三人娘のファンならこれで満足するしかねぇ。
他「World」「Over World」ではスカウト可能である。
…が、何故かカットインがノーマルスーツではない私服で、しかもGジェネSEEDの台詞を延々と使い回されている。
使えるだけありがたくはあるが…。

「クロスレイズ」でも3人まとめて登場。アサギのみ若干能力が高いこと以外は似たりよったり。
ヤキン・ドゥーエが舞台のSEED最終ステージではゲストとして3人を操作する機会があるが、原作で死亡する戦場だから撃墜されてもステージ失敗にならない。
その代わりに不可能を可能にして撃墜されるムウのようにイベントで撃墜される事もないので、プレイヤーの操作次第で生存させたままクリアさせることも可能。
特にセリフが追加されたりはしないが、ファンなら生存させたままクリアしよう。
また、ASTRAYも出ている為マーリンもスカウトができる。一応ジャンク屋なのでジュリ本人より少しコストが高い。
3人共台詞が新録されており、特にアサギは妙に戦闘狂めいた台詞が多数追加されている。
またカットインがノーマルスーツとなった。
そしてこのアサギ、何に乗っても「オーブの底力を見せてあげる!」と宣う。ダインスレイヴゼロシステムも全て「オーブの底力」扱いである。
…が、残念ながらトランザム!とは言ってくれない。ファング、ファンネル、ゴッドフィンガーの台詞も無しである。
また、アサギとマユラはマーリンがジュリであることを認識しておらず、援護しても汎用台詞を言うだけである*1
しかしマーリンはともかく通常の3人娘はスカウト時期がかなり遅めのため通常の攻略では使い所がないのが残念なところ。







「マユラ、ジュリ、行くわよ!」


「OK、まかせて!」


「望むところよ!」


「「「M1隊の追記・修正、見せてあげるわ!」」」



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最終更新:2024年03月28日 10:57

*1 マーリン側は勿論認識するが「ごめんね~ 今はマーリンとして支援するわ~」と他人を装う。