沙夜

登録日:2010/07/26 Mon 13:11:16
更新日:2022/05/06 Fri 12:46:05
所要時間:約 5 分で読めます






ではでは


お楽しみの、お時間よ♪


概要


黒を基調とした露出度の高い衣装を身に纏い、人を食ったような言葉遣いをする飄々とした妖狐の女性。
CVは折笠愛



主人公・有栖零児が所属する組織『森羅』と敵対する組織『逢魔(おうま)』の極東本部に所属しており、『NAMCO×CAPCOM』ではソウルエッジの所有等を巡って幾度となく零児らの前に現れ、刃を交えた。

零児の額に傷を付け、彼の父親である有栖正護を死に追いやった(殺した訳ではない)張本人であり、零児からは親の仇として狙われている。
しかし本人はその事をさして気にしていないような素振りを見せており、零児の事は敵対はしているものの何だかんだ言って気に入っている様子(当の零児本人は完璧に嫌がっているが)。

武器は、
火刀『焔(ほむら)』
水刀『氷(こおり)』
雷刀『楔(くさび)』
を纏めた刀一式『后尭(ごぎょう)』の他、ハンドガン『涅(くろつち)』、猛毒を生み出す手刀『鎬(しのぎ)』や、数々の妖術を操る。
因みに零児の額に傷を付けたのは意外にも『鎬』の一撃。手刀と侮る事なかれ。彼の傷痕を見れば解るが、相当な斬れ味を持っている。

必殺技は鬼門封じで敵を拘束し、『楔』『涅』『氷』『焔』『鎬』の順番で連撃を繰り出す『瞬華終刀(しゅんかしゅうとう)』。
零児の必殺技、『真羅万象』と双璧を為す技である。




木は、土に――


土は、水に――


水は、火に――


そして火は――


金に克つ!


――…


これが世を司る理なの

ちなみに技の由来は五行の『相剋』、名前の由来は『春夏秋冬』から


実は小牟より年下。まだまだ妖狐としては未熟らしい。 

腹心の部下に牛の妖魔『毒牛頭(どくごず)』、馬の妖魔『毒馬頭(どくめず)』がいる。
ナムカプ時点ではセリフの無い名有りモブだったが、ムゲフロから声と性格がつけられた。
毒馬頭は冷静な性格で、毒牛頭は突撃野郎と正反対の性格。
毒牛頭はエロしかない。てか年から年中発情期。我らがツインボムを牛の獣人と勘違いしプロポーズ。シリーズ通してアプローチしている。
神夜に「子供は何人でもOKだァ~!養う!」と彼女と交わり孕ませる気満々の発言をしており、毒馬頭も「景気は良くない。二人までにしておけ」とそれに対し生々しい返事をしている。
お願いだから止めて下さい沙夜様。

逢魔でどの程度の地位に就いているかは不明だが、逢魔の本部に所属し逢魔に所属する殆どの妖魔は彼女に従っている為、実質的トップを張っていると思われる。


NAMCO×CAPCOM

ナムカプでは、作品内に於ける逢魔の最終目的『九十九(つくも)計画』の完遂の為、計画の障害となる零児達を襲う傍ら、ソウルエッジの獲得などにも奔走する。

大体の場合大量のカマイタチやカラステング、お供の毒牛頭と毒馬頭を連れて現れ、本人のステータスもかなり高い為、苦戦は必至。おまけに中盤以降はほぼ1章に1度の割合で出現してくるので、多くのプレイヤーをイラつかせた。
でもエロいので許す。


最終的には計画の目的であるツクモガミ、九十九(きゅうじゅうきゅう)に取り込まれてしまうが、零児達により九十九は撃破され、自身の前に立つ零児に自分を殺すように懇願する。




「……地獄に堕ちろ、沙夜」


「…本当に…いい男になった…零…児…」



これはナムカプ屈指の名シーンである。




無限のフロンティア

しかしその後、何故か蘇ってエンドレス・フロンティアにやって来る。

その際に偶然出会ったハーケンらに零児と小牟がオルケストル・アーミーの一員だと吹き込み、一戦させる要因を作った。

その後は何度かハーケンらの前に現れ、目的の相違から刃を交える事になる。

最終的にはT-elosと手を組みハーケンらに戦いを挑むものの敗北。
『百夜計画』と言う謎の言葉を残してエンドレス・フロンティアを去った。



無限のフロンティアEXCEED

しかしその後、アグラッドヘイムの召還師ロックの手によって『次元掘削機・百夜』と共に再びエンドレス・フロンティアに召喚される。

ロックに付き従うような素振りを見せていたが、その目的はアグラッドヘイムに奪われた『百夜』の奪還或いは破壊であり、いろいろ裏でやらかしていたようだ。
が、最終的にはロックにも捨て駒とされ、見捨てられてしまう。


しかし『百夜』の破壊(沙夜自身は当初破壊ではなく回収を望んでいたが)と言う目的の一致から零児に誘われ、アレディ達の仲間に加わる。
直接戦闘に参加する事はない支援メンバーとしての参戦だが、折笠氏のエロティックボイスとカメラ目線の投げキッスで画面の前のプレイヤーにアタックし、勃起させた。

一応「利用するため」と言っている場面もあるが、零児、小牟との合体攻撃もあり、掛け合いボイスもある。馴染み過ぎだ。
T-elosとの悪役コンビは一見の価値アリ。

支援攻撃は攻撃判定がやや下方にあり若干当てにくいが、当たれば確実に最後まで繋げる上、確率で敵を毒状態にする非常に優秀な支援攻撃。
沙夜が持つ支援アビリティも合わさって屈指の使い勝手の良さを誇る。


「はぁ~い、注目♪」


ネージュ主催のパーティーを経て元の世界に戻る際に今度は「百一胎計画」という言葉を口にした。
計画多いなオィ…


零児に殺される前は甘い所もあったが、生き返ってからは甘さを捨てたらしい。

また、案外部下には厳しいのか、自分の分身とも言える『片那(かたな)』を、大量に複製されたとはいえ仕方なく倒しまくっており、アレディの宿敵ゲルダの術で操られた毒牛頭と毒馬頭に暴言を吐かれた際には『千回くらいひっぱたいてやれ』と冷ややかにキレながら零児に提案した。

ショタコンの気があるのか、零児をボウヤと呼んだり、アクセルやハーケンに気があるような発言をする。
女に弱い2人はノリノリだが、本性を知る零児からはやっぱり嫌われている。


PROJECT X ZONE

遂に脱いだ。ババア無理すんな。
基本的な立場は変わらず、天斎小吾郎達と序盤は敵対し、オロス・プロクスに味方し「百夜・改」を完成させている。
しかしその後オロス・プロクス側との行き違いから逢魔を裏切り自軍に味方することに。当然実際は密かに連絡を取り合っていたが。
ショタコン気質は相変わらずで、カイトぐらいがいいらしい。
リボルバーカノンでのタルカロン乗り込みの際は、途中で8人ほど落下してしまい、仲間を犠牲にしてしまったと落ち込む大神にシリアスに犠牲者数を知らせていた…
が、その8人がどいつもこいつも真っ当でない手段で助かっていた時は珍しくツッコミに回っていた。*1


PROJECT X ZONE2

久々に馴れ合いを捨てた(キャラ辞典にもそういうボイスがある始末)メイン敵として登場。ただしラスボスではない。
相方の逢魔北米支部エージェント・シースのボケボケアメリカン体質に手を焼いている。
各世界の金鎖を回収することで何かを見つけ出すことを狙っているようだが…。

本作での目的は相変わらず世界の統合。
無限のフロンティアEXCEEDで示唆して以来、ゴタゴタ続きで延期に次ぐ延期を余儀なくされていた「百一胎計画」をようやく実行に移す。
最終的に九十九の上半身をもとに生み出した「世界を繋ぐ機械の神」こと「百神」を起動し、森羅との最終決戦に至る。

攻撃・反撃の両方に毒効果があるため、かなり戦いづらい。
反面、シースと異なり状態異常耐性は皆無であるため、崩し・気絶で行動を封じるのが有効。

本作では最終戦にて、長らく謎だった不死身の正体が「肉体の乗り換え」であることが判明する。
これを聞き、小牟はある問いをぶつけた。
それはすなわち、「正護と戦った時に使っていた肉体の正体」。

本来森羅の戦闘技術である「護業抜刀法」を沙夜が使えることと合わせ、当時彼女が使用していた肉体は正護の妻=零児の母ではないかと睨んだ小牟だが、沙夜は答えることなく消滅。
真相は謎のままとなった。


余談

キャラクターの原案は、ナムカプの原型となった企画から存在していたキャラクター案で、当初は味方として想定されていたとのこと。
顔付きを変更して敵にコンバートされたそうだ。




追記、修正よろしくね、ボウヤ達♪

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最終更新:2022年05月06日 12:46

*1 エックス・ゼロ・アリサは自前の能力で滞空、ねねこは今作では普通に浮遊、リュウ・ケンは空中竜巻旋風脚で移動、ゼファー・リーンベルは素で着地。「EOE」はそもそもジャンプの高さと滞空時間が無茶苦茶。