スピード・ウォリアー(遊戯王OCG)

登録日 :2009/06/30(火) 01:28:33
更新日 : 2016/11/15 Tue 16:50:47
所要時間 :約 5 分で読めます





「デュエルとは、死ぬ事と見つけたり……」 byスピード・ウォリアー


スピード・ウォリアー
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/ATK 900/DEF 400
(1):このカードの召喚に成功したターンのバトルステップに発動できる。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで元々の攻撃力の倍になる。


遊戯王OCGに登場するモンスターの1体で、「過労死」の通称を持つモンスター。
STARTER DECK(2008)で初登場したこのモンスターは、元々の攻撃力を倍にする効果を持っている。

「攻撃力が2倍になる」という効果を持つが、実際には効果を使っても攻撃力は1800で、
通常召喚したターンのバトルフェイズの間しか効果が適用されない。

その為、アタッカーが欲しいなら初めから攻撃力の高い下級モンスターを採用した方が良い。

だが、「元々の攻撃力」を倍にするので、元々の攻撃力を変化させる進化する人類と相性が良い。

「進化する人類」を装備する事により、自分のライフが多い時でも効果と合わせて攻撃力は2000に、
自分のライフが少ない時に効果と合わせて使うと攻撃力が4800まで上昇する。

また、緊急同調でバトルフェイズにシンクロ召喚を行う事で、
ジャンク・ウォリアー」の攻撃力を大幅に上昇させる事も可能。


自分のライフが少ない時に「ジャンク・シンクロン」を召喚し、
効果でレベル2を蘇生→二重召喚で「スピード・ウォリアー」を召喚し、「進化する人類」を装備→
バトルフェイズに入り効果を使い「スピード・ウォリアー」の攻撃力を4800にする→
「緊急同調」で「ジャンク・シンクロン」と蘇生したレベル2を素材に「ジャンク・ウォリアー」を召喚


さながら遊星の様なこのコンボで、「ジャンク・ウォリアー」の攻撃力は 7100 まで上昇するのである。

ちなみに、「スピード・ウォリアー+進化する人類」のコンボをデュエルターミナルで不動遊星が使うが、
ライフ3000(第5弾から4000)で始まるデュエルターミナルでは即死しかねないので注意が必要である。

なお、アニメで使用していない「進化する人類」がデュエルターミナルの遊星のデッキに採用されているのは、
このカードや装備カードを相手に移す「イクイップ・シュート」と相性が良いカードだからだろうか。

後にこのカードをサポートするカードとして「リミッター・ブレイク」が登場する。
「リミッター・ブレイク」は墓地に送られた時に、手札・デッキ・墓地からこのカードを特殊召喚出来るカード。

このカードの登場により「リミッター・ブレイク」での特殊召喚を主に置き、
手札に来た時は使いきりの攻撃力1800として使う、という運用もされる様になった。


ちなみにレベル3以下で攻撃力1800になるため、
「レベル制限B地区」や「グラヴィティ・バインド−超重力の網−」を抜けて「ステルスバード」を攻撃する事も出来る。

つまりはこのカードの何が便利かと言われればレベル2で攻撃力1800というステータスが実現できるところである。
相手モンスターへの攻撃とシンクロ召喚に必須のレベル調整が両方できる。そのうえでサポートも多いため器用貧乏にならないのだ。





以上の様に遊戯王OCGにおけるこのカードの使い方を書いたが、
このカードはアニメにおいてその存在をアピールし、視聴者にインパクトを与えたのである。


このカードは遊戯王5D'sの主人公の不動遊星が使用するモンスターの1体として登場。
攻撃力の低い遊星のデッキにおける主力アタッカーとして登場している。

が、このカードの驚くべき所はその登場回数で、一期において召喚されていないデュエルはかなり少ない。
また、一度召喚された後も他のカードの効果で何度も何度も特殊召喚され、墓地へ送られている。


初登場は遊戯王5D's第1話の「遊星vs牛尾」で、牛尾の召喚したモンスター「アサルト・ガンドッグ」を破壊するが、返しのターンで「手錠龍」に破壊される。

その後、「エンジェル・リフト」によって蘇生した後に「ジャンク・シンクロン」と共に「ジャンク・ウォリアー」のシンクロ召喚の素材となり、
更に「Sp(スピードスペル)−ヴィジョンウィンド」の効果により蘇生され、「ジャンク・ウォリアー」の攻撃力を上昇させた。

「遊星vsボマー」戦では通常召喚、「リミッター・ブレイク」、「ジャンク・シンクロン」の効果、罠カード「シンクロ・スピリッツ」によって
合計4回もフィールド上に召喚および特殊召喚され、遊星のライフポイントを守り抜いた。
この時のデュエルではその余りの扱いの酷さに多くの視聴者が「もう休ませてやれよ……。」と思ったとか。


召喚されたら直ぐに墓地へ送られ、その度に「ジャンク・シンクロン」や「エンジェル・リフト」等の
様々なカードによって蘇生されて、また墓地へ送られる……。

アニメでのその扱いは正に「 過労死 」であり、「ジャンク・シンクロン」、「くず鉄のかかし」等と共に遊星の代表的カードとして無くてはならない存在になっているのである。

攻撃名は「ソニック・エッジ」。
コックさながらの蹴り技を繰り出す。
某巨乳格闘捜査官を思い出す者もいるだろう。
基本的に原作画の第一話での攻撃シーンがバンクとして使われることが多いため、攻撃力1800とは思えないほど迫力のある攻撃になっている。


アニメ中盤ではその役目をマックソマックス・ウォリアーに譲ることもあるが、やはり使用頻度の高さは変わらず、
また低レベルゆえに蘇生される機会も多く、最終的にはジャンク・ウォリアー等のシンクロ素材となっていることが多かった。


その後、WRGP初盤以降彼は登場しなくなったため、
巷では「まさか本当に過労死?」とか「過労死さん休暇楽しんでいるかい?」などといろいろネタにされていた。


大会中には彼の代役的なモンスターも出たが……

ダッシュ・ウォリアー
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 600/守1200
このカードが攻撃する場合、ダメージステップの間
このカードの攻撃力は1200ポイントアップする。

アニメでは攻撃力が3倍になる効果だったがOCGでは再現されないと言う。
しかも、この代役が出たのはたったの一回だけで姿を消した。


そして記念すべき最終話である154話にて完全復活!!パーフェクト城之内様だぜ! 前述の議論の答えはどうやら休暇のようだ。

残念ながら従来のコンビでシンクロ素材にはならなかったが、
遊星たちが今まで愛用していたモンスターたちが力を与えるという描写上 これでよかったのかもしれない。
ロードランナーは遊星にいやな顔されたりしていたとか言ってはいけない

最終回ポッと出のソニック・ウォリアーまで遊星の愛用カードに含められていたのは 気にしてはいけない


世間ではコアなファンがいてアニメオリカの革命-トリック・バトルがOCG化されることを祈りつつ、
タッグフォースで彼を活躍させるデッキを作っているとか、いないとか。







ちなみになぜか映画の本編にはでないのに、エンディングクレジットでパラドックス戦で登場したカード(コンボ)が流れる中で 未登場のこのカード が登場。
おそらくだが途中描写が無かった序盤の決闘でジャンク・ウォリアーの素材にされたのだと思われる。
だが、逆に当のジャンク・ウォリアーが 登場していない という 謎仕様





そしてアニメも終わり三年後の2014年、とあるモンスターが登場した。

ラッシュ・ウォリアー
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 300/守1200
「ラッシュ・ウォリアー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「ウォリアー」Sモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ倍になる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「シンクロン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

その姿はスピード・ウォリアーにそっくりだが、 全身が金色に輝いている
幾度もの過労死を乗り越えた先についにオーバートップクリアマインドの境地に到達したのだろうか。

その効果は手札誘発でシンクロウォリアーの攻撃力を倍化するという非常に強力な物。
最早フィールドに出る事さえ無く墓地に行ける

墓地に行った後は自身を除外し他のシンクロンを回収し代わりに過労死させることが出来る。
自身を除外するのは最早過労死するのは嫌だと言うせめてもの抵抗なのだろうか……。

ちなみにジャンク・シンクロンだけでなくデブリ・ドラゴンにも対応するステータスになっており、
元々上記二体と相性の良いボルト・ヘッジホッグを組み合わせるとスターダスト・ドラゴンを出せる。


追記、修正は墓地と場を行ったり来たりしながらお願いします。


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