チェ 28歳の革命/39歳 別れの手紙

登録日 :2011/11/27(日) 00:55:06
更新日 : 2017/03/25 Sat 15:32:55
所要時間 :約 3 分で読めます




世界のどこかで、誰かが被っている不正を、心の底から深く悲しむ事の出来る人間になりなさい。
それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。


別れの手紙より







『チェ』(Che)は、革命家チェ・ゲバラの半生を描いた、2008年のアメリカ・フランス・スペインの合作伝記映画。

監督:スティーブン・ソダーバーグ
主演:ベニチオ・デル・トロ
日本語吹き替え

バティスタ独裁政権をカストロと共に倒すキューバ革命までを描いた『チェ 28歳の革命』(The Argentine)と、
ボリビアでの敗北と処刑までを描いた『チェ 39歳 別れの手紙』(Guerrila)の二部作に分けられている。



『チェ 28歳の革命』
1928年、アルゼンチンの裕福な家庭に生まれたゲバラ。

未熟児で生まれ喘息を患いながらも、活発で勤勉な少年時代を過ごす。

ブエノスアイレス大学医学部へ入学し医師を目指す傍ら、ゲバラは南米をバイクで旅をする。

そこでの見聞、そしてフィデル・カストロとの出会いがゲバラを革命家としての道を歩ませる―



『チェ 39歳 別れの手紙』

キューバ革命成功後、カストロらと共に政権要職に就いたゲバラ。

アメリカとの対立が深まる一方で、その自他共に厳しい姿勢が災いし、カストロ政権から姿を消す。

「政治家」から再び「革命家」へ。
紆余曲折を経てゲバラが新たな戦いの地に選んだのは、レネ・バリエンデス将軍の独裁政権に喘ぐボリビアであった―


【余談】
  • 国連での演説
「その叫びとはこうだ"祖国か死か!"」
この作品ではゲバラが国連で演説した実際の映像を見ることができる(白黒)。
彼は野戦服で演説に望んだ。

  • 日本来訪と献花
ゲバラはキューバ革命政権樹立後、外交官として日本に訪れている。
広島の原爆慰霊碑へ献花した彼はこう述べた。

「なぜ日本人はアメリカに原爆投下の責任を問わないのか」 と。

当時、東西冷戦の真っ只中であり、ゲバラの発言の是非は別れるものの、当時は西側陣営だった日本に来訪し献花してくれたゲバラにはありがたく思う。

今なおキューバでは初等教育で広島と長崎への原爆投下について教えている。
このチェ・ゲバラだが、人気ゲームソフト「メタルギアソリッドピースウォーカー」でも革命のことからかなり詳しく語られているため、
やってみるとなかなか面白いためオススメする。


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