アクセル=ロウ

登録日:2011/01/19(水) 22:50:18
更新日:2024/02/12 Mon 20:13:37
所要時間:約 7 分で読めます




楽しくやろうぜ?



アクセル=ロウ(AXL LOW)
CV:難波圭一

身長:179cm
血液型:B型
体重:78kg
出身:イギリス
誕生日:12月25日
アイタイプ:青
趣味:ビリヤード、地図集め(GGXrd)
大切なもの:昔の時代にいる彼女(めぐみ)
嫌いなもの:説教、人の死(GGXrd)


終戦管理局報告書:第5470号

当該個体は、20世紀より時空跳躍を遂げ、現代に現れたと自称している。
確度の低い情報ではあるが、当該個体が未来、過去に関する重要情報を持ったていた事例は、いくつか確認されている。
自己流だが、火の法力を使いこなす。高い身体能力を持ち、第二次聖騎士団団員選考武道会にも出場を果たした。
秘匿情報の独占を守るためにも、当該個体の早期獲得と情報抽出が必要とされる。
それを考慮して、危険度認定はA+とする。

RiskRating : A+


本来は20世紀の人間だが、ある時から自分の意思とは関係なくタイムスリップしてしまう体質になってしまい、ギルティギアシリーズの舞台である22世紀へとやってきた。
武器の鎖鎌は、通常鎖鎌は片方が分銅になっているのだが、アクセルが持つものは両側が鎌になっている。
火炎のような攻撃を繰り出すこともできるが、これは22世紀に来てから火の法力を自然と習得していたらしい。


イギリスのスラム街で生まれ育つ。
ギャングの抗争が絶えず、毎日のように誰かの命が失われる環境で育ったためか「死」を何よりも嫌う。
やがて彼は抗争を止めるために行動を起こす。
銃弾を回避するほどの高い身体能力を使い、わずか半年で一人の死者も出さずにギャングを制圧、街に平和をもたらした。

その後に前述のようにタイムスリップ体質になる。
ストーリーモードでは恋人のいる元の時代に帰るべく様々な時代の様々な場所で戦いに身を投じる。


……と、バックストーリーはなかなかシリアスだが当の本人はいたっておちゃらけた楽天家。
体質のせいでいろいろと酷い目に会っているが「女の意地悪は男の甲斐性、運命の女神はよほど俺に気があるらしい」とまで言ってのける。

実際は物事を冷静・的確に分析できる能力を持っているが性に合わないのでアバウトに行動してアバウトに事態を解決する。
また、ジョニーに負けず劣らずのナンパオで、対戦相手が綺麗な女性と見るや口説きにかかるが、本質的には恋人・めぐみ一筋であり、他の女に本気になることはないらしい。
そのせいか、相手からは全員オコトワリされている。ミリアに至っては「嫌らしい目で私を見るな」と侮蔑される始末。


アクセルがタイムスリップする原理は「同じ時代に同一存在がいると、斥力が働いて片方が時間移動をして離れていくから」と解説されている。
ちなみに体質が戻るまで不老らしい。


ソルとはいろいろな時代で出会い、旦那と呼んで慕う。
対戦前の掛け合いではソルもいつもよりフレンドリー。
Xrdではささやき戦術として学生時代の恥ずかしエピソードらしき言葉を容赦なく浴びせかける。
「二回目の免許の写真!」「デート遅刻の言い訳!」「酒を飲んだ初日!」「小説で泣いちゃった時!」「満点取って小さくガッツポーズ♡」
もっとも人ならぬ存在になったソルにとっては忘れたい記憶かもしれないが

ストーリーで関わりの強いキャラはイノである。
ソルと同じくタイムスリップした先々で見かけるため、体質の謎のヒントを得るため彼女を追っていた。
出会った際にはセクシーさを褒めてアプローチしているが全く相手にされていない。
Xrdではイノが本性を晒す数少ない相手となっており、ストーリーでも二人で話し込む場面が見られる。
完結作であるストライヴでは二人の真の関係が明らかになった。

なお、レイヴンはGGXXのストーリーモードからアクセルのタイムスリップの原因であるような描写がされていたが、後に石渡氏は「レイヴンがアクセルの同一存在だと言った覚えはない」「(同一存在は)意外な人物」と発言、この関係を否定しており、現在両者に特に関係はない。
家庭用GGXXのストーリーモードに石渡氏が関わってないからか、それとも無かったことにしたのだろうか?
これに関しては『GGXrdR2』で明確な答えが出た。レイヴンでないことだけは確かである。

クリフとも面識があるようである。
ちゃらちゃらした性格と鎖鎌という「回りくどい」武器から闇慈梅喧のような一本気な連中からは嫌われている。

金髪ロングをバンダナでまとめ、デニムファッションに身を包んだイケメンであるが、作品ごとにその見た目は大きく異なる。
まず初代。半袖シャツに半袖のジャケット、そして短パンに筋肉ムキムキ体型と、まるで盗賊のようなワイルドな出で立ちであった。
GGX・GGXXではユニオンジャック柄の長袖シャツに長ズボンと露出度が低くなり、またかなり細身な体型になり初代と比べてかなり別人になっている。こっちが馴染み深いため初代の見た目は大いにネタにされた。
GGXrdでは初代以来の短パンスタイルが復活。 筋肉質なナマ足が目に留まる一方、上半身は長袖のジャケットにへそがちらちら見えるタイ付きのシャツと、初代とGGX時代を足して2で割ったようなスタイリングとなっている。
また、ストライヴではまたまた長ズボンスタイルに回帰。黒のバンダナとカーゴパンツ、ジャケットは赤のチェック柄に白色の袖、インナーが青のノースリーブと4色基調のカラフルなスタイルとなった。ジャケットの背中には時計の柄があしらわれている。


名前の由来はロックバンド・GUNS N' ROSESのボーカリストのアクセル・ローズ。
某敵スタンド使いと共通した名前の由来を持つが、あちらがキャラ名(とスタンド名)を拝借しているのに対し、こちらはその容姿も(若い頃の)アクセル・ローズそのまんまである。
また、ゲームにおける性能については餓狼伝説ビリー・カーンに大きく影響を受けていると思われる。
(それを示すようにプロフィールの出身地・誕生日・身長・体重・血液型がビリーと同じ)
なお、「難波圭一さんが声を当てるキャラ」という着想からアイデアが膨らんだキャラであるという。実際、恐ろしくハマり役。
(元ネタの一人であるビリーも、スポットだが難波圭一氏が声を当てた事がある)


【性能】
武器が鎖鎌なため通常技のリーチが他キャラと比較にならないほど長い。
Pボタンが鎌を使うため、牽制技が長くて高威力。その割には(技にもよるが)判定面でもそれなりに強い。
また、ノーゲージで使える無敵技や当て身技を持ち、地上ダッシュ・空中ダッシュもそれなりのスピードは有しているため、この手のキャラにありがちな「機動力の低さ」「接近戦の弱さ」もある程度改善されている。
玄人向けながら、慣れれば比較的どんな相手にもオールラウンドに戦える。
連続技の火力は割と出る方なのだが、高火力を目指すとレシピとして「タメ技」・「空中ダッシュ」・「(低空)アクセルボンバー」などを駆使しなければならないことが多いため、難易度が割と高く安定させるまで相当の練習が必要になる。
キャラランクでは下位~中堅~中堅上位といったところだが、調整に強さが左右されることが多い。

欠点は、『本体とは別に動ける飛び道具類がなく、立ち回りが直線的になりやすい』上に『全体的に技の硬直が長いため小回りがききにくい』、そして強みである遠距離戦においても『動きを読まれた時に近寄られやすい』点。
また、さきほど長所として火力が高いことを挙げたが、あくまでも「リーチの長いキャラとしてはなかなか」というだけの話であり、パワフルさを備えたスタンダード寄りのキャラ(ソルの旦那とか)と比較すると明らかに物足りなさを感じてしまうので、あまり過信しない方がいい。
また、「セットプレイから一気に試合を決める」展開がありがちなギルティギアにおいて、攻め継続手段や強力なガード崩し手段が少なく、飛び道具でガードを強制できないアクセルのそれは、ギルティギアでは珍しいくらいに低い。
そのリーチから立ち回り自体は強力なのだが、ダメージの取り方にどうしてもリスクが生じてくるのが悩み所でもある。

単純にスピードが速いミリアやチップには対応しづらく、対策のできた相手に対しては非常に相性の悪い立ち回りを強いられる。
自分のリーチより離れた距離から出される飛び道具にも弱く、ダメージを受けても画面に残り続ける飛び道具を利用した立ち回りができるヴェノムは、アクセル自体機動力が高くないことも相まって非常に苦戦する不倶戴天の敵と言える存在である。
数値の上ではそう悲観する程度じゃないかもしれないが、平均以下の防御力(大体メイやジャムくらい)、そして小回りのきかなさのせいで、懐に潜り込まれたときなどに数値以上に守備が手薄に感じてしまいがち。
弁天刈りがあるため近寄られても切り返す手段はあるのだが、Pのリーチが長いため最速となる技の発生が遅めで、バックステップも性能が低い。やられ判定と重量が絶妙な(コンボの的として)ため、コンボを食らいやすいのも地味に痛い。
伸ばした鎖にもやられ判定が出るものがあり、これが大逆転を食らう大事故に繋がる可能性もある。

最新作であるストライヴでは、初代からあった弁天刈り・天放石・雷影鎖撃といった技が削除され、「純粋に遠距離戦に特化したキャラクター」としてリニューアルされた。
さらに新たな覚醒必殺技「ワンヴィジョン」は、時間停止により相手を無防備にするというとんでもない技である。勝手にタイムスリップする体質に悩んでいたはずの彼がなぜこのような能力を手に入れたかはXrd REVELATORのストーリーを確認してみよう。

【必殺技】
  • 鎌閃撃(4タメ6+S)
しっかり防ぎなよ!

鎖鎌を伸ばす飛び道具。曲鎖撃、旋鎖撃に派生可能。
アクセルの主力となる長距離攻撃技。GGXX時代から3ヒットするようになり、当てた時のヒット感が気持ち良い。
またGGXX時代ではFRCが可能であり、これを使ったコンボがアクセルの主なダメージ源となっていたのだが、無印GGXXの頃は猶予1Fと安定困難な高難度だった。(次のバージョンから2Fに変更)
Xrdではロマンキャンセルのシステム変更により安易にコンボに組み込むことはできなくなったが、それでも黄色RCにより本体の隙を消しながら飛び道具を出すのは非常に強力である。
ストライヴではリーチがさらに伸び画面端まで届くようになったが、反面発生が遅くなっており、遠距離用の技としての役割に特化されている。

  • 曲鎖撃(鎌閃撃中に8or9入れっぱなし)
投げた鎌を弧を描くようにして手元に戻す。
要するに鎌閃撃の上を避けた相手に攻撃することができる非常にズルい技なのだが、そこまで読まれていると曲鎖撃も避けられて反撃を食らうので要注意。
ACPRでは曲鎖撃を単発で出せるフォースブレイクが追加された。
ストライヴでは見た目が大振りになった反面攻撃判定が大幅に小さくなり、先端付近で飛んでいる相手にしか当てられなくなった。また、当てた相手を引き寄せる効果がある。

  • 旋鎖撃(鎌閃撃中に2or3入れっぱなし)
鎖鎌を戻して眼前で回転させる下段技。多段ヒットする。
主に鎌閃撃を当てた後の追撃として使うが、鎌閃撃が先端ヒットだと拾いきれないことがある。
また、鎌閃撃を防いだ相手が近付こうとした所にこの技が刺さることもある。

  • 鬼灯(鎌閃撃中にS)
ストライヴの新技。伸ばした鎖鎌から火の法力を爆発させる。
鎌閃撃を相手に当てた後はこの派生を出せば追加ダメージ等が見込めるが、曲鎖と同様伸ばした鎌の先端部分にしか攻撃判定がない。
なお、派生するタイミングを遅らせると爆発が大きくなり攻撃力がアップするが、鎌閃撃から連続ヒットはしなくなる。鎌閃撃をガードして動き出そうとした相手に当てるように使う。

  • 弁天刈り(623+S)
弁天様ぁ!

弁天様の威光を発しながら繰り出す近距離攻撃。出掛かりからの無敵時間があるため接近された場合の切り返しに役立つ、アクセルの防御面を支える必殺技。
作品ごとに技の見た目が大きく異なっている。
GGX・GGXXの頃は鎖鎌を交差させて切るモーション。S版とHS版がある。
S版は発生がかなり早い。攻撃発生とともに無敵は切れるが、逆にそれが相打ちを誘発しやすく、相打ちでカウンターヒットを取れば追撃可能という優れた性質も持つ。
HS版は交差させて切る動きの後に鎖鎌を上に伸ばして攻撃する。さらに追加入力することでアクセルボンバーで追撃することもでき、全て当てたときの威力は高い。
GGXでは長い全身無敵時間を持ち、S版ではなくこちらが切り返しとして用いられていたのだが、GGXXからは打撃無敵が無くなったためもっぱら追撃も含めてコンボ用の技として使用される。
後にS版の無敵時間が弱体化され上半身無敵のみに、逆にHS版には下半身無敵が付いたりしたが、切り返しとして使われるのはS版である。
XrdではS版のみとなり、目の前で鎖鎌を振り回し、盾のような炎を発するモーションに変更。
飛び道具を消しながら攻撃できるようになったが、発生は遅めになった。
Xrdになって後述する蜂巣箱が無くなったため、この技に頼る機会も多くなっている。
そして初代だが、斜め上に鎖鎌を投げつけるというものだった。
GGX以降、この動きはしゃがみSとして取り入れられ、アクセルを象徴する強力な通常技対空となっている。
頼りになるあの技は先代の弁天刈りだったのである。
余談だが、Xrdの海外版での名称は「アルテミスハンター」である。神様が変わってるし刈りじゃなく狩りになってるし
ストライヴでは削除された。代わりに特殊技・前パンチのモーションがXrd時代の弁天狩りに近いものになっている…ように見える。


  • 天放石(214+PorK)
注意一秒ケガ一生!

当て身技。相手の攻撃を取ると、相手をロックして確定ダメージを与えられる。
初代・GGXではただ投げ飛ばすだけだったが、GGXX以降は自分のバンダナを相手の顔面に被せ、視界を奪いながら鎌で切り付ける演出に変更された。
P版は立ちガード可能技を、GGXX以降に追加されたK版はしゃがみガード可能技を取れる。ただし飛び道具に対しては無力。
当て身判定の発生は早めなので反撃技として使える。作品によっては追撃可能な場合もある。
大きな大会などでこの技を決めると、やたらギャラリーが湧く。


  • 雷影鎖撃(623+K)
カリアゲ決定!

飛び上がって相手の頭上から攻撃する奇襲技。

初代では画面外まで飛んでいき、鎌を回転させながら降ってきて攻撃するというものだった。
降ってくる位置は左右調整可能なのだが、タイミングが遅く変えられない上に攻撃が終わった後の隙が大きいためなかなか使いづらい性能だった。
後に着地したタイミングでFRCで隙消し可能、落下タイミングも早められるようになり使いやすくなった。
こちらはコマンドが63214+HSだったため、HS雷影と呼ばれる。

GGXでコマンドが63214+Sの別バージョンが追加。こちらはS雷影と呼ばれる。
宙返りしながら斜め前方に飛び上がり、斜め下方(飛び上がる前にいた方向)に向かって鎌を伸ばすというコンパクトな動きになった。
相手の背後に行ってから攻撃する軌道のため、ガード方向が逆になり相手を幻惑させられる。
通常ヒットでもダウンを奪えるが、カウンターヒットさせると追撃可能となるため、相手の動きに合わせて当てることでリターンが高くなるという反撃技としての性質も持っている。
XrdではHS版が削除され、雷影鎖撃という名前の必殺技は従来のS版のみとなった。
加えて、バージョンアップ版のREV2ではコマンドが623+Kに変更され、通称「S雷影」と呼ばれている技だがコマンドはSボタンを使わないというなんとも微妙な現状となっている。

余談だが、GGXX時代ではHS版のRCやFRCを使用した裏表、中下段、投げ当て身ガー不を使った「ツンデレストライク」と言う回避困難な崩し技術が存在する。
命名者いわく「裏表の二択に、中下投げ羅鐘の四択に、俺の魂とキットカットを加えて16択です!」
因みに名前に意味はないらしい。


  • 陽舞(6+HS)
喰らいなぁ!

小さく飛び上がりながら鎌を振り下ろす攻撃。
正確には必殺技ではないのだが、初代から名前が付いている特殊技であり、ギルおじ古参プレイヤーからはこの名前で呼ばれることもある。
やや見切られやすいが、近づきながら当てて有利の中段技で、接近しての攻めにおける主力技となる。
また、飛び上がりながら攻撃するため低姿勢の攻撃を避けられることや、上側への判定が強いことを活かしてカウンターを取ることも可能。カウンターを成功させた時のリターンは大きい。
読み方は「ようまい」である。


  • 羅鐘旋(41236+HS)
天国へご招待だ…YES!

GGXから追加された、遠距離の相手を攻撃するガード不能技。
GGX・GGXXでは青く光る鎌を、Xrdでは回転する鎖を投げつけ、それが当たると相手を捕縛、その鎖を画面外のどこかに引っ掛けて、吊るされた相手を爆発してダメージを与える。
一連の流れは必殺仕事人をイメージしてもらえばいい。
発生が遅いため非常に見切りやすく、当てるのにはコツが必要。
アクセントコアでは投げる前にPボタンを押すことで何も投げずにフェイントを仕掛けることができる。
当初は鎌閃撃と同じくタメ技(4タメ6+HS)だったが、Xrdでコマンド技に変更された。


  • アクセルボンバー(空中で623+HS)
ドッカァ~ン!

GGXから追加された。炎を纏って斜めに飛び上がる。名前からして斜め上にラリアットをしている模様。
主に空中コンボの締めに使用するのだが、画面端ではこれを連続して当てる通称「爆コン」がアクセルの大ダメージコンボである。
アクセントコアでは地面への突進技に変更された。画面端以外ではコンボとして使いにくくなったが、着地タイミングずらしや崩し技(中段)として使えるようになった。
従来のものはフォースブレイクとして登場。動作後に再行動可能なためさらに追撃を加えることができる。
Xrdではアクセントコア以前のものに戻っている。
ストライヴでは鎌閃撃と並ぶ過去シリーズから引き続き使える必殺技である。当初はコマンドはそのまま・低空で出すという使い方もそのまま(お陰で上級者もよくミスっている)だったが、「令和じゃない」と判断されたのか後にコマンドが簡単な波動コマンドに変更されている。


  • 蜂巣箱(623+P)
いい感じだろ?

GGXXから追加された当て身技。鎖鎌を収納したスティックを構え、飛び道具を含む立ちガード可能な技を防ぎ、攻撃を受けるとスティックをスイングして反撃する。技名は蜂の巣を突っついた相手が痛い目に遭うという事であろうか。
天放石と違って当身を成功させても打撃部分が必ず当たるとは限らないが、打撃部分は発生が早い上にガード不能なため当てやすい。
しかしソルのVVなど多段技を相手にすると、1段目に対して当身判定発生→打撃判定発生前に2段目を食らう、などという事態になるので注意。
打撃部分がカウンターヒットすると壁バウンドを誘発するため、追撃可能。
ACPRでは性質が大きく変更され、当身部分はいわゆるガードポイント技に、また攻撃を受けても受けなくても打撃部分が出るようになった(打撃部分はガード可能)。
Xrdでは削除されてしまい、その存在を惜しむアクセル使いは非常に多い。


  • 虚空撃(空中で63214+S)
回すぜ!

GGXXスラッシュから追加。9時から3時方向に向けて大きく鎌を回す空中技。
対空潰し、受身狩り、空中コンボの締めなどに。
空振った場合はFRCで隙を消しておきたい。
また、HS弁天刈り派生アクセルボンバーからさらに派生でこの技を出すことも可能。
こちらもXrdでは削除された。


  • 鷂の構え(63214+HS)
こいつを使うか…!

Xrdからの新技。その場で鎖鎌を振り回す構え。はいたかのかまえと読む。
構え中にP・K・Sでそれぞれ上段・中段・下段へ、鷹匠が鷹を飛ばすように鎖鎌を投げつける。そのリーチは画面端の逆側の端まで届くほど。判定は全て上段扱いなので立ちガードだろうが、しゃがみガードだろうが全部ガードできる。
連続で6回まで飛ばすことが可能。6回飛ばす前でもHSで構えを解除できる。

アクセルの特徴であるリーチの長さにフォーカスして作られた新技だが、当初の性能は賛否両論が激しかった。
まず一発でも当たればダウンしてしまうため、派生攻撃を当てた後にもう一度構えることが可能となる。
さらにガードすると削りダメージが入り、あとの段数になるほど削りダメージが倍々で増えていく(6段目を当てると削りダメージが1段目の6倍)。
全てガードして凌いでも構えが終わるだけで再び長いリーチで追い払われたらもう一度ハイタカ…と、これだけで初心者は手も足も出ないほどのXrdの新技の中でも屈指の「分からん殺し」「初心者殺し」の技として有名。
返し方や避け方を知らないとこの技だけで詰むし、せっかく興味を持ってくれたのにゲーセンから去っていっちゃった初心者も少なくない。
「アクセルの喰らい判定が、攻撃判定が出る前に画面端に届くほど出ている」ことを利用し、「ガード後かガード直前に、発生の速い小技を出して止める」のが基本の対処。

そんな性能の為に当然ながら大不評。REV2では性能が大幅に変更された。
鎖の先端に喰らい判定が無くなり攻撃で止められにくくなったが、一度でも派生がガードされるか空振りするとその時点で構えが強制終了するため、遠距離から延々と削り殺されることは無くなった。
代わりに派生を出さずに一定時間溜めておくと、Yes!という文字が出現。この状態だと次に出す派生がガード不能になる。ただしYes!と出るまでの時間は非常に長いため、簡単にはガード不能は成立しない。
また、構えが成立するまでが早くなったため立ち回りでも使いやすくなった。

  • 蝸牛(214+HS 空中可)
狙い撃ちだ!

ストライヴの新技。鎖鎌を振り回す攻撃技で、地上版は逆時計回りに振り上げ・空中版は時計回りに振り下ろす。
ACPRを遊んだプレイヤーであればFB曲鎖撃、虚空撃をイメージするとわかりやすい。
地上・空中を一度に攻撃できる技であり、遠距離特化になった鎌閃撃に代わる取り回しの良い必殺技。
ただし内側への判定が薄く、攻撃後の硬直も長めなので間合いを図らないと空振りしたりガードからの確定反撃をもらうこともある。

  • 潦(214+S)
しつこいね…!

ストライヴの新技。読みは「にわたずみ」。バックジャンプしながら斜め下に鎖鎌を投げつけて攻撃する。
過去作のS雷影鎖撃を防御用にアレンジしたような性能。ガード崩しはできないが、比較的安全に間合いを離すことができる。
接近された時の切り返しには使いづらく、雷影と違って位置を入れ替えできないため端に寄られると下がれなくなる点にも注意。

  • 冬蟷螂(41236+HS)
ボンバー!

ストライヴの新技。読みは「ふゆいもじり」。鎖鎌を遠方に投げつけてから高速で引き寄せ、引っかかった相手に向かって走り込んでボンバー!とラリアットを決める。
羅鐘旋に代わるガード不能技。主な違いは相手との距離が離れているほど発生が早くなる点で、立ち回りで引っ掛けやすく改良されている。
また、終わり際(近くにいる相手)を当てると地上ラリアットの代わりにアクセルボンバー(この技もラリアットだが)で攻撃し、ダメージが上昇する。

【覚醒必殺技】
  • 百重鎌焼(2363214+HS)
燃えちまえよ…喰らいな!

読みは「びゃくえれんしょう」
炎を纏った鎌を弁天刈りのように自分の周囲を回して後、鎌閃撃のように投げる覚醒必殺技。
無敵が長いので割り込みやリバサに。また、鎌閃撃のように炎の鎌を投げる部分をうまく当てると多段ヒットして非常に威力が高くなる。
最初の弁天刈りが空中ヒットor遠すぎると鎌閃撃部分が綺麗に当たらないことがある。

  • 白波の焔(蜂巣箱中に421+P)
温まりな!

蜂巣箱からの派生技。蜂巣箱の当身部分を成功させると蜂巣箱の動作中任意のタイミングでコマンドを入れて発動させられる。
鎌を左右に伸ばしてから頭上で交差させて爆発させる。ヒット後は空中コンボでさらに追撃可能。
アクセントコアからはFB技に変更され、拾い損ねがほぼなくなった。
金アクセルは蜂巣箱に成功すると自動+ゲージ消費なしで白波の焔が出る。

  • 鰄夜煌(214214+S)
こっち来なぁ♪

Xrdの新技。かいらぎやこうと読む。
鎖鎌を前方に飛ばしてから引き寄せる二段攻撃で、超鎌閃撃のような位置づけ。Get over here!!
無敵時間は無いが、リーチの長さの割にしゃがみPから通常ヒットで繋がるほど発生が早い。
ヒットさせると相手をよろけさせたまま引き寄せるためさらにコンボで追撃可能。
硬直が少なくガードさせて有利であり避けられても相手の動きに対応できる。
REV2からは引き寄せ部分で空中の相手も引き寄せて追撃できるようになった。
強制補正が付いているためコンボダメージがあまり伸びない事もあって見た目はやや地味だが、50%使うだけあって至れり尽せりの高性能技。

  • ワンヴィジョン(632146+P)
裏技行くぜ!

ストライヴの新技。時を止めて相手を無防備な状態にすることができる、ストライヴにおけるアクセルの目玉とも言える技。
発動時のモーションは時止めで有名なこの人で、技名はQUEENの楽曲から(邦題は「ひとつだけの世界」)
まずコマンドを入れゲージ50%を消費して発動すると準備状態に入り、もう一度コマンドを入れると時止めが発動する。
この時止めは全画面への攻撃判定であり、相手がガードしていたり無敵時間中だったりした場合は時止めは無効化される。また発動は1回の準備につき1回限りで、また発動しなくても時間経過により準備状態自体が取り消しになる。
時止めが発動すると数秒ほどアクセルのみが自由に動ける状態になり、その間攻撃を当て放題。時間が動き出し始めると当てた攻撃の通り相手が吹き飛び、またアクセル側に時間停止終了時の硬直もないため、そこから拾ってコンボを繋げることも可能。
必殺技を含めた様々な技をキャンセルして時止めを発動することもできるため、ストライヴのロマンキャンセルシステムと相性が悪い遠距離戦のリターンをロマンキャンセルの代わりに跳ね上げる役割をも持つ。



【一撃必殺技】 
  • 鎌閃奥義・亂髪(236236+HS)
Have a nice day!!

かなり読みづらいが「れんせんおうぎ・みだれがみ」と読む。
足元に鎌で陣を敷き、攻撃判定に触れると演出に移行。周囲から鎖鎌を伸ばし、相手を絡めとりながら爆破。
全キャラ中唯一初段が下段判定なのでそれを知らない人は当たっちゃう……かもしれない。
まぁ実戦では狙わないのが無難。

なおGGXX(無印)ではストーリーモードでこの技をソルに当てないと行けない分岐ルートがある。
外したりガードされたらワザとやられてコンテするか普通にソルを倒すしかないが、ストーリーの都合でここは一撃必殺技を決めるまで対ソル戦が無限ループする仕様であり、はっきりいって地獄。

  • 鋺烈火
悪く思わないでよ?

Xrdの一撃必殺技。かなまりれっかと読む。
攻撃モーションは百重鎌焼の出掛かりだが、この動きはGGX時代のS版弁天のもの。
他のキャラ同様に始動技ヒットで演出に移行。
相手を鎖で何重にも縛りつけ、爆破する。地味…とは言ってやるな。


【今は影も形もない初代ギルティギアの必殺技】

  • 怒突
屈んで前に滑りながら頭突きする。当たった相手はダストアタックを食らった時のように吹き飛び、ホーミングジャンプで追いかけることも可能。
GGX以降は削除されたが、EXキャラの必殺技として登場している。
読み方だが、初代ギルティギアの説明書に「どとつ」とルビがふってある。

  • 鷹爪連塵(鷹爪連斬)(63214+K)
初代ギルティギアの隠し覚醒必殺技。連続で打撃を加えて最後は怒突で吹き飛ばす(ホーミングジャンプも可能)乱舞技。
…なのだが、なんとこの技 当たっていても途中で連続ヒットが途切れてしまう という前代未聞の致命的な欠陥がある。ゲージ使って適当に技を振っているだけ。
当然、使用には堪えないずっと隠れていて欲しかった技である。
GGX以降は削除されたが、EXキャラでは覚醒必殺技「鷹爪連斬」として登場。
こちらは最後まで連続ヒットし、最後の怒突でダストアタックに移行できるので十分に使える技になった。



追記・修正は一人の死者も出さずにギャングを制圧してからお願いします

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最終更新:2024年02月12日 20:13