機巧少女は傷つかない

登録日:2011/03/27(日) 00:43:43
更新日:2023/11/01 Wed 20:02:38
所要時間:約 6 分で読めます




機巧魔術―それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。

レーベル:MF文庫J
著者:海冬レイジ
イラスト:るろお <控えめの君臨者>

全17巻

【あらすじ】
機巧魔術の最高学府である英国ヴァルプルギス王立機巧学院では、人形使いのトップ「魔王」を決める戦い、通称「夜会」が開催される。
そして今、二つの影が学院の門をくぐった。日本からの留学生・雷真と、そのパートナーたる少女型人形の夜々である。
「夜会」参加資格を得るため、雷真は参加予定者との決闘によりその資格を奪おうとする。
標的は次期魔王有力候補で、暴竜の異名をもつ美少女・シャル! しかし雷真が彼女に挑んだところ、思わぬ邪魔が入り……?

(1巻あらすじ引用)


【登場人物】(CV:ドラマCD、TVアニメ共に同じ)
◆赤羽雷真(CV:下野紘)
本作の主人公。
一族を皆殺しにした兄を殺すために花柳斎の狗となって夜会に参加する。
成績は1236人中、1235位だが、人形使いとしては天賦の才を持つ。
夜会の登録コードは<下から二番目>(セカンドラスト)
好きなタイプは「豊穣なる女神の谷間を持つ女性」
「何度でも言ってやる。あんな風船みたいな胸、まったく興味はな……い」

◆夜々(CV:原田ひとみ)
ヒロインその1
雷真の自動人形で、花柳斎ブランドの<雪月花>の<月>の禁忌人形。つまり、三姉妹の次女。
名前の読みは「やや」だがファンからは「よるよる」の愛称でも親しまれている。
容姿は黒髪の可憐な少女……ではあるが物凄く嫉妬深く、思い込みが激しい
華奢な外見に反してパワーが強い
事ある毎に、雷真のパンツを脱がしてニオイで確認しようとしたり(未遂)、何かと暴走する。
「夜々かわいいよ夜々。夜々かわいいよ夜々。世界一かわいいよ」



◆シャルロット・ブリュー(CV:高本めぐみ)
ヒロインその2
学院の二回生にして夜会のトップランカー<十三人>の一人。
元貴族、姉、貧乳、虚乳、金髪、ツンデレ
周囲との関係を避けていたが、ある事件を切っ掛けに雷真へ心を徐々に開いていく。
登録コードは<君臨せし暴虐>(タイラントレックス)
「あっ、こら―だめっ!そんな……あ……ラスターカノン!」←雷真に抱きしめられて

◆シグムント(CV:中田譲治)
シャルの自動人形でシャルの先祖が倒した暴竜から作られた禁忌人形。
普段はシャルの肩に乗れる位の大きさだが、戦闘時には巨大化する。
好物はチキン。

◆フレイ(CV:阿澄佳奈)
ヒロインその3
学院の三回生で98位。登録コードは<静かなる騒音>(サイレントロア)。
ロキの姉で、ラビという名の犬型の自動人形を操る。
対戦相手である雷真を暗殺しようとするが全て失敗した。
そもそも暗殺できる性格でもなく、嫌がらせで終わっている。
おっぱい担当


◆ロキ(CV:岡本信彦)
ヒロインその4
学院の二回生7位→99位でケルビムという自動人形を操り、実力は<十三人>に匹敵する。
登録コードは<自ら廻る焔の剣>(セイクリッドブレイズ)。
雷真とは馬鹿馬鹿言い合う仲。
最近はシャルに雷真とBL的な関係で見られている。
しかし、シスコン

◆マグナス(CV:小野友樹)
学院の序列1位で現時点で最も魔王に近い仮面の男。
雷真の妹・撫子に良く似た自動人形の火垂を操る。
多数の自動人形を同時に使役するハーレm(ゲフンゲフン)《ワンマンフォース》という戦闘スタイルであるが、彼の自動人形は全て禁忌人形である。
雷真はこの男が兄・赤羽天全だと睨んでいるが定かではない。
しかし、使用する魔術が赤羽の術であるから(ry




【用語】
◆魔王(ワイズマン)
夜会でトップに立った人間に与えられる称号で、禁書の閲覧、禁術の使用など、あらゆる制限が解除される。
しかし法の埒外という訳ではなく、犯罪を行えば魔王であっても逮捕される。


◆手袋持ち(ガントレット)
学院の成績上位100名に渡される手袋で、夜会の参加資格者が持つものである。
この上位13名までを<十三人>(ラウンズ)と言う。


◆禁忌人形(バンドール)
人形に生体機巧(生身の人間等)を使ったもの。魔力親和性が高いが、魔術師倫理規定に違反する。
しかし夜会の条項に禁忌人形の禁止はないため使用することが可能である。
作品中に禁忌人形の数が多い気がするが決して気にしてはならない。


◆魔活性不協和の原理
異なる二種の魔術回路は同一のボディに存在できないという原理。
しかし、<イブの心臓>という自動人形の<生命>の魔術回路はこの原理の例外であり、
他の何らかの魔術回路と組み合わせることが出来る。



ちなみに海冬先生自ら
「夜々時計」なるブログパーツを作成、公式配布していたり、
【MMD】原作者自ら夜○をMMDモデル化してみた【モデル配布】
という動画を作って、ニコ動に投稿している。
先生何やってんすか!
原作1巻発売直後からイメージソングCDが発売されたり、コミカライズされたり、コミック版1巻と原作本の4巻にCD付きの特装版が販売されたりと各種方面にも進出中。

原作4巻のside-Aはドラマを
コミック版のside-Bはラジオを
それぞれ収録したが、コミック版のside-Bの方が先に販売された。
理由は大人の事情らしい。


ラジオのプレゼンテーターは下野紘原田ひとみと高本めぐみ

無防備な高本めぐみに原田ひとみが発情し、下野紘が殆どツッコミ、たまに巻き添えを喰らう。

つまり、原田ひとみ無双である。
リスナーのオリジナルの自動人形を紹介する「自慢マトン」というコーナーが始まると、効果音を聞くや否や
「今のケツドラムみたいなの何?」
と宣うカオスっぷりである。

他にも

開始早々に下野が「じゃあ、自動人形いらない」と言ったり

ふつおたで「そこのおっぱいさん、高本さんにあまり発情しないでください」というのが来たり
第一回放送で下野が考案した「高本さんに言って欲しい台詞」を募集したら「海冬先生、いつも遅くまでお疲れさま」というのが
北海道にお住まいの海冬レイジさん 
から届いた。



そして2013年秋、アニメ化決定。


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最終更新:2023年11月01日 20:02