ツンベアー

登録日:2012/04/15Sun 16:26:57
更新日:2023/10/28 Sat 11:10:41
所要時間:約 5 分で読めます





■データ


全国図鑑No.614
分類:とうけつポケモン
英語名:Beartic
身長:2.6m
体重:260.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:こおり
特性:ゆきがくれ(霰の時、回避率が1.25倍になる)
  /ゆきかき(霰の時、自分の素早さを2倍にする。また、霰によるダメージを受けない)
隠れ特性:すいすい(雨の時、素早さが2倍になる)

HP:95
攻撃:110→130 ※SMから
防御:80
特攻:70
特防:80
素早さ:50
合計:505

努力値:攻撃+2

クマシュンがLv.37で進化


■概要


氷柱を髭のように生やした白熊の姿をしたポケモン。
吐く息を自在に凍らせることが可能で、氷のキバやツメを作り出して戦うほか、捕らえた獲物を保存したり、海を凍らせ海上を歩くことも出来る。
肉食で獰猛な性格をしており、北国では白い悪魔と恐れられている。

単氷タイプだが、「なみのり」や「ダイビング」を覚えたり、隠れ特性が「すいすい」だったりと泳ぎも得意なホッキョクグマの印象がちらほら。


■ゲームでのツンベアー


進化前のクマシュンはネジ山や冬の7番道路で捕獲可能。
ツンベアーは冬の間だけリュウラセンの塔の草むらに出現する。

この辺りではバニプッチ系やフリージオ等、ドラゴン対策を担う氷ポケモンを揃えることができる。
中でもツンベアー系は戦闘・フィールドの両面で便利な存在。
技マシンで「シャドークロー」や「かわらわり」を覚えれば範囲が広がり、四天王戦でも活躍する。
「なみのり」「かいりき」「いあいぎり」を覚えるため、秘伝要員としてもなかなか。

セッカシティジムリーダーハチクはツンベアーを切り札として使う。
エンブオーヒヒダルマでフルボッコとかやめたげてよお!

ORASでは四天王プリムが強化版で使用する。

SVではナッペ山ジムのジムリーダー・グルーシャが使用する。
天気が雪だと特性「ゆきがくれ」で度々こちらの技を回避するので注意。


■対戦でのツンベアー


攻撃の種族値が高いが、氷特有の弱点の多さに加え、素早さの低さがネック。
同じ熊でもリングマと比べて中途半端な種族値配分なのも痛い。

耐久種族値自体はそれなりに高いが、いかんせん弱点を突かれやすい。
そのため、タイプ一致技は一撃をもらわないと威力が上がらない「ゆきなだれ」より「つららおとし」がメイン。
一応「つららおとし」には怯み効果があるが、遅いので期待はできない。
さらに、「こおりのつぶて」を覚えないため散り際の最後っ屁をかますこともできず、剣盾までは物理アタッカーの優秀なサブウェポンである「じしん」を覚えられなかった(後述)。

その遅さからスーパーマルチトレインでは何もせずに落ちることが多く地雷の1匹として扱われた。
対戦でも「シャドークロー」や「つじぎり」などの差別点はあるものの、地面タイプ複合マンムーの劣化扱いされるマイナーポケモンだった。

しかし、BW2以降、隠れ特性「すいすい」の解禁と先制技「アクアジェット」の習得で最大のネックであった素早さがカバーされた。
最速で発動すれば最速150族まで抜けるという圧倒的な速さとなる。
こおり単タイプでありながら雨パ要員となれるのは大きな強みである。
雨のおかげで苦手な炎を軽減できるし、「アクアジェット」も雨で威力が強化されると良いことづくめ。
鈍足が解消されたことで3割の怯み効果のある「つららおとし」「いわなだれ」や、撃ち逃げ向きの「ばかぢから」も格段に使いやすくなった。
特にタイプ一致で高威力の「つららおとし」は「いのちのたま」を持てば「マルチスケイル」のカイリューもHP4振り程度なら一撃で倒せる威力。

地味に「アンコール」も使えるため、相手の上から嫌がらせすることもできる。
雨下では最速の「ぜったいれいど」使いという独自の強みも生まれ、「ねごと」と合わせて最速ねむねご零度もできる。

鈍足という一点が解消されたことで独自の戦法を展開できるようになったのは嬉しい所。

SMでは攻撃種族値がマンムーと同等の130に上昇し、第2特性に「ゆきかき」が追加された。
霰パでも使いやすくなったことや、鈍足をカバーする手段が増えたこと、相手のタスキに強くなったことは更なる強化と言える。
一方で雨と違って攻撃面や防御面での強化は少なく、氷単タイプでありながら依然雨パ要員として見た方が強力であるという少し変わった立ち位置である。

剣盾で登場したダイマックスはダイアイスによって自力で霰を振らせたり微妙なサブウェポンを高威力で使用出来る等使いやすさは向上している。

そして第9世代。
遂に待望の「じしん」を習得可能に。
更に「インファイト」「かみくだく」に加えて素早さ強化の「くさわけ」等、様々な新技を得るに至った。


■アニメでのツンベアー


1.ラングレーの手持ち。
アイリスドリュウズ相手に引き分けるなど実力はある。

ドンバトルにおいて、素早い動きのバチュルに苦戦するも、「10まんボルト」を喰らってよろけ、自分が倒れた勢いで踏みつぶし勝利。視聴者の目を点にした。
なおこの時、ラングレーは動じないもののツンベアー自身は戸惑っていた。


2.ハチクの手持ち
やっぱりハチクの手持ちとして登場。
一緒に(アニメの中の)映画にも出演していた。


■余談


秘伝技を3つ覚えるため、「序盤に本編を進められない初心者用」との名目で「おたすけクマシュン」が配布された。

しかし、初めから秘伝技を覚えているなんてことはなく(戦闘時以外でも、バッジを持ってなかろうが秘伝技自体は使えるため)、
必要な秘伝マシンを手に入れる頃にはすでに代役がいる状態だったプレイヤーも多いだろう。

確かに上記の通り秘伝要員として使えるのだが、わざわざ配布する意味は薄かったような……

……ヒウンシティでもらえるアイテムのためのID稼ぎ?




元お助けクマシュン「べ…別に、追記・修正のお願いなんかしないんだからね///」

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最終更新:2023年10月28日 11:10