オニゴーリ

登録日 :2011/06/30(木) 02:03:27
更新日 : 2017/07/29 Sat 14:07:08
所要時間 :約 14 分で読めます






図鑑No.361
分類:がんめんポケモン
英語名: Glalie
高さ:1.5m
重さ:256.5kg
タマゴグループ:妖精/鉱物

タイプ:こおり
特性:せいしんりょく(怯まない)
  :アイスボディ(天候が霰の時毎ターンHPが1/16回復)
隠れ特性:ムラっけ(毎ターン終了時にどれかの能力が2段階上がり、1段階下がる)

HP 80
攻撃 80
防御 80
特攻 80
特防 80
素早 80


ユキワラシがレベル42で進化する。

氷に覆われた鬼のような顔をしており「がんめんポケモン」の名の通り見た目は頭だけなポケモンである。
その怖そうな顔から悪タイプ複合と勘違いされがちだが氷単タイプである。

そしてその姿はどう見てもゲッター1であり、ゲッターロボ的なネタに人気がある。
またガンメンでもある。地味にロボネタ豊富。

空気中の水分を一瞬で凍らせるほどの冷気を自在に操る能力を持ち、その力で岩の体に炎でも溶けない氷の鎧を纏う。
しかし岩の体という割に岩タイプではない。

更にその力おかげで周りには常にダイヤモンドダストが発生しており、獲物を凍らせて動きが鈍ったところを捕食する。



ゲームでのオニゴーリ

進化前のユキワラシはルビー・サファイアにおいては「あさせのほらあな」の干潮時にのみ行ける最深部にのみ超低確率で登場するレアポケ。
そのためストーリーではやや空気。

主要トレーナーではホウエン地方四天王で氷タイプ使いのプリムが使用する。
エメラルドでは「だいばくはつ」を覚えている個体もいる。

ダイヤモンド・パールでは進化前のユキワラシの分岐進化でユキメノコが追加された。
その可愛らしい見た目からオニゴーリの人気を根こそぎかっさらっていったのは言うまでもない。



対戦でのオニゴーリ

なんと全種族値がオール80という平坦過ぎる能力を持つ。ちなみにフィオネも同じ種族値。

技は攻撃・補助共に必要最低限以上は揃っており、その平坦な種族値から割りと何でも出来るバランサー…と言いたいが現実は割と残念なポケモン。

まずタイプが防御面で最不遇な氷で、数字上の耐久こそ割とあるものの繰り出しはほぼ出来ないためろくな役割を持てない。

またその平坦な能力のおかげで単純な物理アタッカーではマンムーマニューラの劣化、
特殊アタッカーではレジアイスグレイシアバイバニラの劣化、二刀流は平坦過ぎて火力不足が深刻、
耐久型は氷単の時点で無理があり、特性「アイスボディ」を利用した無限型もトドゼルガの劣化と、何をやらせても微妙…

特性「せいしんりょく」を利用してトゲキッス狩りが出来るのが強み!とは言うものの現実は
トゲキッス の だいもんじ!
トゲキッス の はどうだん!

……

更にダイパからはより素早さに特化しゴーストタイプも複合したユキメノコという特徴的過ぎる分岐進化も登場し、より肩身が狭く…
しかも最大の差別化ポイントだった「だいばくはつ」もBWで弱体化という…


その有り様はもはや器用貧乏にすらなりきれていないレベル…
相性ゲーのポケモンにおいてはバランス型のポケモンよりも特化されたポケモンの方が優秀であるという典型的な例である…

ポケモンの世界にゲッター線は存在しないのか…?

だが「ぜったいれいど」や「だいばくはつ」といった危険な技を備えており、何だかんだで油断はならない。

「いかりのまえば」や「かなしばり」「うらみ」「まきびし」「ちょうはつ」等、地味に面白い技を覚えたりするためこの辺め上手く活用していこう。
無限トドゼルガバイバニラとは速さで差別化したりする事も出来る。
どころかバニラに至っては1の素早さの差が比較の要因にされることすらあるほど。やはり80族抜けないというのはかなり不利になるのだ。
対なる存在のユキメノコとは「じしん」や「ぜったいれいど」と言ったメノコには使えない技で差別化を充分図れる。
もちろん氷タイプらしくドラゴンキラーも出来る。

第5世代からは隠れ特性「ムラっけ」を得た。
これにより、他の氷タイプにはない個性をゲット。


隠れ特性「ムラっけ」

「ムラっけ」とは、"毎ターン終了時にどれか1つの能力が2段階上がり、他のどれかの能力が1段階下がる"
という、一見運任せで不安定な印象を受けるだけの特性である。
しかし、その運要素を最大限減らすために、「まもる」「みがわり」でひたすらターン数を稼ぐことに特化した型が考案された。
技構成は、ぜったいれいど/こおりのいぶき/まもる/みがわり がメジャー。持ち物は、「たべのこし」一択。
努力値は、「たべのこし」と「みがわり」を使用する都合上、HPを16n+1調整。
防御・特攻・特防・素早さに関しては、自分のパーティと仮想敵に合わせて相談。

基本的な動きは、自分より遅い相手に繰り出し、みがまもでターン数を稼いでムラっけによる能力アップを狙っていく。
「ぜったいれいど」は特性「がんじょう」以外では無効化されず、苦手な相手を強引に突破できる可能性がある。
「ムラっけ」で耐久と回避率が上がっていれば「みがわり」を残しやすく、試行回数を稼げて低命中を補えるため相性が良い。
初心者は勘違いしていることがあるが、一撃必殺技のため命中アップ/ダウンの影響は受けない。
「こおりのいぶき」は確定急所技であり、運悪く特攻がダウンしてもそれを無視できる。
地味に命中90なので、命中アップしていないとたまに外す。

他には、水タイプに安定した打点を持てる「フリーズドライ」、「がんじょうジバコイルに4倍弱点を突ける「じしん」、
まもみがと合わせてさらに相手の行動を制限できる「かなしばり」なども候補となる。

オニゴーリ単体でも十分な嫌がらせが可能だが、こいつの真価は味方の起点作りと組み合わせることによって発揮される。
有名なのはジャローダとのコンビ(通称:ジャロゴーリ)。
「へびにらみ」で地面タイプを麻痺させることができ、両壁を張ることもできる。
S113と速く、耐久もそこそあり、「あまのじゃく」+「リーフストーム」のコンボにより積みの起点にされにくいため優秀。
また、ボルトロスクレッフィも「いたずらごころ」により先制で「でんじは」を打つことができ、
いばる」「みがわり」などを絡めて単独で戦えるだけの性能を持っているため強力。


但しこの戦法には致命的な欠点がある。
それは 「ほえる」や「ふきとばし」と言った強制交代効果を持つ技に弱い と言う事。
いくらムラっけと言えども能力変化の効果があるに過ぎない為、引っ込んでしまうとその効果が全て無と帰してしまう。
ましてや第6世代ではこれらの技が「まもる」や「みがわり」を容赦なく無視してしまう。気をつけないと全てがふいになる為気をつけよう。

第三世代で登場して以降、なかなか日の目を見ることの無かったオニゴーリであるが、
現在では「ムラっけ」獲得によりその強さが認められ、大会入賞者やレート上位者の構築にも度々顔を見せるまでに出世している。
さすがにレート上位を占める程…というわけではないが。
しかし、巷では『害悪』と揶揄されヘイトを集める存在となってしまったあたり、強くなれたからと言って必ずしも好かれるようになるわけではない模様。



メガオニゴーリ


分類:がんめんポケモン
英語名: Glalie
高さ:2.1m
重さ:350.2kg
特性:フリーズスキン(ノーマルタイプの技が氷タイプに変化し、威力が1.2倍になる)

種族値
HP:80
攻撃: 120
防御:80
特攻: 120
特防:80
素早: 100

口から大量のエネルギーが溢れ出たことで顎が外れてしまい、常に大口を開けているという何ともシュールな姿になる。
「かみくだく」を覚えるが出来るのかこれ…

能力上昇は攻撃・特攻に+40・素早さに+20。
見事なまでの攻撃面偏重強化 となっており、防御面は 元のオニゴーリのまま1も変化していない
強化された事はされたものの、 元が平坦すぎるせいで メガシンカにしては控えめな攻撃面・激戦区真っ只中の素早さなので注意。

特性は上記の通り「フリーズスキン」。
アマルルガと同じ、ノーマル技をこおり技に変更してついでに威力も1.2倍にする強力な特性…なのだが…。


困った事にオニゴーリはノーマル技のレパートリーが異様に貧弱。
物理技は「おんがえし」や「からげんき」の様な対戦で使うには問題ない技があるとは言え 全6種
特殊技は何と 「いびき」「りんしょう」「 ゲッタービーム はかいこうせん」だけ という凄まじい対応枠の狭さ。
「ハイパーボイス」? あるわけないだろそんなもん。
実はアマルルガよりも対応している技の数が少ないのである。
ここに来て顔面だけと言う見た目が仇となるとは…。


物理技は上記の通り何とかなるので、メガオニゴーリを使う場合は大抵が物理型となる。
サブ候補は先制技である「こおりのつぶて」やほのおはがね対策の「じしん」が有力。
ただ、そうするとせっかくの特攻+40は完全に死ぬ。
両刀にするにも技スペースが足りないというか、 物理技で範囲がカバー出来る為ぶっちゃけ特殊技はいらない
メガオニゴーリは前述通りメガシンカ前後で耐久が変化しない為、耐久を軽々しく下げるわけにはいかず 捨てるならば特攻 なのである…。


技が足りず、耐久が足りず、メガシンカの配分も無駄が多い、メガスピアーに代表されるようなぶっ飛んだ強化も無い…。
ぶっちゃけメガシンカの中では トップレベルの不遇 と言っても過言ではない。

ならメガシンカに意味は無いのか…と言えばそうでもなかったりする。
オニゴーリは スキン特性持ちで唯一「だいばくはつ」を覚える
(SMでは大爆発の先達も習得した。)
勿論スキンが乗るのでその威力は脅威の 487.5 に達する。
こおりタイプ弱点の相手ならば もれなくゲッター線と同化 消し炭にできるだろう。
というか等倍でも物理特化クレセリアを8〜9割持っていくほどの火力。
ただ、やはり 1枠しかない メガシンカ故、ホイホイ自爆させるわけにもいかないのも事実である。
が、下記の通りオニゴーリの技の採用率は…。

ちなみに隠れ特性「ムラっけ」と組む方法もあるが、運試しの特性と組むのは中々難しいと言うのも事実。
耐久は変化しないから相性自体は悪くないが。

なお、PGL統計で一番多い持ち物は「たべのこし」。結局 ムラっけ運試し零度型がやたら多い
そして技の採用率は 「だいばくはつ」>「おんがえし」 と何とも言えない空しさを漂わせている…。
もう爆弾岩で良いんじゃないかな

ORASレートシーズン12では過去作のポケモンも使用可能になった。
その為オニゴーリも「 シャインスパーク すてみタックル」を使用可能になり、今までよりはマシな火力が出るようになった。
但しすてみタックルは 第3世代の教え技限定 である為、厳選も移送も超絶めんどくさい為注意。あとムラっけとの両立も不可能。



アニメでのオニゴーリ

サトシのユキワラシが進化した。
イタズラが大好きだが特に悪気は無い。
なお、性別は分かっていない。まずそれを知る機会に恵まれて(ry

得意技はゲッt(ryれいとうビーム。
ユキワラシの時はまともにコントロールできなかったが、進化することで制御が利くようになった。

そしてなんと


サトシのポケモンで唯一、 負け戦が無い


それどころか、相性で不利なはずのリザードンメタングを1体1で倒している。
(マグマラシジュプトルとのコンビプレーで倒している)
戦闘不能になったのも引き分け(と「みちづれ」)のみ。
ゲーム内での不遇っぷりがウソのようである。

が、ホウエンリーグ終了後にオーキド研究所に預けられてしまい 殆ど出番の無いまま現在に至る
一応、一度シンオウリーグの際に呼びもどされたが、バトルの描写はない。
優遇…なのだろうか…。





オニゴーリ「ゲッターの力を信じるんだ!」
ドリュウズオクタン「「おう!」」

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