ゴルダック

登録日:2010/01/31(日) 00:04:15
更新日:2023/09/24 Sun 20:30:56
所要時間:約 4 分で読めます




手のひらが水かきになっていて泳ぐのが得意。湖などで優雅な姿が見かけられる。


ゴルダックとはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.55
分類:あひるポケモン
英語名:Golduck
高さ:1.7m
重さ:76.6kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず

特性:ノーてんき(お互いに天気の影響を受けない)
  /しめりけ(お互いに爆発技と特性「ゆうばく」のダメージが不発になる)
隠れ特性:すいすい(天気が雨の時、素早さ2倍)

種族値
HP:80
攻撃:82
防御:78
特攻:95(初代のみ80)
特防:80
素早さ:85
合計:500

経験値:100万タイプ

努力値:特攻+2

コダックがレベル33で進化

■概要


進化前のコダックの間抜けな顔とずんぐりとした体型から一変、スマートな流線型に精悍な顔付きのカッパのような姿になった。

夕暮れに流れの静かな川や湖などで優雅に泳ぐ姿が目撃されることがあり、たまにカッパと間違われることもある。
発達した手足の水掻きと流線型の体のおかげで、泳ぐスピードは金メダリストを遥かに凌ぎ、ポケモンでも随一と言われている。
嵐などで荒れ狂う海も物ともせずに掻き分け、難破船から人を救助することもある。
泳ぎが得意な個体は水泳選手の特訓に付き合うこともある。

額の赤い部分が輝くとき、強力な神通力が使えるという。
一時期、額の赤い部分を触ると神通力を授かると言われ、乱獲された過去を持つ。
だが、実際のゲームでは「じんつうりき」を覚えない。

昔話では、川を汚した人間を水中に引き込み連れ去ったと語られている。


■ゲームでのゴルダック


さりげなく全シリーズで登場している皆勤賞ポケモンで、シリーズを重ねるごとに強化されている。

初代はふたごじまで野生のコダックやゴルダックが出現するほか、「すごいつりざお」でコダックをで釣り上げることが可能。
ピカチュウ版以降は6番道路などの水上で「なみのり」している時にも出会えるようになった。

戦闘ではそこまで目立たないが「いあいぎり」と「そらをとぶ」以外のフィールド技を覚えるので秘伝要員として使える。

金銀HGSSではカスミが使う。


■アニメでのゴルダック系


オレンジ諸島編で野生のが登場。
カスミはそれを手持ちのコダックが進化したと勘違いした。
ムサシのアーボックのどくばりを弾き返し、ロケット団を「はかいこうせん」で吹っ飛ばした。
その後、炎の中からポケモンを救出するなどかなりかっこいい活躍をした。


■対戦でのゴルダック


バランスの良い種族値、悪く言うと中途半端。
その種族値で型が読みにくいのが長所といったところ。悪く言うと器用貧乏だが……。
比較的特攻が高いが、攻撃も悪くなく両方、威力が高い技を覚えられる。

初代のみずポケモンの中では攻撃・素早さが高めで「のしかかり」や当時「じしん」と同じ威力100の「あなをほる」とはそこそこ相性が良い。
しかしでんきタイプの強豪に対抗できるほどではなく、みずの速攻アタッカーなら当時実質デメリットのないエスパー複合で技も種族値も遥かに優秀なスターミーがいたこと等からマイナーな立ち位置。
物理耐久はスターミーよりやや高いが、当特殊種族値が80と低めなため弱点タイプのでんき・くさへの耐久力で劣る上に一致みず技や当時の主力技「ふぶき」の火力もイマイチ。
ちなみにポケモンスタジアム2ジムリーダーの城で全てのポケモンを殿堂入りさせると特別に「ドわすれ」を覚えるコダックが貰えた。模様替えグッズの「きんのトロフィー」が入った「きりのはこ」も持っている。
ただ厳選が鬼畜すぎる上、こちらでもエスパー複合かつ鈍足とはいえ耐久力の高いヤドランがいたため実戦で活躍するには至らず。
DPt以降のゴルダックは「ドわすれ」を自力習得可能だが、金銀の時点でド忘れが弱体化しているので話題に上がらない。

同じくみずタイプで器用貧乏なカメックスに比べると特性システムのおかげで独自の強みを活かせるようになった点は恵まれている。
「ノーてんき」は晴れパ砂パといった天気パ潰しに役立ち、逆に晴れパに採用できる貴重な水ポケモンでもある。
晴れパの難点として相手のほのおポケモンを強化してしまう点があるが、それに対する抑止力として使える。
ウネルミナモが使える世代ではまず間違いなくそちらに需要を奪われるが…。
「しめりけ」はダブルなどで爆破退場を潰せる。

ただ現環境では天候パ・爆発技共に使用率が激減しているため「ノーてんき」は汎用性の高い特性とは言えなくなっている。
そのため実質的には晴れパのみずタイプ要員か、雨パでの「すいすい」型の2択と言って良い。
後者の場合は競合相手が多いため、やはり技による差別化を考える必要がある。

攻撃技はメインウェポンの「ハイドロポンプ」「たきのぼり」、Ptから先制技の「アクアジェット」
また、サブウェポンも優秀なのが多く、様々な相手に対応できる。
  • サブウェポン
【クロスチョップ】:ハピナスバンギラスなど。「いのちのたま」「たつじんのおび」なら火力不足も補える。
【サイコキネシス】:格闘対策になるが範囲が微妙。何故かマシンが使えずタマゴ遺伝。
めざめるパワー】:電気あたりから選択。
【れいとうビーム】ドラゴン対策に。
【シグナルビーム】:対ルンパッパユキノオー専用。
【きあいだま】:命中不安定だが範囲と威力は優秀。
けたぐり】:HGSSから。バンギラスやボスゴドラには有効。命中率も安定している。
【こごえるかぜ】:ダブルに有効。一回放てばガブリアス辺りは抜ける。
他多数


変化技も有効で、味方のサポートや嫌がらせ等の役割を持てる。
  • 変化技
【さいみんじゅつ】:DPtからはねむりの有効性が低くなったが、それでも脅威は変わらない。
【あやしいひかり】:相手の動きを封じたり出来るが、過信は禁物
【あくび】:相手に交代を促せる技。
【アンコール】:HGSSから。相手の動きを大きく制限させる。
【じこあんじ】:物理型なら、いばるとのコンボに
【かなしばり】:相手のメインウェポン封じたり、調子を狂わせたり……。


上記のように読みにくいポケモンなので、意外な活躍をみせるかもしれない。
使い手の腕が要求される。

余談だがBWからは戦闘中メッセージの仕様変更で特性がすぐバレるようになってしまった(ノーてんきだと登場時に特性発動を知らせるメッセージが入る)。
もっとも、BWだとしめりけはあまり需要がないが。


以下某所より転載のコピペ

そこまで突破力のあるわけでもなく、突破力のないわけでもなく
耐久力があるわけでもなく、耐久力がないわけでもなく
速いわけでもなければ、遅いわけでもないが
サポートできるといったらそこまでできるというわけでもなく、だからといってできないわけでもなく
サブウェポンもそこまでないが、貧弱というわけでもなく
人気があるかといわれたら絶妙で、忘れられてると言われたらそうでもなく、別に地味でもない
誰かの劣化になるかと言ったら特性のおかげでそうでもなく、
かといって特性が無くなると弱くなるわけでもなく
シナリオで手持ちに入れるメリットがあるわけでもなく、かといって役に立たないかと言われるとそうでもなく
見た目がかっこいいわけでもなく、かといって特別ダサいわけでもないが
ネタが豊富な面白ポケモンというわけでもなく、だからといって全くイジれないわけでもなく
進化の可能性が高いわけでもなく、ゲーフリに見捨てられているわけでもない、増田さんのお気に入りポケモン。

本当になんだこのポケモン。


■余談


『ピカチュウ』のグレンタウンポケモン研究所ではおじいさんがゴルダックを求めており、サイドン(ごんすけ)と交換が可能。
だが交換後におじいさんに話しかけると「こうかんした ゴルダックが しんか しおった」と衝撃的な事を教えてくれる。
ゴルダックは当時は勿論、現在もさらなる進化系は確認されていないポケモンであるが、果たしておじいさんのところに行ったゴルダックは何に進化したのだろうか……。
ちなみに『青』ではこのおじいさんはユンゲラーを求めており、交換後に進化した事を話すので、恐らく『青』のセリフの使い回し&修正忘れと思われる。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • 愛河里花子
  • 初代
  • 赤緑
  • 第一世代
  • みず
  • 河童じゃ無いよアヒル
  • ポケモン界一の泳ぎ
  • ブッダ
  • 頭痛→しねんのずつき
  • ノーてんき
  • 能天気?
  • マイナー
  • 器用貧乏
  • 地味
  • 地味に強い
  • 秘伝要員
  • 雨パ
  • 晴れパ
  • ノーてんき
  • しめりけ
  • すいすい
  • コダック
  • ゴルダック
  • カスミ
  • アフラック
  • バランス型
  • あひる
  • 優雅
  • ワンダールーム
  • 増田順一のお気に入り
  • エスパータイプではない
  • アヒル
  • 55
  • 54
  • ゆりやんレトリィバァ
  • コニア

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年09月24日 20:30