登録日:2012/02/29 Wed 21:55:13
更新日:2023/01/04 Wed 02:29:40
所要時間:約 6 分で読めます
ぎゃる☆がんとはアルケミストから発売されたXbox360用シューティングゲームである。
PS3移植版があり、こちらは追加モードがある。制作はインティ・クリエイツ。ロックマンゼロの淫帝である。
続編として2015年に2作目「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」が、2018年に3作目「ぎゃる☆がん2」が発売された。
ややこしい。
1作目のリマスター版である『ぎゃる☆がん りたーんず』がちょうど10年後である2021年に発売予定。
まず始めに言っておくが、バカゲーである。
もう一度言う。
主人公に近づいてくる女の子を撃ちまくってメロメロにするという、ぶっ飛んだ内容であるが、それは後述。
シューティングゲームといっても、よく知られたスクロール式ではなく、画面上に表示される照準を動かして狙い撃つタイプのガンシューティング。
「リンクのボーガントレーニング」やアーケードの「The house of the dead」を想像してもらえればわかるだろうか。
またPS3版はMOVEに対応しており、使用すればより快適にプレイできる。
シューティングはちょっと……という人も、難易度調整が可能なので、萌えに釣られた人も楽しめる親切な作りになっている。
【あらすじ】
人の恋を成就させることが出来る見習い天使のぱたこは、主人公テンゾウにモテるようになる矢を誤って連射してしまい、テンゾウは超モテ。
しかし、複数の矢が刺さったため、明日になると一生非モテになることを知らされ、テンゾウは意中の女の子に想いを伝えることを決意するが……。
【ゲーム内容】
意中の子に告白するため猛アタックしてくるかわいい女の子たちを、超モテモテになった主人公がかわし(堕とし)ていく、というのが大まかな流れ。
主人公の放つ視線に当てられた女の子たちは「あんっ」や「だめ~っ」や「感じちゃう~」と言いながら、
うっとりと昇天していくのだが、これがまたかなりエロい。
多彩なキャラの子がおり、正統派な後輩や眼鏡っ娘、ボーイッシュ、女教師など計68人と様々。
女の子たちの出してくるラブレターを受けたり、送ってくる言葉に当たったりすると、精神力ゲージが減少し、ゼロになるとゲームオーバー。
またドキドキモードを発動すると、一人の女の子を集中して見つめることが出来、
前後左右、ズームしたりして、女の子を完全に昇天させることが出来る。
【登場人物】
主人公。桜咲第三高校2年B組。
本名は茂手杉 天造(もてすぎ てんぞう)。
ギャルゲーの主人公にいそうないわゆる普通の高校生。自他ともに認める非モテだが、実際にはヒロイン4人に好意を寄せられている辺り、リア充である。
CV
田村ゆかり
見習い天使でドジっ娘。見習い試験としてテンゾウに恋の矢を射とめることにしたものの、テンゾウに大量の矢を撃ち込んでしまう。試験に落ちると留年するうえに「すごいこと」をされるらしい。
自分のミスをすぐに棚に上げたりかなり前向きな性格。ある条件を満たせばぱたことのエンディングも発生する。
別世界では「すごいこと」をする側だったりする。
CV
堀江由衣
PS3版で追加されたキャラ。ぱたこの後輩で冷静な性格。ぱたこを叱ったりするが、甘えられると弱い。
続編の「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」ではぱたこに変わってサポートキャラ(兼攻略ヒロイン)となった。
【ヒロイン】
CV 寺本來可
本作のメインヒロイン。桜咲第三高校2年B組。
テンゾウの幼馴染で家は神社で巫女。若干天然。優しくて面倒見がいいが、思い込みが激しいところもある。
幼い頃からテンゾウに恋心を抱いている。恋愛の話題や、エッチな人は苦手らしい。
心霊スポット研究会という同好会に入っている。
ゲームの性質上大抵のメインキャラはセクシーなセリフやボイスが多いのだが
CVの人は第1作目収録時点では
17歳
で色々と大変だったと語っていた。
残念ながら現在は声優は引退し、海外で女優の道を歩んでいる。
CV 内村史子
桜咲第三高校2年B組。
テンゾウとは中学からの腐れ縁で、その頃からテンゾウのことが好きなよう。がさつで口も悪いが、好きな人の前では素直になれないなど根は純情。
テンゾウがモテモテになっていることを知り、テンゾウを鍛え直す(という名目で強引にアプローチしてくる)ことになる。かわいい。
普段はスパッツをはいているが、あるイベントでは脱いだ姿を見られる。
普段から木刀を持ち歩いている。
CV
内田真礼
桜咲第三高校3年D組。
桜咲財閥の一人娘。高飛車な典型的なお嬢様キャラ。だがそこがいい。スポーツは得意だが、水泳は苦手。
テンゾウとの時間を過ごそうとするが、お付きのSPに邪魔されたりや誘拐されちゃったりと障害が多い。
次回作以降には登場しないが代わりに彼女の銅像が校庭(や魔物の体内)に登場する。(それを撃つと喋るという案もあったがシステムの都合で没になってしまった。)
CV
山本希望
桜咲第三高校1年C組。
ロックンローラーを目指すテンゾウの後輩で、テンゾウによく懐いている。3人組のバンドを組んでいる。
ぼくっ娘で、「~だぜ」と男の子のような語尾をした活発な女の子。
ウサギのような特徴的なアホ毛をしている。努力家だが、勉強は大の苦手。
家は貧乏でギターも買えなかったが、とある出来事から手に入れ、念願の放課後ライブを開催することになる。
テンゾウは二人で協力して、彼女に告白しようと奮闘する。
続編の「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」にも
他のメインヒロインを差し置いて登場した。
その他多数のモブ子が主人公に襲いかかる。
ちなみにヒロインは新人声優が多いのだが、モブ子を宛ててるのはベテランが多い。何かのこだわりだろうか。
■PS3版追加モード
ドキドキカーニバル
特定の条件を満たすとプレイ可能。
ストーリーモードの後日談で、ぱたことえころと共に修行する。
ゲーム開始時にルートを選択して進める。ルートの行き方によってはモブキャラクターの会話が
構成はドキドキモードのみであり、女の子の人数は最大8人までのうち、1人だけを選んで見つめまくる。
ドキドキゲージがいっぱいになるとのぼせ状態になりショットの威力とズーム速度が向上する。
のぼせ状態にしてまとめて昇天させると女の子がへたり込む。かなり艶っぽい。
全員を昇天させることでクリアとなる。
特定の条件を満たすと、ぱたことえころのドキドキモードをプレイできる。
このモードではシューティングパートのみで構成。
ストーリーモードで一度行ったエリアを遊ぶことができる。
入手した光の羽根を使って画像を見ることができる。なお、光の羽根は各モードをクリアすることで入手できる。
女の子の衣装を変更できるモード。変更できるのは衣装、アクセサリー、アイテムの3つ。PlayStationStoreでも追加コンテンツで購入できる。
他に追加モードではないが、水中モードというものもあり、こちらは本編の女の子がすべてスク水になるというトンデモモードである。
素晴らしい、もっとやれ。
いわゆるバカゲーなのだが作りはしっかりしており、普通に面白いので是非やってみて欲しい。体験版も無料配信している。
あと、コントローラーに連射機能がついている人は絶対にOFFにした方がいい。
女の子を堕としている感じがしなくなり、かなり作業的になる。
追記・修正よろしくお願いします。
- ドキドキカーニバルのラストのぱたことえころの台詞はちょっと感動的。 -- 名無しさん (2013-05-16 23:44:47)
- 洋ゲー開発者はこれを見習うべき -- 名無しさん (2014-01-16 15:31:40)
- 今では内村史子が出てる悪魔のリドルに内田真礼が個人名義でopテーマのCD出しちゃってるのが現実である -- 名無しさん (2014-04-28 19:30:10)
- 最近しったがこれが出た当時はまれいたんと同等かそれ以上の人気があったらしいね内村さん -- 名無しさん (2015-05-18 12:59:07)
- 頭のおか……恥ずかしいゲーム -- 名無しさん (2015-12-10 22:39:23)
- リマスター版出るんか -- 名無しさん (2020-09-26 13:14:15)
- ガンヴォルトの世界に存在するゲーム -- 名無しさん (2022-01-30 13:38:09)
最終更新:2023年01月04日 02:29