エテボース

登録日:2011/10/19(水) 20:47:53
更新日:2024/03/30 Sat 00:05:18
所要時間:約 4 分で読めます





■データ


全国図鑑No.424
分類:おながポケモン
英語名:Ambipom
高さ:1.2m
重さ20.3kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:ノーマル
特性:テクニシャン(威力力が60以下の技の威力を1.5倍にする)
  /ものひろい(自分が道具を持っていない時、相手や味方が道具を消費したターン終了時にその道具を拾う。本編では戦闘終了時に10%の確率で道具を拾ってくる)
隠れ特性:スキルリンク(連続技が必ず5回当たる)

種族値
HP:75
攻撃:100
防御:66
特攻:60
特防:66
素早さ:115
合計:482

努力値:素早さ+2

エイパムが「ダブルアタック」を覚えた状態でレベルアップすると進化する。


■概要


金銀で登場したエイパムの進化形。
特殊な進化条件により、遺伝技としてダブルアタックを引き継がせれば、レベル2で進化ができる。

一本だった手を象る尻尾が二股に分かれ、まさに両手となった。利便性も高くなった分、かえって手を使わなくなってしまったらしい。
複数の群れで行動し、エテボース同士で尻尾を使ったコミュニケーションを取る。

エイパムの時に比べると全体的に等身が伸びた容姿になっている。
顔の面積が広がって鼻のような部分が加えられ、最近の美味しんぼの絵柄のように、のっぺりした顔立ちになった。
あと、世界屈指の幼児向け番組テレタビーズでこんなキャラがいたような…


■ゲームでのエテボース


オクタンと並んでデンジの切り札になる機会が多く、ネタとして扱われがち。
HGSSではエイパムが殿堂入り前に捕獲できる為、
元はシンオウ地方で発見された進化形態だが全国図鑑へバージョンアップする前に入手できるようになった(ジョウト図鑑にも加えられている)。

その後の登場には微妙に恵まれておらず、リメイクや「アルセウス」を除けばかなり後半~クリア後の登場と言う状態が続いていた。
しかし、第9世代ではDLC「碧の仮面」でようやく本編復帰。ようやくクリア前から連れ回せるようになった。


■対戦でのエテボース


典型的な速攻アタッカー。ただ、特性の名前通りトリッキーな戦いを可能にしている。

ゴーストタイプや特性「せいしんりょく」持ちなど一部の例外を除き、ほぼ確実にひるませタスキ潰しや1ターンを稼ぐ“ねこだまし”はもはや必須。
特性「テクニシャン」で大幅に威力が向上した上、タイプ一致で放たれるそれは馬鹿にならない脅威となり得る。
さらに「ノーマルジュエル」を持たせた場合、その威力は初回限定とはいえ135にまで跳ね上がる。
「ダブルアタック」も52×2=104で「おんがえし」を超える火力となり、や「みがわり」にも強い主力技となる。
さらにこの技と「とっておき」だけを覚えさせることによって、相手に何もさせないまま「とっておき」の超火力を押し付けることができるが、ゴーストタイプに何もできず、ネタ寄りの型ではある。

他にも広範囲かつ重量ポケに有用な「けたぐり」やゴースト対策になり道具を奪える「どろぼう」も「テクニシャン」で強化できる。
「つばめがえし」も対象になるが、やや使い所を選ぶか。

逆に言えば初手を読まれやすく、相手によっては無償降臨を許してしまう可能性が十分あり、必ずしも“ねこだまし”がベストとは言えない。
憶えさせる技もかなりパターンが決まっており、型も限定されがち。

耐久力は低く、交代で場に出すのは無謀の一言に尽きる。素直に先鋒として出すのがよいだろう。
こちらの「ねこだまし」を読んで太刀打ちできない相手が交代で登場した時の対策として「とんぼがえり」も採用率が高い。「ねこだまし」の再利用もできるのでお得。

なお、夢特性は「スキルリンク」。
しかし、エテボースは不安定な連続技が精々「みだれひっかき」と使いにくくハズレ特性扱い。
USMで「スイープビンタ」が追加されようやく使い道を得たかと思えば「碧の仮面」における復帰時に没収されてしまい、見事なまでにハズレ特性に逆戻り。


■進化前 エイパム


全国図鑑No.190
分類:おながポケモン
英語名:Aipom
高さ:0.8m
重さ11.5kg

特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
  /ものひろい(自分が道具を持っていない時、相手や味方が道具を消費したターン終了時にその道具を拾う。本編では戦闘終了時に10%の確率で道具を拾ってくる)
隠れ特性:スキルリンク(連続技が必ず5回当たる)

種族値
HP:55
攻撃:70
防御:55
特攻:40
特防:55
素早さ:85
合計:360

努力値:素早さ+1


第三世代までは最終進化形扱いであり、初登場時から豊富な攻撃技や高速バトンを兼ね備えていた。
しかし種族値が低すぎるためアタッカーならガルーラカビゴン、高速バトンならハッサムキリンリキ等の方が優秀。
しんかのきせき」を活かせる能力でもなく、エテボースの強みである「テクニシャン」もこの時点では「にげあし」となっている。

ただしリトルバトルでは攻撃と素早さが高く、アタッカーとして活躍できる。
「スキルリンク」+「スイープビンタ」や「ねこだまし」+「とっておき」で自分より遅くノーマル耐性のないポケモンには滅法強い。
猫騙し単発の威力では「テクニシャン」持ちのニャースの方が上だが、撃ち逃げの場合を除けばエイパムの方が総合的な火力では勝る。


■アニメでのエテボース


バトルフロンティア編終盤にサトシにゲットされ、彼を慕ってシンオウ地方まで追っかけてきたエイパムちゃん♀。
元々コンテスト好きだったこともあり、ブイゼルとの交換によってヒカリの手持ちになったすぐ後に進化した。
その後はコンテストを舞台に活躍。ある時は一次審査で敗退しヒカリの挫折のきっかけになるなど苦い経験もあったが、
ヒカリ復活後はミクリカップの一次審査でリベンジを果たし、次の大会では二次審査でヒカリを優勝に導くなどドラマ性もあった。
しかしとある大会で敗北した直後、突如ポケモンピンポンに目覚めてスカウトされる形で離脱。
あれほどコンテスト好きを強調されていたのにいとも容易くコンテストよりピンポンを選び、あれだけサトシを好きだったのにリアクションも薄かった……。
(一応ヒカリも元トレーナーのサトシに相談はしたが、最終的にはエテボース自身の判断に委ねられている)

おかげでエテボースちゃんが単なる移り気の激しい娘にしか見えず、この取って付けたようなあまりに唐突すぎる退場劇に放送当時ファンは失望した。
そもそも交換自体、サトシの手持ち内にヒコザルと同じ猿モチーフがいてはならないという判断だったのだろうか。


ポケットモンスターSPECIALのエテボース


ゴールド幼なじみにして最高の相棒であるエーたろうが、第9章時まいこはんとのバトルで進化。
仲間たちと共にアルセウスに立ち向かう。




追記・修正はポケモンピンポンにスカウトされてからお願いします。

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最終更新:2024年03月30日 00:05