ランド・トラビス

登録日 :2010/06/07(月) 21:26:05
更新日 : 2017/08/01 Tue 09:34:29
所要時間 :約 5 分で読めます




それが、ザ・ヒートの生き様だからな!



スーパーロボット大戦Zに登場する人物。


□ランド・トラビス

年齢: 27歳
身長:不明
体重:不明
声優:川原慶久
戦搭乗機:ガンレオン
闘曲:LAND CRASHER/負けないぜ!ガンレオン


□概要

相棒のメール・ビーターと共にさすらいの修理屋「ビーター・サービス」を営む男。

健康的に焼けた肌と、はちきれんばかりの筋肉が特徴。
ガテン系のごつい顔のせいで老けて見えるがまだ20代である。

本来はビーター・サービスの修理工見習いなのだが、師匠でありメールの父であるシエロ・ビーターが行方不明になった為、業務を代行しながらシエロの行方を探している。


お前のような修理工がいるか


性格は、暑苦しい程の豪快な熱血漢。細かい事は一切気にしない。

ザ・ヒート 」の異名を自称しており、確かに熱い。熱すぎる程に熱い。
しかしその大雑把さや、暴れん坊的なエピソードから「 ザ・クラッシャー 」と陰口を叩かれる事も多く、その名を聞くと普段は大らかなランドも怒る。相手が大の男ならまず間違いなくキレる。
「破壊」という単語を使われた際も「 ザ・クラッシャー 」呼ばわりされたと認識しており、ウェイン・リブテールガンレオンを破壊用のマシンと称した時にザ・クラッシャーと言われたと判断し激怒していた。(ウェインの方は「そんな名前で呼んでねえよ!!」と困惑していた)


しかし実際、昔はかなりのならず者で、壊し屋として名を馳せていた。
そんな時にシエロに拾われた為、彼には返しきれない恩を感じている。
彼の乗機であるガンレオンや、得意技(だと思っている)である「 ヒートスマイル 」も師匠譲りのものだが、周囲からは「暑苦しい」「寄るな」「毒」と手厳しい評価。

それでもめげずにヒートスマイル。

一見して暑苦しいだけのキャラクターに見えるが、実はかなり頭が切れる。
レントンやホランドにアドバイスをしたり、エニルを庇ったりと、悩める少年少女が多いZEUTH内ではまさしくアニキ的立場。
また、レーベンが自身に向けている殺意に気付いており、彼が裏切った時にはその攻撃を難なく受け止めた。

しかしそんな彼にも秘密があり、それをメールに言えずにいるという悩みを抱えている。

以下ネタバレ















実は、メールは一度死んでおり、ガンレオンから抜け出た「傷だらけの獅子」のスフィアによってその命を甦らせている。
そして、かつてランドの「痛み」に反応したスフィアが時空転移を起こし、結果としてシエロは行方不明となっていた。

メールを助けられた縁で「兄弟」と呼んでいたアサキム・ドーウィンの裏切りによってその事は暴露され、一時ランドとメールの仲は最悪のものになる。
だがランドは不屈の闘志で立ち上がり、またメールも仲間からの説得を受け、考え直した事でランドとの仲を回復。
ガンレオンの真の力を発揮し、アサキムを撃退した。

最終的にはジ・エーデル・ベルナルの悪あがきを ゼロ距離ヒートスマイル で一蹴し、修復された多元世界でメールと共に再びシエロを探す旅に出る事になる。

さすが ザ・ヒートクラッシャー である。


今までのオリジナル主人公の中でも一際異彩を放つキャラクター。
見た目はかなり年食ってそうだが、実はゼンガー親分より年下。
発売前や発売当初は「俺たちが求めたオッサンキャラはこんなんじゃない」と非難の嵐で、どちらかと言えばセツコの方が期待されていた。


しかし蓋を開けてみれば、その熱さと闘志の強さ、メールとの夫婦漫才、ヒートスマイルや頼れるアニキっぷりが受けに受け、現在では逆に人気キャラクターとなっている。
セツコがそのシナリオの欝っぷりで期待された程の人気を発揮しなかった事に対し、やはりその痛快な生き様と熱さで困難を乗り越えるシナリオが受けたのだろう。
また、スパロボ主人公にしては珍しく機体を乗り換えない主人公でもある。

ランドの戦闘曲はどちらも耳に残る、ある意味ランドを如実に表した名曲。
ちなみに、作曲は第三次αでバラン・ドバンの曲を担当した人で、歌っているのは超兄貴などの曲を歌った人である。

そりゃ熱いわ。

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇では名前が語られるのみだったが、再世篇では第2弾PVにて我らのせっちゃんことセツコ・オハラと共に登場しており、我々を歓喜させた。
劇中では、スフィアを暴走させたクロウを止める為に登場するもやりすぎてカウンターが入りブラスタを撃墜と言うある意味で衝撃的な登場をする。
ZONEの封印に際して率先して封印を行おうとしたクロウに割り込む形でZONEに突入し、直前の戦いでエスターを元に戻せる可能性が示された以上必ずクロウの手で助けるように忠告した後、メールと共に自らを犠牲にして封印する。

その後トライアが開発したZONEブレイカーによって復活し、覚醒した真ゲッタードラゴンとセツコと共に合流を果たす。

セツコがエスターと仲が良いのに対して、ランドはクロウと仲が良く、暴走したクロウをうっかり撃墜するというトラブルの直後にも関わらず、すぐに打ち解けていた。(もっとも、まだ20代前半のクロウをおっさん仲間の一員に加えようとした際は、さすがに嫌がっていたが)

また、意外にもクロウに対してツンデレ的な態度をとるトライアとも仲が良く、酒を飲み交わしていたり、クロウ宛の手紙(現在の借金の額についてだが…)を預かるなど、ある意味クロウよりも仲が良い。

前作で似ていると言われたガイオウからは見ていると親近感を感じると言われてしまった。

なお、破界篇に出ていた師匠とは再会できなかったばかりか、置いてきぼりにして元の世界に帰る事になってしまった。シエロは泣いても良い。

とはいえ、続編の時獄篇においてUCW(無印Zの世界)とADW(第2次Zの世界)が統合されたため、再会出来る機会が再び訪れるも、今度はランドとメールが味方側のスフィア・リアクターの排除を目論んだサイデリアルによって、セツコやクロウと共に別の世界に飛ばされてしまうことになった。(Z-BLUEからはあいつらのことだから、きっと大丈夫だろうとそこまで心配されてはいないが)

ランドは傷だらけの獅子のスフィア・リアクターであるが、本人はスフィアに対しては関心がない。(火星でのユーサー・インサラウムとの戦闘前会話において、スフィア目当てで戦いを挑んでいる訳ではないとはっきりと公言している。)

またガンレオンはビーター・サービスの商売道具である関係上、非常時以外はマグナモードを使おうとしないためか、セツコやクロウ、ヒビキといった他の主人公たちに比べるとリアクターとしての覚醒度合は一番低いようである。(スフィア・リアクターは次元力を行使して反作用に適応することで適合率を上げていくので、通常時はガソリンで動くガンレオンに乗るランドの覚醒の進行が遅いのは当然と言える。)

しかし過度にスフィアを使用しないため、スフィア・リアクターたちの中で最もスフィアに人生を縛られていない人物であると言える。
実際、スフィアを覚醒させられるために多くの悲劇を味わった上に慢性的な反作用に苦しめられるセツコとユーサー、反作用を乗り越えるために借金から離れられないクロウ、スフィアを制御するために嘘をつき続けるアイム、同じく制御のために相反する感情を常にせめぎ合わせなければならないガドライトとヒビキといった面々と比べると、ランドは反作用が一過性という理由もあるが師匠が行方不明(破界篇において生存が判明)なる以外は目立ったトラブルもなく、アサキムの思惑を幾度も覆す等、逆境を跳ね除け続けている。

そのため、ガンレオンの機体構造やメールがいなくては次元力を使えないという他のリアクターたちとは異なる事情があるとはいえ、現状スフィアと最も上手く付き合っている人物と言える。





 以下、連・天獄篇ネタバレ







新世時空震動で翠の地球に飛ばされており、その際にメール・ガンレオンと逸れてしまっていた。
飛ばされた先の翠の地球はUCWをベースとする星であり、さらにランドがいたのは元々の居場所である「荒廃世界」の区域であったため、ビーター・サービスを知る者も多く、ランボルトを回収して修復・強化、修理屋稼業に精を出しつつサイデリアルと戦っていた。

ここで明かされた事実によれば、見習い時代のランドはランボルトに乗っていたらしく、これに乗って戦うとノリが当時のものに戻って若干喧嘩っ早くなるらしい。

アドヴェントの誘いに乗って各地を転戦する中、ある街で「獅子神さま」とあがめられていたガンレオンとメールを発見、リアクターとしての成長もあり、ついにマグナモードの常時起動が可能になった。ただ、おかげで戦場での修理は以前よりも荒っぽくなり、もっぱら ジャレンチでぶん殴って修理している 。天獄篇ではネェル・アーガマのハイメガ砲を修理し、スフィアの反作用で精神崩壊したヒビキも修理し……なんか違う。

Z-BLUEに合流した後は、「いがみ合う双子」のリアクターとなったヒビキに「とにかく笑え」とアドバイス。
サイデリアルとの戦いでは、自身のスフィアと相性のよい「欲深な金牛のスフィア」をもつストラウスと激突。
かつて程の力を発揮できていないガンレオンと自分に悩む様子を見せていたが、クロウの発動した「ミッション・スプリング」により、「誰もが痛みに耐えて生きている」ことを実感。痛みに耐えるだけでなく、それを超えて生きる意志を固めたことでついにサード・ステージに移行し、ストラウスを撃退する。

そこまではよかったのだが、その直後に本領を発揮したストラウス改めエルーナルーナに痛烈なお礼参りを食らい、以後彼女に付きまとわれるようになってしまった。

カオス・コスモスでの戦いでアサキムとの因縁に決着をつけ、超時空修復で世界が再構成された後についにシエロと再会した。……のは良かったが、 シエロの方は二人の居場所をとっくに知っていた というオチが待っていた。
シエロは天獄戦争の後半にスコート・ラボに協力を要請され、ソーラリアンの整備士を経て地球防衛結界・スヴェルの機関士長を努めていたのであった。二人の前に顔を出さなかったのは、「ビーター・サービスは代替わりしたんだから、隠居した先代がホイホイ顔を出すもんじゃない」という理由であった。

最後にはメールに押し切られる形で結婚式の費用を稼ぐべく、今日も今日とて修理屋稼業に励むのであった。





□搭乗機

ガンレオン
ランドの大事な商売道具。
修理屋というランドの職業に合わせ、巨大なレンチなどの特徴的な武装を装備している。
真の力を発揮した際は、驚きのギミックを披露した。
主人公機でありながら修理装置を搭載、さらには補給装置まで追加されるため、かなり強力なユニットである。

●ランボルト・レオン
翠の地球で乗っていた間に合わせの機体。修行時代に乗っていたのと同型の機体で、スパナとギーグ・ガンを装備している。

□人間関係

●シエロ・ビーター
修理稼業の師匠にしてガンレオンの先代パイロット。ヒートスマイルや修理の腕、心構えなど、現在のランドを作り上げたあらゆる意味での恩人。初代Zから長らく行方不明になっていたが……。

●メール・ビーター
師匠であるシエロの娘。合法ロリ。
ランドを婚約者と決め付けており、「ダーリン」と呼ぶ。
スフィアの影響で身体の成長が止まっている……と思いきや、 単に発育不良なだけだった という驚愕(でもないか)のオチが。

アサキム・ドーウィン
メールを助けて現れた事から、ランドに兄弟認定される。
ランドを一度は裏切ったが、その行動は「メールが一度死んだこと」と「シエロの行方不明の真相」を明かすというものであり、隠していたランド自身に非があった事から敵と断じ切れず、奇妙な友情を築いた。
無印ではランド編のみ仲間になる。

ジ・エーデル・ベルナル
黒のカリスマの正体。
常に余裕綽々な態度を崩さなかったが、ランドのヒートスマイルの直撃を受けて流石のラスボスも「 こんな暑苦しいラストだけは嫌だぁぁぁぁぁぁっ! 」と断末魔の悲鳴を上げた。
ちなみに彼のもう一つの姿であるジエーの方は決して嫌ってはいなかった様子。

セツコ・オハラ
自軍で共闘する悲しみの乙女のスフィア・リアクター。
ファンからランドは陽、セツコは陰と例えられるように人間性やリアクターとして辿った道のりは対極だが良好な関係を築いており、烙印やアサキムの件を不安がるセツコを励ますなど、ランドのポジティブさ(暑苦しさとも言う)が深い悲しみを抱えるセツコにとって良い刺激となっているようである。
天獄篇では飲べえ仲間。

クロウ・ブルースト
共闘する揺れる天秤のスフィア・リアクター。
ゲイン・ビジョウがランドとクロウはきっと気が合うと評したように、実際に直ぐに打ち解けて良好な関係を築いていた。

ヒビキ・カミシロ
いがみ合う双子のスフィア・リアクター。
精神面に大きな闇を抱える彼に「とにかく笑え」とアドバイス。これはヒビキの在り方に大きな影響を与えたらしく、彼からは人生の師匠と尊敬されている。

エルーナルーナ・バーンストラウス
欲深な金牛のスフィア・リアクター。
根っからの戦闘狂で、ほとんどノリで生きているような女性。彼女からは好敵手として「ダーリン」と呼ばれているが、ランド当人はエルーナルーナのノリがメールにそっくりな事から、心底ゲンナリしている。
ちなみにスタイルはランドの好みド真ん中なのだが、それを打ち消して余りあるほど戦闘狂の一面が激しい。

ゲイン・ビジョウ
Z1話からの付き合いとなった黒いサザンクロスであり、版権キャラの中では最もよく絡んでいた。
天獄篇では作品ごと不参加だったが、わざわざ「ブラック・サザンクロス」と固有名詞をギリギリまで回避して手紙を送ってくる程であった。



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