ジェネラル(カイザーナックル)

登録日 :2011/03/09 (水) 06:35:50
更新日 : 2017/04/09 Sun 07:20:20
所要時間 :約 4 分で読めます





「I'm Perfect soldier」
「女性の身で戦いとは感心しませんな。近頃の女性はやんちゃで困る」





対戦2D格闘ゲーム「カイザーナックル」に登場するキャラクター。本作品で隠しボスを勤めるCPU専用キャラクター。
登場条件は「ノーコンティニュー(乱入対戦もしてはダメ)」かつ「中ボスのアステカ戦までに、CPUに取られた本数が5本以下」というもの。
後述するが、この条件を満たすことすらすでにキツかったりする。
ちなみに条件を満たせなかった場合は、顔が影になったまま椅子に座っているジェネラルに説教されたあげく、アステカ戦まででゲームオーバーとなってしまう。
しかもエンディングやスタッフロールは一切流れない。


緑色の軍服に身を包んだ白色人種の男。ダンディーな髭を蓄えており目の当たりに傷がある。ドットがどことなくベガに似ている。
と言うか、かつて元スタッフが運営していたHP(現在閲覧不能)曰く「あれはズバリ、ストIIのベガをパクりました(笑)」。版権におおらかな時代の話である。


見るからに悪そうな見た目(立ち絵)をしているが性格は至って紳士的で、相手を蔑むような台詞があまり無い(男キャラに勝つと、「ふんっこの青二才が!…(略」と言うぐらい)。
格闘ゲーム、ラスボスには珍しいモラルとダンディズムあふれる軍人。

本作品で彼を倒すと、黒幕と思われる人影が、彼を「尖兵に過ぎない」と発言していたが、詳細は不明。

次回作でプレイヤーキャラクターに昇格する予定であったが会社の経営不振に寄り開発が中止されたため、いよいよ日の目を浴びることは無かった。
もっとも、そのお陰で最強のラスボスとして今なお語り継がれているが。



当時、格闘ゲームといえばストリートファイターやSNK系統が主流だったため、カイザーナックル自体、お世辞にも人気とは言えなかった。
にも関わらず単独で項目が出来たのはゲーム中の彼がとんでもなく 鬼畜であるから。
その強さたるや、 格闘ゲーム史上最強 と言われるほど。
当時のアーケードゲーム雑誌「ゲーメスト」はストリートファイター初め、様々なゲームの攻略を載せてきたが、ジェネラルに関しては「不可能」「気合いで何とか」とサジを投げたとか。

対策として、メーカーからeasyモードでの稼動を推奨したがそれでもかなり強く、あまり解決策にはならなかったらしい。
こんな強さにしてしまったのは、プログラマーが「好きにして」と言う上からの命令を真に受けてしまったかららしい。




【ゲーム中の性能】
攻撃力、防御力共にTOPクラスであり、移動スピード・ジャンプスピードが異常に速い。更にダウンからの復帰スピードも最速と、基本スペックからどうかしている。
また、通常攻撃のスピードが軒並み速く、強攻撃ですら小パン並の隙とスピードである。

更に超反応でガード、迎撃してくる反則クラスのアルゴリズムで動いている。
一応プレイヤー側のアドバンテージとして、最終奥義(体力ゲージ点滅時に出せる、高威力の超必殺技。クラッシュゲージMAX時にはさらに威力が上がる)があるのだが、ジェネラルにはそれがない。
しかしどの最終奥義より優秀な必殺技を大量に保持しているため、「だからどうした」のレベルである。

なお、「実際に対決させると中ボスのゴンザレスの方が強い」と言う話もあるが、これは有名なデマで、
改造ツールでゴンザレスを使用すると対ゴンザレスを想定していないCPUジェネラルにそう難しくなく勝てることや
某同人格ゲーツールのゴンザレスがアッパー調整されているために広まったもの。
実際にゲームの性能で戦うと、永遠に無敵を継続させられるジェネラルが無敵に隙のあるゴンザレスを圧倒する。
(改造ツールを使わない限り戦わせる事は出来ないが)
ただ、まあどっちも格ゲーキャラとして異常に強いのは間違いない。
と言うか、確かにボス勢は抜きん出ているが、超反応は一般CPUも同じなので、CPU戦後半あたりからすでにキツかったりする。
常人ではそもそも最初の中ボス・ゴンザレスにすら辿りつけない。


【使用必殺技】
NPCであるため、正式名称は不明。

  • 飛び道具
自身を模った緑色のオーラを飛ばす技。前、30度、60度に3つ飛ばすものと、前方に1つだけ飛ばすものの二つが存在する。飛び道具を掻き消しながら進むため撃ち合いにも強い。 一言で言えば貫通性能付き3way覇王翔吼拳を常時フォースロマキャンしながら撃ってるようなものである。

  • スライディングキック
低姿勢で足を掃うように滑り込む。当たるとダウンを奪う。
と、ここまでは普通だが、何故かガード時は3回ガードさせられる上、ジェネラルが大幅有利。これを繰り返されるだけで脱出が困難になる。
通常攻撃扱いなので削りがないのが唯一の良心だが、攻撃判定が強い上に画面半分近くを平気で滑ってくるため、常に気が抜けない。
地味ながらジェネラルの持つ技の中で一番凶悪。

  • ワープ
カァンカァンと奇妙な音をたてながら瞬間移動する技。出始めから終わりまで全身無敵で、技後の隙が一切無い。見た目と音のインパクトのおかげか、今やジェネラルの代名詞。

  • 投げ
必殺技では無いがこちらに記載。なんと投げ間合いがザンギエフ並に長いため、不用意に近づいたら吸われる。
カイザーナックルには投げ抜けも無いため、超反応を悪用したCPUにスライディングキックから投げられること多数。
当然、投げ失敗のモーションなどと言う可愛げのあるものも存在しない。


一応攻略法が無い訳ではなく、全キャラクター共通で「起き上がりに足払い」でハメ殺す事が可能。
しかし前述の通り、起き上がりが異常に速いためタイミングが非常にシビア。
そもそもその状況に持ち込むには、 ジェネラルをダウンさせなければならない。


また武龍というキャラクターには嵌めが確立されており、コマンドさえミスしなければ倒せる。

が、これらの攻略方法はあくまでeasy設定のものであるため、難易度が上がったら、一発勝負の運ゲーでは人間が倒すのは恐ろしくきつい。
一応ベリーハード設定でジェネラルを倒している動画も存在する。

また、改造ツールなどで人操作可能にした場合、「ワープを連打して一切の切れ間なく無敵を発生→投げられるようなら投げ→投げられなかったら即ワープで無敵」とやる事で、 1フレームの隙さえ与えず相手を封殺可能 となる。
余談だが、改造ツールなどで使用するとデモや通常あまり表示されないドット絵はジェネラルと同じ組織の改造人間マルコのものが流用されている。



wiki篭りの身で追記・修正とは感心しませんな。近頃のアニヲタはやんちゃで困る。

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