七星武器/ナルガクルガ希少種武器

登録日:2012/09/03 Mon 22:33:33
更新日:2022/10/12 Wed 16:03:50
所要時間:約 10 分で読めます




モンスターハンター3Gサンブレイクにおいて、ナルガクルガ希少種の素材で作られる武器群のこと。
武器の見た目はナルガクルガ武器の色をそのまま希少種カラーにしたものとなっており、妖しく光る月白色がとても美しいイケメン武器である。

■性能

初登場時の3Gと再登場したMHR:Sで全く別物の性能となっているので、それぞれ分けて大まかに解説すると、

【MH3G】

  • 攻撃力がやや低め〜平均程度
  • 30%前後と非常に高い会心率を持つ*1
  • デフォルトで40~50という異常に長い切れ味紫を持つが、匠で延長はできない。
  • 近接武器は覚醒すると弱めの毒属性を持つ*2
  • ガンナー武器の得意な弾はライトが通常弾、ヘビィは貫通弾、弓は連射矢がメインとそれぞれバラバラだが、それぞれ毒弾と毒ビンが新たに使えるようになっている。
  • 装飾品スロットは1~2と標準クラス。
  • 迅竜の天鱗を2個以上要求してくる等、高すぎる生産難易度。

総じて継戦能力と物理火力を両立扱いやすい武器となっており、近接武器ではそのスキル自由度から爆破属性に勝るとも劣らない最強クラスの性能。


【MHR:S】

  • 330~340と平均よりやや上になった攻撃力*3
  • まさかまさかの会心率0%
  • 斬れ味は素で紫ゲージを持つがデフォルトで10~20と何故か貧弱。続く白ゲージも短い。一応匠で延長可能。
  • 近接武器は素で弱めの毒属性を持つ。
  • ライトは貫通弾特化。ヘビィは通常・貫通をバランスよく使う、弓は神属性持ち貫通・拡散矢を同時に扱うとまたもバラバラな傾向に。
  • 全武器中最高クラスの装飾品スロット4-2
  • 百竜装飾品スロットはレベル1とかなり貧弱。
  • 生産難易度こそ高めだが、通常種武器からの強化では素材要求は厳しくない。

総評すると大量のスキルで斬れ味と会心率を補いながら高い物理火力で押していく武器であり、3Gとは全くの別物。
斬れ味の悪さを逆に利用する「研磨術【鋭】*4」、状態異常蓄積時に攻撃力が上がる「蓄積時攻撃強化」、砥石使用で斬れ味消費を一定時間無効にする「剛刃研磨」を使うことで、全武器中トップクラスの物理火力を発揮できるが、これらを使わないと一転して産廃寸前になるという非常にピーキーな性能となっている。
また研磨鋭運用ではイブシマキヒコ武器が最大のライバルとなるが、スロットの多さで大差が付いているので装備の組みやすさで差別化したい。

ガンナー武器はライトボウガンが貫通特化、ヘビィが貫通・通常弾のバランス型*5で、反動「小」リロード「速い」ブレ「無し」を素で持っており、特化型の武器ではライバルが多いものの、スキル自由度の高さで住み分けに成功している。
弓は忘れてください



■七星武器

主に大剣、片手剣、太刀、双剣、ランス、ガンランス、スラッシュアックスの7種類の武器の総称。
七星の由来は恐らく北斗七星だと思われる。別に攻撃を当ててもモンスターが破裂したりはしない
全て切断属性を主力とする。

◆ 七星大剣【巨門】 ◆

七星の第一の具現。
隠牙は深闇を刻みつけ、万有を狂気の最果てへと誘う。

エクリプスブレイズより派生する、七星第一の具現。
3Gでは会心率が高く、覚醒無しで毒属性を持つが、大剣御用達スキル"抜刀術【技】"と の相性が悪い。今作から強化された毒属性を持つとはいえ、大剣なので手数に欠ける等七星武器の特徴をイマイチ活かしきれていない感が否めない。素の攻撃力が低めなのもマイナス。
抜刀術が無い条件下ならそこそこ優秀。ついでに言うと、抜刀後も溜め切りを繰り返す場合は強い*6

MHR:Sでは攻撃力が大幅に改善されたものの、斬れ味と会心率が大幅に劣化。
百竜スロットの差から序盤武器最終強化の『カムラノ傑大剣』に性能で見劣りしがちと、相変わらず微妙な立ち位置となっている。


◆ 七星槍【天枢】 ◆

七星の第二の具現。
天枢の命を司りし青白の槍は全てを深闇へと連れゆく。

エクリプスランスから派生する七星第二の具現。
3Gでは高い会心、毒属性は手数重視である武器と相性が良く、ランスも同じくして優 秀。業物があれば更に長持ちする。
しかし、今作のランスにはご存知レイジングテンペストが存在するため、やや肩身が狭い……まあ、コイツも強い方ではあるんだけどね。


◆ 七星剣【禄存】 ◆

七星の第三の具現。
研ぎ澄まされた絶影の煌明はしじまの中、命を刻む。

エクリプスエッジから派生する(ry
会心率が35%と他の武器よりやや高いのがポイント。
3Gでは素の攻撃力がナルガ武器にしては妙に高く、更に片手剣最高の会心率に加え、匠不要の切れ味紫50&白50な上にスロットまで2つあるというとよく見るとトチ狂った性能を持つ。
言ってしまえば無属性片手剣最強といっても過言ではない性能であり、覚醒すると爆破に次いで汎用性の高い毒属性を纏う。ただし属性値は低いのでおまけ程度。
他の有力な片手剣にはあの破岩剣デストルクジオがあるが、あちらは匠があった上で切れ味はこちらより劣る。会心率を考慮すると物理ダメージでは勝るが、あちらはあちらでチート属性の爆破属性があるためどっこいどっこいか。


◆ 七星刀【天権】 ◆

七星の第四の具現。
その一閃を目に捉えた刹那、命の灯火は淡く消えゆく。

エクリプスサーベルから(ry
なんと脅威の会心率50%。見切り+3をかければ80%、更に挑戦者+2や狩猟笛の旋律をかけて貰えば会心率100%となる浪漫溢れる武器。 七星武器においてはスラアクに次いで人気が高い。


◆ 七星剣斧【開陽】 ◆

七星の第五の具現。
音も無く森閑の内に届く一筋の星光。訪れる静寂は絶世の句となる。

エクリプスアックス(ry
3Gでは最早説明不要の超性能スラアク。しかしサンブレイクで一転して産廃寸前の性能になってしまった。
詳細はリンク先にて。


◆ 七星銃槍【玉衡】 ◆

七星の第六の具現。
闇夜に光り、放たれる星の輝き。小さな命は儚く砕け散る。

エクリプスガンランス(ry
3Gでは七星武器共通の特長に加え、砲撃が拡散Lv.5と強烈。 砲術王をつければモンスターによっては砲撃だけで討伐可能なほど。また、匠覚醒が不要な為、ガード性能や体術等のガンス向けスキルをつけ放題と かなり優秀。
ガード性能(回避性能の場合も)+2、業物、装填数up、砲術王を組み合わせた「増弾玉衡」というスタイルが人気。

MHR:Sでは物理火力こそ高いが、砲撃が放射Lv.7と少し微妙。
今作最メジャーの闇討ちフルバ運用と相性が非常に悪いことから殆ど使われることはない。そもそも闇討ちフルバと好相性のガンランスが少なすぎるのだが…
時代が時代なら殴りガンス最強と持て囃されただろうにもったいない話である。


◆ 七星連刃【揺光】 ◆

七星の第七の具現。
魂の揺光は二筋の閃光のもと露と消えゆく。

エクリプスダガー(ry
ここまでくれば優秀なのは説明不要だろう。 ただし、超硬質ブレードや破岩双刃アルコバレノに押され気味である……が、イベクエの化け物共に対してはこの武器の方が勝る。要は使いようである。


■斗宿武器

3G当時では切断武器ではない狩猟笛、ライトボウガン、ヘビィボウガンはエクリプスの段階までしか強化できな上にハンマーは希少種派生すらなかった。ただし違うのは名前だけで性能は七星武器と遜色ない優秀な性能だった。

MHR:Sではエクリプスの銘は無くなり最終強化で斗宿の名を冠するようになった。
斗宿武器はハンマー、狩猟笛、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガンの6種類。
斗宿の由来は南斗六星であり、七星武器とは対の関係であると考えられる。別に攻撃を当ててもモンスターが細切れになったりはしない


◆ 斗宿槌【天府】 ◆

3Gでは希少種派生すらなかった不遇気味のハンマーだったが、サンブレイクでは待望の派生獲得。
やはり研磨鋭運用が前提となるが、イブシマキヒコハンマーの神潰・風雲烈震の存在がやはり気がかりか。


◆ 斗宿笛【天梁】 ◆

3Gでのエクリプストーンは橙緑紫の音色を持ち、
  • 体力回復【小】
  • 会心率UP&体力回復【小】
  • 聴覚保護【大】
の旋律を吹ける…が、ブラキ武器の破岩鈴イエログラフと丸被りしてしまっている。
狩猟笛は素で弾かれ無効の旋律を吹けるので斬れ味のアドバンテージが他武器種ほど重要視されなかったことから、エクリプストーンはやや地味な存在になってしまっていた。

MHR:Sにて斗宿笛【天梁】の名で復活したが、今回の旋律は
  • 高周衝撃波
  • 攻撃力UP
  • スタミナ回復速度UP
となっており、攻撃力UPの旋律はマルチプレイでは強力なのでかなり嬉しいところ。
しかし、旋律との帳尻合わせなのか素の攻撃力は310と低めで、状態異常武器なので鉄蟲糸響打との相性が悪いと火力面でかなりのハンデを背負ってしまっている。


◆ 斗宿盾斧【天機】 ◆

サンブレイクで登場したナルガ希少種派生のチャージアックス。


◆ 斗宿棍【天同】 ◆

サンブレイクで登場したナルガ希少種派生の操虫棍。
猟虫レベルは標準クラスの14。
今作の操虫棍は属性優位なので立場がやや辛いが、やはり研磨鋭がカギになってくる。


◆ 斗宿銃【天相】 ◆

3Gのエクリプスゲイズは通常弾Lv2、貫通弾Lv1、毒弾Lv1、斬裂弾の計4種類を速射できるが、通常弾以外は反動が中~大なので凄まじく使い辛い。
通常弾以外を使うならリミッター解除が必須。

MHR:Sでは対応弾が全体的に少なく、速射も貫通弾LV1と2だけだが、反動とリロードがどちらも優秀。
無反動で適正射撃法とロングバレルを両立して貫通速射ができる。


◆ 斗宿重弩【七殺】 ◆

ナルガ希少種派生のヘビィボウガン。
3Gではエクリプスナイパーという名で登場しており、反動、リロードが優秀でブレも無しと癖が無く、貫通弾Lv1,3がしゃがみ撃ち可能と貫通ヘビィ最強と言われるレベルの性能。
一応貫通しゃがみに限定するならカーディアーカが上の性能を行くため、エクリプスナイパーの性能を活かすならリミッター解除しての立ち撃ちがベスト。
MHR:Sでは相変わらず優秀な反動・リロード性能で、通常弾・貫通弾の運用が強力。



◆ 極星弓【太一】 ◆

ナルガ希少種派生の弓。
3Gではエクリプスボウという名で登場しており、強撃ビン装填可能の溜め3で連射5の矢を撃てるという、無属性連射弓として完成された性能となっている。

MHR:Sで復活した際に名前が変更されており、七星や斗宿とも異なる「極星」の名を冠している。由来はもちろん北極星。因みに極星の名が付く武器は過去にあのイカがいたが多分無関係だろう。
攻撃力360とパッと見の火力こそ高いが問題は矢タイプと装填ビンがあまりにも酷すぎるせいで、全弓中最弱の烙印を押されている。見えていたのは北極星ではなく死兆星だったのかもしれない

詳細はリンク先にて。


【目的を達成しました】テッテレッテー♪

ハンター「よし、朧月の欠片来い!」

【追記・修正を手に入れた】テレレンッ♪

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最終更新:2022年10月12日 16:03

*1 ただし太刀の七星刀【天権】のみ、より低攻撃力高会心寄りの性能となっている。

*2 覚醒が必要無い武器もある

*3 例外として狩猟笛は310。ヘビィボウガンと弓は360

*4 砥石で斬れ味を2段階以上回復させると斬れ味補正が上がるスキル

*5 ただし通常弾LV2は撃てない

*6 とある動画サイトには、ラギアクルスを溜め切りの繰り返しでハメているものもあったりする