十二支

登録日 :2011/11/28(月) 01:05:08
更新日 : 2017/12/14 Thu 12:28:38 NEW!
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十二支とは、古代中国において成立し、暦や方位などに用いられた単位である。
かつては十二支と同時に、十干と呼ばれる単位も存在していたが、近世以降、これらのものと現代人との縁は急速に薄くなった。
だが、十二支だけは、「自分は○○年生まれ」 などと会話の中でよく話題に上るほか、年賀状のイラストにも描きやすい事もあり、今も表舞台に出てくる存在である。

漢字が動物本来の字と全く違うがこれは関係なかった漢字に動物をあてはめたため。
「干支」ともいうが、本来は十「干」と十二「支」を複合させた60を表す単位。江戸時代まで(頻繁に変わる)元号の代わりに歳を示す単語になっており、
飛鳥時代の「壬申の乱」から幕末最後の「戊辰戦争」等に使われている。建物でも使われており、わかりやすい例なら「甲子園球場」だろう。
ちなみに、還暦を迎えることがめでたいのは、干支を一巡するのがちょうど60歳(数え年で61歳)だから。

■十二支達

故事にいわく、お釈迦様が新年の挨拶に来た動物達の順番で、十二支を決めるというものがある。


◆子
ネズミ。チューチュー。
ちゃっかりと牛に便乗、牛がまさしく到着…という瞬間に背中から飛び降りダッシュして一番乗りしたずる賢いやつ。
現代でも東京の地下には大量のネズミがいるらしいが…。
ミッキーやピカチュウなど、キャラクターでも人気者。
対応する方位は北。
対応する時刻は23時から1時。

◆丑
牛。モーモー。
食べてよし、乳を絞ってよしの万能ぶり。
足が遅いので早くに出たのに、背中に乗っていたネズミに一番をとられた。ちょっと不憫。
対応する方位は北北東。
対応する時刻は1時から3時。

◆寅
フーテンでは無い。がおー。
ジャングルの王者だが、国によっては豹や猫にとって変わられる。
対応する方位は東北東。
対応する時刻は3時から5時。


◆卯
うさぎ。ぶぅぶぅ♪。 うさぎに声帯はないんよ
長い耳と赤目の人気者。擬人化でもたいてい可愛い女の子にされる。
あの年は地震なんか起こって大変だったね…。
対応する方位は東。
対応する時刻は5時から7時。

◆辰
龍。ドラゴン。ギャース。
ロマンの塊。唯一の架空の生き物だが、国によってはワニに変わる。現実にいないためタツノオトシゴが代替ピッチャー。
対応する方位は東南東。
対応する時刻は7時から9時。

◆巳
蛇。しゃー。
悪いイメージもあるが、白蛇は幸運の象徴。脱け殻もお守りになる。
」の虫偏も蛇を表している。
トグロ巻いてたらう○こに見えるのが欠点か。
干支のマスコットなんかでも大抵トグロ巻きだから、この年に生まれた事を嘆く人もいるとか。
対応する方位は南南東。
対応する時刻は9時から11時。

◆午
馬。ひひーん。
ウサギとは人参仲間。
今日もギャンブルのネタにされる。
時間帯を表す「午前」「午後」という単語はここから由来している。
対応する方位は南。
対応する時刻は11時から13時。

◆未
羊。めーめー。
ふわふわもこもこ。可愛い。
毛皮は衣類に。肉は…、ちょっと臭いけど食用になるよ。
対応する方位は南南西。
対応する時刻は13時から15時。

◆申
猿。うっきっきー。
最近は餌付けによって、濃い味を覚えてしまい、山に帰れなくなった。
ちなみに、お釈迦様への挨拶に遅れたのは、犬と喧嘩していたからとか。
対応する方位は西南西。
対応する時刻は15時から17時。

◆酉
鶏、にわとり。コケコッコー。
卵にお肉に大忙し。
早起きなのに挨拶に遅れたのは、ワンとウッキーを仲裁してたから。いいやつ。インドではガルラに置き換えられる。
対応する方位は西。
対応する時刻は17時から19時。

◆戌
犬。わんわん。
ソフトバンクのお父さんが有名。
猿と喧嘩してて遅れた。
実際犬猿の仲と言う言葉もあるし、昔の人は物凄い犬猿の喧嘩を見たのだろうか…。
対応する方位は西北西。
対応する時刻は19時から21時。

◆亥
猪。ぶひー。
最近増えて、畑やら荒らしている。実は、亥を猪と解釈しているのは日本だけで、他の外国では豚になる。
西遊記の猪八戒に猪の字があるように、中華料理屋の豚肉料理にはメニューに「猪」 とあるように。本来、「猪」とは豚を指す言葉なのだ。
亥年の皆様、実は皆様、本来は豚年です。
(猪のことは中国では野猪と書きます)
対応する方位は北北西。
対応する時刻は21時から23時。

◆猫
ぬこ。にゃんにゃん。
ネズミに1日騙されて、翌朝に来たお間抜けにゃんこ。絶対に許さないにゃ。
その恨みからか、今でも猫はネズミを追いかける。
ネズミに騙されたので対応する方位も時刻もありません。

◆鼬
イタチ。い、いた~ち?(鳴き声知らない)
猪に先を越され、十三番目に到着した。惜しい。いたち犠牲になったのだ…。
可哀想だから、お釈迦様は、月のはじめを「ついたち」と呼び、いたちの存在をアピールしてくれた。

その他、熊、鹿、狸、鶴なども、干支候補に上がっていたらしい。
ところであなたは何年ですか?

一般的には、正月や方位関連、年号といった何かしらの名称などに古くから使われているため、日本に住んでいて干支を目にしないという人はまずいないだろう。
また、風水(一般的には気学や四柱推命)を学ぶ上で十二支は必ず覚えなくてはならない要素なので、占いに詳しい人ならば何も見ずに干支の対応する方角や時刻を言えてしまう。

アニヲタ的には、暦や方位としての十二支も丑寅の方角「鬼門」や時刻における丑と寅の間「丑三つ時」という形で牛と虎だけはよく出てくる。
鬼門の反対である裏鬼門(南西)もあるのだが、こちらは羊と猿というなんともいえないコンビのためかあまりネタにされていない。
ただ、桃太郎がイヌ・サル・キジをお供にするのは裏鬼門に近くに位置する申酉戌が由来であるという説が存在している。

追記、修正は、猫年と言える強者にお願いします。










チベットやタイでは兎ではなく猫である

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