ガンダムデスサイズ/デスサイズヘル

登録日 :2010/04/28(水) 21:37:46
更新日 : 2017/06/29 Thu 17:40:43
所要時間 :約 7 分で読めます






死ぬぜぇ、俺の姿を見た者は……!!



新機動戦記ガンダムW」に登場するモビルスーツ(MS)であり、ガンダムの一機。
黒いボディ、鎌、後に羽根(マント)装着というコンボにより、視聴者の心を掴んで離さない人気MS。
その人気は未だに色褪せない驚異的なメカである。



◆ガンダムデスサイズ
型式番号 XXXG-01D
開発 プロフェッサーG
頭頂高 16.3m
重量 7.2t
装甲材質 ガンダニュウム合金

武装
ビームサイズ
バスターシールド
バルカン×2
マシンキャノン×2
ハイパージャマー×2



「オペレーション・メテオ」に投入された近接戦・隠密戦用ガンダム。
機体名の「デスサイズ」とは、英語の「Death(死)」と「Scythe(大鎌)」を組み合わせた造語である。
OZからは「ガンダム02(ゼロツー)」のコードネームで呼ばれる。

高い防御力を誇るガンダニュウム合金で作られたガンダムだが、流石に連続・集中攻撃を受ければいずれは破壊されてしまう。
特に単独行動を行うことが前提のガンダムではその危険性は非常に高くなる。

これに対し、本機の開発者プロフェッサーGの導き出した解答は、「 高い瞬発力による回避・離脱速度の向上 」。
そして「 電子的手段を用いた機体の存在の隠匿 」の2つであった。

1つ目の課題をクリアすべく、反応速度と突進力を最重視した機体仕様を行い、5機のガンダムの中では随一の機動性・運動性を獲得した。
ただしその分同じ白兵格闘系列のサンドロックにはパワー面で劣り、シェンロンには汎用性と白兵継戦能力で劣る。

そしてプロフェッサーGの専門分野でもあるステルス技術を応用した電波妨害装置「 ハイパージャマー 」を搭載。
機体の塗装も電波・赤外線を吸収する特性を持つ特殊塗料を使用し、より隠密性が高められている。
漆黒に染められた姿と巨大な鎌でなぎ払う様は、他のガンダム以上に強い威圧と、死への恐怖感をOZの兵士達に植え付けた。

パイロットは、自らを「死神」と称する陽気な少年「デュオ・マックスウェル」。
彼はこの機体に相当な愛着を持っており、相棒と呼んでいた。



□武装
  • バルカン
頭部に内蔵されたバルカン砲。

  • マシンキャノン
肩部に内蔵された大型機関砲。

  • ビームサイズ
本機の象徴たる大鎌型のビーム白兵武装。ビーム発振器の角度変更により槍の形態に出来る。
水中でも平気で使用出来る程の出力を持ち、凄まじい破壊力を誇る。
本体だけでも機体全高に匹敵する長物だが、柄部分は伸縮可能であり非使用時にはリアスカートに懸架出来る。

  • バスターシールド
十字架の装飾を施したシールド。取り回しを考慮してか比較的小型。
先端がハサミとなっており、敵を捕縛し、ハサミを開いた中央からビーム刃を形成し確実に破壊する。
後部のスラスターによって射出も可能であり、飛び道具の弱い本機の切り札的な装備となっている。
……替えが利くようなものでもないので射出すると一々回収するの面倒臭そうだが気にしてはいけない。

  • ハイパージャマー
背部に搭載された電子兵器。特殊、強力な妨害電波を発生させ、カメラやレーダー等の電子機器をほぼ完璧に無効化する為、
カメラ・レーダー等から情報を得る兵器にとっては事実上、姿が消えている。
OZの兵士の中では「 ガンダムを見た者に、生き残った者はいない 」というジンクスがあるが、
デスサイズに関しては姿を見ぬままやられた者も多い。
ただTV版のそれはシベリアからの撤退の際何らかの粒子状の物体を散布していた事から
デザイン上は「チャフ、ないしは攪乱目的のジャミング用粒子(レイズナーで言う所のLCMパウダー)の散布システム」であった可能性が高い。
EW版は現実のECMポッド等に準拠した強電磁界発生装置の為、バルジ状パーツになっている。

  • ルーセット
敗者たちの栄光で登場した装備。
元よりスラスターを使い空中での機動や静止は可能であったが、このユニットにより完全な飛行が可能。
ウイングガンダムの羽を小型化したようなデザインで小型ゆえに航行距離は制限されるものの
ウイングガンダムと同等の飛行能力(ウイングガンダムの背面のユニットは極超音速まで飛行が可能なもの)をもつ。



□劇中の活躍
オペレーションメテオで地球上に降下後は、ハワードのサルベージ船を拠点に各地で破壊活動を行っていた。
しかし、二話にしてウイング共々ヒイロに魚雷を撃ち込まれ壊されたり、ウイングの修理のためにヒイロに部品を抜き盗られバラバラにされるなど、パイロット同様貧乏くじを引いている。

中盤にはHLVで宇宙に上がるもOZに発見されてしまい、宇宙用の調整を受けていなかったこともありモビルドール化されたトーラス部隊に翻弄・かなりの損傷を受け出力ゼロにまで追い込まれ、
最期の手段として自爆しようとするも回路不良で起動せず捕獲されてしまう。
その後、各コロニーへ映像中継される中、OZに潜入していたトロワ・バートンの手によって反抗の象徴として破壊されてしまう。




◆ガンダムデスサイズヘル


オラオラッ!死神様のお通りだぁぁ!



型式番号 XXXG-01D2
全高 16.3m
重量 7.4t
装甲材質:ガンダニュウム合金

武装
ツインビームサイズ
バスターシールド
バルカン×2
ハイパージャマー×2
アクティブクローク

搭乗者:デュオ・マックスウェル


大破し、OZに回収されていたスクラップ状態のデスサイズを5人の科学者たちが密かに宇宙用に強化・改修した機体。
頭部の装甲に装飾が追加され、肩部分は丸いシンプルなアーマーになった。
そしてなにより新技術を使った追加装備「アクティブクローク」により隠密性が遥かに上昇。同時に防御力も上昇した。

機体名の「ヘル」は「 デスサイズが地獄(Hell)から蘇った 」の意味。



□武装
  • バルカン
頭部に内蔵されたバルカン砲。強化前と同じ。

  • ツインビームサイズ
ビーム発振器が増え、二枚刃になった。
一枚目で装甲を、二枚目でフレームを破壊する事で確実なダメージを与える。
更に基部に追加された小型スラスターによって瞬発的な加速を行い全体の破壊力を高めている。
こちらも伸縮しリアスカートに取り付けられる。

  • ハイパージャマー
基本性能は2倍に向上。
肋骨を模した胸の増幅装置「 リブジャマー 」との相乗効果により欺瞞性能が強化されただけでなく、
より一層禍々しさを醸し出している。リブジャマーは排気目的のエアインテーク近くに配置されている為
「ジャミング用粒子散布増幅システム」としてデザイン上創作設定されていた可能性が高い。

  • バスターシールド
基本の仕様に変化は無いが、先端のハサミなどが大型化し中心に実体のニードルを追加。
発振されるビーム刃の出力も強化され、全体の形状は棺桶を思わせるより禍々しい物となった。

  • アクティブクローク
新たに追加された開閉式追加装甲。
メリクリウスと同等のフィールドジェネレーターを内蔵しており、大型ビーム砲の直撃すら防ぎ切る。
表面には対ビームコーティングとステルス塗料を付与し、防御性能と共にステルス性能も強化されている。
高機動戦闘時には前後に開き、四枚羽になったその姿はまさしく死神。
ちなみに前後左右四(厳密には横の装甲板を加えて六)分割されたデザインなので、部分的に開く事も可能な上、
閉じた状態でも腕の可動クリアランスはそれなりには確保されている。
最終話OPの羽を開くカットは必見。



□劇中の活躍
月面基地の混乱の最中、牢を脱出したデュオが搭乗。
まだ未完成だったが、新型機ビルゴ張五飛のアルトロンガンダムと共に圧倒してその能力を見せつけた。
その後はデュオと共に潜伏し、OZの輸送船を襲撃したりしつつ各種調整を行い完全な状態へ。
途中、トラントの乗るウイングゼロとも交戦し劣勢ではあったもののトラントがゼロシステムに呑まれ死亡したことで生き残った。

ピースミリオンに合流してからも他のガンダムと共闘し、ヒイロとトロワの操縦パターンが組み込まれMD化されたヴァイエイト&メリクリウスのコンビをも単機で打ち破った。

だが最終決戦では他のパイロットやガンダムが見せ場を作っていたが、この機体だけ五人の開発者を運ぶと言う微妙な活躍であった。




◆ガンダムデスサイズヘル(Endless Waltz版)


地獄への道連れは!ここにある兵器と戦争だけにしようぜ!



武装
ビームシザーズ
バルカン×2
アクティブクローク
ハイパージャマー


Endless Waltz』のデスサイズヘル。TV版の本機と区別するために「デスサイズヘルカスタム」とも呼称される。

ビームサイズが単刃に、バスターシールドが削除されアームガードにとそれぞれ変更になり、全体的にシンプルなデザインになった。
射撃武装がバルカンのみとなり、武装構成はTV版よりも近接白兵戦に特化したものに。
そのため本体部分はヘルよりもむしろ初期のデスサイズに戻ったような印象を受ける。

だが持ち前の禍々しさ・シャープさはさらにアップしており、EW版ウィングゼロと同等、あるいはそれ以上の人気を誇る。
天使のW0、悪魔のヘルは並ぶと栄える。最近では漸くMG化、是非ともEN版W0と並べて頂きたい。
きっと貴方は言いようのない感動を覚えるだろう…



□武装

  • バルカン
頭部に2門装備。

  • ビームシザース
単刃になった鎌。ただしビーム刃自体はTV版以上に太く高出力である。
本体の柄部分は角ばった形になり伸縮ギミックは無くなった。
なぜかサイズ(鎌)ではなくシザース(はさみ)。
敗者たちの栄光』では発生器部にユニットが増設され、ビーム刃が二枚のツイン仕様になった。ただし刃は横と上方向に出る形で固定されている。

  • アクティブクローク
真っ黒なコウモリの羽のようなデザイン。両端の赤い爪のような突起が特徴。
TV版と違い一枚の翼が背面から前面にかけて覆うかたちとなり、展開時も上ではなく左右に開く。また、クロークを閉じると両肩の白いアーマーが外側にせり出すギミックもある。
ただしデザインの関係上、開く時は必ず全開にしなければならなくなり、また閉じた状態での腕の可動はほぼ不可能になった。

  • ハイパージャマー
両肩のマシンキャノンの位置に有ったパーツがハイパージャマーとリブジャマーの機能を担っている。これは前述の通り
EW版は「現実のECMポッド系に準じた強電磁界発生装置」とハイパージャマーを解釈し直したため。

  • バスターシールド
『敗者たちの栄光』で両腰に装備。
アーリータイプデスサイズの物をそのまま使っている様な形となりかなり大型。
使用時には前方に向けてビーム刃を発振した状態で射出される。


□劇中の活躍
廃棄ブロックで太陽に送られる岐路からカトルと共に帰還。
サンドロック改ヘビーアームズ改と共に地球に降下。
メリーメイア軍のサーペント部隊の攻撃を受けボロボロになりながらも、サーペントを多数切りまくった。
月をバックに翼を開きながら落下してきたり、ビームシザースの柄を構えて突撃するなど他二機同様アクションシーンも豊富。
事件終結後、サンドロック改・ヘビーアームズ改と共にデュオの手により爆破される。

尚、回想シーンで描かれたオペレーションメテオ直前のデスサイズはアクティブクロークが無いデスサイズヘルだった(つまり、EW版のデスサイズの正式な登場とはならなかった)。
一方、『敗栄』でのこの場面はアーリータイプのノーマルデスサイズに変更されている。



□ゲームでの活躍

  • ガンダムvsガンダムNEXT
コスト2000の格闘特化機体。
高機動力と高性能な格闘を活かした“闇討ち”を得意とする。
射撃を防ぐアクティブクロークを纏えるが、この形態ではまともに戦えないため、戦うなら脱いだ方がいい。

特射はハイパージャマーで、クロークと併用することで高い生存力を発揮できる。

格闘はビームサイズ。
判定が広いが出が遅く、強引には攻められない。
その分コンボは多彩で様々な攻めが出来る。

メインのバスターシールドは高い誘導を持ち、当たると相手を削ってスタンさせる。
また、弾数は1発だがシールド入力で任意リロードも可。
アシストはサンドロック改。

総じて高い性能を持つ機体で使用率も高いが、その性能を活かすにはプレイヤーの状況に応じた
的確な判断が必要不可欠なため、一概に強機体とは言えない。

EW版はウイングゼロカスタムのアシストで登場する他Extreme vs.にも参戦。
バスターシールドがなくなりより格闘特化機となった。サブ射で強誘導のナタクを呼び出す。
余談だが、最近EW版がMG化した。

  • スーパーロボット大戦シリーズ
初登場はFだがこの作品では敵。仲間になるのはF完結編からとなる。
基本的に運動性が高い上に一定確率で完全回避できる分身系能力によって回避能力はガンダムWのユニットでもトップクラス。
シリーズによって効果は違うがバリア持ちでもあるので防御力もそこそこ。
最大射程は短いものの、主力であるビームサイズ(シザース)は低燃費かつ攻撃力・クリティカル率も高めな優秀武器である事が多い。
自ターンで敵の射程ギリギリまで突っ込み、接近してきた敵を高い回避力と性能の良い武器で迎え撃つ反撃戦法を得意とする。
シリーズによっては敵小隊ユニットを全員攻撃するALL攻撃やMAP兵器まで備わっているため無双もしやすい。
浮き沈みのあるガンダムW系ユニットの中でも安定した強さを誇っている。
まぁ、油断すると全ユニット中最大射程が最低とかとんでもない事になったりするが。ボロット正義の鉄拳よりも射程が短いビームシザースってどうなんだろうか。


こう見えても追記・修正は得意でね!



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