ダマグモキャノン

登録日:2010/12/29 Wed 12:28:41
更新日:2024/04/03 Wed 16:10:51
所要時間:約 3 分で読めます




FINAL
FLOOR!

「ナンダコレ?」
「とりあえずピクミン投げてみるか...」


プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ..
ガシャンガシャン...


※出典:Pikipedia https://pikmin.wiki.gallery (2023/08/12)

「!?」


ダマグモキャノンとは、ゲームピクミン2』に登場する大型原生生物。
何らかの理由で機械と融合し、サイボーグ化したダマグモ

概要


和名:アシボソエンマツユハライ
科:ダマグモ科



ねむりの谷の地下洞窟「地下の秘密基地」最深部にて待ち構えている。
のぞみの大地の「百戦錬磨の穴」の中ボスとしても登場。

他のダマグモ科の生物が基本的に踏み付けることでしか攻撃を行わない(ゾウノアシに至っては地ならしが目的との説も)のに対し、
ダマグモキャノンは足を止めて下腹部からキャノン砲を連射する化け物。(逆に、その細い足には攻撃判定がない)

一発当たればピクミンは即死する上、レーザー照準で追尾しつつ連射してくる。
キャノン展開時に距離を離せば追尾されなくなるが、 四方八方に乱射してくる ので、思わぬ被弾を受けることがある。

更にはフロア全体を動き回る為、確実な安全地帯はない。一度呼び起こせば、倒すか地下から逃げるかピクミンが全滅するかまで、戦いの手を止めることは許されない。
しかもその移動速度はダマグモやゾウノアシとは比較にならない速さ。

既にダマグモと戦ったプレイヤーが初めてダマグモキャノンに出会った際、
「なんだ(ピクミン2の)ダマグモか(笑)」
と高をくくってかかると9割以上のピクミンをごっそり殺られて半泣きになる。


その圧倒的攻撃力は正に閻魔そのもの。
和名のアシボソ「エンマ」ツユハライは伊達ではない。

前作のCMで「運ぶ、戦う、増える、そして食べられる」などと歌っていたが、
まさか撃ち殺される日が来ようとは誰が予測できただろうか……

さらに、キャノン展開中や射撃中はピクミンを張り付かせられず、攻撃が効かない。射撃の反動が大きいのだろう。

また、わさわさ動く挙動や、キャノン砲展開時に外殻下の肉が裂けて見えているのも気持ち悪く恐ろしい…が、それこそ海外版では逆に…!!
まあそれは後述するとして、とにかく以上からピクミン2ではトラウマ生物の代表格として挙げられる。



一方で、機械生命体という謎に満ちたポジションや、攻撃がキャノン砲というピクミン界屈指のカッコよさから、
クモ系列でもヘラクレスオオヨロヒグモに次いで非常に人気が高い。
みんな、コイツは数多のピクミン達を葬り去った憎むべき怨敵だということを忘れないでね。

なお、射殺の死因は爆発属性扱いとなる。つまり、アレ?爆弾岩でヘマなんてしてないのに、なんで?と思ったら、ほぼ間違いなくコイツの仕業である。

対処法としてはフロアに点在する突起の陰に隠れてキャノンから身を守りつつ戦うのが効果的。
というかこの戦法に気付けば一転、被害ゼロで勝つことも可能。被弾を抑えるため、少数のピクミンでの突撃すると安定する。
非攻撃時に隙を与えるとすぐにダマグモキャノンが防御地点に到達してしまうので、連射後にすぐ近づいて動かせないようにするとよい。
また、射撃を確実に避けられる様に敵を突起に近づけすぎない様にもしたい。ピクミン2のダマグモキャノンは、移動する際に4本の足のうち必ず機械化した足から先行して移動するという特徴があるので、この習性を意識して動くと突起から距離をとれる場所に誘導がしやすくなるかもしれない。

図鑑では煙を出しながら歩きまわっているだけであるが、ピクピクニンジンをしばらく投げていると一瞬だけ戦闘態勢に入る。
レーザーを出して周囲を殲滅する姿はめちゃくちゃかっこいいので一見の価値アリ。
また図鑑説明によると、ダマグモ自身がキャノン砲をコントロールしているわけではなく、機械部分が勝手に索敵・砲撃している模様。
そもそもダマグモ系統にはこれといった天敵は少なく、これほどの攻撃力を必要としたとは考えづらいため、逆に機械の方からダマグモにアプローチしたのではないかという説もあるようだ。

チャレンジモードでは「秘密兵器実験場」で登場。
「百戦錬磨の穴」と同じく、水辺にいるので青ピクミンじゃないと攻略しづらくなっている。

因みに現実の人間からするとキャノンの弾はBB弾だと思われる。


続編での活躍(?)

時は流れて2023年。
最新作『ピクミン4』の発売日が近づく中、公開されたスクリーンショットには主人公と救助犬オッチン目掛けて景気よくキャノン砲をぶっ放すダマグモキャノンの姿が。
このサプライズに『2』のトラウマを刺激されたファンからは悲鳴と歓声が同時に上がるのだった。
公式もその人気を把握してか、駅の広告にダマグモキャノンを使っていたという報告もある。


ルーイメモでは

「ほとんど機械なんですけど…。」

流石のルーイでもお手上げのようで、機械故に食事には適さないようだ。当然である。


…はずが、海外版ではなんと幻覚作用を起こすノーマルダマグモや、くどい香水みたいで嫌がらせに最適なゾウノアシとうってかわって、よりによってダマグモ科のなかで一番食べれそうにないコイツこそが唯一の可食扱いだからビックリである。
なんでも、前述の裂けて見えるお肉、当然サイボーグ化されている以上、絶対的な量は少ないが、それこそ脂がのってて(マグロやシャケでいうカマに近いのか?)、さらに体液たるオイルもまた、極上のグレイビーソースの元だったり、手を加えればお手軽で美味なフレンチソースに早変わりと、見た目と実際の可食部と裏腹にやけに使いどころが、もはや不気味になってくるくらい幅広かったりする。





「 おぉっ!?
 私の金属センサーに
 とてつもなく強い反応があります!
 ……ん、むむむ?
 追記・修正されているような感覚が…!?
 そんなはずは…気のせいでしょう。 」

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最終更新:2024年04月03日 16:10