ガンダムレギルス

登録日 :2012/07/08(日) 18:09:11
更新日 : 2017/07/14 Fri 01:51:38
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GUNDAM LEGILIS


ガンダムレギルスとは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するMS。


型式番号:xvm-fzc
全高:19.1m
重量:71.2t

武装:
ビームサーベル/ビームバルカン
レギルスライフル
ビームライフル(尾)
ビームバスター
レギルスビット
シールド
頭部バルカン(アニメ劇中のみ)



ヴェイガンの新型MS。
名称が不明だった放送当初には「ヴェイガンダム」という愛称で視聴者から呼称された。っていうか今も呼ばれt(ry

捕獲したガンダムAGE-3のデータとEXA-DBのサブユニットを使用して設計製作されたものである。


当初はAGEデバイスがパイロットのキオ・アスノの生態データでロックされていた為にシステム面の解析が遅れていたが、
マーズレイを抑える薬を用意する事を条件にキオが協力を申し出た為解決をみている。

ヴェイガンには珍しくトリコロールカラーであり、やや細い印象を受ける。
色こそガンダムカラーだがコクピットを頭部に持つなど構造自体はゼイドラ系に酷似した
ほぼ従来のヴェイガンMSで、何処ら辺にガンダムの技術が使われたのかは判然としない。

ただAGE-3が持つコアファイターと同じ機構を持つレギルスコアの存在やヴェイガン機には基本的にない盾の装備など
ガンダムAGE-3由来の機構も存在している。ガンダムAGE-FXとはそういう意味では兄妹機。
ガンダムトライエイジ』のガンダムレギルスのカードのフレーバーテキストでは、AGE-3のデータを用いた設計経緯から『ガンダムAGE-4』と評されていた。



頭部センサーカメラはパイロットのXラウンダー能力の強さに合わせて他のヴェイガン製機体同様のライン状から、
他のガンダムと同じツインアイに変わる仕組みとなっている。

性能面ではガンダムAGE-3はおろか、キャプテンアッシュこと"スーパーパイロット"アセム・アスノが駆るガンダムAGE-2ダークハウンドと互角以上であり、高い戦闘力を見せる。

ヴェイガンはすでにゼハート専用MSギラーガで技術が限界に達しており、
ギラーガ以上のMSを作るにはどうしても地球側の技術が必要であった(ガンダムトライエイジのギラーガでもこのあたりに触れている)。

その為ゼハートらにガンダムの捕獲を命じていた。
その結実がこの機体である。


Xラウンダー用としての側面が強く、ゼハートも仮面による能力制限を使わず操ることが出来る。
武装面も、ヴェイガン製MSの共通装備に加えシールド内にギラーガと同型のビットを内蔵しており展開数もギラーガを上回っている。

コロニー間戦争時代の機体であるヴェイガンギアを除くヴェイガン系機の中では名実共に最強のMS。


わざわざ敵である『ガンダム』の名を冠しているが、これはAGE系ガンダム同様伝説の英雄に肖ったため。
つまりガンダムAGEが"地球の英雄"ならガンダムレギルスは"火星の英雄"なのである。



○武装

  • ビームサーベル/ビームバルカン

ヴェイガン製MSの共通武装。 イゼルカント様はビームサーベルでペシペシするのがお好き
『MEMORY OF EDEN』では数発で戦艦を撃沈させる単発ビームも撃っており、出力を調整した撃ち分けが可能だと思われる。

  • レギルスライフル

手持ちの携行武装であり、おそらくゼイドラガンの発展形。ビームの発射音や色がほかのMSとは異なる程の大出力を誇る。
こちらも出力調整が可能で、単発のビーム弾と極太ビームを撃ち分けられる。

  • レギルスキャノン(尾)

ヴェイガン製のMSの共通武装。バクトなどと同様に足の間からも発射可能であり、奇襲にも使える。
断じて放尿ではない

  • ビームバスター

ゼイドラなどと同様の、腹部のクリスタル状ユニットに内蔵された大出力ビームキャノン。

  • レギルスビット

シールド内に内包された武装であり、ギラーガビットと同型の胞子ビット。
最大稼働時には、機体の周囲を旋回させてビームバリアとして使用可能。

『MEMORY OF EDEN』ではクランシェやアデルたちを完膚なきまでに痛めつけていた。
またビットを発射しようとしてダークハウンドによってシールドが破壊された時には暴発して周りにビームが飛び出していた。


設定では以上だが、劇中では頭部にもバルカンが内蔵されており使用している。
本編での描写、ヴェイガン製ということを踏まえれば、おそらくはビームバルカンと思われる。
威力は艦橋を狙えば数発で戦艦を沈めるほど。



○劇中の活躍

製作はキオの「セカンドムーン」滞在中に行われている。
製作期間は不明なれど、少なくともアセムがキオを救出しに来た時には完成しており、
セカンドムーンを脱出した二人の前にイゼルカント様が乗り込み立ちふさがる。 

イゼルカント様の技量や性能差もあり二人を相手に互角以上に戦い、
ガンダムAGE-3がキオの技量について行けなくなったことも手伝って各ウェアを破壊し尽くしキオを窮地に陥れる。

とどめを刺そうとするもキオに息子を重ねていたこともあり、直前に思いとどまってしまい、
海賊のダミーバルーンを使った戦術により二人を取り逃がすことになる。

後にルナベースで、ギラーガを中破させたゼハートがイゼルカント様に計画の真意を問いただした折り、
後継者として全てを託された時同時にレギルスを受領、ゼハートの新たな愛機となった。

その後シドを相手にレギルスの真の力を覚醒させ、ツインアイになりレギルスビットをビームバリアのように展開させたりしていた。

最終決戦において、出撃するもザナルドの裏切りに合い撤退。
そしてディーヴァとガンダムを狙った要塞砲の第二射の後、友軍や大切なフラムを犠牲にしても尚も健在なガンダムを見て動揺し幻覚に捕らわれる。
討ち損じた事を焦り再度出撃するもアセムのガンダムAGE-2ダークハウンドに瞬く間に解体され撃墜、ゼハートも戦死を遂げる。

それはもう怒涛の勢いでフルボッコにされたため「あっけなさすぎ」と不評もかなり多かったが、
「ゼハートの錯乱ぶりが出てて悪くない」
「ダークハウンドとレギルスの性能差を考えれば、ゼハートが冷静になる前に一気に叩くしかないだろうから、あの秒殺劇は妥当じゃないだろうか」
という評価もあったりする。
しかし、「MEMORY OF EDEN」では内容を変えた。



◇xvm-fzcr ガンダムレギルス(MEMORY OF EDEN版)

MEMORY OF EDEN』に登場。
ゼハートのパーソナルカラーであり、火星の色である赤に塗られたレギルス。

外見が違うだけで中身はTV版と一緒。
劇中ではイゼルカント様のイメージ映像にて白レギルスも確認できるので後で赤く塗ったようだ。

色は似ているが後述のレギルスRとは別機体。



○劇中での活躍

アセムとゼハートに物語の焦点を置いているため、本編より動きまくる。
ゼハートが激情に任せて連邦のMSや戦艦を次々破壊していくところは必見。
レギルスビットによるバリアの即時展開は無く、平静さを失ってより凶暴になっているのは変わらない模様。

上記の白レギルスが救世主ガンダムだとすれば、こちらはまさにXラウンダーのたどり着く先である獣そのもの。

最初のTV版流用部分こそガンダムらしさが残っていたが、
後半になるにつれてヴェイガン機共通の翼を展開したりと、どんどん化け物じみた挙動をとるようになっていく。
ガンプラの雑誌紹介文でもこの赤レギルスはほかヴェイガン機のようなドラゴン形態がぴたりと合う点を指摘されている。

ダークハウンドとは互角の殴りあい宇宙を繰り広げるが技量面で一歩及ばず徐々に追い込まれ、
最後は文字通り拳と拳のぶつかり合いの末に腕を粉砕され、顔面を思い切りぶん殴られて敗北。
TV版と同じく大破する。



○バリエーション

  • xvm-fzc-zgc ガンダムレギルスR

電撃ホビーマガジンのAGE-MSV企画『EXA-LOG』に登場。
外見は細部の異なる赤いレギルスであり、作例ではガンダムタイプのツインアイも存在する。

機体の名称的に、型式番号は本機と上記の赤いレギルスのものが混同されやすい。

武装は腕に持つ「レギルススピアー」の他、
シールド搭載の胞子型レギルスビットの代わりに「エンベッドビットシステム」が機体に内蔵されている。
シールドの装備が不要となったことで軽量化され、レギルス以上の運動性能を有する。

13の開発案が存在したレギルス型MSの一つであるレギルスRはゼハート専用機として火星表面で試験運用されていたが、
戦後もその行方は不明のままである(「幻のヴェイガンMS」の記述より)。



○ガンプラ

BB戦士やAG、HGで発売。
HGにはヴェイガン製MS初のビームサーベル付きである。

BB戦士とHGでは頭部とバインダー、尾部ライフルからなる「レギルスコア」なる形態へ
分離するギミックが実装されているが、本編では無かったことにされた。

これに関してデザイナーの石垣氏は、「脱出するような状況じゃなかったこと」
また「そのような状況で無理にギミックを出すくらいなら…」と製作陣に依頼していた背景がある。

まぁあのシーンで脱出なんかしたら確かに不粋であるが。

MOE登場の赤いレギルスはプレミアムバンダイ限定で発売された。


○ゲーム

  • エクストリームバーサス マキシブースト
2015年10月解禁。コストは3000。パイロットはゼハートで色は白。
サブ射撃のレギルスビットはレバー入れで性能が変化する。特殊格闘でフォーンファルシアを呼び出す。
MOEネタも存在し、格闘ではダークハウンドにやった叩きつけからの連続殴打を、覚醒技では蹴りを入れてからレギルスビットで追い打ちを行う。



○余談

初期デザインではAGE系ガンダム同様上記のレギルスコアを用いたウェア換装システムも検討されており、
イゼルカント時とゼハート時での変化はウェアの変更で行うことも考えられていた。





画像出典元:機動戦士ガンダムAGE
©創通・サンライズ・MBS


追記・修正は相手のガンダムをフルボッコにした後でお願いします。

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