ヘビガラス/アカヘビガラス

登録日:2011/01/04(火) 00:44:49
更新日:2024/03/24 Sun 17:54:06
所要時間:約 3 分で読めます





ピクミンシリーズに登場する大型原生生物。
ヘビガラスは「ピクミン」「ピクミン2」「ピクミン3」「ピクミン4」全作品に、アカヘビガラスは「ピクミン2」にのみ登場。



・ヘビガラス

和名:オジロヘビガラス

ヘビドリ科

「ピクミン」では希望の森に生息。
「ピクミン2」では登場頻度が多く、ねむりの谷やめざめの森の地上、地下洞窟「白い花園」「ヘビガラスの穴」「百戦錬磨の穴」に現れる。
「ピクミン3」では交わりの渓流に生息。
「ピクミン4」では花ふぶきの楽園と地下洞窟「王の穴」に出現。

頭は鳥、体は蛇といった名前そのままの不気味な姿をしている。
ただ、頭の外見はカラスというよりはサギやワシの方が近い。
普段は地中に潜み、獲物が近付くと半身を地上に出し眼下の獲物をついばむ。
ツルツルした鱗に覆われている胴体はピクミンの攻撃を寄せ付けず、よって羽毛で覆われた頭部が弱点となる。

体を地上に出す時、地質の良し悪しでクチバシがつっかえ、体勢を整えるのに時間がかかることがある。
こうなると絶好の攻撃チャンス。頭に大量のピクミンを纏わり付かせて大ダメージが期待できる。
また背後は死角なので、危なくなった時の回避場所に最適。

ピクミン1では希望の森でダンボールを押して入れる高台の上に複数匹が生息している。中でも(ダンボールから見て)奥側にいるヘビガラスはドルフィン号のパーツの一つである「ガイガーカウンター」を飲み込んでいるため、交戦は避けられない。
この高台は正攻法で行こうとすると青ピクミンが必要になる為、出会うのは基本的には4日目以降であり、希望の森にいる生物内では非常に貴重なギミックを持ちの敵であり、耐久力も高い為なかなか手強い。希望の森には同じく青ピクミンがいる事が前提で出会える「フタクチドックリ」がいるが、こちらは倒す必要が無いことから、ヘビガラスは事実上の本ステージにおけるボスキャラとも言える。

ピクミン2では「白い花園」のボスとして登場する他、上述の通り地上・地下共に様々な場所で出くわす事になる。場所によっては地形の関係で苦しい戦いになる。
チャレンジモードでは「かくしもちの洞窟」に出現。

ピクミン3では本編で1ヶ所のみ登場。ストーリークリアだけなら戦う必要はないが、フルーツを持ってるので完全クリアするには戦闘は避けられない。
今作からは胴体への攻撃は完全に無効化。その代わり2以前より耐久力が大幅に下がっているため全体的に倒しやすくなっている。羽ピクミンに突撃させれば自動で頭を狙ってくれるので楽。
またクチバシを勢いよく振り下ろしてプレイヤーキャラを丸呑みにする新技も使用するように。ただしこれを躱すとクチバシが地面に突き刺さり、引き抜くまでの間隙だらけになる。突撃させるなりバクダン岩を投げつけるなりご自由に。

ピクミン2では死ぬと体が破裂し、頭だけが静かに残る。頭がピクミンに運ばれゆく様は正直キモい
(ピクミン1では跡形も無く木っ端みじんになる)
ピクミン3では倒れても全身が残り、この際後述のアカヘビガラス同様の1本足を確認できる。

姿が酷似したヘビガモメという種がおり、尾羽の斑紋の有無で区別できるらしいが、作中では確認不可(全身が残る『3』でも、頭部の羽毛と一緒に抜けてしまうらしい)。


・ヒナガラス

和名:オジロヘビガラス(ひな鳥)

ヘビドリ科

「ピクミン4」で初登場。
読んで字の如く、ヘビガラスの雛鳥。
花ふぶきの楽園全域に生息。

体が小さいためまだ地中生活はせず、後述のアカヘビガラスのように一本足で地面を跳ねまわっている。
成体よりふわふわした羽毛に丸くクリクリした目と、まるでヒヨコかカルガモの雛のように可愛らしい……が、そこはあのヘビガラスの子供。普通にピクミンを啄んで食べるので決して油断しないように。
耐久力自体は低いもののコチャッピーのようにピクミンを投げ当てても怯まないため、少数のピクミンで突撃させたりすると思わぬ被害が出る事も。
十分気を付ければ強い相手ではないが、厄介な事に場所によっては大地のエキスなどが入った卵にそっくりなヒナガラスの卵が登場する。もちろん卵を割るとヒナガラスが生まれて襲ってくるので注意。

普通の鳥の雛と違い自力で狩りをするが、完全に独り立ちするまでは親が近くに潜んで外敵を見張っている事が多い。
また、生まれて初めて見た動くものを親と認識する「刷り込み」も行うが、ヒナガラスの場合その刷り込みの対象が「特有の鳴き声を発する、青くて背の高いもの(要するに成体のヘビガラスのような)」にのみ限定される。
つまりピクミンやプレイヤーのような自分より小さい生物には決して懐かない。事実、上述の通り卵から孵化した直後のヒナガラスも普通にこちらを襲ってくる。
動物愛好家のダルメッシュは自分を追い回す姿に「親だと思われてる」と喜んでいたが……まあ、真相は知らないほうが良いのだろう。


・アカヘビガラス

和名:ヒデリガミガラス

ヘビドリ科

「ピクミン2」で初登場。
めざめの森の地下洞窟「ヘビガラスの穴」の最深部で獲物を待ち受ける。
のぞみの大地の地下洞窟「百戦錬磨の穴」にも中ボスとして出現。ヘビガラスと共生している。

ついばんでピクミンを捕食したり地質のせいで頭がつっかえたり背後が死角だったり頭が弱点だったり、ヘビガラスと共通点が多い。倒すと生首になる所まで同じ。
しかしヘビガラスが半身しか地上に出さないのに対し、アカヘビガラスは全身を地上に出して一本足で跳ねるように動き回る。
そのため、距離を離しても執拗に追っかけてくる。初見だと結構怖い。
この特性が厄介で、ヘビガラスは出現したらその場から動かない為、複数匹で出現しても結局各個撃破出来るのだが、アカヘビガラスは他のヘビガラスと乱戦になりがち。
ちなみに地中生活が長いため鳥にしては目が悪いが、鼻にヘビ特有のピット器官があり、正確に獲物を狙える。

通常のヘビガラスと比べて用心深いのかはたまた臆病なのか、攻撃を加えた際にはヘビガラス以上に素早く撤退してしまう。また全身が飛び出すため、紫ピクミンの振動をモロに受けて跳ねてしまう弱みを抱えている。
これを逆手に取り多少狙いがずれようとも紫ピクミンを連投しまくれば、こちらの攻撃に怯みすぐに撤退してしまうため、犠牲無しで倒すことも難しくない。

また白ピクミンの毒に最も強い生物でもあり、白ピクミン12匹分の毒に耐えるタフさを持つ。ゲキニガスプレーで石化させても、石化時間中に削り切れない事もしばしば。


チャレンジモードでは「土とんの洞窟」に現れる。


ルーイ曰く、ヘビガラスは焼き鳥に、ヒナガラスはつくねに、アカヘビガラスは串焼きやお刺身にすると美味しいらしく、血を飲めば滋養強壮にもなる。




大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

スマブラSPのアシストフィギュアとして登場。
呼ばれるや否や豪快に地面を突き破り、近づくファイターをついばんで攻撃する。
地面に固定されているので離れれば怖くない…と思いきや、地中に潜りなおしてファイターの近くに再登場するなど油断ならない。
ついでにピクミンシリーズ初のアシスト出演でもある。


「むむっ!
今、私の音声センサーが
不気味な鳴き声をキャッチしました。
この項目の追記・修正ページから
聞こえてきたようです。」

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最終更新:2024年03月24日 17:54