サライムシ/トテツチホカシ

登録日:2011/04/21(木) 15:20:40
更新日:2023/09/07 Thu 13:42:20
所要時間:約 3 分で読めます





ゲーム『ピクミン』シリーズに登場する原生生物。

サライムシは『ピクミン1』~『3』と『Hey!』に、トテツチホカシは『2』にのみ登場。



・サライムシ

和名:テナガドウガネサライムシ
サライムシ科


翅が退化し一度は地上に降りたものの、生活の場を再び空中に戻した珍しい生物。
発達した触角により飛行する。これまた珍しい飛び方。

ピクミンを殺すことはないが、こいつの行動はプレイヤーにとって非常に面倒臭い。
サライムシはピクミンを見つけると急降下し、連れ去ってしまうのだ。面倒臭い。
しばらくピクミンを連れ回した後、地面に投げ落として埋めてしまう。
葉ピクミンになってしまう上、あちこちに埋められたピクミンは引っこ抜かなければならない。
面倒臭い。
しかも水辺や『2』の地下の足場の外の奈落の底にも落とす。そうなると当然ピクミンは死ぬので面倒臭い。
ついでに言えば、捕食するわけでもないのに何故そんな行動をするのかは全くの謎。調査的な意味でも面倒臭い。
シリーズ公式サイトでは、埋めたピクミンが花を咲かせるのを待ち、蜜を吸うのではないかとしている。

何かを運搬している時や、他の生物と戦っている時に頻繁に邪魔してくるので、出会ったら面倒臭がらずに駆除しておくことをオススメする。
しかしコイツは高い位置を飛行しているため、黄ピクミン以外ではなかなか届かない。
他の色のピクミンで倒す場合は、急降下してきた所を狙い撃ちする必要がある。
やっぱり面倒臭い。

しかし一度地面に引きずり落としてしまえば、無数のピクミンで取り囲んでリンチにできる。
可哀相になるくらいフルボッコにされる姿は必見。

運搬に必要なピクミンの数が3匹と、決して大型の原生生物ではないのだが、
『1』ではHPが2000とチャッピーの2倍近くあった。
『2』以降では半分の1000まで減少しているが、それでも外見に反してやたらとタフである。


『1』では水辺が多い大水源にて2匹出現する他、
序盤のエリアである希望の森でも出現するが、希望の森ではかなり日数が経過するまでは現れない為、それ以前にパーツを全て回収すれば出会わずに済む。

『2』では地下に時々出現する他、地上ではのぞみの大地にも出現する。
近くにはミヤビフタクチやら間違ったら文字通り生物兵器のタマコキンやらがいる事もある為、少し面倒。

『3』はピクミンの他にプレイヤーも連れ去るようになり、黄・羽以外では届かないように少し高く飛ぶという地味にいやらしい技を身に着けた。面倒臭い。
が、岩ピクミンを当てられると一発で落とされてしまうようになった。
また行動範囲も狭くなり、2までのようにエリア全域を飛び回るという事も無くなった。

『4』では『3』と同仕様で登場。本作では地上の敵が復活しないこともあり正直影が薄い。
氷ピクミンによる凍結→落下→粉砕コンボがあるので、敵としてはかなり弱体化した。
なお主人公が爆弾岩等の投擲アイテムを持っているとそれをかっさらって飛び去ってしまい、逆に主人公達目掛けて投げつけてくるという虫らしからぬ高度な知性を感じさせるアクションを身に着けている。
……のだが、アイテムの効果範囲までは把握していないようで、
大体の場合主人公達目掛けて爆弾岩を投げつけながらも自分も爆風に巻き込まれて死ぬという残念な結果に終わる。賢いんだか賢くないんだか。


『Hey!』ではピクミンが地面に埋まってるという事自体無くなっているため、サライムシに捕まったピクミンはそのまま連れ去られ死亡扱いとなる。


新鮮な物の腹に穴をあけ、中身を吸うと美味い。滋養強壮に良い。



・トテツチホカシ

和名:トテツチホカシムシ
サライムシ科

サライムシの近種。
こちらは紫色の胴体に黄色い腹部を持ち、「´ `」みたいな目つきをしている。キモい。
名前の由来はて土ほかす(捨てる)」から。

サライムシとよく似た行動を取るが、異なるのはオリマー達を連れ去ること。
レバガチャして振りほどかないと、地面に叩き付けられて大きなダメージを受けてしまう。
こいつもピクミンを殺す事はないので、その点だけは安心できる。


他の生物が近くにいなければな。



オリマー達が連れ去られると、ピクミンは解散状態(一切命令できない状態)に陥る。
こんな時に、もし近くに他の生物がいたら……
考えるだけで身の毛もよだつ大惨事が待っている。
特に、バクダン岩を扱うサクレウラメやサクレショイグモが出没しようものなら………
これ以上書くのは自重しよう。
しかも両者の同時出現率はかなり高い。ほとんどの場合セットで出現する。



オリマーメモによると、相当気を緩めない限り捕まることはなく、

トテツチホカシに捕まる=バカ

ということから「サラシムシ」の異名を持つらしい。
結構捕まったんですけど……(´・ω・`)

『3』以降はサライムシがプレイヤーも攫うようになったため、事実上のシリーズリストラを食らっている。

羽を毟り取ってからフライに。 アツアツのうちにレモン汁をかけてどうぞ。


・ヘソクリムシ

和名:ミドリヒメモチサライムシ
サライムシ科

『Hey!』に登場。
触角が小さいからか、背中についた花のような回転翼で飛ぶ。
腕は短く、4本の手足で「キラの実」というアイテムやお宝、ピクミンを抱えている。捕まってるピクミンは、助けないと死亡扱いになる。


・トビトゲムシ

和名:ムラサキトビトゲコムシ
サライムシ科

『Hey!』に登場。
ヘソクリムシの亜種。6本の足先や背中に棘を備えており、ピクミンを寄せ付けない。
群れを成して飛んでおり、基本的にはスルー推奨。
防御力を高めた代償か、運搬能力は失われている。


・キノミドラゴムシ

和名:キノミドラゴムシ
サライムシ科

『Hey!』に登場。
背中の回転翼と体両脇の翅で飛び、竜の如く長い体にはいくつもの木の実をぶら下げている。
オリマーが推測して曰く、巣に居る子供の餌として木の実を運んでいるのではないかとのこと。


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最終更新:2023年09月07日 13:42