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武者飛駆鳥／飛駆鳥大将軍

登録日：2010/05/11(火) 22:52:54
更新日：2023/08/24 Thu 07:20:46
所要時間：約 5 分で読めます


「よ、ようし ここでみんなに認めてもらうんだ!」

むしゃビクトリー
/ビクトリーだいしょうぐん

■解説
闇帝王を倒した後、平和が訪れた破悪民我夢の街で新世大将軍と姫天頑駄無の間に誕生した新大将軍家長男。弟に武威丸（ぶいまる。後の號斗丸）がいる。
幼名は武威之進（ぶいのしん）で、モチーフはV2ガンダム。
幼い頃から手の付けられないやんちゃ坊主で、祖父の轟天頑駄無を困らせている。
勉学よりも剣術の稽古を好み、剣聖副将軍（烈空頑駄無）や新生将頑駄無（頑駄無真駆参）によって鍛え上げられているため、まだまだ荒削りではあるが実力は同世代の若武者達の中でも飛び抜けたものを持つ。
父である新世大将軍から受け継いだ強い正義感から、超将軍達の悪無覇域夢山調査に勝手に同行して行ってしまう。

SFCゲーム「大将軍列伝」では特別合戦のゲストキャラとして登場。
未来に飛ばされた若き日の父、烈光頑駄無と対面する。

レジェンドBBのコミックスでは剣聖副将軍に


「いつも後先考えずに突っ走って危険に飛び込んでいく
猪突猛進・直情径行・一直線の単細胞」

とかなりボロクソに言われてしまっている。(「だがそれでこそ若」と評価もされているが)

なお、この際後の妻となる紫苑頑駄無(シオンガンダム)と運命的な(?)出会いをしている。


■装備
「烈旋丸」
匠殺駆が鍛え上げた名刀。
剣の師匠である剣聖副将軍から学んだ「翼心一刀流」から繰り出される剣技は強力無比。

「閃光翼」（ビームウイング）
飛駆鳥の感情の高まりに反応して輝きを増す光の翼。

「鋼鉄迦楼羅」（メタルガルーダ）
天来変幻の掛け声によって、轟天の元から飛来するサポートメカ。
モチーフはV2ガンダムのアサルトパーツとバスターパーツ。
金色の羽衣という、飛駆鳥の能力を総体的にパワーアップさせる神秘の鎧である。
目牙閃光爆星（メガビームバスター）、目牙閃光銃（メガビームライフル）によって飛駆鳥の火力を強化してくれる。
プラモでは超将軍達のパワーアップまで可能。

■必殺技
「飛燕竜巻返し」
集中した精神力を烈旋丸に注ぎ込むことで、斬撃から巨大な竜巻が巻き起こる。



「俺のために… 千力どの… 鉄斗羅どのまで…」
「もっと力が…」
「俺にもっと力があれば…! うわあぁぁぁあッ」


『大いなる力をたたえよ 新たなる光の主にこの名を授ける…』


『 飛 駆 鳥 大 将 軍 の 名 を !』

■飛駆鳥大将軍
武者飛駆鳥が真の怒りと悲しみに目覚め、自分への甘さを捨て去った時、超将軍達と大鋼の閃光結晶の力によって造られた「八紘の陣」の光を受け、その真の姿が解放された姿。
光の鎧、光の翼、胸に輝く頑駄無結晶により、まさに鳳凰の化身といった感じの神々しい出で立ちとなった。
一説によれば、その戦闘力は歴代最強の大将軍と呼ぶに相応しい、絶大なものであるとか。

■装備
「烈旋鳳凰丸」
結晶鳳凰の力で烈旋丸が強化された、刀身から緑色の輝きを放つ名刀。

「太陽閃光結晶」（サン・ビームクリスタル）
額に輝く巨大な宝石。
頑駄無達の力を沸き上がらせる光を放つ。

「大目牙閃光撃砲」（オメガビームスマッシャー）
真閃光翼に取り付けられた二門の金色の大砲。
大将軍お馴染みの装備であるが、飛駆鳥大将軍は剣技を好んで扱うため滅多に使うことはない。

「魔破閃光翼」（マッハビームウイング）
左右に大きく広げられた、七色の輝きを放つ見事な翼。
飛駆鳥大将軍の凄まじい機動力を生み出す。

「討魔八紘剣」
魔を討ち果たす巨大な剣。
閃光結晶を取り付けることで七支刀のような形状に変化する。
天の島に取り憑いた闇帝王の残留思念を斬り裂いた。

「迦楼羅鳳凰」（ガルーダフェニックス）
結晶鳳凰が転身した飛駆鳥超将軍のサポートメカ。
迦楼羅鳳凰と飛駆鳥超将軍が一体化することで、飛駆鳥大将軍が誕生する。

「大輝煌鳳凰」（マクシマスフェニックス）
飛駆鳥大将軍の超高速飛行形態。
飛駆鳥の成長次第で更に能力が上がるとされ、七人の超将軍編の時点ではほぼ光速で飛翔できる。
この姿で飛駆鳥は宇宙へ飛び出し、大鋼から託された舞威丸を乗せて無事天宮へと帰還した。

「鳳凰要塞艦」（フェニックスフォートレス）
劇中未使用形態。
プラモでは超将軍たちを背中に乗せて飾ることができる。

■超必殺技
「鳳凰魔破斬」
翼端に閃光結晶を装備し、魔破閃光翼ですれ違いざまに敵を切り裂く技。

「金剛飛燕竜巻返し」
精神を極限まで集中させた飛駆鳥大将軍が烈旋鳳凰丸を一閃することで、黄金の竜巻が凄まじい衝撃波を起こし敵を討つ、飛駆鳥大将軍最強の技。
天の島を食い止めるべく発進した大鋼の前に立ちふさがる覇道武者魔殺駆を、一撃で倒した。



■超機動大将軍編
天の島事件以降、大将軍として天宮の国を平穏に治めていたのだが、
ある日突然、人が変わったように暴政を敷くようになり、ならずども同然の連中を軍団に加えたりと天宮の民を苦しめ始めるようになった。
いったい、飛駆鳥の身に何が起こったのか…!?



「おのれ、よくも私の顔に…。」
「武零斗だと… それで上手く化けたつもりか!… 大将軍! !」
「なにッ!?」

「魔星よ。今すぐ悪事をやめ改心するのであれば、再び軍団に戻ることを許そう!」


■武零斗頑駄無〈飛駆鳥〉
本物の飛駆鳥は、魔星に襲われ石化されかけたところをすんでのところで抜け出していた。
結晶鳳凰の力の宿る鎧を失い大将軍としての力を失ったところを隠密副将軍の息子「彗月」に助けられ、二人の武零斗頑駄無として陰ながら弟たちを支えていく。
年月が経ったせいもあってか、やんちゃ坊主だった少年時代とは違い、聡明で度量の広い、大将軍としての威厳に満ちている。
この時には既に妻・紫苑との間に武威凰、武威之助の二人の子を授かっている。
武威之助はこの時の動乱で死亡したとあるが実は…

■各種解説

「影迦楼羅」（シャドーガルーダ）
迦楼羅鳳凰と対になるもう一体の守護獣。

「討魔の陣」
影迦楼羅を天来変幻で呼び出すことでパワーアップする、武零斗（飛駆鳥）の戦闘形態。

「明鏡の陣」
全身の鎧を展開させ、必殺技「双燕竜巻返し」を放つ最終形態。


なお、次のシリーズである『武神輝羅鋼編』では、息子である武威凰に大将軍の跡目を譲り、隠居している。


■武者○伝
天馬の国(＝日本)に流れ着いた武者軍団の一人として登場。
新潟県で金持ちの老夫婦の養子となっている。


■武者○伝2
武者百士貴、武者頑駄無零壱と共に武者バトルチーム「ゴールド頑駄無達(ゴールドガンダムズ)」に属している。
同チームのリーダーを務めている。


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