サブウェイマスター(ポケモン)

登録日 :2011/06/08(水) 21:28:11
更新日 : 2017/08/10 Thu 16:59:29
所要時間 :約 10 分で読めます




【概要】

ポケットモンスターBWBW2における廃人施設「バトルサブウェイ」の責任者にあたる存在。

バトルサブウェイは地下鉄の中でポケモンバトルをするという施設の為か、マスターの彼らは車掌とおぼしき格好をしている。
今回はシングルバトル、ダブルバトル、マルチバトルのみというシンプルな構成になった為マスターは二人のみとなった。

ニンドリのキャラクターデザイナーのインタビューによれば彼らは双子であり、そのためかコピペとも言える程瓜二つで、違いは口元と服装の色だけである。
またモチーフはピエロで、横縞が特徴的なコートは線路をイメージしたデザインとのこと。
ちなみに海外版での名称は「Subway Boss」。


▲ノボリ
バトルサブウェイでシングルトレインを勝ち進んでいくと戦えるサブウェイマスター。
黒を基調とした制服を着用している。一人称は「わたくし」。
口元はムッツリとしているが非常に丁寧な口調で話し、鉄道を連想させる単語をセリフに混ぜて会話する。
しかし勝利した際には「ブラボー!スーパーブラボー!!」と、それまでの落ち着いた印象を思いっきり覆すようなテンションで褒め称えてくれる。

◆手加減モードの手持ち
  • ギギギアル
  • イワパレス
  • ダストダス

◆本気モードの手持ち
  • オノノクス
  • シャンデラ
  • ドリュウズ


▽クダリ
ダブルトレインを勝ち進んでいくと戦えるサブウェイマスター。白を基調とした制服を着用している。一人称は「ぼく」。
ノボリと違いこちらの口元は常に笑みを浮かべているような形になっている。
口調も紳士的なノボリとは対称的に外見より子供っぽい片言な言葉で話す。笑みを浮かべている外見も相まって何処か不気味だがそこがいいという声も。
純粋にポケモンバトルが好きなようで、主人公が負けても慰め、また挑戦してほしいと言う。


◆手加減モードの手持ち
  • ギギギアル
  • イワパレス
  • ダストダス
  • アイアント

◆本気モードの手持ち
  • オノノクス
  • シャンデラ
  • ドリュウズ
  • シビルドン

この構成をみてわかる通り、大多数が相方のノボリと被っている。二人でポケモンを共有しているのかもしれない。

ちなみにこの本気モードのクダリは自滅で有名。
というのも彼が先発で出してくるポケモンはドリュウズとシビルドンである。
シビルドンの特性「ふゆう」でドリュウズの地震が当たらないので、敵2体に同時にダメージを与えられる、というプレイヤーもよく使う戦法を使ってくる。
しかしシビルドンの技構成は胃液、放電、10万、電磁波と地面に全く有効打がない。
そこでプレイヤーがフィールドに地面を並べると、すかさずシャンデラに交代するのだが…その後はお察しください。

マルチトレインにおいては、二人がタッグを組んで登場する。
バトル前の自己紹介はほとんどノボリが務め、クダリが締めてバトルに突入する。

◆手加減モードの手持ち
ノボリ
  • ギギギアル
  • ダストダス
クダリ
  • アイアント
  • デンチュラ

◆本気モードの手持ち
ノボリ
  • オノノクス
  • ドリュウズ
クダリ
  • シビルドン
  • アーケオス

BW2ではライモンシティのギアステーション入口前に並んで立っており、選ばなかったほうの性別の主人公と組んでタッグバトルを挑むことができる。
この時使用するのはノボリがガントル、クダリがドテッコツと上記の手持ちとは異なるポケモンである。
勝利するとギアステーションに戻っていき、これでギアステーションの中に入れるようになる。

なおゲーム中において、彼らが双子の兄弟であること、またどちらが兄か弟かということについての言及はない。


アニメにおいて】

ストーリーに関わらないキャラクターであるため登場自体しないのでは…という予測もあったが、2011年9月1日の放送で初登場。
声優はノボリが佐藤健輔、クダリが古島清孝。
ライモンシティの地下鉄を管理しており、ダイヤにないはずの幽霊列車を何者かが走らせていることを察知したことから調査に乗り出す。
翌週の放送では幽霊列車の調査に赴き、線路の上を某エイリア走りで並走したり、同じタイミングで指差し確認のポーズを取るなどのシンクロぶりを見せた。

9月15日放送のバトルサブウェイを舞台にしたスペシャルでは、いかんなく存在感を発揮。
ライモンシティのポケモンセンターでポケモン強奪事件が発生。
そして幽霊列車を走らせていた人物の正体がロケット団であること、その目的がポケモン強奪であることを知り、サトシ一行と協力してロケット団の追跡にあたる。
ノボリはシャンデラ、クダリはシビルドンを使用。これはゲーム版では本気モードの手持ちである。
オノノクスはシャガが、ドリュウズはアイリスがそれぞれ持っている為、この2匹が選ばれたのだろう。
シビルドンは追跡用トロッコの速度を上げるためにずっと「ほうでん」を繰り出し続け、
シャンデラは「サイコキネシス」でサトシたちを列車の上に乗せる、ロケット団に「おにび」を打ち込むなど主人たちに負けず劣らずの活躍を見せた。

10月6日放送分では、達成すればサブウェイマスターとのバトルができるスタンプラリーに参加していたものの、
途中で時間切れを迎えてしまったデントに前述の事件解決に貢献したということで特例でのタッグバトル挑戦を認める。
そして前回同様シャンデラ、シビルドンを使用し、サトシとデントの二人に圧勝した。

予告にも登場し、中でも9月15日の後編、10月6日放送分の予告が流れる9月29日の放送においてはサトシに代わって次回予告をジャックした。

フタを開けてみれば、5話にわたって登場した上次回予告に登場するほどフィーチャーされるという、
本来ストーリーに関わらない脇役キャラクターとしては異例のプッシュぶりであった。

しかしこれで終わりではなかった。最後の登場から約1年後の2012年10月18日分の放送で一瞬だけ再登場したのである。
ギアステーションの中ではなく青空の下のトウモロコシ畑をバックに、挑戦者(この回のゲストキャラ)に負けた上、
二人揃ってガニ股で愕然とした表情を浮かべるという、普段のスタイリッシュなイメージからは想像もつかない非常にシュールな姿が描かれた。
思わぬ形での突然の再登場に意表を衝かれた視聴者も少なからずいたのでは。
ただしあくまでその情景はゲストキャラの妄想であることが救い(?)かもしれない。


視聴者「いやーまた出るなんてサブマス人気なんだな。でももう出ねーだろjk」

‥‥いつ出番がそれで終わりだと錯覚していた?

2013年9月12日の放送にも ま た ま た 登場したのである。
前回のゲストキャラの回想(というか妄想か)とは異なり、デントがサトシとともに彼らにタッグバトルを挑んだ際の回想であった。
しかし1年周期で出てこようなど誰が予想できただろうか。

ノボリはゲーム中と同じような雰囲気だったが、クダリは片言で話さない、
原作では呼び捨てにしているノボリを「兄さん(ノボリ兄さん)」と付けて呼ぶなど若干異なる印象であった。


【二次創作界隈において】
ネットでは女性から絶大な人気を集めている。
アニメとゲームとでは若干印象が異なるためか、ゲーム版をイメージしたゲーマス、アニメ版をイメージしたアニマス等のバリエーションがある。
またイメージが発展したのか、楽器を持たせた「楽器マス」や、武器を持たせた「武器マス」なども誕生。

さらに海外版の彼らについても、トレーナーの名称以外は見た目は全く同じだが性格などの二次設定の発表が盛んに行われている。
その他、廃人施設のボスということで廃人の中の廃人と捉えられ孵化作業に勤しむ姿が描かれたり、
同じ街の実力者同士というつながりからかカミツレと接点がある設定だったり‥といったように、
彼らを扱う二次創作はまさにカオス。

【その他】
●「ポケットモンスターSPECIAL」にも登場。バトルサブウェイでホワイトの修業相手を務める。
雰囲気や口調はゲームのそれに近いが、ノボリの一人称が「わたくし」ではないなど細かな違いがある。
また余談だがクダリはなぜかやたらと「あのね」と言っている。

●あくまでポケモンという存在がメインであるポケモンシリーズにおいて、人間キャラクターとしてはグッズ展開が豊富。
最初に出たカードスリーブはアニメイトの総合予約ランキングで1位を獲得したこともある。
アニメイトからは彼らやN、主人公などをデフォルメしたグッズ「ポケモンメイト」が展開された。
また2013年にはフィギュア化・ポスター化されプライズとして投入された。余談だが某スレではこれらの入手を巡って情報交換が非常に活発に行われたとか‥。

●InterFMで放送されたラジオ番組「Pokemon Radio Show! ロケット団ひみつ帝国」においては、
第15回放送分まで彼らがCMナレーションを務めた。
「グッズゲットでみなさんスマイル!」「ブラボー!スーパーブラボー!!」など、アニメでは使われなかった原作準拠のセリフが使われている。
また8月26日の放送では、「サブウェイマスターのお友達」ならびに「育て屋さん」という設定でノボリ役の佐藤健輔、クダリ役の古島清孝がゲスト出演を果たした。
二人ともポケモンについてはオファーが来るまであまり詳しくなかったらしく、「お友達」たるサブウェイマスターの人気ぶりに驚いているようだった。
ちなみにパーソナリティの林原めぐみはサブウェイマスターについて「ぽっと出」「兄弟でしか会話してない」「地下鉄お兄さん」と(愛を持って)評していた。

●そして2013年の劇場版のエンドロールにも静止画ながら登場。
しかもアデクやシロナと並んでの登場であり、ゲストキャラながらかなりの待遇であるといえる。


以上のように、ポケモンシリーズにおいてこれほどの人気を博すに至った人間サブキャラクターの登場は今まで前例の無かったことであり、
非常に特異な現象と言えるだろう。


ルールを守って追記・修正!誤字脱字なしでみなさんスマイル!
改行確認、準備OK!目指すは良項目!出発進行!

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