モンスター娘

登録日:2010/05/13 Thu 11:04:20
更新日:2023/12/28 Thu 21:58:30
所要時間:約 7 分で読めます




人外キャラクターの一種。モンスター(怪物)の要素を強く持つ女性キャラのこと。 人外娘や魔物娘とも呼ばれる。
オラー! 駆逐してやるわ一匹残らずー!という諸君は女ザコの項目に行きな!

□概要


具体的な説明は難しいが、見た目で人間以外の要素(羽、尻尾など)を持ちつつ、しかし美女・美少女と分かる半人半獣を指すことが多い。

擬人化やケモミミやケモ尻尾よりは人外要素が強く、下半身や四肢が異形(主として動物のもの)や皮膚の色が違う(青、緑など)になっている姿のものがほとんど。
あと大抵捕食的な意味で男を食べようとしている。時々性的な意味でも食べられる。
ある意味、一種の異種姦


亜人種と同一視されるが、亜人派とは仲が良くない(もちろん拘らない人もいるが)。
ジャンル同様それぞれの強いこだわりがあるため下手に決めつけをするとトラブルの元になるので注意。


神話や伝説に現れる怪物をモチーフとすることが多いが、その姿は現代のテーブルトークRPGやRPG、カードゲームなどからの影響も大きい。

本来では必ずしも異形の女性としては描かれていないものがモンスター娘化されたり(例:アラクネ)、
本来は女性がいないとされる種族(例:ケンタウロス。異説あり)、
あるいは姿を大幅に変えてイメージされたり(例:スキュラ)というのものもある。
人の欲望の力強さを感じる娘たちです。

興味を持った人は「人外肌」「もんむす」「クロビネガ」などで検索してみると、ごくごくライトなモンスター娘に出会える。
もっともその辺はごくごくライトだが。

元々見た目でハードルが上がってしまうため、逆にストーリー自体は純愛ハートフルな作品も多い。
よりマニアックになるとモンスター娘に「捕食されたい」「溶かされたい」「同化されたい」とか言う猛者もいるが。

一応ヒト型である「サキュバス」や吸血鬼をカウントしていいかどうかは意見が分かれるところ。
翼とか角とか尻尾があればいいんじゃないの、というマイルドな人も界隈には多い。君ら、さてはハロウィンでテンション上がるタイプだな。

性格に関して言うと種族によってまちまちだが、
多くの種族の共通点として、野性味がある無垢あるいは無邪気
そして強い雄が好きで特に自分を負かした相手を好むという特徴を持ちやすい。
前者二つは特に未開の場所に住むモンスター娘に描写されやすく、
後者に関してはより戦闘に長けた種族がこの傾向が多い。
酔って特にこれらの傾向が強くない限りは説明されずとも標準的にこれらの傾向を持ってると思ってもらっても構わない。

複数種族の魔物娘が登場する作品の例

☆は18禁


□主なモンスター娘


代表例

下半身が魚。一番知名度があり、モンスター娘と思う。
ローレライの人魚が有名だが、八百比丘尼の伝承にあるように日本古来のモンスターと考える事もできる。
日本産の人魚は足がちゃんとあるので、多分アレもできると思われる。乳もある。
某少女漫画の人魚アイドルものなど「本当に少女漫画か」と疑うほどの巨乳・爆乳揃いだったのは有名である。
某誌の人魚は博多弁や小倉弁で喋るし、卵に精子かけてとねだる。
性格的な傾向は「人魚姫」の影響か可憐で儚げで一途、あるいはそれをモチーフとしたリトルマーメイドのアリエルの様に明るく天真爛漫の傾向が強い。
ローレライのような邪悪な姿で登場することは少なく、『ステルス交境曲』のウェイビスのような腐れ外道は本当に稀。
古来より小説や演劇の題材にされてきたことから、何だかんだ「悲恋」のイメージがどうしてもついて回るが、その分恋愛面では情熱的なキャラクターが数多い。
一方で騙される女としての属性もかなり多い種族だったりする。
☆代表キャラ
ピピ(海のトリトン
しらほし姫ONE PIECE
ブルーベル(家庭教師ヒットマンREBORN!)
ローラ/ローラ・ラメール/キュアラメールトロピカル~ジュ!プリキュア

下半身が鳥(魚の場合もある)。歌で船乗りを魅了して船を難破、あるいは遭難させる。
先述の通り人魚と同一視される事も多い。
伝承では耳を塞いだオルフェウスの奏でる竪琴(こと座のモデル)に完敗して入水自殺した。
遊戯王カードのセイレーンは美女かつセミヌードなお姉さん。
能力値は残念だが、デュエル以外でお世話になった人も少なくはないだろう。
性格面では上記の逸話から歌に関するキャラ付けがなされていることが多い、後大体の性格は下のハーピィと共通している。
☆代表キャラ
セイレーン(FF5)

  • ハーピー(ハーピィ)
下半身が鳥、腕が鳥の翼。
遊戯王などで見たことがあるはず。
基本的に鳥頭で知能はあまり高くないとされることが多い。
生態はあまり清潔とは言えない。
性格的な傾向は鳥頭ということか良くも悪くも明るくおバカで子供っぽいキャラが多い。
デビルマン』のシレーヌみたいな体型にされることもある。
☆代表キャラ
ハーピィ・レディ(遊戯王)
ハーピー(波打際のむろみさん)
モネ(ONE PIECE):改造人間だが

下半身が蛇。時々メドゥーサも似たような姿になる。
なお、元ネタでは外見が一定しておらず「下半身が蛇」以外に「スフィンクスの亜種のような人面獣で、全身鱗だらけ」なのや、
女性の怪物のはずなのに男性器が付いている雌雄同体とされることもあったりする。
ゲームも出たので、知名度アップ。
性格的な傾向は蛇のイメージから執念深く、狡猾で残虐。
そして妖艶なといったいかにも悪役な性格をしてる者が多い。
まぁ要は悪の女幹部らしい性格である。
☆代表キャラ
アミラ(もんむす・くえすと!)
邪神ちゃん(邪神ちゃんドロップキック)

  • スフィンクス
下半身がライオンで鷲の翼を持ったキャラクター。
エジプトでピラミッドの前にいる奴は男だが、ギリシャでなぞなぞを出す方は女。
エジプトは首だけ人間だが、ギリシャはケンタウロス型(ライオンの首から上が両腕翼の女)というのはあまり知られていない。
ちなみに間違えると喰われる。捕食的な意味で。
伝承ではオイディプスに謎を解かれ屈辱のあまり投身自殺した。
これらのエピソードからモンスター娘では知恵が回り人を騙す事に長けた狡猾なキャラ、
あるいはエジプトでは守護神としての側面も併せ持つためか、門番の様に生真面目な性格だったり、ファラオのイメージと統合して高貴な性格だったりする。
☆代表キャラ
キメラ(ピグマリオ)

下半身が触手(神話では異なる)。
もともとは美人だったが、魔女の毒薬で下半身が6匹の犬の頭を持った化け物にされてしまった。
ちなみに呪いの原因は魔女の勝手な逆恨み。ゲームなどの解釈で下半身が触手の姿になった。
逆にぷよぷよや魔導物語の犬版ケンタウロスな彼女を初めて知った事で、他の触手スキュラに驚いた者も多いだろう。
モンストではタコ足だからと開き直ってタコ焼き屋を始めた。ちなみに彼女をタコにした魔女(キルケー)の方もいる。
残念ながらモンスター娘としてはマイナー寄りの為共通の性格などは定まっていない。
☆代表キャラ
スキュラ(世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者

下半身が蜘蛛。神話では怪物ではないが、中世からしばしば蜘蛛人間として扱われてきた。
もともとは機織りの上手な娘。アテネに勝負を挑まれ、織ったタペストリーが神への皮肉だったためアテネが激怒。彼女を罰した。
結局、アラクネは自殺したがアテネはまだ怒りたりないのか、それとも地獄に落とすのが可哀そうに感じたのか、彼女を蜘蛛に転生させた。
ダンテの神曲で下半身が蜘蛛の姿として描写されたことから、半人半蜘蛛の魔物のように扱われるようになった。
ちなみにタペストリーの内容はゼウスを筆頭とするオリンポス神々の乱痴気騒ぎ。どっち側が酷いのやら・・・
種族としての性格はメデューサと同じくいかにも悪の女怪人らしい性格。
蜘蛛という事もあってか相手の男を意図でぐるぐる巻きにして拘束…みたいなヤンデレらしい性格も多い。
☆代表キャラ
アルケニー(女神転生シリーズ)
アラネア(吸血鬼すぐ死ぬ
蜘蛛鬼鬼滅の刃

  • アルラウネ
下半身が植物(伝承では首から下が植物)。
別名マンドレイク、マンドラゴラ。伝説ではマンドラゴラと同一視されることもあり、引っこ抜くと叫ぶ。
単純に薬物として使われるマンドラゴラとは違い、アルラウネは時間を超えた知識を持っており、手に入れた者は非常に栄えるという。
また死刑囚の血肉、糞尿が地面に滴り落ちるとそこにアルラウネがはえるとも言われる。体が緑色の場合も多い。
やっぱりゲームに出て知名度アップ。ただ名前をよく間違えられる。
植物の影響からか穏やかで静かな性格が多い、ただ触手を伸ばして捕食を頻繁に行うタイプやはっぱりドSな性格が多いと割と両極端だったり。
☆代表キャラ
マンドレイク(テイルズ オブ デスティニー2
オシリス(吉永さん家のガーゴイル

体全体が液体でできている。体が透明や水色の場合も多いが、スライムなのでバリエーションは様々。
常時ローションプレイで、透明のため挿入するとアレが見える。超マニアックな作品では巨大なスライム娘のナカに全身ごと突貫するものもある。
こちらのキャラ付けは出演作品は多いが意外と共通点らしい共通点は余りない。
それだけキャラの性格が多様化してるとも言えるが。
それでも傾向として特徴的なのはドラクエの影響が強いためかいかにもよわっちい、闘争心があまりない、子供のような性格のものが比較的多い。
これらはスライムという原始的な生物に近い存在の為か余り知能が発達していないのだろうと言うイメージもあるからだろうか?
モンスター娘といえるか微妙だが、無機物であるおもちゃのスライムが生を受け、変幻自在な特性を生かして女の子の姿を取る場合もある。
☆代表キャラ
メローナ(クイーンズブレイド)
ぷにる(ぷにるはかわいいスライム)

~ここから下は微妙なライン~

人間の男を誘惑する下級悪魔。元ネタでは姿が一定していない(自由に変えれるとも)ため、
「悪魔の一種」とされることから、人間の外見に、翼(蝙蝠型?)+尻尾+角などが付けられることが多い。
最早一つのジャンルになっており、モリガン・アーンスランドみたいに魔王設定になっていることもある。
性格はほぼ例外なく妖艶で淫乱。ロリ体形なら小悪魔な性格も。
逆に性関係に弱く清純な性格も一定数存在するが、それも前者のサキュバスのテンプレイメージがあってこその意外な性格づけという感じのパターンが多い。
☆代表キャラ
夜魔族(魔界戦記ディスガイア
アスタロッテ(ロッテのおもちゃ!)
アルべド(オーバーロード)

というわけでこちらも追加。やはり外見的違いは上記のサキュバスのような感じだが、角がより巨大であることが多い。
古来より悪魔は「殺戮するもの」ではなく「堕落させるもの」のため、性的なのも致し方ない。
というか仏教の「魔」は本来そういう煩悩の化身で、マーラなどがよい例。
キリスト教では性に奔放なものは地獄に堕ちると言っていたため、そうした負の面を悪魔に押し付けている面もある。
だから日本人に見つかったらどうなるかは、今更書くまでも無かろう。
性格としては上記の通りエッチなものが多いが、魔王クラスともなると威厳ある者もいる。
昔から敵組織の方が男女平等だったとかよく言われるしね。
☆代表キャラ
エトナ(魔界戦記ディスガイア)
リリスモン(デジモン)
魔王(まおゆう
リアス・グレモリーハイスクールD×D
シャミ子(まちカドまぞく
マーラ(手塚治虫のブッダ):仏教における悪魔、第六天魔王

近年は『ゾンビランドサガ』なんてアニメも放映される有名なジャンルだが、モンスター娘にしては人間の要素が多すぎるので微妙なライン。
これが本当の腐女子よ!
性格はまぁ大体はまんま女ゾンビと言ったキャラで会話がカタコトだったりそもそも喋れなかったりと知能が低い。
喋れる者だともう死んでる系のギャグはほぼ鉄板。上記の無邪気系キャラとの大きな違いは基本的ダウナーな性格の傾向がある。
☆代表キャラ
ビクトリア・シンドリーONE PIECE
散華礼弥(さんかれあ
二階堂紗季菜(ゾンビッチはビッチに含まれますか?

  • キョンシー
80年代の人気映画『霊幻道士』で有名になった中華モンスター。
本来は不気味な怪物なのだが、チャイナ娘のイメージから能天気で可愛いキャラ付けがなされることが多い。
体臭に関してもゾンビやミイラ同様無視される。
あと、確実にカンフー使いである。映画のキョンシーがピョンピョン跳ねるイメージから物凄い跳躍力を有していたりも。
☆代表キャラ
レイレイ(ヴァンパイアシリーズ)
宮古芳香(東方Project)
札月キョーコ(ふだつきのキョーコちゃん)

邪悪な妖精とされることが多いスコットランドの首無し騎士。実は伝承でも女性説がある。
しかしRPGなどの影響でアンデッドにされてしまうことが多い。
性格は女騎士だけに優等生タイプが一般的。そもそもメジャーとも言い難い怪物なので絶対数が少ない。
☆代表キャラ
セルティ・ストゥルルソンデュラララ!!
ララ(モンスター娘のいる日常)

雪山とかに出てくる冷たい幽霊みたいなの。
伝承では人間を襲う習性があるとされており代表的な妖怪ではあるが完全に人型であり、モンスター娘よりかはだいぶ亜人種寄りである。
わかりやすくバトルヒロインに出来るため、和風妖怪ものでは人気だが、洋風ではそれほど見かけない。
☆代表キャラ
スノウ(FINAL FANTASY Ⅶ
雪子姫(ドロロンえん魔くん)
ゆきめ地獄先生ぬ~べ~
葵(ゲゲゲの鬼太郎(第5シリーズ)
ふぶき姫(妖怪ウォッチ
雪女/及川氷麗(ぬらりひょんの孫)

~お前らそれは「擬人化」と言う別のジャンルじゃないのかライン~

ただ包帯巻いただけだろ!!
性格面も大体ゾンビと同じ感じだったりスフィンクスと同じくエジプト王族な性格である。
☆代表キャラ
アマネット(ザ・マミー 呪われた砂漠の女王)
メナス(クイーンズブレイド)…なんか違う気もするが

神話では男。というより、元ネタでは異形として生まれた人間の個体で「種族」ではない可能性が大きい。
出てくるとしたら毎度毎度判で押したかの如く「曲がった角、大き目の体、ごつい斧、とにかくでかいおっぱい」の牛娘
性格はより野生的、明るく豪快な性格で先述した男に強さを求める傾向が非常に多い。
そのおっぱいに反して男勝りな性格で意外と初心、という者も多い。
☆代表キャラ
ミノタロン(美少女戦士セーラームーンR)
エルフレダ・ミルヤスドッティル(ロッテのおもちゃ!):正確にはウシ型魔族

  • 獣人
出てくるとしたら「獣耳+尻尾+尖った爪のフワフワした服装の女子」。
ワーウルフ、ケットシー、コボルド、ボーパルバニー、オーク、名前は様々なけも●フレ●ズ
たまに顔もソレ系に加工されていることがあり、冬毛もふもふ程度から骨格が完全にベースとなった動物になっているものまでさまざま。

性格面はほとんどの場合は・モチーフにした種族によって変わる
狼モチーフだとワイルド、もしくはクールビューティ。
犬モチーフだと忠犬らしく真面目で忠義心が高い、それ以外だと好奇心旺盛。
猫モチーフだと気まぐれだが好意的な人物には積極的に甘えてくる。
狐モチーフだと神秘的な性格で所謂ロリババアな性格も。

…食肉目ばっかりじゃねえか。
共通点を見出すとなるとやはり先述のモンスター娘のテンプレである「野性味」「無邪気で無垢」「強さ至上主義」
と言ったテンプレが当てはまりやすい者が多いが、それでもモチーフの動物によっては全く違ったりする。
☆代表例
妲己(封神演義)、玉藻(Fate/EXTRA)、源ちづる(かのこん):狐
二ツ岩マミゾウ(東方Project):狸
レー・ネフェル(超新星フラッシュマン):豹
ホロ(狼と香辛料)、リザ・ワイルドマン(怪物王女)、今泉影狼(東方Project):狼
アガーテ(TOR)、エリス(あそびにいくヨ!)、塔城子猫(ハイスクールD×D):猫
緋月綾奈(カガクなヤツら):犬
フライヤ(FF9):鼠

  • 虫人
獣人と違って一般的な呼称が少なく、また姿も統一性が無かったりする種族。
でもモンスター娘としての数はそこそこ多いし遊戯王の甲虫装機やインゼクターバトルスピリッツの殻人の様にカードのメイン種族も張ったりする。
でも共通する呼び名はあんまりない、そんな種族。
モンスター娘としてみるならほぼ人の形に虫の要素をくっつけたり、遊戯王の「インセクト女王」のように虫要素を前面に出したりとこちらでもあまり統一性はない。
男を捕食する為に美少女の姿をしている蟲惑魔なんてのもいる。因みに得意分野は落とし穴系統のサポート
虫はかなりの種類があるがモンスター娘になる種類は案外少なく、代表的なものだと「蝶」あるいは「蜂」の者が多い。
蝶はもちろん可憐なイメージで参考元になった故か妖精のような性格が多く、
蜂はそのイメージから兵隊気質、あるいは勝気で攻撃的なイメージが強い。
蜂に関しては特に「女王蜂」の存在が欠かせなく他のモンスターは女の子じゃなくても女王蜂だけは人型だったりの作品も多い。
こちらは高貴でまさしく女王様(≒アメリカンスクールにおける「クインビー(最高位)」)と言った性格のものが大半である。
☆代表例
蜂女(仮面ライダー)、キュービィ(ヴァンパイアハンター):蜂
ミオーラ(ビーファイターカブト):蟷螂

人食い鬼。日本だと大抵「」扱いで「オーガ」。
断言してもいいが見た目は「ラムちゃん」か「ボディペイントしてめっちゃ筋トレしたラムちゃん」のどちらかである。
性格はラムちゃんパターンももちろんあるが、鬼らしく豪快で細かい事は気にしない性格で、もちろん悪事を平気で行う残虐性も持ち合わせるものが多い。
しかし一方で強さや覚悟を見せた者には一定の敬意を払う武人のような性格も持ち合わせるものも多く、より明確に強さ至上主義の傾向が滅茶苦茶強い
一方で鬼モチーフだと日本古来の妖怪という訳か京美人だったり大和撫子だったり如何にも「日本らしい美人」といった性格の鬼も多い。
まあどちらにしろ強さ至上主義は多いので強い男は大体好きである。
☆代表例
シオン、シュナ(転生したらスライムだった件
伊吹 萃香星熊 勇儀(東方Project)
外道丸(銀魂
オーガ(DQ10)
酒呑童子茨木童子Fate/Grand Order
荒覇吐呑子(ゆらぎ荘の幽奈さん)

バカヤロー! ただツギハギとネジをつけただけじゃねえか!
性格はロボ娘と似ており、主人に忠実で機械的。
自我は薄いが後々恋に目覚めて~といった面もまぁロボ娘と非常に似ている。
元ネタのフランケンシュタインも恋人を求めていたせいか、「愛を求める」キャラ付けをなされていることも。
☆代表例
斑木ふらん(フランケン・ふらん)
フランドル(怪物王女)

  • 竜人
英名では「ドラゴニュート」とも呼ばれる種族、種族としてではなく竜が魔法などにより人に変身したという形になってる作品もあるぞい。
近年では『小林さんちのメイドラゴン』などは有名。元が人気種族の為かモンスター娘の中でも獣人と並んで単独でメインの作品を飾る事も多い。
ドラゴンの象徴である「角」と「尻尾」は必須要素。好みが分かれる為か鱗はあったりなかったり。

性格面は尊大、お姫様と数多いが、これらの共通点はやはり高貴な存在としての属性がかなり強い。
逆に先述のドラゴン娘をメインにした作品では性格はかなり千差万別であるが…
ドラゴン自体が強大で神秘的な種族のイメージがやはり強いためか、
高貴かつ人知を超えた存在としての描写が非常に多いためこの様な性格付けをなされていることが多い。
その為相手にも相応の格が求められ、オーガと並んで強さを求める傾向がある。
その為か竜人を娶る事自体が選ばれたものとしての一種のステータスとして扱われる事はある作品も。

逆に神として崇められることも多いせいか、モンスター娘と結ばれる事がほぼあり得ない世界観でも竜人とだけは例外な作品も多い。
やはり大人気種族は色々と例外ということか。
☆代表例
ミンク(ドラゴンハーフ)
ドラコケンタウロス(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)



ともかく極めて特殊でマイナーなジャンルであると思われる…が、マイナーだからこそ好きだ好き大好きだー!と云う方もおられます。
モンスター娘オンリーイベントなんかも開催されているので、同好の士を探したい人は行ってみてはいかがだろうか。


余談だが、現代もの作品では、モンスター娘の人間と異なる外観や、身体の構造上日常生活が不便を始めとした人権問題が描かれていたり、
(例:セントールの悩み)
ファンタジー世界…特に小説家になろう作品では、現代とは違って人権が保障されてない関係で壮絶な迫害を受ける場面が描かれたりする。
(例:科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌)
中には、「被差別種族だから」という理由で奴隷落ちする場合もあり、この場合はほぼ犯罪奴隷と同じ扱いを受ける。
この手の問題はかなりナイーブであるが故に嫌う人も多いが、「社会風刺作品」としては非常にハードルが低く読みやすいということもあり、一部では人気を博している。
外観は美人な女の子なのに被差別種族だからという理由で雇い主から性的な目では見られず処女であり、差別しない主人公様サイコー!となってモンスター娘たちが主人公にベタ惚れになってハーレムを築くのが近年のテンプレである。社会風刺どこに行った


そんなモン娘好きな人、追記・編集願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 人外
  • 人外萌え
  • 魔物
  • 人外娘
  • 魔物娘
  • モンスター娘
  • 萌え属性
  • マイナー
  • 捕食したりされたり
  • アブノーマル
  • 上級者向け
  • かわいい
  • 擬人化
  • 擬態
  • 異種姦
  • 搾精
  • 純愛
  • 道満清明
  • M向け
  • ファンタジー
  • 性か死か
  • モンスター
  • 逆レイプ
  • 化け物
  • エロ
  • ロマン
  • 触手
  • なんでもあり
  • G=ヒコロウ
  • オカヤド
  • ハロウィン
  • 獣人
  • 擬人化
  • 妖艶
  • 天原

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月28日 21:58