ドナルド&グーフィー(キングダム ハーツ)

登録日:2010/02/09(火) 17:44:42
更新日:2024/03/06 Wed 20:28:08
所要時間:約 6 分で読めます




みんなー!!! ソラを消しちゃダメだーー!!

僕たち3人で一人前だね!



ディズニー作品において、ミッキーマウスと並ぶ知名度を持つキャラクター。
この項目では『KINGDOM HEARTSシリーズ』における活躍を記します。


概要

ディズニーキャッスル出身の2人組。
主人公のソラと3人で、様々なディズニー世界を冒険する。
旅の中で、ソラの友達として彼を支え合い、共に戦っていく。
王様であるミッキーとは家臣かつ親友で、失踪癖のある彼を探して旅立つことが多い。
基本的にディズニー映画の主人公には古い例だと7人の小人やジミニー・クリケット、あと最近ではオラフなどの人外の相棒がいるが、彼らもその立ち位置にいる。


ドナルドダック
(CV:山寺宏一
ディズニーキャッスルに仕える王宮魔導士。
ちょっと短気でお調子者な性格。
杖から様々な魔法を繰り出すことができ、魔法で対象をワールドの特色に合わせた姿に変身させることも。

ちなみに魔法の師匠はKHシリーズ本編にも登場する「王様の剣」のマーリン。

字幕が無いとなに言ってるか分かりにくいとか言わないこと。
戦闘復帰時のモーションがあのファイティングポーズ(画面奥の腕を相手に向け、手前の腕を振り子の様に回しながら飛び跳ねる)なので、アニメでは見られない正面からや逆側からみたポーズが拝める。

戦闘では魔法でサポートや攻撃を行うが、紙装甲なのでボス戦では早々に転がされることがしばしば。

グーフィー
(CV:島香裕)
ディズニーキャッスルに仕える王宮騎士隊長。
間抜けでのんびり屋な性格をしており、旅のムードメーカー的な役割を担う。
相手を傷つける武器を嫌い、盾を構えている。

「盾で殴ってるなら結局意味なくね?」とか言ってはいけない。

戦闘では戦士タイプで多めのアイテム装備欄と高い体力で気絶しにくい。

各シリーズの活躍

KINGDOM HEARTS

失踪した王様を探して旅立ち、トラヴァースタウンでソラと出会った。
王様の「鍵を持つ者と共に行動せよ」という言葉に従い、キーブレードを持つソラを加えて3人で様々な冒険を繰り広げ、旅の中で怪物ハートレスや、マレフィセント率いるヴィランズなど、闇の勢力と戦うことになる。
途中ソラがリクにキーブレードを奪われた際には、王の言葉を守りリクと一緒にいこうとしたが、諦めないソラの姿勢に感化されソラとの友情を選ぶ。
最終的に元凶であった闇の探求者アンセムとの戦いに勝利し、世界を救ったが王様とは再び離れ離れになってしまった。
この作品で既に「三人でヒーロー」「繋がる心が武器」といった後のシリーズの基本ができている。

性能としてのドナルドは紙装甲の魔法使い、グーフィーは高い体力の戦士というのはこの作品で完成してる。
ソラと同等の火力を誇るので、ソラがボスの攻撃を回避し続けてるうちに、この2人がボスを半殺しにしていたなんて事態も頻繁に起こった。
グーフィーはMPギフトというMP1で他のキャラのMPを3回復する強アビリティがあったが、強すぎたためかFM版で弱体化し以降のシリーズには登場していない。
今作にはれんけいがまだないが終盤に三人でないと使えない大技トリニティリミットが使えるようになる。まぁイマイチ使えない技なんだが

また、今作には二人が一緒でないと使えない謎解き要素として「トリニティ」がある。
ただし、ゲストメンバーをいれると使えない上にメンバー変更がセーブポイントでないと使えないため、やや面倒なためか後のシリーズではなくなった。

KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES

リクと王様を探し、ソラと共に忘却の城と呼ばれる世界を訪れる。
機関の陰謀に巻き込まれ、突っ走るソラをフォローしながらカードに支配された城で冒険を繰り広げる。
ソラとの賑やかなやり取りは暗くなりがちなメインシナリオにおける癒しとなっている。

彼らも記憶を操作されてしまうがソラよりは冷静な反応で、一時は偽りの記憶に支配されてしまったソラと決別しかけるも、真実を知りピンチになったソラの前に駆けつける。

最終的に城の主であるマールーシャを倒すが、ナミネの力によって操作された記憶を修復するため、一年の眠りについた。

戦闘にはフレンドカードとして参加するが、ムービーでは3人で戦っている。
カードを使うとグーフィーはグーフィーアタックorトルネド、ドナルドはランダムで二回魔法を使う。カードをストックすると技が強力なものになる。
フレンドカードの都合上、必ずしも手に入らないが威力は高いため割りと頼れる。
終盤トリニティリミットが追加されると雑魚掃討に便利。
ドナルドの尻に火をつけるファイアドナルドというネタ技があったりする。

Re:CoMではグーフィーの技がグーフィートルネド一本化したことに加え、グーフィースマッシュやスターダストブリッツなどの派生技が追加された。
特筆すべきはワイルドクラッシャーの追加で、これはグーフィーをソラ、ドナルドが抱えて敵に突撃し頭突きする一見ネタ技だが、序盤から使える上に威力がバカ高い。


KINGDOM HEARTSⅡ

記憶を修復する眠りから目覚め、再びリクと王様を探す旅に出る。
ⅩⅢ機関という新たな敵との戦いを経て王様と再会し、最終決戦を終えた後にディズニーキャッスルへと帰った。

最も扱いの悪い時期。メインストーリーでの扱いはかなり微妙で、大抵ソラだけが会話の対象となり、ムービー中に3人いるはずがソラしかいないなんて事がしばしば(例:アクセルの自爆シーン)。
グーフィーが倒れ王様が激怒するシーンがあるなど全く出番がない訳ではないのだが…。
さらにゼムナスとのラストバトルには2人そろってハブられてしまった。
この蚊帳の外っぷりが、一部のファンから不満点として挙げられている。ただし、2では1で割りを食ったリクとソラの友情にフォーカスを当てているためこれはこれで良かったと言える意見もある。 

戦闘においても前作の強さが問題視されたのかボスに対しては強制ダメージ1補正がかかってしまい、実質的に戦力外状態。
連携やドライヴは彼らがいないと発動できないため維持は必要というのが悩み所。
ドナルドの魔法もソラのものと別習得扱いとなり全体的に弱体化と踏んだり蹴ったり。
一方でグーフィーはサポート技こそなくなったがアビリティが防御特化となり生き残りやすい。


ドナルドのれんけいはファンタジアとフレアフォース。
グーフィーのれんけいはトルネドフュージョンとユニゾンアスリート。
フォームチェンジ条件としてはブレイブフォームはグーフィー、ウィズダムフォームはドナルド、マスターフォームとファイナルフォームは両方が必要となる。


KINGDOM HEARTS 358/2Days

ストーリーでは、ロクサスと繋がるソラの記憶で映るのみ。本人たちはソラと一緒に記憶を再生させるため眠りについている。
マルチプレイ用の隠しキャラとして、初めて操作が可能に。


KINGDOM HEARTS coded

ミッキーと共にデータ・ソラの活躍を見守っていたが、いつの間にかデータ世界の中に引きずり込まれてしまう。
データ・ソラがキーブレードを破壊されたホロウバスティオン前編では助けに駆け付け、彼ら二人に上手く指示を出して進むという特殊なステージとなっている。


KINGDOM HEARTS Birth by Sleep

失踪した王様を探して不思議な塔を訪れた際、ヴェントゥスアクアと顔を合わせる。
ヴェンとアクアは2人とのD-LINKが可能。
テラさん…となりそうだがここで王様を含めた三人がテラと顔を合わせていると後々のシナリオで矛盾が出てしまうので仕方がない。具体的にはゼアノートやアンセムと顔を合わせた時とか。

なお、BbSは本編の約十年前だが容姿が全く変わってない。


KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]

イェン・シッドの塔でソラとリクのマスター承認試験を見守る。
終盤、ゼアノートが試験に干渉していた事が判明し、ミッキーの代わりに塔で待機することになる…が、存在しなかった世界へ駆け付けた。
アンセムの背後の怪物ことスタンドさんを倒して絶体絶命のリクとミッキーを救出し、狙われていたソラを救った。
今までの外伝で出番が少ないことや、キーブレード使いが続々出てくるインフレ状態のためシークレットムービーでは「僕達の出番はないのかなぁ」と嘆いていた。

また、「ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士」をモチーフにした夢の世界「カントリー・オブ・ザ・マスケティア」では若い頃?と思われる時期の2人がミッキーと共に登場している。ただし、バトルでは非戦闘。
順当に考えれば「タイムレス・リバー」→「カントリー・オブ・ザ・マスケティア」→「BbS」という時系列になると思われるが、
この世界のピートが義足を付けているなど疑問点も多い。

とまぁ2以降やや扱いの悪い作品が続いていたのだが…

KINGDOM HEARTSⅢ

力を失ったソラと力を取り戻しつつ、真ⅩⅢ機関の野望を打ち砕く旅にみたび出発。
今作では「三人揃ってヒーロー」という点は割りと強調されておりかなりの存在感を発揮。ソラとのどことなく呑気なやり取りは変わらず、物語の癒しとなっている。
一方で物語終盤ではドナルドが自分を犠牲にしてテラ=ゼアノートを倒し、守護者たちが全滅しかかったことでソラの心が折れかかるなどシリアスな場面も増えている。
真ⅩⅢ機関員との戦いこそソラ一人でもヒーローと送り出したものの、マスター・ゼアノートとの戦いは三人で挑み改めてこの三人の魅力を再確認させた。
ぶっちゃけ有能過ぎて他の守護者が霞んでしまう位にはキャラが立っていた。
特にラスボス戦の最後の演出「トリニティ」はファンは必見。
エンディング後は王様とディズニーキャッスルへと帰還し行方不明となったソラの捜索にあたっている。

戦力としてもボスへのダメージ補正がなくなったことやゲストメンバーの入れ替えがなくなったことでかなり頼れるようになっている。
ドナルドのれんけいはフレアフォース、ドナルドメテオ。
グーフィーのれんけいはグーフィーボンバー。
三人揃ってはトリニティラッシュ。

忘れてはならない。
ソラ、ドナルド、グーフィー。
彼らは3人そろって、初めて英雄なのだと。


追記・修正は三人揃ってお願いします。

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最終更新:2024年03月06日 20:28