オロチ(KOF)

登録日 :2011/06/30 (木) 17:51:40
更新日 : 2017/10/09 Mon 07:49:43
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「我、ガイアと共に在り」



KOFシリーズに登場するオロチ一族の長。声優は緒方りお。
地球の自然を守護し、時には試練や庇護を与える神に等しい存在、「地球意思」である。
感情を持たず、機械の如く人間を殺す。また、他者の思考を読む能力を有している。

自然が持つ「風」「地」「雷」「炎」「牙」「闇」「獣」「死」「重」とオロチ自身の力「無」を司る。

人間にオロチの力(暗黒パワー)を与え、利用することもあるが、人間とは相反する力であるが故にそれは体、そして命を蝕み続ける。
また強大な力と引き換えに暴走の危険と隣り合わせでもあり、誘惑に負けて暴走してしまうと、人の姿をした獣同然。
こうなってしまうと人間がオロチに逆らうことはほぼ不可能。オロチ同様人類に害をなす化け物となってしまう。

なお、転生したばかりであるため、プロフィールのほとんどが「不明」である。


以下ネタバレ










1800年前、自然の理から外れ、自然を破壊しバランスを崩した人類を敵視したオロチは人類を滅ぼし自然のバランスの安定を画策。

八傑集に自身を覚醒させるべく、そのために必要な生け贄「八維女」の内、7人まで捕らえさせる。

最後の「クシナダ」さえ、捕らえればオロチは完全復活し、人類を滅ぼすはずだった。
しかし、草薙・八尺瓊・八咫の「三種の神器」により八傑集や一族を撃破され、やむなく7人の生け贄で不完全な復活を遂げるが敗北。
八傑集と共に封印された。ちなみにこの時の触媒は女性。

しかし660年前、八傑集らの策により血の契約をした八尺瓊(八神)を利用し八傑集は封印から解き放たれ、その他一族と姿を隠す。

以後彼らは、現代に至るまで、オロチの封印場所を見つけ、封印を破るべく力を蓄えていたようである。

そして、ルガールがオロチの力に近づいたことから、本格的に行動を開始。
四天王「吹き荒ぶ風のゲーニッツ」が八咫の末裔、神楽マキを殺害し封印を解くことに成功(KOF96)。
そして「THE KING OF FIGHTERS 97」を利用し格闘家から膨大な精神力を得て四天王「炎のさだめのクリス」を触媒とし復活を果たす。
しかし今回もクシナダ(の転生した京の彼女)を捕らえることに失敗し不完全な復活となり結局、草薙京八神庵・神楽ちづるの現代の「三種の神器」に敗北。再び封印された。


しかし、アッシュ・クリムゾンによりちづるの神器の力が奪われたことで再び封印が解けてしまった。
とはいえ、「西洋の地球意思」である「遥けし彼の地より出づる者たち」の呼び掛けには応じなかった。
一応八傑集のマチュアとバイスが「XIII」で復活したが、オロチの意思とは無関係であり、この作品で「アッシュ編」も完結したため今後の展開は不明。


なお、『XIV』ではラスボス、バースの力の影響で復活し、またしても三種の神器に封印される。



【キャラクターとしてのオロチ】

「97」のラスボスとして初登場。「96」でようやく四天王が登場し、これからというところで残りの四天王全員と共に登場。プレイヤーの度肝を抜いた。

上半身裸でズボンという奇抜な格好(過去女性を触媒にした際は服を着ている)ながらそこから醸し出す神々しさから高い人気を誇る。
ストーリーに神話の要素を加え人気を得た、シリーズ全盛期の象徴ともいえるキャラクター。



当初イラスト案では「クリスが素っ裸で光る玉を持って戦う」というジョー東の尻とは別次元のヤバいものだったとか。当然却下された。


キャラ性能はおそらくKOF史上最強…ではあるが、「97」登場時はCPUの弱さからKOFラスボス最弱の一角になった。
これはスタッフが多くのプレイヤーにクリアしてもらおうとわざと弱くしたらしい。
ただし、人が使うと格ゲーキャラの中でもトップクラスの強さである。
全画面攻撃にノーモーションで飛び越し不可能な火柱やバリアー、相手の飛び道具を跳ね返し、蹴り(の見た目)がジェノサイドカッター(後に必殺技に昇格)等色々とんでもない。
さすがは「地球意思」である。なお、技名は「神罰に名前は必要ない」ため、動作そのままである。 


【技】

○必殺技
  • 「衝撃波を出す」
ほぼ縦一杯に飛び道具を貫通し多段ヒットする衝撃波を出す。
これをただ連発するだけで相手を封殺できてしまう超高性能飛び道具。

  • 「前方(斜め上)にバリアを張る」
バリアを張り、触れた相手を吹き飛ばす。「98UM」では当て身技。

  • 「火柱を起こす」
大きな火柱を出す。ゲーニッツの「よのかぜ」に似た技。
「98UM」では発生が速くなり、さらにダウン追い打ち可能になった。


○超必殺技
  • 「相手を引き込んで魂を抜く」
相手を引き込み、触れると発動する投げ技。ただし、引き込む間は無防備なため、距離次第ではリーチの長い技や飛び道具を撃つチャンス。「97」オロチの弱点の一つ。
「儚いものだ・・・」

  • 「画面全体に光を浴びせる」
驚異の全画面攻撃であり、オロチの代名詞。
オロチといえば全画面攻撃、逆もまた然りである。
画面中央でヒットすれば体力の七割が消し飛ぶ。
オロチのこの技のあまりのインパクトにより、後に多くの格ゲーキャラに搭載された。
「さぁ、無に還ろう」





【ミズチ】

ついでなんでよく似たキャラのミズチについても説明する。


「下の下だな」


CV:丸尾恒人

「ネオジオバトルコロシアム」にて中ボスの一人として登場。
オロチのクローンらしいが、オロチは精神体であり肉体は存在しない。KOF97の最終決戦後、クリスの体の破片から造ったと思われる。

性能はオロチの下位互換であるが、CPUのアルゴリズムが強くかなりの強敵。
加えてボス固有の性能であるため、地面から連続して火闌降(「火柱を起こす」のミズチ版)を立ち上らせ、プレイヤーを寄せ付けない。

倒すと衰弱し、そのまま死亡した。

ありえん(笑)



【登場作品】
「THE KING OF FIGHTERS 97」
「THE KING OF FIGHTERS 2000」(マニアックストライカー)
「THE KING OF FIGHTERS 2002」(オロチクリスのMAX2演出)
「THE KING OF FIGHTERS NEO WAVE」(オロチクリスのMAX2演出)
「THE KING OF FIGHTERS 98 ULTIMATE MATCH 」
「キング・オブ・ファイターズ R-1」
「KOF京」
「KOF SKY STAGE」
「ネオジオバトルコロシアム」(ミズチ)




「愛も憎しみも、人なるものの全てを、今ここで無に還そう・・・」

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