火引弾

登録日 :2010/07/03(土) 18:35:36
更新日 : 2017/07/02 Sun 15:00:43
所要時間 :約 5 分で読めます




火引弾とはストリートファイターシリーズのキャラクター
読みはヒビキ ダン

出身地:香港(親は日本人)
居住地:世田谷のテント、サイキョー流道場
誕生日:5月6日
身長:177cm
体重:74kg
スリーサイズ:113・83・88
血液型:O
好きなもの:挑発
嫌いなもの:ワカメ、小悪党、キザな男
特技:瓦割り、カラオケ
キャッチコピー:オレのオヤジは強かった


【来歴】
偉大な格闘家・火引強の息子として生まれる。
しかし強はダンが若い頃にサガットとの闘いで、サガットの片目と引き換えに命を落とす。

ダンは亡き父にサガットへの復讐を誓い、その術を学ぶため剛拳に弟子入りする。
しかし剛拳に憎悪を見抜かれ、修行途中で破門される。

その後、サガットに勝利した(サガットがわざと負けたと思われる)ことが切っ掛けとなり、
父と剛拳から学んだ格闘術を元にサイキョー流を創設し、現在はサイキョー流を広めるため日本を中心に活動する。


【キャラクター】
上記のようなシリアスな過去を持つが、ゲーム中では真逆のコメディ担当。

ストリートファイター屈指の色物キャラ。SNKの人気格闘ゲーム『竜虎の拳』のリョウ・サカザキの道着とロバート・ガルシアの容姿をミックスしたような容姿をしている。
そもそもの生まれた理由が 「某社にパクられたからパクリ返そう」 である。
しかしこの某社というのはSNKであるというのが定説であったが実際のところは不明。
そもそも当時のカプコンは格闘ゲームの版権がらみで裁判を起こすなど他社とやや険悪な関係になっており、「SNK側がそんなカプコンに対して『ストリートファイターⅢ』の商標登録をして牽制した」、
「KOF94にてルガールがガイルの石像を破壊して登場する演出があった」、「龍虎の拳のキャラがストⅡのキャラに似てた」などの事実からファンが勝手に推測した都市伝説である。
というかCVS2のスタッフによるインタビューによればカプコンもSNKも同じ在阪企業ということもあって会社間はともかくスタッフ同士は昔からかなり仲が良かったらしく、身内ノリ的な部分もあったようだ。
更にいうならば『餓狼』や『龍虎』はそもそも『ストリートファイター』を生み出した西山隆志、松本裕司両氏がSNKに移籍して開発したものであり、ぶっちゃけ兄弟みたいなもんだったりする。
(ちなみに現在西山氏は旧SNKスタッフが独立して立ち上げた現在ストⅣシリーズやストⅤを製作しているディンプスの代表取締役である。)
結果的にダンはカプコンとSNKの関係を結びつけるきっかけとなった。


サイキョー流師範を名乗り、自分こそが最強であると豪語するが、修行が中途半端に終わったため実際は弱い。公式設定で最弱キャラ。
ギャグ補正からかストーリー上ではタフさだけは超一流とされるが実際のゲームではピヨりやすい。
しかし決して素質が無いわけではなく、ちゃんと修行を積んでいればリュウに勝るとも劣らない実力を手に入れていたのではないか、という説もある。
事実、ガイルは「(サイキョー流はダンの)素質を無駄にするスタイル」という発言をしている。
決して才能が無いわけでも努力を怠っているわけでも修行をサボっているわけでもない。ただ致命的に努力の方向性を間違えてしまったまま突き進んでいる。

性格も一応硬派ではあるのだが、自身の実力を過信しているお調子者で戦闘中も挑発を連発。作品によってはサインまで書く。(当たり判定まである)
だが人格面では義理人情に厚く面倒見が良いお人好しで、奇人変人が多いストリートファイター達の中でもかなりまともな神経を持つ良識人。アメコミ版では何故か小悪党。
更に語学には堪能で日本語・英語・タイ語・広東語を完璧に、フランス語・ロシア語もある程度使いこなせる。
ストリートファイターの中でも珍しく俗な性格をしていることもあり、『抜けているが頼れる先輩』として活躍する事も多い。


【他キャラクターとの関係】

ジャングルでの修行中に助けられ、それがきっかけで親友となる。通称のブランカではなく本名のジミーで呼ぶ仲。
人間の言葉が喋れなかった頃のブランカの言葉を完全に理解することができた。
ブランカが一時独立しようと母親の元を出た際には母親に連絡して説得させたり、
ブランカを世界大会に誘って親孝行の切欠を作ったりもしている。

気(波動)をコントロールするコツを教えた。
一応弟子にあたるが、出会って数分で抜かれた。
しかし何だかんだで彼女からは先輩として尊敬、信頼されており、彼女の旅にも下心一切抜きで通訳兼保護者として同行している。
時々貧乏なダンから飯をタカられる事もあるが。

弟弟子。ダン登場初期の頃は2人が入門する前に破門されたので面識がなく、本人達も兄弟弟子がいるとは気づいていないという設定だったが、
近年の作品では少なくともダン側はリュウ達が弟弟子だと知っており、『SVC CHAOS』では割と良好な関係である。(同作でのケンはややダンの事をうっとおしく思っているようだが)
また「さくらがんばる」ではケンとの仲は良好であり、ケンがさくらとの試合で重傷を負っているのを隠していることに気付き、その真意も見抜いていた。

父の仇。
あまり相手にされていないが、時折復讐の虚しさを説かれる。
まあシナリオ上では一応勝っていることになっており、それでもトドメをさしたりはしていないあたり、ダンの側もそんなに憎んではいなさそうだが。

  • 神月かりん
漫画『さくらがんばる』及び短編では打倒さくらを目標に弟子入り(?)された。
ダンの側もケーキやお茶をご馳走してもらえる事などから悪くは思っていないようだが、彼女のあまりのタカビーっぷりやお家騒動に巻き込まれることは迷惑している。

道場経営の先輩としてアドバイスをする。
雨漏りする場合は屋根の上にブルーシートをかけると良いらしい。

  • 極限流の皆様
自分のパクリだと思って敵視している。
…が、何故か極限流に入門してしまった事もある。

クロスオーバーでは親友らしく、タッグを組んで格闘大会に出た事がある(しかも諸事情で優勝扱い)。
とはいえ、ムエタイチャンプでタッグを組むコネがいくらでもあるジョーが、なんでわざわざダンと組んだのかは永遠の謎。
確かに(実力はともかくとして)お互いに陽気で義理人情に厚い好漢なので意気投合するのはわからなくもないが。


【必殺技】
  • 我道拳
片手で放つほとんど飛ばない波動拳。
蹴りのほうがまだリーチが長い。

  • 晃龍拳
無敵時間の無い昇龍拳。
稀に全身が光り発動から終了まで全身無敵という高性能技になる。

  • 断空脚
ダンの主力技。空中膝蹴り〜空中キックの連続技。当初は三段蹴りだったが、ZERO2から弱は一回、中は二回になった。
設定上は父から受け継いだ技であり、サガットも参考にして似た技を使用している。

  • サイキョー流防御
ZERO3で登場。防御中に攻撃してきた相手を跳ね飛ばす。

  • プレミアムサイン
マヴカプシリーズでの飛び技。
サインを書いて投げつける。
CPUダンは憲磨呂の挑発を受けると必ずこの技を出す。

  • 震空我道拳
ちょっとしか飛ばない強力な我道拳。

  • 晃龍烈火
晃龍拳を連続で繰り出す。
晃龍劣化とか言わないの。

  • 必勝無頼拳
龍虎乱舞のパクリ技。初段さえ当てることに成功すればまとまったダメージを期待できる。

  • 覇王我道拳
使わざるをえない。

  • オヤジブラスト
ポケットファイターのマイティコンボ。父・ゴウの幽霊が現れビーム発射。
威力は低いが使いやすい。

  • 殉獄殺
ポケットファイターのマイティコンボ。
ゴウの幽霊が現れ相手を滅殺する。
飛び道具扱いなのでレイレイ等に跳ね返されると息子が滅殺される。

  • 漢道
VSシリーズで主に使用する技でいわばダン版瞬獄殺。相手を掴んだ後、相手もろとも自爆する技で自身の体力も残り1まで減ってしまう。
初期の頃は投げぬけが可能などひどい扱いだったが、出るたびに性能が優秀になってきており、それなりに実用性のあるロマン技である。

【挑発】
ダンを語る上で欠かせないのが挑発である。
他キャラクターとよりも遥か種類が多く、挑発回数制限がある作品でもダンだけは無限に挑発することができる。

  • 通常挑発
ガッツポーズの形で腕を前に突き出す。しゃがみ状態でも可能。
元ネタはロバートの勝利ポーズ。

  • 前転挑発、後転挑発
前転(後転)し、しゃがんだ状態で通常挑発をする。

  • ジャンプ挑発
ジャンプ中に通常挑発をする。最も使い易い挑発。

  • 余裕ッス
正面を向き、尻を突き出し、親指を立てて 「余裕ッス」
元ネタはユリ・サカザキ「余裕ッチ」
カプエス2でユリと対戦すると、対戦前に
「余裕ッチ」
「舐めんじゃねぇぞ!チョーー余裕ッス!」
という掛け合いをする。

  • 挑発伝説
様々な挑発を数回繰り出した後に余裕ッスで締める。
ダメージはなく、発動中は完全に無防備な技。
だが、最後の余裕ッスの時に攻撃をされるとカウンターヒット(ダメージ増加)になるため、相手も最後まで見ざるを得ない。
ストⅣシリーズではウルコンでキャンセル可能な為、最後まで出させてくれない不届き者には華麗なカウンターを叩き込める。
最後まで発動すると双方のパワーゲージがMaxになる作品もある。

  • 挑発神話
攻撃ボタンが全て挑発になるいわば挑発のオリジナルコンボ。
スパコンゲージを全て消費する上にメリットは全くない。通称『試合放棄』

ちなみに先ほどダンの強さは最弱と書いたが、実際のゲーム上でのキャラランクにおいては弱クラスではあっても研究によって更に弱い下位キャラが発覚する事も多く、本当に最弱だった作品は割と少ない。
またクロスオーバー作品では上述のパロディ設定からコミカルなキャラクターとして優遇される事が多く、
更にパクられた側であるはずのSNKが製作した作品では更にセルフパロディによる新技が盛り込まれ、性能面もやや強化されるのが特徴。

現在稼働中の『ストリートファイターIV』シリーズでも前述のとおり、旧SNKのスタッフが多く開発に関わっている為か性能面が大分向上しており、
キャラランクそのものは下位だが、プレイヤーの腕次第で十分上位キャラとも渡り合えるキャラクターになっている。



「いくぞオラァァ!」
「オラオラァ!」
「どしたどしたぁ!」
「舐めんじゃねえぞ!」
「かかって来いよ!」
「こっちこっち〜!」
「ヒィャッホォーウィ!」
「チョーー!余ゆビシィバシィドゴォバギィオヤジィィィィ

K.O



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