火引弾

登録日:2010/07/03 Sat 18:35:36
更新日:2024/03/25 Mon 18:24:08
所要時間:約 5 分で読めます


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SNK オマージュ オレのオヤジは強かった カプコン ギャグキャラ コメディリリーフ サイキョー サイキョー流 サガット スト2 ストZERO ストZERO2 ストZERO3 ストZERO皆勤賞キャラ ストリートファイター ダン チョー余裕っス! テント ネタキャラ パクリ ピンク リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア 余裕っス! 剛拳の弟子 劣化コピー 味のある技の使い手 実はストリートファイター屈指の常識人 実は意外と強い 実は物凄い才能の無駄遣い 師範 弱い 復讐者 必勝無頼拳 愛すべきバカ 我動 我道拳 挑発 挑発伝説 最弱 最強 格ゲー 格闘家 楠田敏之 極限流 波動拳 火引弾 火引百合子 無頼独走 爆走!最強ロード 石塚堅 石川和之 竜虎の拳 細井治 蛇虎の拳 香港



やったぜ……親父ぃぃぃぃぃッ!!!




概要

火引弾(ヒビキ ダン)とはストリートファイターシリーズのキャラクター。
ゲーム内ではダン (Dan) と表記される。出身は香港だが名前の通り日本人で現在は日本在住。
背中まで伸びる長い髪をオールバックで後ろにまとめ、色鮮やかな道着と黒いインナーを着ている。
面長な顔とキツイ目つきと眉毛、割れたアゴが特徴的。リュウ達同様、道着の袖は肩で破れ、足も裸足。
技も同作の道着系キャラと同系統の技を駆使する、が…

プロフィール

出身地:香港(親は日本人)
居住地:世田谷のテント、サイキョー流道場
誕生日:5月6日
身長:177cm
体重:74kg
スリーサイズ:113・83・88
血液型:O
好きなもの:挑発
嫌いなもの:ワカメ、小悪党、キザな男
特技:瓦割り、カラオケ
キャッチコピー:オレのオヤジは強かった
家族:父・強、妹・百合子
CV:石塚堅(ストリートファイターZERO(アーケード版))
  細井治(ストリートファイターZERO(家庭用版)およびZERO2以降のシリーズ)
  石川和之(ストリートファイターZERO-THE ANIMATION-)
  楠田敏之(ストリートファイターIV&Ⅴ)


【来歴】

偉大な格闘家・火引強の息子として生まれる。
しかし強はダンが若い頃にサガットとの闘いで、サガットの片目と引き換えに命を落とす。

ダンは亡き父にサガットへの復讐を誓い、その術を学ぶため剛拳に弟子入りする。
剛拳が一目みて見抜いたほど類稀な闘いの才能が秘められているが、同時に剛拳の目指す拳の心は、ダンの拳の先にはなかった。
繰り出される拳に常につきまとう、ひときわ燃え上がるような憎悪の念と、何かに駆り立てられるかのような焦りを剛拳に見抜かれ、修行途中で破門にされてしまう。
(本来なら破門の時点で拳を破壊され格闘家として終わるはずであったが、剛拳の温情により師の下から去るだけで済まされている)

その後、サガットに勝利した(サガットがわざと負けたと思われる)ことが切っ掛けとなり、
空手をベースとした父の「喧嘩殺法・無頼拳」と剛拳から学んだ格闘術を元にサイキョー流を創設し、現在はサイキョー流を広めるため日本を中心に活動する。

彼の必殺技、「必勝無頼拳」はサンドバッグを瞬く間に跡形もなく消し飛ばすほどの威力を誇る。*1

【キャラクター】

上記のようなシリアスな過去を持つが、ゲーム中では真逆のコメディ担当。

ストリートファイター屈指の色物キャラ。SNKの人気格闘ゲーム『竜虎の拳』のリョウ・サカザキの道着とロバート・ガルシアの容姿をミックスしたような容姿をしている。
ルーツと推測されるのはあきまん氏によりストIIの頃に描かれたサガットのイラストで顔面をつかまれてグッタリしている格闘家。この時は道着もオレンジ色で本当にそのものだった。
そもそもの生まれた理由が「某社にパクられたからパクリ返そう」である。
しかしこの某社というのはSNKであるというのが定説であったが実際のところは不明。
そもそも当時のカプコンは格闘ゲームの版権がらみで裁判を起こすなど他社とやや険悪な関係になっており
「SNK側がカプコンに対して『ストリートファイターⅢ』の商標登録をして牽制した」
「KOF94にてルガールがガイルの石像を破壊して登場する演出があった」
「龍虎の拳のキャラがストⅡのキャラに似てたから」
…などの事実からファンが勝手に推測した都市伝説である。
というかCVS2のスタッフによるインタビューによればカプコンもSNKも同じ在阪企業ということもあって、実際はジョークのようなものだった。
会社間はともかくスタッフ同士は昔からかなり仲が良かったらしく、楽屋ネタや身内ノリ的な部分もあったようだ。
更にいうならば『餓狼』や『龍虎』はそもそも『ストリートファイター』を生み出した西山隆志、松本裕司両氏がSNKに移籍して開発したもの。
ぶっちゃけ兄弟みたいなもんだったりする。
(ちなみに現在西山氏は旧SNKスタッフが独立して立ち上げた現在ストⅣシリーズやストⅤを製作しているディンプスの代表取締役である。)
結果的にダンはカプコンとSNKの関係を結びつけるきっかけとなった。

道着を着てはいるもののその色はピンク。コンセプトは「弱そうな色」らしい。
また道着の下にアンダーシャツを着ている。

サイキョー流師範を名乗り、自分こそが最強であると豪語するが、修行が中途半端に終わったため実際は弱い。公式設定で最弱キャラ。
ギャグ補正からかストーリー上ではタフさだけは超一流とされるが、実際のゲームではピヨりやすい。
しかし決して素質が無いわけではなく、ちゃんと修行を積んでいればリュウに勝るとも劣らない実力を手に入れていたのではないか、という説もある。*2
事実、ガイルは「(サイキョー流はダンの)素質を無駄にするスタイル」という発言をしていて、武神流のガイも「味のある技を使う」と興味を惹いていた。
決して才能が無いわけでも努力を怠っているわけでも修行をサボっているわけでもない。ただ致命的に努力の方向性を間違えてしまったまま突き進んでいる残念な男。
実際、彼が特別弱いわけではなく、どちらかと言えばストリートファイターのキャラクター達が超人揃いなだけであり、ダン自身も並の格闘家程度なら軽く捻れる実力を持つ。*3

性格も一応硬派ではあるのだが、自身の実力を過信しているお調子者で戦闘中も挑発を連発。作品によってはサインまで書く。(当たり判定まである)
だが人格面では義理人情に厚く面倒見が良いお人好しで、奇人変人が多いストリートファイター達の中ではかなりまともな神経を持つ良識人。
アメコミ版では何故か小悪党として描かれているが、ダンはむしろ戦い方が変態的なだけで常識面、語学力、生活力など作中でも屈指の常識人である。
更に語学には堪能で日本語・英語・タイ語・広東語を完璧に、フランス語・ロシア語もある程度使いこなせるほか、人語を習得する前のジミー(ブランカ)と会話を成立させている。
ストリートファイターの中でも珍しく俗な性格をしていることもあり、『抜けているが頼れる先輩』として活躍する事も多い。

また、「さくらがんばる」の劇中で唯一「気(波動)」の練り方や基本的な説明を明確に手解きした人物。
波動の手解きを分かりやすく説明したのは、今のところ後にも先にも彼だけである。
「『気』の修練には三層九歩の段階がある…練精化気以固体、練気化神以致用、練神還虚以養生…
 武術としては九巧尾閭関(きゅうこうびりょかん:巧は正しくは穴かんむりに「巧」)で『気』を練り蓄える!
 砕いて言えば「やるぞ」って気持ちを身体の一点に集中させることだ。

 尾閭関で極限まで練られた『気』は『勁』へと変わる!
 この技は『勁』を老宮(※老宮とは手のひらにある経穴。経穴とは「気」の流れをコントロールする場所といわれる。)より一気に放出し、間合いを無視して相手に物理的ダメージを与える!!」

このように教えるのがメッチャ上手いので、師範としての腕は確かなもの。技の出来栄え自体はともかく。
自らの流派サイキョー流を広めるために道場を開いてはいるが入門者や門下生は全くと言っていい程入って来ない。
『ZERO2』のエンディングでサガットを倒し、香港で道場を開いた際はそれなりにいたのだが…。
本人が広告塔となり宣伝をしてはいるものの知名度は全く上がらない。ウルⅣで頭皮が後退したことを気にしている。
資金繰りに悩んだ末になぜか製造業に手を出し、サイキョー流ブランドのスポーツ用品や格闘技用品、果ては洗剤まで販売していて、これが本業よりも成果を出していることも。
深夜帯にTVCMを打って門下生を募集した(入門するとTシャツと高枝切りバサミをプレゼント)事もあったものの
「道場へ直接来い」と言いながら道場の住所を宣伝していなかったため入門者は来なかった。


【他キャラクターとの関係】


ダン「なあジミー…入門希望者が来ねえんだけど、なんでかな」
ジャングルでの修行中に助けられ、それがきっかけで親友となる。通称のブランカではなく本名のジミーで呼ぶ仲。
ダンだけが人間の言葉が喋れなかった頃のブランカの言葉を完全に理解することができた。
ブランカが一時独立しようと母親の元を出た際には母親に連絡して説得させたり、ブランカを世界大会に誘って親孝行のきっかけを作ったりもしている。
ブランカ自身も恩義を忘れておらず、ダンが誘拐され行方不明になった際は世界中を駆けずり回って捜索した。

ダン「なに?もういっかい?…い、いや 今日はもうやめとこうぜ!」
気(波動)をコントロールするコツを教えた。一応弟子にあたるが、出会って数分で抜かれた。
しかし何だかんだで彼女からは先輩として尊敬、信頼されており、彼女の旅にも下心一切抜きで通訳兼保護者として同行している。
特に漫画「さくらがんばる」では技術は気の使い方を教えた程度ながら、精神面、心意気の面では間違いなく師として導いている。
時々貧乏なダンから飯をタカられる事もあるが。
尚、「ポケットファイター」にて無理矢理サイキョー流を教えるも技を全部マスターした上で「ダサいしカッコ悪いし使えない」と全否定された。

ダン「似たような技でもオレのほうが強ぇってことだなあ!」
  「オレの真似ばっかしやがって 生意気なんだよ!」
弟弟子。ダン登場初期の頃は2人が入門する前に破門されたので面識がなく、本人達も兄弟弟子がいるとは気づいていないという設定だったが、
近年の作品では少なくともダン側はリュウ達が弟弟子だと知っており、『SVC CHAOS』では割と良好な関係である。(同作でのケンはややダンの事をうっとおしく思っているようだが)
また「さくらがんばる」ではケンとの仲は良好であり、ケンがさくらとの試合で重傷を負っているのを隠していることに気付き、その真意も見抜いていた。
尚、ダンはケンと戦って負けた際に真・晃龍拳を神龍拳で打ち負かされたが、その後平然な顔で観戦している。*4
リュウとはあまり絡まないが、人の良いリュウの事を気に入っている節があり、兄弟子としてカッコいいところを見せたがる。

ダン「親父!見ててくれたか!オレはやったぜ!」
父の仇。
腕の差はもとより復讐に囚われる姿がまるで過去の愚かな自分のようで憐れみを覚えるらしく、あまり相手にされていない。
時折復讐の虚しさを説かれる。
まあシナリオ上では一応勝っていることになっており、それでもトドメをさしたりはしていないあたり、ダンの側もそんなに憎んではいなさそうだが。
(多分、サガット自身も思うところがあって勝ちを譲ってやったのだろう)
でも『ZERO3』で「あんまりにも弱っちいからサイキョー流で1から鍛えなおしてやる」と調子に乗った際は激昂していた。

かりん「あまりに退屈……期待したわたくしが愚かでしたわ」
ダン「てめぇちっとは目上のモンを 尊敬することを覚えな!」(ZERO3)
漫画『さくらがんばる』及び短編では打倒さくらを目標に弟子入り(?)された。
ダンの側もケーキやお茶をご馳走してもらえる事などから悪くは思っていないようだが、彼女のあまりのタカビーっぷりやお家騒動に巻き込まれることは迷惑している。
それでも乗っている飛行船が撃墜されても、パラシュート降下しながら平然と紅茶を飲むなど、やはりかなり胆が据わっている。

ダン「…ん? なんか見たことがあるような …って、えええ? なんであんたが!」
ゴウケン「虚勢は役に立たぬ、怒りも然り それを捨てねばお主はそのままじゃ」
元・師匠で破門にされた間柄。父から受け継いだ断空脚以外のダンの技の全ては、このゴウケンのものを真似たものである。
本来ならば破門になった際に拳を潰されて格闘家の道を絶たれるはずであったが…父の無念を晴らす為だけに一心不乱なダンの姿を憐み、慈悲を与えられた。
かなり短い期間しか教えられていないはずなのに、ダンは波動を片手で練り、昇龍拳の気の乗せ方を盗み、自力で技を完成?させている。
剛拳が一目みて見抜いたほど類稀な闘いの才能が秘められていたのは間違いなかった模様。

お互い隠しキャラとして登場した者同士だが、基本的に豪鬼にとっては端から眼中にない。
ダンの方は勝てれば見下す事もあるが、豪鬼の技にビビっていることが多い。
お互い特に因縁がないのでそんなもんだろう。
『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』のEDでは、メカゴウキに勝利した後に
今までコケにされた恨みを晴らそうと襟首をつかんだところを
「お兄ちゃん、やめて!!その人は、その人は私たちの…」と後述の百合子に制止されている。
メカゴウキが彼らの何なのか、何故やめなければならないのか、それは謎に包まれている。

元祖ストリートファイターに登場した少林寺拳法を使うお坊さん。
ストゼロシリーズの公式イラストの中には、何故か彼からぶちのめされるダンのイラストがある。

ダン「雨漏りは瓦の上からシートかけるといいぜ!家の中からやると余計ひどくなるからな!」
道場経営の先輩としてアドバイスをする。雨漏りする場合は屋根の上にブルーシートをかけると良いらしい。
まことの方からは「おまん、道場持っちゅうがか?こればぁで道場主たぁ苦労も多いろう」と逆に心配されている。

ダン「ジミーをやりやがった今この時より悪人決定!いくぜオラ!!必勝!!!無ゥ頼ー拳!!!」(その後10mふっとばされる)
漫画『さくらがんばる』で共演。リュウの居場所を突き止める為に接触を試みにきたのだが、親友ジミー(ブランカ)がショーの咬ませ犬のようにやられてるのを見て激怒。
飛び入りでリングに乱入するが、直後にダブルラリアットの直撃を受けて客席まで吹っ飛び、試合終了までのびてた。

自分のパクリだと思って敵視している。
…が、何故か極限流に入門してしまった事もある。
ちなみにKOF2000に実装されたロバートのアナザーストライカーは道着姿で挑発を繰り出すというものであった。やっぱりサイキョー流のパクりじゃないか!

クロスオーバーでは親友らしく、タッグを組んで格闘大会に出た事がある(しかも諸事情で優勝扱い)。
とはいえ、ムエタイチャンプでタッグを組むコネがいくらでもあるジョーが、なんでわざわざダンと組んだのかは永遠の謎。
確かに(実力はともかくとして)お互いに陽気で義理人情に厚い好漢なので意気投合するのはわからなくもないが。

実力は評価されてないが弟子を押し付けられそうになった。京ェ……
ただ真吾も見様見真似からの応用力は凄いので案外相性が良い可能性も。

クラスメイトの一文字バツや若葉ひなた達に触発され、自らも強くなろうと通信教育で「サイキョー流」を受講。
…しかし、その後ひなたの勧めで怪しい「サイキョー流」の購入を止め、「ケン・マスターズ流」に乗り換えてしまった。

  • 火引百合子
ダンの妹。……なのだが、初登場はシリーズ本編ではなくあの憲磨呂が登場したクロスオーバー作品『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』。
その登場だが、ラスボスのメカ豪鬼を倒した後、エンディングで首根っこを捕まえトドメを刺そうとするダンの背後から、
突如ダンそっくりの髪型でセーラー服を着た「ダンの妹」が現れ、
「お兄ちゃん、やめて!! その人は、その人は私たちの・・・!!」
どこかで聞いたようなパロディ台詞を言い放ち、「TO BE CONTINUED?」…ではなく「END」で終わるというものだった。
どう見ても一発ネタ*5だと誰もが思ったのだが、その後ネタにされたSNK自身が『最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』にて、
ダンがリョウ・サカザキと組んだ際のタッグ名が「やめて!おにいちゃんズ」だったり、
エンディングでリョウに対抗して「俺にだって可愛い妹が……」という台詞があったり、
さらには『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』にてミッドナイトブリスを食らったダンが妹の姿になったりなど逆にネタ返しされる始末だった。
そして後年『ストリートファイターⅤ』の公式サイトのキャラ図鑑にてついにこの妹のフルネームとプロフィールが公開された。
名前もさることながら、なんと誕生日と血液型もユリ・サカザキと同じもの。
学生生活を送りながら兄のことを気遣い、世界を旅している兄の後を誰にも気付かれずこっそり尾行しているらしい。
百合子本人は格闘技に全く興味なく、兄の商才を見抜いていつかは一緒に通販サイトかなにかをやりたいとのこと。
だが、公開されたそのキャラ図鑑は「番外編」となっており、しつこく「パラレル設定です」と強調され、
あくまでも本編とは無関係の設定だと思われた。この時点では。
しかしその後『ストⅤ』がアップデートされ、ショップにはなんと百合子の姿が。
これによりパラレルだったはずの百合子が本編登場を果たしてしまい、上記の兄と一緒に店をやりたいという念願がついに叶ってしまった。
ダンそっくりだった初登場時に比べると幾分と可愛くなっており、専用のボイスまで付いている。

セリフ

以下は 『ウルIV』での台詞
  • 勝ち組だからってなんにでも勝てると思うなよ!この野郎!(対ケン)
  • は?捜査妨害?なっ、ななな、何言ってるんだお前!(対春麗)
  • いやいやいや!それ違うだろ!絶対相撲じゃない技あっただろ今!(対エドモンド・本田)
  • ファンつってもお前、ガキばっかだろうが…べ、別にうらやましくなんかねえぞ!(対ザンギエフ)
  • お前結婚してんのか?えっ、子供も?マジかよ?マジで?ほんとかよ!?(対ダルシム)
  • だーから!顔のいい奴はオレの敵なんだよ!(対ガイ)
  • 顔のいい奴も嫌いだが髪の多い奴も嫌いだ!理由はねえってば!(対バルログ)
  • その帽子、絶対ハゲ隠しだろ?オレにはわかるんだ!(対ユン)
  • 秘密基地とか飛行機とか家とかそんなもん持ってる奴はみんな悪党だ!(対ベガ)
  • 袖とか靴とかになんか仕込んでやがったな!それはイカサマだろお前!(対C・ヴァイパー)
  • ちっ!男のおしゃべりはみっともねえぜ!オレを見習え!寡黙なオレを!(対ルーファス)
  • ヤ、ヤバかった…親父が川向こうで手振ってんの見えたくらいヤバかった…(対豪鬼)
  • そうかそうか!さくらの友達か!だったら入会金は半額だ!友達だからな!(対キャミィ)
  • オレ殺したって一文にもなんねえぞ!本当に!(対元)
  • 住むところがねえってのは辛いよな!わかる、わかるぜその苦労!(対サンダー・ホーク)
  • 無職より囚人の方がもっと辛いよな…元気出せよ、おい(対コーディー)
  • 入門すればお前も我道拳が撃てるぜ!いや波動じゃなくて我道拳だって!ガドーケン!(対ヒューゴー)

このように非常に俗である…が、人の良さも感じられる。
やはり髪が後退した事を気にしているほか、無職や貧乏を気にしているようだ。


【必殺技】


  • 我道拳(がどうけん)
片手で放つほとんど飛ばない波動拳。蹴りのほうがまだリーチが長い。
同じく片手で放つ、師匠・剛拳の剛波動拳を真似たものと思われる。ほとんど気を練らない為、波動拳より出が早い。
単なる劣化波動拳と思われがちだが、我道拳は出の速さと硬直の短さで勝っている。蹴った方が早い?言うな。
これでも威力は波動拳と同じだし削り効果もあるんだからな!硬直が短いので相手の飛び道具を消すのにも便利。
ただし伸ばした腕にまで喰らい判定があるため潰されやすい。EX版は2ヒットし、射程も伸びる。
『Ⅴ』では溜め撃ちで威力と飛距離が上げられる、更にランダムで極稀に異常に強いピンク色の「強化版我道拳」が出る。
ただし最大まで溜めると出ないし、出るとなにぃッ!?」とダン本人もビビる*6
  • 我道翔吼拳(がどうしょうこうけん)
「SVC CHAOS」のみの技で、我道拳の派生技。
両手をクロスさせてから大きい飛び道具を出すがほとんど飛ばずにすぐ消える。
元ネタは言わずと知れた龍虎の拳での技の「覇王翔吼拳」。
発生が遅くて使いづらいが、ゲーセンの中の五月蠅い環境ではダンの声が聞こえづらいせいで発動前のモーションとガードモーションがそっくりなためタイミングが分からないことも。
  • 破天我道拳(はてんがどうけん)
『V』でVトリガーⅡ『天地サイキョーの型』中に出せる、EX我道拳の更に上位版。
大型の我道拳を放つ。震空我道拳のように4ヒットし、更に浮かせてダウンを奪える。
入力のタイミング判定がシビアだが非常に強力かつ、失敗してもEX我道拳は出るので狙っていきたい。

  • 晃龍拳(こうりゅうけん)
腕が伸びきっていない中途半端で無敵時間の無い昇龍拳。真上に跳ぶのでかなり引きつけないと当てられない。
おまけに真上への攻撃判定が頂点に達した時だけと癖が強すぎるので、対空技として使うのはかなり難しい。*7
ただ稀に全身が光り、発動から終了まで全身無敵という高性能技「真・晃龍拳」になる。*8
この光る「真・晃龍拳」は無敵時間と判定の強さで殆どの攻撃を一方的に潰すことが可能。
EX版は発生時にのみ無敵時間があるが、何故か威力が下がるという変な調整をされる場合がある。
作品によってはこれのキャンセル浮かせ技「サイキョー流裏技・奮迅拳」というものもある。
そもそも剛拳は昇龍拳を禁じ手として封印しており、リュウは独自に昇龍拳に辿りつき、ケンは同時期同門で見ていた為
殺意の波動に至らぬよう昇龍拳を伝授して忠告をしていたが、破門になったダンが昇龍拳を覚える機会はなかったはず……
…という事は、リュウと同様に師事なく自力で体得したと思われる。
しかも昇龍拳とは違って腕を伸ばしきっていないので、殺意の波動に至ることはない…はず。
無意識に昇龍拳のヤバさも把握していたのだろうか。流石さくらの師匠。劣化版だけどな!
  • 轟晃龍拳(ごうこうりゅうけん)
『V』でVトリガーⅡ『天地サイキョーの型』中に出せる、EX晃龍拳の更に上位版。
晃龍烈火のように前進しつつ2連発する晃龍拳で、出掛かりに無敵判定と特殊追撃判定までつく。
こちらもやはり入力判定のタイミングがシビアだが失敗してもEX晃龍拳は出る。

  • 断空脚(だんくうきゃく)
ダンの主力技。これだけは他のキャラと対等に渡り合えるほど性能が高い飛び膝蹴り。
弱だと飛び膝蹴りだけで終わるが、中で一回、強で二回蹴りが追加される。
EX版は飛び蹴りの姿勢で前方へ水平に跳び、ヒットすると更に連続蹴りを入れる。
ポケファイだとLv3で晃龍拳が追加されるけどスキが大きくなるので弱体化する
ちなみに初代ZEROでは極限流のパクリ技だったので飛び膝蹴りではなく飛び蹴りから始まる技だった。
設定上は父から受け継いだ技であり、サガットも参考にして似た技であるタイガークラッシュを使用している。
尚、元になった父の必殺技は相手の顔面に連続の膝蹴りを浴びせる「昇天無頼脚」である。
『ZERO3』以降、更に空中断空脚も追加され、コマンドはやや難しいが低空で出すと隙が少なく固めに使いやすい。
EX空中断空脚はその場で滞空しながら三連蹴りを放つ。
『IV』では地上版に限りアーマーブレイク属性を持ち、判定や硬直差で優秀で固めや起き攻めにも役立つ。

  • サイキョー流防御
『ZERO3』で登場した防御技。防御中に攻撃してきた相手を跳ね飛ばす。所謂アドバンシングガードと似ている。
アドバンシングガードと違い相手を押し返すのではなく、自分だけ下がる。使いこなせれば一方的な流れも掴める性能を持つ。
ただしその後は『ウルIVオメガ』以外で登場したことはない。

  • プレミアムサイン
マヴカプシリーズでの飛び道具技で、サインを書いて投げつける。当たり判定はあるが威力はカス(1dot)。
CPUダンは憲磨呂の挑発を受けると必ずこの技を出す。これで敵をKOするのがダンのロマン。

  • 究極天地我道突き(きゅうきょくてんちがどうづき)
「SVC CHAOS」のみの技で、片手を構えた後に正拳突きを繰り出すガード不能技。
物凄く当たり判定の出が遅く、当たったとしても手を痛めてどっちにしろ隙だらけになる。

  • 弾烈拳(だんれつけん)
『ウルIV』のオメガエディションにて実装された技で、前進しながら連続突きを浴びせ、最後に強烈な一撃を決める。
断空脚に続く極限流『暫烈拳』のパロディ技だがその性能は非常に高く、ダンの必殺技の中では断空脚と並ぶ有用性を持つ。
EX版は最後の攻撃が掌底を振り上げる浮かせ技に変化し、8ヒット目にEXセービングキャンセルをかけるとあらゆる技で追撃できる状態になる。
そのため使いこなせれば連続技の幅を広げる事が可能という万能且つ強力且つ隙が少ない。ダンの癖に生意気だ!
『ストV』ではさらに強がリョウの両手突きのパロ、EX版の台詞が北斗百裂拳のパロ、動作は『バーチャ』のアキラのパロ…とやりたい放題。

  • サイキョー転塵砕(てんじんさい)
ウルIVのオメガエディションにて実装されたレバー一回転投げ技。
相手を投げ飛ばした後、ドヤ顔で相手の顔を踏みつける。EX版に至ってはその後で更にマウントで殴りつける。

【超必殺技】


  • 震空我道拳(しんくうがどうけん)
ちょっと遠くに飛ぶようになった強力な我道拳。ダンのスーパーコンボでは一番当てやすく使い勝手がいい。
ただしスパコンなのになんとローズのソウルリフレクト(通常必殺技)で反射できる。
作品によって多段ヒット性能と飛距離などが大きく違う技でもある。『MVS』では全く飛ばず滅茶苦茶小さいが威力だけ異常。
尚、強力になったとはいえ所詮は多段ヒットする我道拳であり、他のキャラのスパコンと比較すると弱い。

  • 晃龍烈火(こうりゅうれっか)
晃龍拳を連続で繰り出すサイキョー流奥義。
ケンの昇龍裂破に似ているが、こちらはほとんど前進しないのでかなり引き付けないとカス当たりしかしない。
晃龍劣化とか言わないの。ひそかに気絶値と巻き込み性能は高いのだから。
もっともダンの他の技には気絶値がほとんどないので、晃龍烈火を何度も当てないと意味はないのだが。
それと晃龍拳とは違って発生時の長い無敵判定でカバーされているので、対空技としての信頼性はダンの技の中で一番高い。

  • 必勝無頼拳(ひっしょうぶらいけん)
龍虎乱舞のパクリ技 真サイキョー流奥義。
目にも止まらぬ突きと蹴りの乱舞を叩き込み、トドメに晃龍拳を炸裂させる。
初段さえ当てることに成功すればまとまったダメージを期待でき、何より非常にド派手で痛快な必殺技。
『ZERO2』のみサガットにレベル3で決めた場合に技の最後の叫び声がやったぜ…親父ィー!に変化する。
ただし一般的な乱舞技と違い全く前進せずその場で乱舞する為、密着状態でもない限り全攻撃は当たらないという。*9
名前の元ネタはカプコンのゲーム『必殺無頼拳』。『Ⅴ』ではクリティカルアーツとなりちょっとだけ前身するようになった。

  • 覇王我道拳(はおうがどうけん)
使わざるをえないサイキョー流究極奥義。スパIVで追加された第2ウルトラコンボ。
必殺技の項目にもあった我道翔吼拳に次ぐ新たな覇王翔吼拳のパロディ技。
両手に溜めた気を一つに組み合わせた後、前方に強力な波動を放つ。
しかし波動は少し進んだところで爆発し消えてしまい、その爆発の反動でダンの方が後方に吹っ飛んでしまう。
ウルトラコンボとしては威力が低く射程距離も通常の飛び道具より短いが、特殊追撃判定を持っている。
ロマン技の域は出ないが、玄人なら使いこなせるだろう。ストリートファイターⅤではVトリガー1として実装。
Vゲージ1本で使えるという全キャラ中唯一の個性を持ち、後方に吹っ飛ぶこともなくなった。
スキルでの挑発をキャンセルして発動できたり、最大溜めでガークラ効果が付く等面白い要素が多いため使わざるをえない。
おまけに発動時に使わざるをえねえ!というド直球に極限なセリフを言ってくれるため、ますます使わざるをえない。

  • オヤジブラスト
ポケットファイターのマイティコンボ。父・ゴウの幽霊が現れ天狗鼻から極太ビームを放つ。
ヒット数の割に威力はショボいが、リーチが短いダンにとっては重宝する遠距離飛び道具なので使いやすい。

  • 殉哭殺(じゅんこくさつ)
ポケットファイターのマイティコンボ。ゴウの幽霊が現れ相手を滅殺する。瞬獄殺のパロディ技。
フィニッシュで決めると背景に浮世絵の波に「父」の文字が浮かび上がる。
ただし飛び道具扱いなので相手の飛び道具で父が消滅したり、レイレイの返響器などで跳ね返されると逆に息子が滅殺される
CPUダンの乱入イベントでも、まず豪鬼が現れてダンがこの技で倒そうとするがうっかり父に滅殺され、呆れた豪鬼が立ち去るという演出になっている。

  • 真・晃龍拳
家庭用移植版ポケットファイターで追加されたマイティコンボ。光る方ではない。
その場で連続攻撃を決めてから相手を掴み、かなり高くまで上がる「晃龍拳」を出す、いわばポケファイ版必勝無頼拳。
しかし掴み部分のリーチがやけに短いため途中で空振りすることもままある。

  • 漢道(おとこみち)
VSシリーズで主に使用する技でいわばダン版瞬獄殺。
相手を掴んだ後、相手もろとも自爆する技で自身の体力も残り1まで減ってしまう
爆発した後は衝撃でダン自身も後方へ吹き飛んでいきダウンする。
初期の頃は投げぬけが可能などひどい扱いだったが、出るたびに性能が優秀になってきており、それなりに実用性のあるロマン技である。
尚、実は師・剛拳が使用した瞬獄殺も「大爆発を起こし双方に致命的なダメージを負う」という物。
ただしダンの場合、何をどうやって爆発させているのかは全くの謎だが…。
作品によって大きく性能差があり、『最強ファイターズ』では体力の4分の1程度しかダメージを与えられない。
逆に一番強いのは『SVC』で体力半分以下且つ1試合に一度しか撃てない制限付きだがなんと高威力でありながら反動ダメージ0というダンらしからぬ高性能技。

  • 疾走無頼拳(しっそうぶらいけん)
『ウルIV』で採用された必勝無頼拳の欠点を改良したサイキョー流奥義…というかまんま龍虎乱舞。
サイキョー流奥義!」と叫びながら腕を交差させた構えから突進し、激しい乱舞を叩き込むウルトラコンボ。
ただしその突進距離は非常に短くガードも可能で、空振りかガードされるとなんと転ぶ。
とはいえ威力はダンの技の中でもピカイチで、出がかりに無敵時間がある為、実質ダンの最強奥義と言って過言ではない。
攻撃中はズームアップしながら乱舞を決め、晃龍拳でフィニッシュした後、着地の際にカメラ目線の余裕ッス!を決める。

【挑発】

ダンを語る上で欠かせないのが挑発である。
他のキャラクターよりも非常に種類が多く、挑発回数制限がある作品でもダンだけは無限に挑発することができる。

  • 通常挑発
ガッツポーズの形で腕を前に突き出す。
元ネタはロバートの勝利ポーズ。ZERO3のX-ISM等、たまに拳に弱い攻撃判定が付いている場合もある。

  • しゃがみ挑発
しゃがみ状態で腕を前に突き出す。
ただしポケファイでは膝を曲げてるのが分かりづらいためか、間抜けなポーズで手足を揺れ動かすものに差し替えられている。

  • 前転挑発、後転挑発
前転(後転)してしゃがみ挑発。多分、師・剛拳の百鬼襲を真似た物と思われる。
元ネタは初代ZEROのダンのエンディングでの動作で、それを挑発技として正式採用したもの。

  • ジャンプ挑発
ジャンプ中にヒャッホー!とガッツポーズをする。最も使い易い挑発。
ただし作品によっては着地時に隙が出来てしまう。


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   ノ} ) . 丶ー l }. {
  { ヨ !    ∨ .ノ、.` 、
  ニノー┰-,. /´ `ヽ_ `¨三
  | ゝ、┃┃{     ⌒
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   i .    }   }
   |    | . !
   !   . !   !
   L,,,,,,,,」,,,,,ノ
   ム二_ぇ._っ

  • 余裕ッス
正面を向き、尻を突き出し、親指を立てて「余裕ッス」
元ネタはユリ・サカザキ「余裕ッチ」
カプエス2でユリと対戦すると、対戦前の掛け合いで
ユリ「余裕ッス!……なんちて!」
ダン「舐めんじゃねぇぞ!チョーー余裕ッス!」
とユリが逆にダンを真似た挑発をする。
『ZERO』ではパーフェクト勝利かつ1/256という低確率で見られる隠し勝利ポーズだった。

  • 挑発伝説
スーパーコンボ扱い 。様々な挑発を数回繰り出した後に余裕ッスで締める。
ダメージはなく、発動中は完全に無防備な技。シリアスな空気が失われる以外、相手が不利になる要素は一切無い。
だが、最後の余裕ッスの時 だけ 攻撃をされるとカウンターヒット(ダメージ増加)になるため、相手も最後まで見ざるを得ない。
ストⅣシリーズではウルコンでキャンセル可能な為、ロマンコンボに実用可能な他、最後まで出させてくれない不届き者に華麗なカウンターを叩き込める。
最後まで発動すると双方のパワーゲージがMaxになる作品もある。
原型は『ZERO』のダンのエンディングデモにて、ダンが前転挑発や後転挑発の動作をひたすら繰り返していたシーン。
スタッフのお遊びで『ZERO2』にてこれらの動作を正式に必殺技として採用することになって出来たのがコレである。
『ポケファイ』では同作のみの特殊やられやコスプレを次々に披露し、無駄にボイスも豊富で動作時間も長い。
『Ⅴ』では神話の始まりだ!と言い、ダンのセリフが文字で画面に表示される演出が入りEXゲージを全消費する。
おまけに最後のカメラ目線で両手のサムズアップ中はダンが受ける被ダメージが5倍になる。
更に最後まで出し切ると両陣営のEXゲージとVゲージが最大まで増加。
更に更に、ダン側は被ダメージ5倍の硬直が終了するまでに若干タイムラグがある…
このため例えダンの体力が満タンであっても、全キャラクターがクリティカルアーツで即死させることができる。手の込んだ自殺

  • 挑発神話
レベル3スーパーコンボ。攻撃ボタンが全て挑発になる、いわば挑発のオリジナルコンボ
挑発から別の挑発やジャンプでキャンセル可能。なお制限時間を使い切ると強制的に余裕ッスで締める。
スパコンゲージを全て消費する上にメリットは全くない。そのため通称『試合放棄』と呼ばれる。
攻撃ボタンが全て挑発になるのでゲージが0になるまで一切相手にダメージを与える事もできない
効果時間が終了する際には必ず最後に「余裕っス!」のポーズで歯が光る。
もちろん最後の余裕ッスのポーズで攻撃を受ければ1.25倍のカウンターダメージを受ける



ちなみに先ほどダンの強さは最弱と書いたが、実際のゲーム上でのキャラランクにおいては弱クラスではあっても最弱とは限らない。
技の性能などが実戦向けではなかったりと研究によって更に弱い下位キャラが発覚する事も多く、本当に最弱だった作品は割と少ない。
またクロスオーバー作品では上述のパロディ設定からコミカルなキャラクターとして優遇される事が多い。
更にパクられた側であるはずのSNK、および元SNKスタッフが製作した作品では、更にセルフパロディによる新技が盛り込まれ、性能面もさりげなく強化されるのが特徴。

実際『ストリートファイターIV』シリーズは旧SNKのスタッフが多く開発に関わっている為か性能面が大分向上しており、
キャラランクそのものは下位だが、プレイヤーの腕次第で十分上位キャラとも渡り合えるキャラクターになっている。


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにおいては、スピリットで登場している。
スピリッツ戦ではケンに乗り移っており、終点化した朱雀城でジャンプ力がダウンした状態で体力制ルールで戦う(このシチュエーションはスト2など格闘ゲーム系キャラのスピリットでも多く見られる)。
ダンの挑発と同じくアピールを多用するので難易度は低い。

性能は無属性のアタッカーで階級はNOVICE(☆1)、なのだが…
Lv99時のスピリットのパワーは現在実装されているスピリットの中でも最弱の2003。
そして最初からダメージが30%溜まっているという素敵なデメリット付き(もちろん代償強化の類はなし)。
同じデメリット持ちのブンブーンでもLv99時のパワーは4096である。カブトムシに負ける格闘家とはいったい…。
一応、ルカリオなどダメージが溜まると強くなるファイターに活用するのもなくはない…?

サポート枠が最大の3つなのが唯一の救いか。
低ランクのスピリッツ戦にパワーの高いスピリットをつけて挑戦すると得られる報酬が減少してしまうため、
最大まで強化してもパワーが低いままのダンにも多少は使い道がある…かもしれない。



「いくぞオラァァ!」
「オラオラァ!」
「どしたどしたぁ!」
「舐めんじゃねえぞ!」
「かかって来いよ!」
「こっちこっち〜!」
「ヒィャッホォーウィ!」
「チョーー!余ゆビシィバシィドゴォバギィオヤジィィィィ

K.O


「アニヲタ流奥義!修正!追記けぇぇぇぇんッ!」


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最終更新:2024年03月25日 18:24

*1 ストZERO2 バックストーリーより

*2 春日野さくらは別格として、弟子入りしてそう長く修行できなかったにもかかわらず片手で気を練る事ができ、サガットの片目を奪った父の必殺技も体得している。また上述のバックストーリーの通り、サンドバッグを一瞬で粉砕するほどの力を持つ。

*3 漫画「さくらがんばる」ではさくらが苦戦していた序盤の敵などを一発で倒したり、強敵格の学生ボクサーにも眉一つ動かず、格闘大会でもケンと当たる終盤まで勝ち残っていた。しかもほとんど一撃必殺と相当な実力者であることがわかる。

*4 これにはケンも驚きの色を隠せず「俺の必殺技を食らってなんでピンピンしてんだ」と、その驚異的なタフネスさを評価している

*5 続編でメカ豪鬼が仮面を外したら中から親父の顔が…なんてことは別にない。むしろメカ豪鬼が一発ネタ。

*6 これはダンの強化と同時にバランス調整の為で、これ以前はサイキョー流漢吼えと組み合わせた画面端限定のループコンボが存在していた。

*7 ただし判定自体は強いので、十分に引きつけられる腕前があれば対空攻撃として威力を発揮できる。

*8 これは漫画『さくらがんばる』で「全身から気を放出している」という事が明らかにされている。

*9 『ウルIV』オメガエディションでは初段がヒットすると空中の相手でも引き込むため全段ヒットが容易になった。