エフラム(FE)

登録日:2009/10/12(月) 00:18:03
更新日:2024/03/19 Tue 20:43:00
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俺を信じろ。俺は勝ち目のない戦いはしない。




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 聖魔の光石』の主人公の一人。

CV:八代拓、加隈亜衣(幼少期)(FEヒーローズ)

クラス ロード→マスターロード
加入時レベル4
HP-23(80)+4
力-8(55)+2
技-9(55)+3
速さ-11(45)+2
幸運-8(50)
守備-7(35)+2
魔防-2(25)+5
体格-8+2
移動-5+2
属性-炎
槍-D
装備
レギンレイヴ
はがねのやり
とっこうやく


◆概要

気高く、恐れを知らないルネス王国王子。双子の妹エイリークとは正反対で武闘派タイプ。

正義感が強く凄まじいまでに行動的。王子としての気品もあるが、勉学は苦手。
よく部下のフォルデとカイルと共に行動している。
フレリア王女ターナとその兄ヒーニアスとは幼なじみ。ターナからは支援Aにならずとも想いを寄せられている。
グラド帝国の皇子リオンとも幼なじみで親友である。


登場前はグラド帝国が侵略してきているために止む無く軍を率いて迎撃しに行き、大敗戦を喫して行方不明となっていた。
これは元々戦力差が大きかったことに加えて、後述の裏切りなど、エフラムが知る由のないいくつかの不利な要素も重なっていた為に当然の結果ではあった。

初登場の5章外伝では、敗戦後に残った自身も含むわずか四人で手薄になってるとはいえ敵の拠点を陥落させる。
更に仲間の一人であったオルソンが実は以前から内通していた裏切り者だったため、
直後に敵軍の将ヴァルター率いる大軍に完全包囲されるが、それすらも三人で突破するという実にアグレッシブな王子。
これらの作戦を行う際に「俺は勝ち目のない戦いはしない」と無謀ながら勝機を見出しており、その発言通り勝機を逃さぬ様に戦い抜いた。

8章途中からエイリークと合流し、その後エフラム編を選ぶと9章以降の主人公になる。

エフラム編では「女と見れば襲いかかるケダモノ」などと悪い風に認識されている(アメリア談)。
エイリーク編だと自分の部下をエイリークに回し、フレリア王国から借り受けた兵だけを率いて、
デュッセルの離反などの問題もあったとは言え、そのままグラド帝国を滅ぼしてしまうなど軍事面の才能が計り知れないことになっている。

後に戦争を引き起こした張本人を知り、その事実に苦悩する。

前述の通り正義感が強く行動的な性格だが、エイリークやリオンの心優しい性格を羨ましく思っているという一面もある。
戦争を愚かと思いながらも強さや戦いを欲する衝動が自身の内にあることを自覚しており、フォルデとの支援会話では出来のいい妹と比較されるのは辛いと漏らしている辺り、
自身の性格を否定的に見ている部分もあるようだ。
また、上記の立ち回りから常にハイリスクな奇策にばかり頼っていると思われがちだが
、あくまで絶体絶命に陥った際の起死回生の決意の顕れのようなもので、普段は寧ろ兵の損害を最小に抑える慎重な策をとっている。

戦争前は槍一本で大陸一の傭兵になるなどの発言もあったが、戦乱の中で徐々に次期ルネス王としての自覚が芽生えていく。


◆性能

ユニットとしては史上初の槍専門ロードで、当初一部でソルジャー扱いされた珍事がある。
(ソルジャーは蒼炎まで味方ユニットで登場せず、強さもワーストクラスでザコ中のザコポジションが定位置だったためネタ化されたようだ。)
しかしその成長率は御覧の通り今迄のバランス型(笑)のロード連中は何だったんだと言いたくなるくらいの化け物レベルの数値が並び、
そのために魔防以外がカンストするのはザラ。
成長率だけみるなら文句なしに歴代主人公最強格であり、ちょっと育成を我慢してメティスの書を使ってやれば、唯一低い魔防も含めて更にバカスカ成長するようになる。
遭遇戦や闘技場を利用しない場合は文句なしのエースとして大活躍する。

専用武器はレギンレイヴと「炎槍ジークムント」。
レギンレイヴはレイピアの槍版。前作のヘクトルの専用武器ヴォルフバイルを全ての性能で上回る使い勝手の良さ。オルソンに持たせたまま裏切られるプレイヤーが続出したとか
炎槍ジークムントは補正込で威力24と双聖器で最高の威力で、同じ槍の双聖器のヴィドフニルよりも明らかに強く、
専用武器は非常に強力である。支援効果も含めれば、 最大56もの攻撃力 を実現できる。

ただし、本編を通常クリアする分には十分すぎる強さだが、育成マニアからは渋い顔もされやすい
というのも上級職のマスターロードの上限値が、他の上級職に比べ低すぎて、最終的な強さではかなり見劣りするからである。
具体的には、あのエリウッドの「ロードナイト」から魔防が2下がった完全下位互換であり、
力こそやや高めだがそれ以外は並かそれ以下、特に速さの上限値24、魔法系並の守備23が致命的な欠点となっている。

とどめに余りの槍への拘り故にエリウッドと違い槍しか持てない
剣槍二刀流のエリウッドですら劣化パラディン扱いだというのに
その剣すらないとかどうしろと…一応今作のパラディンも斧は持てなくなったが
つまりヘクトルすら遥かに超える成長率を誇り、ヘタレることはまずないが、伸び代はエリウッドよりも絶望的。
上限値の存在を気にして育てていると、なんというかもどかしさが爆発するタイプのユニットなのである。

同じ槍のみを極めたアメリア(新人兵士3)と上限を比較してみると…


エフラム アメリア
HP 60 60
27 28
26 30
速さ 24 29
幸運 30 30
守備 23 27
魔防 23 27
必殺 +15

……貫録の全敗である。エフラムは泣いていい。
もっとも、彼女のこのクラスはこのゲームでも最強の一角なので流石に相手が悪いか。ではより一般的な相手と比較すると……、


エフラム ゼト
HP 60 60
27 25
26 26
速さ 24 24
幸運 30 30
守備 23 25
魔防 23 25
武器 槍のみ 剣・槍

……汎用職相手ですら合計値、装備ともに負けている。まぁ力が若干上回ってるだけマシか、程度。
というか合計値に至っては非戦闘要員のレナックと3しか変わらない有様なのに何のスキルも専用補正も持っていない。
一応、先の専用武器が最後の砦だが、それも気軽に使えるものでもないので、カンストユニットが揃って来るとまず二軍落ちする。
一方、妹は専用武器が強い上に本人の上限値もソードマスターの上位互換である。
序盤での使いやすさを考慮しての差なのだろうか。

こんな兄貴だが後の完全チートな主人公であるアイクに比べると、まだ制御がきいていて良いという意見も聞かれる。
対戦では他に場を譲るが、前述の通り通常の攻略においてはバランスブレイカーと言うほどではなく、それでいて非常に頼りになる兄貴である。
最良だとは言えないが、ゲーム的に見ればバランスが良いと言える。
やり込むにしてもユニットが成長しきるまでは彼を積極的に活用することで楽が出来るだろう。
とはいえ「むずかしい」のラグドゥ遺跡のやり込みも悠々とこなす程度の強さはあり、
支援をしっかり組んで専用装備を使い分ければ通信闘技場でのカンスト対決でも頑張れない事はない。極限まで上げた攻撃&必殺頼りの一発屋気味になってしまうが。
ラグドゥ遺跡や通信闘技場ではエフラムより上限値が高くても他の強クラスの影に埋もれているクラスも数多く存在するので、攻撃力特化とはいえ明確な強みがあるだけマシなのかもしれない。

ただ、北米版では頼みの綱であるジークムントの威力が低下しているらしい。
…あくまでもやり込みではなく本編基準でのバランス調整ということだろうか?


◆支援会話

フォルデ、カイル、デュッセル、エイリーク、ターナ、ラーチェルミルラ
優秀かつストーリーに食い込みやすいユニットが多いのが特徴。
ペアエンドがあるのはエイリーク、ターナ、ラーチェル、ミルラの4人で、ラーチェルとターナとは結婚する。

支援効果的にも相性の良い面子が多く、ペアエンド対象と支援を固めるだけでその爆発的な火力でむずかしいモードの上級職ザコを次々と粉砕してくれる。

エイリークとミルラとの会話ではロリコン、シスコン疑惑がある。
とは言え聖魔における彼の場合、シスコンは一般的な範疇からさほど脱している様子は見受けられない。
むしろエイリークのブラコンっぷりの方が際立っている。
戦争が始まる前はむしろヒーニアスと競い合うことが楽しかった感じが見受けられるなど、責務をブン投げて傭兵になりたい夢以外は健全な感じである。健全過ぎてターナはスネてしまう。


そしてミルラについては、彼女に原因があると思われる。というか色々と攻め過ぎである。

  • ミルラ、支援Cにて
「エフラムのこと……おにいちゃんって、呼んでもいいですか」

  • ミルラ、支援Bにて
「だから……おにいちゃん。夜……一緒に寝てくれませんか?」

  • ミルラ、支援Aにて
「とてもうれしかったです。ありがとう、お兄ちゃん……」

…最早反則である。
恐らくデュッセルでさえイチコロだろう。
こんな有様ならそりゃイケイケ面で覚えてもらえるわけだ、うん。
ついでにお兄ちゃんと言っているミルラの方が、精神的に幼いだけで遥かに年上である。
また、支援Aでは彼女をルネスに住むよう進言し、彼女ともペアEDになるが、結局彼女はこの誘いを蹴り、樹海に帰ってしまう。
彼女を俗世に引き留められるのはサレフだけである。

なお、散々ライバル設定を押し出してるヒーニアスとは支援を組めない。
友情ペアEDもありうる関係だし支援効果的にもかなりおいしい相手なのに何故だ…。


◆台詞

  • 兄上は……何処かへ行ってしまったりしないでください。どうか、ずっと……。
    ああ、分かってる。何処へも行かないさ。俺がお前を放っておくはずないだろ?
    兄上……。
    お前の気持ちは、俺が一番よく分かっている。生れた時から……いや、生れるより前から……俺達二人は、ずっと一緒だったんだからな。
    これからも……いつまでも一緒だ。
  • 騎馬戦闘の訓練は相当積んだ。俺は戦で有利になることはなんでも取り入れる性質だ。
  • 他の異界の王族は剣をよく使うようだが、俺は槍だ。槍は剣よりも強い。昔はこの槍で大陸一を目指していた。
  • 俺は強くなった、ようだな。自分でも力がみなぎっているのを感じる。だが、それだけでは駄目だ。
    昔から……俺は強いと皆は褒めてくれた。そのことを誇らしく思っていた。だが、強さでは……守れないものもある。
    強さは、傲慢さ。強いだけでは、人を倒し、屈服させ……人の気持ちが何も見えなくなる……俺はそのせいで……昔、友を失った。
    だから俺は、強さだけでなく人を思う優しさも得なければならない。
    お前といれば、それも学べるだろう。お前が俺と共にいてくれること……何よりも感謝している。
  • リオン、俺は思うんだ。俺たちは、この世界に平和をもたらすためにアスク王国に召喚された。
    しかし同時に…自分の新しい可能性を試すために、この世界に呼ばれたのではないか…ともな。
    だから俺は、アスク王国一の傭兵になろうと思う。
    その結論に至るまでいろいろなものを飛ばしてしまっていない?
  • エクラ、お前は数多の英雄を率いる力を持つ。それは、世界を揺るがすほどの強大な力だ。
    お前は思ったことはないか? その力で、もっと強い敵と戦いたいと……妙なことを聞いたな。正直に言えば、俺にはある。
    戦いを欲する衝動が……強くなるほど、戦ってみたくなる……俺の内にあるこの業は、到底王にふさわしいものではない。
    民を守るべき王になると誓い、伝承の英雄などと謳われたところで……その器には遠い。
    だが、それでも……俺は王になり、民を守る。俺の友が守ろうとした民も、すべての民を守り通す。
    それが人の身で成し得ぬなら、人を越えた王となる。それが、俺の望みだ。


ファイアーエムブレム 覚醒

他の過去作キャラ同様に魔符としてゲスト出演。
槍歩兵と言う点を再現するため、「英霊の魔符」の2と3でソルジャーとして登場したのが最大のネタ要素。
自軍で使える彼の魔符には無料配信版と「光対闇 光編」をクリアすることで入手できる有料版とがある。
残念ながらどちらもソルジャーにはなれないが、それぞれ異なるレアスキルを所持する。
前者は本来マスターロード専用のスキルである「王の器」を持ち、「大盾」「太陽」等確率依存スキルの発動率が10%上がる。
後者は獣・アーマー系への特効を無効化する「覇王」を持ち、グレートナイトやジェネラルとして戦う際に有用。
ファルコンナイトのスキル「槍の達人」を期待する声もあったが、貰ったのはゼトの方であった。
ちなみに有料版のイラストを手掛けたのは『覇者の剣』の作画も務めた山田孝太郎。

ファイアーエムブレム エンゲージ

「青き風空の指輪」に宿る「聖魔の紋章士」としてエイリークとともに登場。
エイリークとエフラムが宿る「青き風空の指輪」は1つの指輪に2人の英雄が宿るという特徴を持っているが、
シナリオに絡むのはエイリークのみであり、エフラムは戦闘時の登場に留まるため、どちらかというと一個のキャラクターと言うよりエイリークのバトル演出に近しい状態。台詞も戦闘時の掛け声のみ。
DLCキャラのヴェロニカが使用する「英雄召喚」でも他の紋章士と異なりエフラムは召喚不可。
どうにも設定的にもエフラムは表に出ることが難しいようで、エイリークとフランとの「絆会話」にてエイリークの口からエフラムは戦闘中にしか姿を現さないと語られている。
また、絆会話の中には「時々姿を見せるエイリークと似た雰囲気を持つ青年は誰か?」と尋ねられてエイリークがエフラムのことを説明するものが存在しており、ある種の謎の人物扱いされている。
一応、拠点内に仲間を配置して好きなポーズを取らせて写真を撮る「風景印画」では配置キャラにエフラムを選ぶことができる。

紋章士としての指輪の特徴は「エイリーク(FE)」の項目を参照されたい。

ファイアーエムブレム ヒーローズ

俺の戦はよく無茶だと言われたな……だが、一度も負けると思ったことはない。負けたこともな。

外伝での登場だがは兄妹愛がテーマらしく、エフラムは完全にシスコンと化している。
どのくらいシスコンかというとエイリークと深い愛情に結ばれていると言ったり、その仲ゆえに妙な噂を立てられるほどと自分で言うほどである。
ただ、後に追加された異伝によると、召喚主であるヴェロニカに「兄妹愛を示せ」と言われていた為の発言とのこと。
もっとも、堂々としすぎてエイリークが困惑するほどだったので、
やりすぎだったと言えなくもないが、エフラムならではの不器用さといったところか。
なおヒーローズのディレクターは聖魔の光石のメインライターだった前田耕平氏である。

現在は通常版が普通のガチャで、伝承の英雄版が期間限定ガチャで手に入る。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
まずは通常版。イラストは麻谷知世氏。
下級職のロードで槍・歩行ユニット。

武器スキルはターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+3の『ジークムント』
Bスキルは戦闘後、敵の守備-7『守備封じ3』
Cスキルはターン開始時、周囲2マスの敵の守備-5『守備の威嚇3』

ステータスは攻撃と守備が高く、速さと魔防が低いという歩兵のわりにはかなり高いステータス。
初期から実装されている同じく神器持ちである赤属性のクロムと似た能力傾向である。
所有している『ジークムント』は味方にバフを撒ける優秀な武器だが、エフラム自身の鈍重な性能が高速型の環境についていけず、使用者は多くなかった。
しかし、スキル継承の実装で、一定のHP以上で攻撃された場合の反撃で必ず追撃が発生する『切り返し』を継承すれば低い速さとそれに伴う火力の低さを補うことが可能になる、
2017年12月のアップデートで錬成武器対象となった。味方の強化が+4へ増加した。
特殊錬成では『自分のHPが90%以上で攻撃した場合に絶対追撃』という、他に類を見ない強力な効果を付与できるようになるなど、
着実にエフラムに追い風が吹き始めている…と思われたが体力を削られた時点で効果が消えるリスクもあってあまり都合良く使えなかった。
しかし後述の2021年のアップデートで炎槍ジークムントの錬成によってこの効果を使う機会はほぼない。

2022年9月から神装英雄に抜擢。イラストは蓮水薫氏
同作品で抜擢したアメリア以来となる巨人の国ヨトゥン王国衣装。パワータイプの彼には最適である。

投票大戦「王子VS王女」にも参戦。
1回戦では暗夜王国のレオン王子を下し、準決勝ではイーリス聖王国のクロム王子と対決した。
このクロムとの対決は熾烈を極めており、投票数が追いついたり、追い抜かされたりとこの投票大戦一の激闘であった。
最終的にエフラムが勝利したが、これ決勝戦でよかったんじゃない?な対決だったため、二人のファンアートが増えた。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2018年2月に火の伝承英雄としても参戦。こちらは属性こそ槍の青と同じだが、騎馬ユニットになっている。イラストは麻谷知世氏

武器スキルは攻撃+3
周囲2マス以内の敵と味方の数(自身と戦闘相手を除く)が同じか敵の数の方が多い時、絶対追撃『炎槍ジークムント』。
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、守備+4『鬼神金剛の構え2』
Bスキルは戦闘中、奥義発動時、与えたダメージの30%自分を回復(太陽等の効果と重複)『太陽の腕輪』
Cスキルはターン開始時、周囲1マスの味方の守備+4(1ターン)『守備の鼓舞3』

周囲2マスの中にいる味方と敵の数を参照し、敵の方が味方よりも多ければ『絶対追撃』が付与されるという、速さが低いエフラムにはありがたいスキルを持つ。

ステータスは通常版と比べてHPと苦手の魔防が下がり、耐久面は落ちている。代わりに攻撃が倍増した。

さらにデフォルトで奥義スキルに『太陽』、Aスキルに攻撃された時に攻撃と守備が強化される『鬼神金剛の構え』、
Bスキルには固有スキルであり、奥義発動時に与えたダメージの30%を回復する(『天空』や『太陽』の場合、その回復効果に30%が上乗せされる)『太陽の腕輪』を持って来るので、
敵陣に一人突出 → 時折『太陽』と『太陽の腕輪』で回復しながら敵を反撃で返り討ち → 他の味方ユニット「もうあいつだけでいいんじゃないかな…」
なんて展開が(激化斧や魔導士がいない場合)初期スキルを全て習得・装備させただけで発生する。流石イケイケ王子
また、Cスキルには『守備の鼓舞』を持つので、敵に苦手なタイプがいる場合は無理に突出させずに味方と足並みを揃えるのもアリ。
絶対追撃は発動しなくなるかもしれないが、元々高めの攻撃・守備に加えて『鬼神金剛の構え』もあるので、物理受けの壁役自体はしっかりこなしてくれる。

固有バフが存在する騎馬ユニット、かつ、猛威を振るっているシグルドや剣ラインハルトをあっさりと返り討ちにできるだけあって、
騎馬パーティーに投入しても活躍してくれるが、突然のダイムサンダ魔道軍将などの闘技場でお馴染みの強力な魔法ユニットに弱いことには注意。
ちなみに、騎馬に乗った妹(赤魔)や緑マムクートとして実装された妹分(?)にも弱い。ある意味原作再現…なのか…?

2021年9月のアップデートで上方修正。
Aスキルは「攻撃守備の孤軍4」に変わった事で孤立する条件は増えたが戦闘中の攻撃と守備が強化。
専用Bスキルは「太陽の腕輪・承」。奥義で体力を回復出来なくなったが戦闘後、HPが10回復と奥義無しで回復可能になる。
近年実装された総選挙エイリークと同じく再移動【(2)】の効果とさらにキャンセル効果無効が付いたことで攻撃性能が大きく強化した。

同時に錬成武器にも選ばれた。
自分から攻撃するか孤立するだけで戦闘中、攻撃、守備+4かつ絶対追撃と厳しい人数条件が無くなった。
特殊錬成は自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の攻撃、守備-5かつ敵の奥義カウント変動量+1と戦闘面で有利になる効果が加わった。通常版でも錬成しているとこの効果も得られる。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

そして、第二回人気投票にて男性部門第二位に輝いたことから、一位のヘクトル、女性部門一位のセリカ、二位のヴェロニカと共に、総選挙Ver.も実装。
こちらはヘクトルのような斧(緑属性)の重装ユニットとして実装された。イラストはワダサチコ氏

武器スキルは自身が強化(応援、鼓舞等)または移動+1(重装の行軍、重装のブーツ等)の効果を受けている時、絶対追撃『ガルム』、
Aスキルに近距離攻撃のダメージを軽減する『近距離防御』、
Bスキルに条件を満たせば戦闘開始時に自分の奥義カウントを-1、敵の奥義カウントを+1する『奥義隊形』、
Cスキルに味方の重装ユニットと隣接していればターン開始時に自分と隣接重装ユニットの移動距離を+1する『重装の行軍』、
そして奥義スキル『竜裂』を持つ。

突出させることで(デフォルトのスキル構成の場合)真価を発揮する伝承版と異なり、総選挙版は味方と足並みを揃えることで真価を発揮するスキル構成になっており、
重装ユニットで揃えた重装パーティーに投入すれば、味方の進軍を補助しつつ敵の物理ユニットを返り討ちにしていく壁役として活躍してくれる。
通常版、伝承版と違ってそれなりに魔防も高いので、遠距離反撃を継承すれば魔法ユニットにも対応できるようになる。

その分の弱点は多く、移動+1はともかくデバフ変換だと一気に戦闘で弱くなってしまうのが欠点。速さ自体も遅い事は変わらず、追撃は出来ても相手から追撃もされる。
重装特攻や反撃(追撃)を封じられると大ダメージは確実でもらう。

2020年9月のアップデートで第二回の総選挙英雄の錬成武器に選ばれる。
有利な状態異常で効果が発動する条件へ変更。そして自分の追撃不可を無効の追加効果を得る。
特殊錬成は自分のHPが25%以上だと戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5かつ、ダメージを与えるとHPが7回復とさらなる耐久力上昇と有利な効果が加わる個性を習得した。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

エイリークと共に2018年12月に登場したクリスマス超英雄。
総選挙版同様に重装でお馴染みのジークムントを持ってきた。クリスマスでなんて物騒な物を…
イラストは麻谷知世氏。

武器スキルは奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4『業槍ジークムント』
Aスキルは周囲1マス以内に味方がいない時、戦闘中、攻撃、守備+6『攻撃守備の孤軍3』
Bスキルは自分から攻撃した時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1『攻撃隊形3』
Cスキルは周囲2マス以内の味方は、剣、槍、斧、竜の敵と戦闘時、守備、魔防+4『近距離警戒3』

まさに「俺に任せろ!」と言わんばかりの一人で強くなるタイプ。彼らしいと言えば彼らしいが。
スキルを見ると分かる通り、強化値は総選挙版を超える。条件は少し厳しいが頼りになってくれるはず。
攻めでも守りでも任せて欲しいとまるで彼の性格を象徴している。遠距離反撃を継承すると対応の幅を広めてくれるので相性が良い。

ステータスは総選挙版と比べて魔防がエフラムの中で一番得意で魔法ユニットには強め。逆に速さは23だけで一番遅い。

弱点は総選挙版と同様。しかし孤立する前提で考えると少し使い勝手が難しい。攻めると強いが守ると追撃が出来なくなる。迎撃隊形に継承させて壁役にする方が使いやすくなる。

2022年2月のアップデートで錬成武器に選ばれる。ジークムント系列の錬成は三回目になる。
孤立以外に敵のHPが75%以上の時でも発動可能と緩くなった。そして戦闘後にはHPが7回復する追加効果も得た。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-5。同じ条件で敵から攻撃された時、攻撃が敵より1以上高ければ、2回攻撃。

条件の緩和と戦闘中に弱らせながらHP回復や敵より攻撃が高いと二回攻撃も行えるこれでもかと新個性を獲得。

俺はエフラム、ルネスの王子だ。こっちはリオン、グラドの皇子だ。よろしく頼む。。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2019年11月から新要素『比翼英雄』を引き下げて親友のリオンと一緒に登場。イラストは山田孝太郎氏。
通常版以来の下級職準拠で槍・歩行ユニット。
ボイスもしっかり二人別々で収録している。しかも比翼英雄*1だけが聞ける二人の会話も搭載。

武器スキルは重装、騎馬特効 攻撃+3
攻撃が敵より1以上高い時、または移動+1の効果を受けている時、絶対追撃『レギンレイヴ』
最初から所持するエフラム専用武器がここでようやく登場した。
Aスキルは攻撃が敵より1以上高い時、自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1かつ、ダメージ+5『剛剣4』
Bスキルは戦闘中、敵の攻撃、守備-3、かつ敵の攻撃、守備の強化の+を無効にする(無効になるのは、鼓舞や応援等の+効果)『攻撃守備の凪3』
Cスキルは奇数ターン開始時、自分と周囲1マスの味方の攻撃+6 (1ターン)(周囲1マスに味方がいなくても自分は強化される)『攻撃の波・奇数3』

まさに武器、全スキルがエフラムらしい火力and火力で固められる。
二つの特攻がある対応力と攻撃が敵より上回るか移動+1を付けるだけで必ず追撃してくれるレギンレイヴの恩恵が大きい。
攻撃は58で今まで登場したエフラムの中で一番高くスキルが腐ることはない。
これだけでも十分強いがBスキルで戦闘中弱化+強化無効とCスキルの自己強化で相手に攻撃の差を付けさせず、戦闘を有利に進める。
さらには剛剣の強化版で固定ダメージも入るおまけ付き。
後者は効果が限られるので一番発動する前者が適任だろう。

比翼スキルは自分と周囲2マスの味方歩行、重装の移動+1(1ターン、重複しない)
騎馬と飛行は効果が付かないが機動力を補えてくれる重装はありがたいだろう。

通常版と似たステータス傾向か速さはやはり並程度で魔防も少し低い。
絶対追撃に頼るせいで見切り追撃で自慢の火力が抑えられてしまいがち。
そして追撃を封じる手段はないので速さの高いキャラでは被追撃はもらう。

2022年12月のアップデートでレギンレイヴの錬成が実装。その中身はかなりぶっ飛んでいるものだった。
錬成するとまず始めに自身が移動可能な地形を平地のように移動可能

もう一度言う「自身が移動可能な地形を平地のように移動可能

つまり歩行が林マスへ移動する際は本来1マスしか動けないところ平地マス扱いとして2マス平然と移動出来る代物で機動力を実質改善したもの。
そして戦闘中、攻撃が敵より1以上高い時、または自身が【有利な状態】を受けている時、絶対追撃
戦闘開始時、攻撃が敵より1以上高い時、または自身が【有利な状態】を受けている時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
移動+1に拘らなくても有利な状態を付与しているだけで絶対追撃は行えてステータス強化も身に付けた。
特殊錬成は【有利な状態】を受けている時、【再移動(残り+1)】を発動可能
偶数ターン開始時、自身の移動+1(1ターン、重複しない)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、かつ自身が【有利な状態】を受けている時、敵は追撃不可

なんと有利な状態を付けていると再移動も出来て追撃を封じる新効果を得て移動+1は偶数ターンで補えて機動力の強化と武器スキルの効果を改善した。

ただこの比翼エフラムの実装は伝承英雄や超英雄ではない特別ガチャのみの期間限定ユニットという変な立ち位置であった。
これ以降、運営も難儀したようで比翼英雄を扱うのは超英雄だけに絞られた。

鎧のまま泳ぐのも鍛錬になるかと思っていたんだが……ヒーニアスとターナに止められてな。


23年6月には水着姿で参戦。イラストはn猫R氏。
緑属性の斧使いであり、騎馬ユニット。
休暇としてアスク王国の海に召喚されたが、海を新たな特訓場にしている。
外伝では去年実装されていた水着エイリークに浜辺の屋台に売っているかき氷を紹介された。

武器スキルは『蒼海割る裂帛の斧』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
ターン開始時、周囲1マス以内の味方が2体以下の時、自分に「移動+1」を付与(1ターン、重複しない)
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、敵の攻撃、守備-6、自身の奥義発動カウント変動量+1(同系統効果複数時、最大値適用)、
最初に受けた攻撃のダメージを40%軽減する。

Aスキルに攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、
戦闘中、自分の攻撃、守備+6、さらに移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、戦闘中、自分の攻撃、守備+○(最大4)
○が2以上の時、戦闘中、自分の攻撃、守備の弱化を無効にする『攻撃守備の激突4』
Bスキルは周囲1マス以内の味方が1体以下で自分から攻撃した時、敵は先制攻撃
周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、敵の攻撃、守備-4、
さらに攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、
戦闘中、敵の攻撃、守備-○(最大4)自分は2回攻撃、かつ戦闘中、自分の攻撃でダメージを与えた時、自分は、7回復『華日の腕輪』
Cスキルにはターン開始時、周囲1マス以内の味方が2体以下の時、自分の攻撃、守備+6、【再移動(1)】を付与(1ターン)
周囲1マス以内の味方が1体以下の時、戦闘中、攻撃、守備+3『攻撃守備の奮進』

まるでイケイケ主人公のように主に一人で戦う。
自分は戦闘中デバフやってから自分はバフで攻守共々に強化。より移動距離を伸ばしてるとさらに追加効果で有利に。
なによりBスキルが敵に先制攻撃を強制発動するユニークすぎる効果が特徴。
自慢の固さを利用して奥義カウントを早める事に着手して後から撃破へと持ち込む。

しかし効果によってはデメリットへ動く場合も起きる。
先制攻撃させたとしても敵が奥義発動可能か軽減無効の効果では不利になるか倒される立場に。
ステータスも攻撃と守備共に高いのは一緒だが速さに至ってはエフラムの中で一番壊滅的。
つまり回避スキルを最大まで発動出来てしまい、思うほどダメージが与えられなくなる。
遠距離攻撃の対策もない、騎馬特攻など典型的な弱点もあってエフラムの中では一番多め。

俺は正しくない追記・修正はしない主義だ。

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最終更新:2024年03月19日 20:43

*1 後の双界英雄も同じ。