火炎放射機(彼岸島)

登録日:2010/09/13(月) 13:35:37
更新日:2022/08/13 Sat 11:28:35
所要時間:約 2 分で読めます





火炎放射機とは『彼岸島』に登場する文房具の1つである。
彼岸島にある数少ない車(笑)のガソリンが燃料だが、本体はどうやって作ったのかは一切不明。
むしろ理由を考えたら負けだと思う。
制作者は当然、文房具屋の息子「西山君」である

西山「おい見てくれよ明! 火炎放射機作ったんだ!」

木の上でそんな物作る彼にはびっくりである。
彼曰く「蚊対策に作った」。

蚊に火炎放射機をぶつけるという発想が神。さすがは西山だぜ! 凄ェ!
この漫画はシリアスホラーじゃなかったということを再確認させられた。
その後、火炎放射機で実験として隣の木を燃やす。

ちなみに状況を説明しておくと、現在人間の集落は、吸血鬼に見つからないように森の中に家を建てて暮らしている。
人口は少なそうだが、亮介が言うには「思ったより人がいるんだな。10人くらいかと思ったが、ケタが1つ違うぜ」。
つまり、最低でも100人はいることになる。
「彼岸島は人口が少ない島なのに、まだ人間がそんなにいたんだ?」
とか考えたアナタには彼岸島は早すぎる。『キン肉マン』を読んでから来てください。
と、まあ説明が長くなったが、100人以上が暮らしている森の中で火炎放射機を作り、さらには実験と称して、
近くの木に放射してみるという危険極まりない行為が、いとも簡単に行われたのであった。
さすが彼岸島だぜ! 凄ェ!

ちなみに火力は高く、一瞬で木が燃え上がるほどである。
絶対周りの家に燃え移るはずだが、大騒ぎになる様子は無かった。

西山「誰か水を貸してくれ!」

ここは、森の中だから、簡単に水が見つかるとは思えませんが。

主人公の明は呆れ顔。
いや火を消してください。
あと火事なんか起こしたら、絶対吸血鬼に見つかります。
さすがにチワワ様ほどの火力は無さそうだが、これで西山君は吸血鬼を殺すのだろう。
恐ろしすぎる。



その後実際に蚊の育成施設内部の蚊の処理に使用された。
正に「汚物は消毒だ!」状態。

最終決戦地の第三の育成施設では吸血鬼相手でも絶大な威力を発揮した。それまで吸血鬼相手に使わなかったのはガソリンがもったいないからだろうか?






西山「皆! 火炎放射機で項目を立てれたぜ!」

明「さすが西山だ!」

加藤「凄ェ!」

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最終更新:2022年08月13日 11:28